「ワンピース」五老星の名前・能力とは?強さや正体まで徹底考察!死亡説や新メンバーの紹介も
ルフィたちの宿敵と言える世界政府。そんな世界政府の表向きの頂点に君臨するのが五老星です。ついに権力の間を飛び出し、エッグヘッドに舞い降りた1110話では、謎に包まれていた彼らの驚きの事実が次々と発覚し大きな話題になりました。 そこで本記事では五老星の能力・強さや衝撃の姿、イム様やシャンクスとの関係について徹底解説!さらに、サターン聖の死亡シーンや彼らにまつわる様々な考察など、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※本記事には『ONE PIECE』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 「ワンピース」五老星の概要!イム様の駒?
- 【黒幕】イム様に完全服従
- 【名前】五老星の5人の名前や能力を解説
- 【死亡】五老星がまさかの退場?犯人は⋯⋯
- 【後任】フィガーランド・ガーリング聖が新たな五老星に!
- 【能力】五老星の共通能力の特徴を解説
- 【悪魔の実】五老星の能力は動物系幻獣種?
- 【強さ】五老星はラスボス級のパワーを誇る!?
- 【謎①】五老星とシャンクスとの関係性は?
- 【謎②】五老星とサボの関係性は?
- 【考察②】今後五老星がイム様を裏切る可能性は?
- 【正体】五老星の本当の姿を考察!不老不死なのか?
- 【登場話】五老星の登場エピソード一覧
- 【傲慢】五老星はまさかの無能?ニカ関連を解説
- 【元ネタ】五老星ってどういう意味?語源は五芒星?
- 「ワンピース」最終章は五老星の動向も注目
「ワンピース」五老星の概要!イム様の駒?

肩書き | 世界政府最高権力者 , 天竜人の最高位 |
---|---|
居場所 | 聖地マリージョア・パンゲア城内「権力の間」 |
初登場 | 25巻 |
五老星は天竜人の最高位に位置する5人の世界貴族で、世界最高の権力者と言われています。名称の通り全員が老人で、彼らの発言を考慮すると年齢は少なくとも200歳より上。200年以上生きていることがほぼ確定的となっています。 原作1086話でメンバー全員の名前が明らかになりましたが、それぞれが火星や水星など、惑星の名前からとられているのが特徴です。 彼らはずっと世界政府にとって都合の悪い事実を隠ぺいするため、ポーネグリフの解読を取り締まるなどの情報操作を行い続けてきました。世界の裏で暗躍を続けていた五老星ですが、「エッグヘッド編」でついに戦場へ現れます。 そこで彼らが妖怪やUMAなど化け物の姿に変身できることが判明。はっきり明言されたわけではありませんが、これは「悪魔の実とは別の由来を持つ能力」という可能性が高そうです。 また、サターン聖が死亡した後、フィガーランド・ガーリング聖が新メンバーとして加入。作中の描写を見るに、五老星は政府側の頂点と噂されるイム様が任命しているものと思われます。
五老星の初登場シーンは
五老星が本編に初登場したのは、25巻233話です。ルフィがクロコダイルを倒した後で、赤髪海賊団のロックスターが白ひげに接触したタイミングとも被ります。 見開きで五老星全員が描かれ、赤髪と白ひげの接触に驚きながらもそれは静観する、それよりクロコダイルの後任を探さなければと変わる情勢に悩まされていました。 この時点で只者ではない雰囲気を醸していますが、まだ世界のトップとして秩序を保とうとしているくらいのイメージですね……。
【黒幕】イム様に完全服従
長年作中の最高権力者は、五老星だと思われていました。しかし彼らよりも権力が強い、さらに上が存在したのです。 聖地マリージョアには「虚の玉座」というものが存在します。虚の玉座は王は全員が平等である象徴で、誰も座ることは許されていません。世界最高の権力者である、五老星も座れないのです。 しかし世界会議編にて、五老星が前に並ぶ虚の玉座に1人の人物が現れます。その人物は、当たり前のように虚の玉座に座ったのです。そして五老星はイム様に、跪いてみせました。 上記した描写から、イム様と五老星は完全に主従関係にあるとわかります。もしかしたらイム様は、空白の100年から五老星を従えていた存在なのかもしれません。
五老星の立場は?イム様や神の騎士団との上下関係をおさらい
「ワンピース」の世界で権力者と言われれば、誰もがチャルロス聖などの天竜人を思い浮かべるでしょう。天竜人は目についた人間を誰でも好きにできる、規格外の権力者です。それでは彼らと五老星は、どちらの方が偉いのでしょうか。 結論から言うと、より強い権力を持っているのは五老星だと考えられます。彼らは見た目からして普通の天竜人とは別物。五老星は天竜人のように醜い容姿をしておらず、服装も普通のスーツや着物です。そのうえ話し方もまったく違うなど、天竜人と一線を画す存在として描かれてきました。 また、五老星は200年以上生きていると推測されており、天竜人とは違う歴戦の猛者のような雰囲気を漂わせています。天竜人を罰する権限を持つ神の騎士団の最高司令官、ガーリング聖に「慎め」と発言したことからも、五老星が天竜人のさらに上にいる存在なのは間違いないでしょう。 作中の描写から推測するに、「ワンピース」世界における表向きの地位は五老星→神の騎士団→天竜人→CP0→人間・他種族。この順番になっていると思われます。
