ウタウタの実の能力が強すぎ?ウタが食べた悪魔の実やトットムジカを解説【ワンピース フィルムレッド】
『ONE PIECE FILM RED』のメインキャラであるウタは、ウタウタの実の能力者です。ウタウタの実は映画で初めて登場した悪魔の実であり、その強すぎる能力でファンを驚かせました。 そこで本記事ではウタウタの実の能力や強さを解説しながら、ウタがいつ悪魔の実を食べたのかも考察していきます! ※この記事は『ONE PIECE FILM RED』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
ウタウタの実とは?【ネタバレ注意】
ウタウタの実は、『ONE PIECE FILM RED』のメインキャラであるウタが食べた悪魔の実です。超人系(パラミシア)の悪魔の実で、映画で初登場した能力でした。 ウタウタの実はカラフルな4本のラインと全体のピンク色が特徴的で、葉が音符の形をしている非常に可愛らしい見た目をしています!
ウタウタの実の能力を解説
ウタウタの実は歌を聞かせた人間を眠らせ仮想世界に閉じ込めるのが、主な能力です。 仮想世界に閉じ込められた人物はそれに気づかず、自ら抜け出すこともできません。モニターやラジオ越しに聞かせても、同じように能力を発動できました。仮想世界はウタの意のままになり、煌びやかな衣装に着替えるのも、強敵を捕まえるのも簡単です。 また眠らせて仮想世界に閉じ込めた人間を、現実世界で操ることが出来るのも大きなポイントでした。作中では多くの一般人を操り攻撃されづらくしたり、海兵同士で戦わせたりしています。 仮想世界からは、ウタが眠らない限り出られません。映画ではウタが眠らないように、食べると数時間後に死んでしまうというネズキノコを食べている描写もあります。
ウタウタの実の能力者は魔王を呼び出せる
音楽の島「エレジア」には、魔王「トットムジカ」が古から封印されていました。ウタウタの実の能力者は、トットムジカの封印を解くことができます。 映画の舞台となったエレジアは、元々音楽の島として栄えていました。そこにやって来たのが、ウタウタの実の能力者であるウタです。島民はウタの声に惚れ、次々に楽譜を渡し歌を歌わせます。そのときウタの手元に、呪いの楽譜が。それを歌ってしまった彼女は、トットムジカを解放してしまったのでした。 ウタの体力がなくなり眠ってしまったため再び封印されたものの、トットムジカは島を1つ滅ぼすほどの強さを誇ります……!
魔王・トットムジカとは?
ウタウタの実の能力者が禁忌の楽曲を歌うことで召喚される魔王・トットムジカ。ピエロのようなコミカルな見た目をしていますが、その戦闘力の高さは歴代キャラの中でもトップクラス。あの五老星たちが脅威と感じるほどの強さを誇り、赤髪海賊団ですら倒し切ることができませんでした。 その強さの裏には、「現実世界とウタワールドで同時に攻撃しなければいけない」という秘密が存在。本編ではルフィやシャンクスたちが協力することで、何とかトットムジカを撃破することに成功していました。 また、小説版ではその正体について言及されており、それによるとトットムジカは「歌を愛する人々の負の感情が集まったもの」とのこと。「誰かに認められたい」「誰かに見つけて欲しい」という心の闇が集まり、トットムジカという魔王を生み出したものと思われます。
ウタウタの実の弱点を考察
体力勝負になってしまう
「ウタワールド」を発動にはかなり体力を要するようで、ウタはどんどん体力が削られます。現実世界でウタのスタミナが尽きて眠ってしまうと、「ウタワールド」に囚えられていた人々は解放されることに。 永久に人々を閉じ込めておきたいと思った場合、この体力消耗が激しい点は弱点となるでしょう。
天敵となり得る悪魔の実
ウタは相手に歌を聞かせることで能力発動となります。そのため音そのものを打ち消せる相手は天敵でしょう。 ドンキホーテ・ロシナンテのナギナギの実、トラファルガー・ローのオペオペの実の覚醒技・凪などは、一時的にウタの能力を封じ込められそう。 またシーザー・クラウンのガスガスの実で真空状態を作り出せば、音も伝わらないしウタ自身も窒息してしまうので、ウタの弱点となります。 とはいえどちらも初手で歌声を聞かないようにしておかないといけないので、実際に封じるのはかなり難しそうです。
覇気でウタウタの実を破ることは可能?
