2019年7月5日更新

コビーの急成長を追う!海軍大将を目指す彼の活躍と現在の強さは【ワンピース】

one piece ワンピース コビー

1997年から多くの読者に愛される少年漫画「ワンピース」。海賊ルフィとは違い、海軍としての道をゆくコビーは、ファンの間では裏主人公ともいわれています。今回はそんな彼の成長をまとめつつ、彼の強さや名言を紹介していきます。

コビーはルフィが最初に出会ったライバル!海軍大将になるべく急成長を遂げる裏主人公?

ワンピース ONE PIECE

1997年に少年ジャンプで連載開始し、20年以上にわたって多くの読者に愛され続けている、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公ルフィが海賊王を目指し、仲間と共に偉大なる航路(グランドライン)を制覇していく物語です。 もちろん、物語のメインとなるのはルフィが率いる麦わらの一味の活躍です。しかしその一方、ファンの間で裏の主人公であると言われているのが、海軍に所属するコビーです。彼は物語の要所要所に登場し、その成長ぶりがたびたび話題になるのです。 今回はそんなコビーについて、彼のこれまでの成長の経緯を見ていくとともに、現在の強さや名言などを紹介していきます。 ※この記事では、2019年6月現在での「ワンピース」最新情報に触れています。ネタバレには十分に気を付けて読み進めてください。

コビーの経歴とは?アルビダの船にいたころにルフィと出会う

主人公ルフィとの出会い

コビーは幼い頃から「海軍将校になる」という夢を持ちながら、ドジでひ弱な性格がわざわいし、女海賊アルビダの船で雑用をさせられていました。 そんなとき、樽の中に入ったまま遭難していたルフィと出会います。「海賊王になる」という大それた夢を、何の恥ずかしげもなく、声高らかに語るルフィ。コビーはルフィと出会い、自分も変わる決心をするのでした。 そして、アルビダに逆らい船を出ることに。そして海軍のモーガン大佐が海軍を私物化し、やりたい放題やっていたシェルズタウンでルフィと別れ、夢の第一歩として海軍に所属することが出来たのでした。

再登場では精悍な青年に

ルフィと別れて以来、本編には登場していなかったコビー。彼が再登場したのは、ウォーターセブン編が終わった頃です。 エニエス・ロビーで世界政府の諜報機関CP9(サイファーポールNo.9)との死闘を経て、ロビンを助け出した麦わらの一味。戦いを終えた後は街に戻って休養していました。 そこへ、海軍中将ガープが登場。孫であるルフィを捕まえるために訪れたものの、孫だから見逃すという自由っぷりを見せました。そしてガープが連れていた部下こそ、コビーだったのです。コビーと、モーガン大佐の息子・ヘルメッポは、共にガープのもとで海軍として修行していたのです。 コビーの肉体はルフィが出会った頃とは違い、がっちりとした体型、そして精悍な顔つきのイケメンに変わっていて、ルフィとゾロにも気づかれなかったほどです。その成長度に、読者からも驚きの声が上がりました。 久しぶりに再会したルフィ、ゾロ、コビー、ヘルメッポの4人は海軍と海賊という敵同士の関係ながら、思い出話に花を咲かせるのでした。

扉絵連載で描かれた彼の成長日記を整理

コビーとヘルメッポの成長は、「ワンピース」の人気企画の一つである扉絵連載のなかで垣間見ることが出来ます。その経緯をざっくりと概観してみましょう。 コビーの海軍将校への道のりは、モーガン大佐の支配から解放された海軍153支部で、まずは雑用係から始まります。雑用を嫌がる様子のヘルメッポとは対照的に、いつでも前向きに取り組むコビーの様子が描かれました。 そんな中、罪人となったモーガンを引き取るために、海軍本部からガープ中将がやって来ます。しかし油断して眠っていたガープから、モーガンはヘルメッポを人質にして逃亡。結果的にはモーガンを捕らえ、ヘルメッポも無事に救出されたものの、その不甲斐なさに2人は涙。 その様子をみたガープは、コビーとヘルメッポを預かることに。そこから2人の本格的な修行が始まります。厳しい筋トレをする様子、2人で竹刀を使って稽古する様子、海軍の誰かに2人でボコボコにされている様子が描かれ、扉絵連載は幕を閉じました。 扉絵連載がされていた時は、ガープが本編に登場するより大分前のこと。「ワンピース」は壮大に張り巡らされた伏線が魅力の一つですが、この時からすでにコビーの再登場やガープの存在があったのです。そして扉絵連載の中でも、コビーが徐々にムキムキになっていっていることが分かります。

見聞色の覇気に目覚めたコビーの強さとは!新世界編ではいよいよ大将に......?

ウォーターセブン編で再登場したコビーは、厳しい修練の末に身につけることのできる「六式」の一つ、「剃(ソル)」という高速移動の技を習得していました。この時はルフィに一瞬で取り押さえられ敗北したものの、ルフィとの出会いから短期間ですさまじい成長を遂げていることが分かります。 そもそも「六式」の技は、長年の修行を積んだ一握りの精鋭がマスターできる、超人技です。それを短期間でわずかながらに習得したコビーは、もともと戦闘センスがずば抜けて高かったのかもしれません。 更に、海軍本部と白ひげ海賊団が激しい攻防を繰り広げたマリンフォード頂上戦争で、コビーはまたまた急成長を遂げます。次々と失われていく命をその身で強く感じ取り、「見聞色の覇気」を習得しました。