【名前】五老星の5人の名前や能力を解説
名前 | 役割 | 能力 | 特徴 |
---|---|---|---|
ジェイガルシア・サターン聖 | 科学防衛武神 | 牛鬼への変身 | 目の近くにアザ , 黒帽子 |
マーカス・マーズ聖 | 環境武神 | 以津真天への変身 | 白髪に白髭 |
トップマン・ウォーキュリー聖 | 法務武神 | 封豨への変身 | 頭にアザ , 白髭 |
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 | 財務武神 | 馬骨への変身 | 眼鏡 , 刀持ち |
シェパード・十・ピーター聖 | 農務武神 | サンドワームへの変身 | 金髪 , 長身 |
1073話では、五老星のうちのひとりジェイガルシア・サターン聖という名前、そして1086話にて5名全員の名前が遂に判明しました! 五老星が初登場を果たしたのは233話なので、話数にして840話、時間にして約21年かかってようやくです……。 5人とも「○○武神」という肩書きを与えられています。武神というと戦いのイメージがありますが、○○には環境や法務といった単語が入っているので、各分野の取り仕切りを担当している大臣のような立ち位置なのかもしれません。 以下の見出しではメンバーそれぞれについて詳しく解説していきます!
- ジェイガルシア・サターン聖科学防衛武神
- トップマン・ウォーキュリー聖法務武神
- イーザンバロン・V・ナス寿郎聖財務武神
- マーカス・マーズ聖環境武神
- シェパード・十・ピーター聖農務武神
ジェイガルシア・サターン聖/牛鬼(ぎゅうき)
役割 | 科学防衛武神 |
---|---|
能力 | 牛鬼(ぎゅうき) |
特徴 | 目の近くにアザ , 黒帽子 |
モチーフになった惑星 | 土星 |
モデル | マルクス |
声優 | 野田圭一 |
ジェイガルシア・サターン聖はどっしりとした体格の老人で、左頬あたりから額にかけて大きな傷跡があるのも特徴です。現役時代にはバリバリ活躍して、数々の猛者たちと激しいバトルを繰り広げてきたのかもしれませんね。 現在は年のせいなのか杖をついていますが、やはり戦闘能力の高さはトップレベル。作中では黄猿と共に前線に赴き、エッグヘッドにて麦わらの一味やボニーと戦闘しています。その際は、異常に早い回復と体から毒を噴射する攻撃という化物じみた戦い方で、一味を追い詰めました。 「サターン」とある通り、名前の由来は土星(Saturn)です。
能力は牛鬼(ぎゅうき)
サターン聖の能力は、西日本に伝わる妖怪「牛鬼(ぎゅうき)」です。 牛鬼は牛の頭に鬼の体を持つ妖怪で、非常に獰猛で残忍な性格で知られています。その能力の影響を受けているのか、作中でも変身して時間が経つごとにサターン聖は獰猛な目つきになっていましたね。 また牛鬼は毒を吐いて、人を食い殺す妖怪でもあります。そのためサターン聖の毒を使った攻撃は、五老星としての能力ではなく牛鬼としての能力なのでしょう。
トップマン・ウォーキュリー聖/封豨(ほうき)
役割 | 法務武神 |
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能力 | 封豨(ほうき) |
特徴 | 頭にアザ , 白髭 |
モチーフになった惑星 | 水星 |
モデル | ゴルバチョフ |
声優 | 平野正人 |
トップマン・ウォーキュリー聖は大きな髭が印象的で、頭部に痣もしくはシミがあります。怒って声を荒げる場面もあり、淡々とした言動が目立つ五老星のなかでは比較的表情豊かなようです。 肩書きは「法務武神」となっており、おそらくおもに法律や司法にまつわる業務を司っていると思われます。ベガパンクが配信を始めたときには他の五老星と同じく焦り、配信場所について考えをめぐらせていました。その後他の3人と共に、エッグヘッドに降り立ち変身しています。 水星(Mercury)が元ネタで、ファーストネームとラストネームそれぞれの後半部分「マン」と「キュリー」を組み合わせると「マーキュリー」となります。
能力は封豨(ほうき)
ウォーキュリー聖の能力は、中国に伝わる伝説上の怪物「封豨(ほうき)」です。 封豨は中国の桑林という地に住んでいた怪物で、巨大な猪の姿をしていました。変身後のウォーキュリー聖の姿は、立派な髭の位置にそのまま牙が生え、まさに猪そのもの。 そして封豨は凄まじい怪力と凶暴な性格を併せ持つ、人々から恐れられる存在であったようです。封豨になったウォーキュリー聖は覇王色の咆哮で敵を威圧し、ドリーとブロギーとの戦いでは牙を刃に変えてみせました……!