悪魔の実と並び、本作における重要な能力となる覇気。強力な覇気を持つ者であれば、ウタウタの実を破ることも可能だと思われます。 かつて四皇の一角を担っていたカイドウは、作中で「覇気だけが全てを凌駕する」と発言。さらにローも「過剰な覇気に能力は通じねぇ」と断言しています。つまり、覇気は悪魔の実の能力よりも上位にあり、それさえあれば能力者の攻撃を防ぐことができるということ。 実際、ウタの歌声を耳にしながらも、カタクリはウタワールドに引きずり込まれていませんでした。明確な理由は説明されていなかったものの、これは彼が持つ強力な覇気が影響していると推測できます。ウタウタの実最大の弱点は、強者が所有している圧倒的な覇気なのかもしれません。
ウタはウタウタの実をいつ食べた?
ウタがウタウタの実を食べた時期に関しては、作中で明かされていません。しかし彼女の歌を聞いて小さい頃のルフィが眠ってしまう描写があるので、フーシャ村に来たときはすでに能力者だったようです。 故郷が海賊に襲われ、両親を殺された後にさらわれたウタ。ウタウタの実は世界政府や四皇を動かすほど、重要な悪魔の実です。そう考えると彼女は赤ん坊の頃からウタウタの実を食べていたからこそ、殺されず海賊にさらわれたのかもしれません。
ウタウタの実が覚醒するとどうなる?
悪魔の実の能力者は覚醒すると、さらなる力を手にすることができます。これまで解説してきたように、ウタウタの実は非常に強力な力を有しており、一部では「ウタはすでに覚醒済みだったのではないか」とも噂されていました。 世界中の人口約7割を巻き込んだとてつもない影響力を考慮すると、「覚醒者」だった可能性は十分あると言えるでしょう。ここからさらなる覚醒があるのだとすれば、「ウタワールドで世界を侵食し、現実を思い通りに書き換えてしまう」ような、恐ろしい力を手にする可能性もあります。 もしそうなれば、自由な発想のままに戦えるルフィのギア5と同等レベルの強さを発揮できそうです。
ウタウタの実にモデル名はある?
ウタウタの実についてモデル名があるのかは明言されていないため不明です。 パラミシアはこれまでモデル名がついておらず、基本的に悪魔の実の名前がそのまま超人的な力に直結しています。これを踏まえるとウタウタの実もパラミシアなので、モデル名はないと考えるのが妥当でしょう。 もしウタウタの実がゾオン系だった場合、歌で人を惑わすギリシャ神話の半人半鳥または半人半魚の美しい怪物・セイレーンをモデルとした幻獣種モデルセイレーンといった能力名になっていたかもしれませんね。
ウタウタの実最強説!?
『ONE PIECE FILM RED』が公開され、ファンの間ではウタウタの実の強さに衝撃が走りました……!まずウタウタの実は能力を知らない人物が相手であれば、確実に勝てます。仮想世界にさえ入れてしまえば、中から抜け出す術がないのです。 作中では麦わらの一味はもちろん、ビッグマム海賊団のオーブンやブリュレも仮想世界の中に入りました。もしシャンクスがエレジアに来ない、もしくは場所がトットムジカがいるエレジアでなければ、彼らの冒険は間違いなく終了していたでしょう。 敵が海軍大将であっても、能力を知られず声を聞かせられれば誰にでも簡単に勝利できます。また映画ではコビーたちを操り、駒として戦わせる描写もありました。強さはそのまま反映されるようなので、現実世界で肉体を操れる能力も驚異です。 能力を知っていると対策も立てられますが、知られていない状況では最強と言える悪魔の実でしょう……!
「ワンピース フィルムレッド」ウタウタの実が強すぎる!
ウタウタの実は映画初登場でありながら、作中でも最強レベルの能力を持つ悪魔の実です。 映画『ONE PIECE FILM RED』ではウタが能力の強さをみせつけているので、ぜひ本編を鑑賞してみてください!