2019年現在、「ワンピース」の世界では頂上戦争から2年の時が経っています。しばらく登場していなかったコビーは海軍大佐に昇格し、さらなる成長ぶりを見せてくれました。 それは、ドレスローザとプロデンスの王たちを乗せた船が、聖地マリージョアで開かれる世界会議(レヴェリー)へ向かっているとき。彼らを襲う魚雷を、コビーが食い止めたのです。そして彼の紹介文には「海軍本部大佐」という文字。彼は2年の間に昇格していました。 船に乗っていたキュロスによれば、彼は「ロッキーポート事件」で市民を守った英雄として、有名になっているのだとか。ロッキーポート事件の詳細は明かされていませんが、首謀者はトラファルガー・ローであるとされています。コビーはいつの間にか、世間に名が知れるほど有名な人物になっていたのですね。 このコビーの急成長ぶりをみると、見聞色だけでなく武装色の覇気も身につけているとみて間違いないのでは。今後、彼が本編に登場する頃には少将か中将くらいにはなっていてもおかしくないですね。本当に海軍大将になってルフィたちを追い詰める日も、そう遠くはないのかもしれません。

コビーの名言・名シーンを紹介

世界で一番いかついクソばばあです!

コビーは初登場時、女海賊アルビダの船で雑用係をしていました。本当は海軍に入りたいのに、間違って乗り込んだ船でアルビダに従う日々、そんな時にルフィと出会ったのです。 ルフィは初めて会ったコビーに対して、海賊王になるという途方もないような大きな夢を語りました。コビーはルフィに感化され、気持ちに変化が生まれ始めます。 彼がルフィと話し込んでいるところに、アルビダがやって来ました。サボっているコビーに対し怒るアルビダ。そんな空気をものともせず、ルフィは「誰だこのイカついおばさん」と言い放つのです。 コビーはアルビダの恐怖に震え、「訂正してください、ルフィさん」と言いかけます。しかし彼の口から出た言葉は「この人は、世界で一番イカつい、クソばばあです!」というもの。ルフィに勇気をもらったコビーが一歩前進できた、名シーンです。

ぼくはいつか、海軍の、大将の座についてみせます!

コビーは東の海(イーストブルー)でルフィと別れる際、「ぼくは海軍将校になる男です」と宣言して海軍に入りました。 そしてその後、2人はウォーターセブンで再会を果たします。楽しい思い出話に花を咲かせたのも束の間、再び別れの時。コビーは「僕はいつか、海軍の、大将の座についてみせます!」と改めてルフィに宣言したのです。 大きな夢を語ったコビーは、まだどこか気弱なところが残っていて、すぐに恥ずかしい素振りを見せます。しかしそれを聞いたルフィは、「おれと戦うんだろ?だったらそんくらいなれよ。当然だ」と、あっさりコビーの言葉を受け入れました。 ルフィの存在の大きさに救われて、海軍になってもその背中を追い続けて頑張っています。そんな2人の関係性と、コビーの成長が分かる名シーンです。

命が、もったいない!

エースの命をかけて、白ひげ海賊団と海軍本部との激闘が描かれた、マリンフォード頂上戦争編。海軍の兵士たちの中には、コビーの姿も。彼は再びルフィと対峙するも、一撃で敗れてしまいました。 その後戦争は、終局へ向かいます。海軍大将サカズキ(赤犬)の手によってエースが死に、突如現れた黒ひげ海賊団によって白ひげの命が奪われます。 しかし、それでもなお戦火はやむどころか、ますます激化していくのです。目的を失っても命を奪い合う戦争を止めようと、コビーが赤犬の前に立ちはだかります。 彼は「もうこれ以上戦うの、やめましょうよ、命がもったいない!」と涙ながらに叫ぶのです。しかし、その言葉を聞いた赤犬は彼を手にかけようとします。死を目前に気を失ったコビー、しかし赤犬の攻撃は、駆け付けたシャンクスによって食い止められました。 シャンクスは「よくやった若い海兵。お前が命を懸けて生み出した“勇気ある数秒”は、良くか悪くか、たった今世界の運命を大きく変えた」と彼を評しました。 コビーの思う「正義」が、世界の運命を変えた名シーンです。

声優・土井美加がアニメ版コビーを演じる

アニメ版「ワンピース」でコビー役を演じるのは土井美加です。土井は、1954年生まれの女性声優。代表作には1982年アニメ『超時空要塞マクロス』早瀬未沙役や、1996年アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』高荷恵役などがあります。 他にも、多くのディズニー作品でメインキャラクターの吹き替えを担当した経歴のある、ベテラン声優です。幼さが残るも、一本筋の通った「正義」を持ち成長し続けるコビーを、そのイメージ通りに演じています。

コビーの今後の活躍に期待!より強くなって、ルフィを追い詰めるかも?

今回は「ワンピース」初期から登場し、急成長を遂げているコビーについて紹介してきました。 彼は海軍という立場にありながら、ルフィに憧れその背中を追って、成長を続ける人物です。見違えるほど強く、そしてイケメンになって再登場した彼は、本作の裏主人公と呼ばれることもあるほどの人気キャラクターになりました。その成長スピードを見るに、ルフィを追い詰める敵となる日もそう遠くはないかも......? 2019年現在、「ワンピース」本編ではワノ国編が大盛り上がりを見せています。その一方で、世界会議(レヴェリー)や、ルフィのライバルたちの動向も気になるところ。ワノ国編にひと段落ついたら、またコビーの活躍が描かれるかもしれません。 コビーの再登場を期待しつつ、「ワンピース」の壮大な世界観を今後も楽しんでいきましょう。