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖/馬骨(ばこつ)
役割 | 財務武神 |
---|---|
能力 | 馬骨(ばこつ) |
特徴 | 眼鏡 , 刀持ち |
モチーフになった惑星 | 金星 |
モデル | ガンジー |
声優 | 緒方賢一 |
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖は丸眼鏡をかけている老人。五老星のなかでも特に年長なのではないかと推測される見た目です。大太刀を手に持ち、着流しのような服を着ています。 ひとりだけ服装や名前に和の要素が取り入れられていることから、ワノ国と関係がある可能性が高いです。肩書きは「財務武神」で、財政や経済の分野を担当していると推測されます。 あまり感情的にならない性格のようで、まさに外見のモデルであるガンジーや刀を持つ武士のイメージ通り。コブラがイム様と相対した際は他の五老星と同じように銃を抜いているので、多彩な戦い方ができるようです。 「V」を「ヴィ―」と読ませ、「ナス寿郎」の「ナス」と合わせて「ヴィーナス」となる通り、金星(Venus)由来のキャラです。
能力は馬骨(ばこつ)
ナス寿郎聖の能力は、日本で伝わる妖怪「馬骨(ばこつ)」です。 馬骨は江戸時代の妖怪絵巻「土佐お化け草紙」に登場しており、カエルの妖怪である「宿守」と向かい合う姿が描かれています。その名前の通り馬の妖怪で、火事で焼け死んだ馬が化けてでた存在とのこと。 馬骨に変身したナス寿郎聖も骨だけの馬の姿をしており、頭部には布のような物を被っています。また上半身だけを完全に人間することも可能なようで、馬の足で走りながらパシフィスタを刀で斬り伏せていました……!
V・ナス寿郎聖の刀は初代鬼徹!?
最新展開でナス寿郎聖の愛刀が初代鬼徹であることが濃厚となりました! そもそも、彼の刀は鍔や柄のデザインがゾロの持つ「三代鬼徹」やワノ国篇で登場した「二代鬼徹」と酷似。そのため、一部ファンのあいだで「ナス寿郎聖が持っているのは初代鬼徹ではないか?」と噂されていました。 そして1117話でゾロと対峙した際、この噂に関する重大なシーンが描かれます。刀を交えた両者は、ここで互いの刀が鬼徹だと認識し合うような素振りを見せたのです。これにより、ナス寿郎聖の刀が初代鬼徹ということがほぼ確実になりました。
シェパード・十・ピーター聖/サンドワーム
役割 | 農務武神 |
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能力 | サンドワーム |
特徴 | 金髪 , 長身 |
モチーフになった惑星 | 木星 |
モデル | リンカーン |
声優 | 増谷康紀 |
シェパード・十・ピーター聖は七三分けした金髪と、同じ色の髭が特徴の老人です。シャツから覗く胸元から首にかけて、大きな古傷が刻まれています。スーツがよく似合うダンディな雰囲気です。「農務武神」という肩書きの持ち主で、農業や食料にまつわる政策を担当していると推測されます。 ベガパンクの配信が始まった際は、配信場所をラボフェーズと即座に断定するなど思慮深い面をみせる彼。しかしエッグヘッドでは最速でルフィを狙う描写があり、大胆な一面もあるようです。 名前にある十の読み方は、そのまま漢数字の「じゅう」です。それと「ピーター」を合わせて「ジュピター」、つまり木星(Jupiter)となります。この十というミドルネームに何か意味があるのか、それとも単なる語呂合わせのためなのかは不明です。
能力はサンドワーム
ピーター聖の能力は、ヨーロッパを中心に広く伝わる砂漠の怪物「サンドワーム」です。 サンドワームは砂漠に生息する巨大なモンスターで、ミミズのような外見で描かれるのが一般的。砂の中を自由に動きまわるとされ、映画や文学作品でも度々登場する化物です。 サンドワームに変身したピーター聖もミミズのような姿で、地中に潜り意のままに動いています。ドリーとブロギーによって救われたものの、一時は地中からの奇襲でルフィを丸呑みにしました……!
マーカス・マーズ聖/以津真天(いつまで)
役割 | 環境武神 |
---|---|
能力 | 以津真天(いつまで) |
特徴 | 白髪に白髭 |
モチーフになった惑星 | 火星 |
モデル | 板垣退助 |
声優 | 園部啓一 |
マーカス・マーズ聖は長い白髪と立派な口ひげ・顎ひげが特徴の老人で、目つきが非常に悪いです。「権力の間」ではなぜかいつも椅子に座らず立っていますが、何か理由があるのかどうかはわかりません。「環境武神」の肩書きの通り、環境にまつわる事項を取り仕切っていると思われます。 能力で変身しエッグヘッドに降り立った後は、ルッチのもとへ。そこで必要な情報をすべて簡潔にまとめたルッチに、「見事」と賛辞を送っています。しかし相棒の命を助けてほしいと頼まれた際には、「虫など踏もうとして踏むものではない」と五老星らしい発言をしていました……。 「マーズ」という単語が入っていることからわかるように、名前の由来は火星(Mars)です。
能力は以津真天(いつまで)
マーズ聖の能力は、日本の妖怪「以津真天(いつまで)」です。 以津真天は江戸時代の妖怪画集「今昔画図続百鬼」に登場する妖怪で、怪鳥の姿で描かれています。疫病が流行った江戸時代で、「いつまでも死体を放っておくのか」と口にし続け人々を恐れさせたとのこと。 その体は蛇のような体に翼が生えていたようで、以津真天に変身したマーズ聖の体も蛇のように長いのが特徴的でした。エッグヘッドでは力技でラボフェーズのバリアを突破し、ジンベエさえもその覇気に気圧される威圧感を放っています。
【死亡】五老星がまさかの退場?犯人は⋯⋯
サターン聖がイム様に粛清される
これまで不老不死の存在と匂わされていた五老星ですが、なんと111巻1125話でサターン聖が死亡してしまいます。ルフィたちがエッグヘッドを脱出したあと、彼はマザーフレイムが確保できそうな状況にひとまず安堵。 しかし、その一方でルフィを取り逃がしたことや、ベガパンクの「空白の100年」にまつわる配信を阻止できなかったことに大きな不安を感じているようでした。そんな中、サターン聖が突如大きな悲鳴をあげます。 すると、彼の口や体から黒いモヤのようなものがあふれ出したのです。サターン聖はみるみるうちに干からびていき、そのまま死んでしまうことに。胸中で「イム様!!」と口にしていたため、彼を殺したのはイム様で確定。サターン聖は任務失敗の責任を問われ、粛清を受けてしまったのです。
死因はイム様に不老を解かれたため?
五老星は不老不死や化け物への変身など、常軌を逸した能力を所持していましたが、これらの力はイムにより授けられたものではないかと噂されていました。 それを前提にサターン聖の死亡シーンを見ると、彼はイムの手により能力をはく奪されたことで死んでしまったと推測できます。死亡時に出ていた黒いモヤは、イムが与えていた力が可視化されたものだったのではないでしょうか。 それを裏付けるように、サターン聖は死に際にイムへ命乞いをしていました。そして、不老で止まっていた時間が一気に動き出したかのように干からび、最後は骨だけの状態に……。この説が正しければ、五老星の面々はイムに生殺与奪の権を握られていることになります。
【後任】フィガーランド・ガーリング聖が新たな五老星に!
サターン聖の死が描かれる一方、聖地マリージョアでも大事件が起きていました。なんと、神の騎士団の最高司令官として登場していたフィガーランド・ガーリング聖が新たな五老星に任命されたのです。 このエピソードで、ガーリング聖はパンゲア城にある「権力の間」に突如登場。そこにいた五老星たちは「何の用だ」と怪訝そうな表情を見せますが、そこで彼はサターン聖の後釜として自分が科学防衛武神を担うとまさかの言葉を返します。 周囲が驚く様子も気にせず、ガーリング聖は「共に世界を良くしよう同星達よ……!!」と堂々たる態度を見せるのでした。
神の騎士団最高司令官フィガーランド・ガーリング聖
役割 | 科学防衛武神 元・神の騎士団最高司令官 |
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能力 | 不明 |
特徴 | 三日月のようなシルエット |
モチーフになった惑星 | 月 |
モデル | ガガーリン |
声優 | 山路和弘 , 木下浩之(青年期) |
サターン聖が粛清されたのち、その後釜として五老星に加わったフィガーランド・ガーリング聖。逆立った髪と長いヒゲにより、顔が三日月のようなシルエットになっているのが大きな特徴です。 彼はもともと神の騎士団の最高司令官で、詳細な能力などは不明ですが「本作のなかでもトップレベルの強キャラでは?」と予想されています。 また、作中にはガーリング聖が仲間であるはずの天竜人を躊躇なく処刑するシーンが存在。さらに魚人族を「ゴミ」と評するなど、他の五老星よりも残虐で冷徹な性格をしていることがわかっています。
ガーリングは「月」の要素を持つ?
五老星はそれぞれ、惑星にちなんだ名前をつけられていました。ガーリング聖はその容姿から「月」を象徴する人物だと推測できます。彼が加わったことで、五老星に月・火・水・木・金が揃い、以前よりも収まりのいい形になりました。 ちなみに、作者の尾田栄一郎は過去に「月火水木金土(つきひみずきこんどう)」というペンネームを使用。五老星との繋がりを感じさせる、ユニークな名前を使っていました。
ガーリング聖はあの有名海賊の父!?

「エルバフ編」において、なんとガーリング聖がシャンクスの父親だと発覚しました!彼にはシャムロックという息子がいるのですが、そのシャムロックが「シャンクスの双子の兄」と判明。これにより、ガーリング聖とシャンクスが親子だと確定したのです。 さらに、その後の展開で2人の母がゴッドバレーという島に住んでいたこと、その母をガーリング聖が殺害していたこともわかりました。
【能力】五老星の共通能力の特徴を解説
テレパシー能力を有する
1108話にて体を黄猿に貫かれたベガパンクは、全世界に向け世界の真実を告げる配信をスタートします。それを受けた五老星は、1109話で現場にいるサターンに状況を聞いていました。 ベガパンクは黄猿が殺した、実際に見ていたと話すサターン。権力の間にいる他の五老星は「うむ」と納得し、配信を止める策を考え始めます。しかし、このやりとりは、電伝虫を通じたものではありませんでした。 彼らは、テレパシーで会話をしていたのです。テレパシーが使えるとなれば、いよいよ人間離れした存在に感じますね……。
魔法陣によるワープが可能
軍艦に乗り、エッグヘッドに来たサターン聖。しかし軍艦に乗っていたはずの彼は、突如魔法陣のようなものを通じて、ベガパンクの前にワープしてきました。 またベガパンクの配信を止めようとするサターン聖以外の五老星は、1109話にてマリージョアにある権力の間からエッグヘッドにワープしてきたのです。その際も足元には、サターン聖と同じ魔法陣が。 サターン聖が「呼ぶぞ」と言っていたので遠距離のワープには何か条件があるようですが、凄まじい能力です。
固有の番号がふられている?
1 | シェパード・十・ピーター聖 |
---|---|
2 | イーザンバロン・V・ナス寿老聖 |
3 | トップマン・ウォーキュリー聖 |
4 | マーカス・マーズ聖 |
5 | ジェイガルシア・サターン聖 |
五老星の魔法陣には、固有の番号が振られています。1094話にて描かれたサターン聖の魔法陣には「5」の文字が描かれ、それ以外の4人の魔法陣にもそれぞれ1〜4の文字が。 サターン聖が他の4人の機嫌を取っている描写はないので、数字と立場は関係ないでしょう。しかし1086話などでも同じ順番で描かれているため、何か意味があるのは間違いないと思われます! 5番を担うサターン聖が最初に死亡したことを考慮すると、この数字は「作中で死亡する順番」、あるいは「強さの順番」を表わしている可能性もありそうです。
妖怪のような姿に変身する
普段は人間の姿をしている五老星ですが、サボとクロコダイルの一件で彼らが異形の姿に変身できることはわかっていました。そして1110話にて、ついにその姿がお披露目になります。 それぞれがそれぞれの怪物に変身でき、種類は日本の妖怪からヨーロッパの怪物までさまざま。変身後も少しずつ変化しているらしく、その変化にサンジは「随分人間の部分が減った」と語っていました。 生物に変身するといばゾオン系の悪魔の実ですが、悪魔の実の能力とは少し違う異様さがあります……。
不死身ともいえる再生能力
他の五老星に先駆けて戦場に出陣したサターン聖は、戦闘で失ったツノや右腕を簡単に再生し、フランキーのビームに貫かれてもほとんどノーダメージでした。さらに、そののち参戦した五老星たちも、驚異的な再生能力を持っていることが明らかになっています。 今までに見たことがないレベルの再生を見て、ルフィは「不死身」と形容していました。彼らがゾオン系の悪魔の実の能力者ならば、これをその能力の一部と見ることも可能です。しかし、彼らの再生は少々違和感のある描かれ方をしています。 作中には欠損した体だけでなく、体外に出た血まで消えるシーンが描かれていたのです。これはまるで、怪我をした事実自体を「なかったこと」にしているかのよう。五老星が所有しているのは再生能力ではなく、「元の状態まで自分の体を戻す」時間操作のような能力なのかもしれません。
【悪魔の実】五老星の能力は動物系幻獣種?
人ならざる姿に変化!

1085話において、五老星がイムと共に異形の化け物になるシーンが描かれました。そしてそののち、五老星たちは牛鬼をはじめとした空想上の生物に変身することが判明。これ以降、「五老星はゾオン系幻獣種の能力者ではないか」と噂されてきました。 ただ、話が進むにつれ、能力者としては不自然な描写が目立ち始めます。そのフォルムの異形さや、登場時に「〇〇の実モデル〇〇」という紹介がなかった点。さらに、悪魔の実の能力では説明がつかないレベルの再生能力など、怪しいシーンが次々に描かれているのです。 一部ファンのあいだでは、イムが人を化物に変える悪魔の実の能力者で、五老星はそれにより姿を変えられているのではと噂されています。まだまだ不透明な部分が多いですが、そう遠くないうちにその全容が明らかになるはず。今後の展開に注目です!
能力のモチーフは家畜?
五老星が所持する能力のモチーフには、人々の生活に根付く家畜が採用されているのではと噂されています。 牛鬼は「牛」、封豨は「豚」、馬骨は「馬」、以津真天は「鳥(ニワトリやガチョウなど)」、サンドワームは「虫(蚕やミールワームなど)」と、彼らが変身した姿はどれも家畜として知られる生物に繋がっていくのです。これらの生き物には、「自由を奪われ人々の生活に利用されている」という側面があります。 それを考慮すると、もしかしたら彼らはイムに利用されているだけの操り人形なのかもしれません。五老星のモデルに「自由や民主主義を象徴する人物」が採用されていることを考えると、そもそも「彼らはイムと敵対している人物だった」という仮説も成り立ちそうです。
絵本がモデル?
その姿は有名な絵本『かいじゅうたちのいるところ』(画像)をどこか彷彿とさせ、ファンのあいだではこれが元ネタなのではないかという声も上がっています。 ただしこの絵本に登場する怪獣は全部で7匹。本当にモデルにしているのだとすれば、あと2人仲間が出てくる可能性があるということになります。 また本作は、とある男の子がかいじゅうを従える王様となるも、結局は家に帰りたくなってその地位を捨てる……というほのぼのとした物語。そのため本編とはあまり関係がなさそうですが、ひょっとしたらイムが王様をやめる展開を暗示しているのかもしれません。
【強さ】五老星はラスボス級のパワーを誇る!?

これまで謎に包まれていた五老星の戦闘能力が、ついに1110話でお披露目となりました! 馬骨となったナス寿郎星は刀でパシフィスタを斬り伏せ、一撃で戦闘不能に。以津真天になったマーズ聖は、ラボフェーズのバリアを簡単に突破してみせました。封豨に姿を変えたウォーキュリー聖はドリー、ブロギーの2人と渡りあい、牛鬼になったサターン聖は毒を噴射します。 またカイドウ戦で判明した通り、強さに重要なのは覇気です。五老星は当たり前のように覇王色の覇気を使えるようで、それはルフィやジンベエが気圧されるレベルでした。 他にもテレパシーやワープなど人間離れした能力を持っており、彼らがチート級に強いことは間違いないでしょう……!
四皇とどっちが強い?
五老星は誰も彼もが、驚異的な戦闘力と再生力を有しています。作中最強レベルであることは間違いありませんが、同じく最強候補である四皇と比べるとどうでしょうか。四皇に名を連ねるルフィはサターン聖に止めを刺せないながらも、ニカの姿でかなり優勢に戦いを進めていました。 サターン聖は黄猿と共闘していたため、単体での戦闘力は四皇に軍配が上がりそうです。ただ、五老星の能力が全て解禁されたわけではありません。新情報が明らかになれば、彼らの方が優位に立つ可能性も十分あるでしょう。 現時点では、四皇と五老星の強さはほぼ同等程度に捉えておくのがよさそうです。
神の騎士団とどっちが強い?
世界政府直属の組織「神の騎士団」。驚異的な強さを誇る彼らですが、作中には騎士団メンバーが五老星に敬意を払う場面が描かれています。このことから、五老星の方が上の立場なのはほぼ確定。実力的にも五老星が上位と見て間違いないでしょう。
五老星で一番強いのは誰?
共闘シーンしか描かれておらず、五老星それぞれの強さははっきりしていません。 ただ、サターン聖の死亡などをヒントに、彼らに割り振られた番号が強さの順になっている可能性が浮上。それが正しいとすれば、1番を担っているシェパード・十・ピーター聖が最強だと推測できます。
【謎①】五老星とシャンクスとの関係性は?

「世界会議編」でシャンクスが五老星と会談したため、一時は「シャンクス=五老星の仲間説」が囁かれていました。しかし、シャンクスに瓜二つの双子の兄・シャムロックがいると発覚し、「五老星と話していたのはシャムロックだったのでは」という可能性が浮上。 現時点ではシャムロック説を押す声が多くなっています。ただ、シャンクス自身も天竜人の血を継いでいることは確か。その血統を利用すれば、五老星に近付くことも難しくはないでしょう。 場合によってはシャムロックの存在もミスリードの材料。実はシャンクスと五老星が裏で繋がっていた、そんなどんでん返しもあり得るかもしれません。
【謎②】五老星とサボの関係性は?
サボは、五老星から追われる身となっています。 彼はコブラと五老星、イム様が話している場面を、目撃してしまいました。そして殺されそうになったコブラを救うため、五老星の前に出てきてしまいます。なんとか逃げたサボですが、コブラとの会話を聞かれイム様の存在を知られた五老星からすれば、彼は絶対に消さなければならない存在。 また革命軍であるサボも、本当の敵として世界政府の頂点に君臨する五老星に照準を合わせていました。サボと五老星は、お互いがお互いを敵とみなす、対立する関係なのです。
【考察①】五老星が太陽系の惑星の名前を持つ理由は?
トップマン・ ウォーキュリー聖 | Mercury (水星) |
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イーザンバロン・ V・ナス寿郎聖 | Venus (金星) |
マーカス・ マーズ聖 | Mars (火星) |
シェパード・ 十・ピーター聖 | Jupiter (木星) |
ジェイガルシア・ サターン聖 | Saturn (土星) |
五老星の名前には、5人とも共通して太陽系の惑星の名前が入っています。 これまで本作では古代兵器としてウラヌス(天王星)、ポセイドン(海王星)、2006年に太陽系から外されてしまったもののプルトン(冥王星)が登場済みです。ここから地球を除くと水星、金星、火星、木星、土星の5つとなり、五老星との数も合うのです。 「太陽系」と聞くとどうしても連想してしまうのが「太陽の神・ニカ(=ルフィ)」の存在。それを踏まえると、太陽系の惑星を元ネタとする五老星は元々、ニカの仲間や同志だったとも考えられます。 また、五老星に新メンバーとして加入したガーリング聖が「月」を象徴しているのも気になるポイントのひとつ。月は太陽と対をなす存在です。もしかしたらガーリング聖はニカ(ルフィ)と対立するライバル、最終局面で激突する強敵になるのかもしれません。
【考察②】今後五老星がイム様を裏切る可能性は?
112巻1138話で存在が明らかとなった「神典(ハーレイ)」。巨人族に古くから伝わる伝承で、エルバフにはこれをもとにした壁画が存在。そこには3つの世界が描かれており、3つ目の世界は「ワンピースのラストバトルを示唆している」と噂されています。 実はそこに船に乗る5人の人物、五老星らしき姿が描かれているのです。しかも、彼らはイム様と思しきキャラから離れ、ニカ(ルフィ)の方へ向かっています。もしかしたらこれは最終決戦で五老星たちがイム様を裏切り、ルフィ側につく伏線なのかもしれません。 また、五老星たちのモデルになっている人物の経歴なども、この説を後押しする要素になっています。ここからは、そんな彼らのモデルたちを紹介。いったいどんな人物が五老星の元ネタになっているのでしょうか。
五老星のモデルの人物は自由を求めた偉人?
「ワンピース」にはモデルが存在するキャラクターも多いです。そして五老星にも現実世界でのモデルがいると言われています。 それぞれの見た目の特徴から考えられるモデルの一覧がこちら。
トップマン・ ウォーキュリー聖 | ゴルバチョフ ソビエト連邦の民主化を進め冷戦終結に貢献した |
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イーザンバロン・ V・ナス寿郎聖 | ガンジー 非暴力・不服従という手段でインド独立を推し進めた |
ジェイガルシア・ サターン聖 | マルクス 平等な社会の必要性を説き、社会主義運動に大きな影響を与えた |
シェパード・ 十・ピーター聖 | リンカーン 人民の意志を重視し民主主義の思想を貫いた |
マーカス・ マーズ聖 | 板垣退助 政治に民意を反映させるよう訴え、自由民権運動を展開した |
五老星のモデルは作中の彼らとは対照的に、自由を求め世に広めた人物たちなのです! 「自由」という言葉は権威のトップに立つ5人にはあまり似合わないものですが、だとすると今の彼らの姿は偽りなのかもしれません。ひょっとすればどこかのタイミングでイムを裏切る可能性も……?
【正体】五老星の本当の姿を考察!不老不死なのか?
五老星は過去の回想シーンからまったく歳をとっておらず、不老不死説が浮上。「歴戦の猛者」を思わせる雰囲気から、「空白の100年を生き抜いた人物」「世界政府創設メンバー」と噂されていました。 しかし、サターン聖が死亡したことで、不老不死説は完全に否定されることに。ただ、彼らが200年以上生きていること、そして不死身レベルの再生力を持っているのは間違いありません。その理由は明確になっていませんが、おそらくイム様がこれらの力を授けていると思われます。 イム様は「悪魔契約」という、対象に特殊な力を与える能力を所持。おそらくこれを駆使して、五老星たちに永遠とも思える寿命や驚異的な回復力を授けていたのではないでしょうか。サターン聖はその力を回収され、死んでしまったのかもしれません。 ここからは、かつて不老不死の根拠として語られていた要素を紹介。可能性は極めて低いですが、ギリギリ残っている不老不死の線について考察していきます。
オペオペの実で不老に?
限りなく0に近いですが、五老星が不老不死という可能性もまだ残っています。その根拠となり得るのが、トラファルガー・ローが所持しているオペオペの実の能力です。オペオペの実には「他人に不老手術を施す」という究極の技があります。 五老星はこれを利用し、不老不死の体を手に入れたのかもしれません。ただ、オペオペの実の不老手術は、術者の命を犠牲にする技です。悪魔の実は能力者が死ぬと、世界中のランダムな位置に復活します。そのため、5人が同時期に不老不死になることはほぼ不可能。 サターン聖の死亡事例も含めて考えると、「五老星=不老不死」は十中八九あり得ないと推測できます。
【登場話】五老星の登場エピソード一覧
登場エピソード | 概要 |
---|---|
25巻・233話 | 赤髪と白ひげ接触の報告を受ける |
32巻・303話 | 青キジ不在の報告を受ける |
37巻・355話 | スパンダムと古代兵器について会話を交わす |
41巻・395話 | クローバー博士から仮説を聞く |
45巻・433話 | 赤髪と白ひげが直接接触したと報告を受ける |
60巻・594話 | ルフィが起こした騒ぎについて話す |
79巻・793話 | 赤犬に誤報を問い詰められる |
90巻・907話 | シャンクスがある海賊について話をしに来る |
90巻・908話 | イム様にひざまずく |
103巻・1037話 | あの実について話す |
103巻・1044話 | 五老星の会話からゴムゴムの実の正体が明かされる |
104巻・1052話 | ゴムゴムの実の覚醒について話す |
104巻・1053話 | ルフィの新たな手配書について怒る |
105巻・1060話 | サボの通信を傍受する |
106巻・1073話 | サターン聖がエッグヘッドに移動 |
106巻・1075話 | 扉絵に登場 |
106巻・1078話 | ヨークからの密告を聞く五老星 |
107巻・1084話 , 1085話 , 1086話 | コブラと話す五老星とイム様 |
108巻・1089話 , 1090話 , 1093話 | サターン聖の移動とヨークとの通信 |
108巻・1094話 | サターン聖がエッグヘッドに降り立つ |
108巻・1095話 | サターン聖と麦わらの一味の戦闘 |
108巻・1096話 , 1099話 , 1100話 | くまの過去編にて奴隷とバッカニア族を差別 |
109巻・1102話 | くまの自我を消すよう命令するサターン聖 |
109巻・1103話 | サターン聖と麦わらの一味・ボニーの戦闘 |
109巻・1104話 | くまに殴られるサターン聖 |
109巻・1105話 , 1106話 | サターン聖と麦わらの一味・ボニーの戦闘 |
109巻・1107話 | サターン聖が黒ひげ海賊団と接触 |
109巻・1108話 , 1109話 | ベガパンクの配信を止めようとする五老星 |
109巻・1110話 | 五老星がエッグヘッドに降り立つ |
110巻・1111話~1112話 | 五老星と麦わらの一味サイドの戦闘が開幕 |
110巻・1113話~1121話 | 「空白の100年」に関するベガパンクの配信がスタート 五老星はそれを止めるため奔走する |
111巻・1122話 | エメトが解放した覇気でサターン聖以外が強制送還 ルフィたちを取り逃がしてしまう |
111巻・1125話 | サターン聖がイム様の粛清で死に、ガーリング聖が後任に |
【傲慢】五老星はまさかの無能?ニカ関連を解説
「ワンピース」も終盤のワノ国編に突入した2022年、驚くべき新事実が明らかになります。ルフィが食べた悪魔の実の真の名は、ゴムゴムの実ではなかったのです。 世界には人々を解放し自由を与える、太陽の神・ニカの伝承がありました。その存在を口にするだけで消されてしまうほど、世界政府にはタブー視されています。ルフィが食べた悪魔の実はそんな神の力が宿った、ヒトヒトの実幻獣種モデルニカだったのです。 世界政府はこの悪魔の実を危険視し、名前を変え歴史から消していました。そして五老星は何百年もの間その存在を追っていたものの、手中に収められずにいたのでした。
五老星は無能なおじいちゃんなのか?

ゴムゴムの実に関しての衝撃事実が明かされる中、読者の中では五老星が無能すぎると大きな話題になりました。ゴムゴムの実に関して語られる際に、五老星は800年もの間この実を追っていたと話します。しかしルフィが頭角を現し始めたときに、かけられた懸賞金は3000万ベリーでした。 そのまま懸賞金は上がるものの、あくまで常識の範囲内に留まっています。ゴムゴムの実をそこまで危険視していたなら、なぜもっと早い段階で本腰を入れてルフィを捕えようとしなかったのかと考えてしまうのも無理はありません。 また肝心の能力が覚醒したシーンも、原因は五老星の命令を受けたCP0がルフィとカイドウの戦いに割って入ったことでした……。 そして、「エッグヘッド編」でついに五老星がルフィと直接対決することになるのですが、彼を倒せずに戦闘終了。ルフィの逃亡を許してしまい、サターン聖はその責任を取らされイム様の粛清を受けることに。失敗続きで挽回できないまま死ぬという、何とも惨めな最期を迎えてしまうのでした。
【元ネタ】五老星ってどういう意味?語源は五芒星?
五老星そのものの元ネタは、字面や響きからしておそらく「五芒星」なのではないかと思われます。五芒星とは、5本の線から成る星型の図形のこと。フィクションでも魔法陣などとして出てくることが多いため、なじみがあると感じる人も多いでしょう。 五芒星は魔術と深い関係があり、守護のために使われたり、またそれとは逆に、上下を逆さにして悪魔の象徴とされたりすることもあります。このネーミングは、国を守る(支配する)存在と思いきや実は悪魔……そんな五老星の正体を示唆しているのかもしれませんね。
「ワンピース」最終章は五老星の動向も注目
今回は世界の真相をすべて知る五老星の謎を徹底考察してきました。エッグヘッド編ではついにその能力が明かされ、麦わらの一味と相対した彼ら。その強さは人間離れしており、ルフィたちの今後の大きな壁になるのは間違いないでしょう。 続くエルバフ編ではなんと戦場にイム様が登場!五老星の出番はないものの、今後彼らも合流し再びルフィと対峙する可能性もありそう。これからの展開に要注目です。