「ワンピース」ジュエリー・ボニーの正体はくまの娘!?正体やトシトシの実の能力を解説
ジュエリー・ボニーは『ONE PIECE』の登場人物で、ついに最終章に登場し今後の活躍が期待されるキャラクターです。この記事では現在判明している彼女の情報と、まだ明らかにされていない謎について考察していきます。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
「ワンピース」ジュエリー・ボニーのプロフィール
異名 | 大喰らい |
---|---|
所属 | ボニー海賊団船長 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 174cm |
悪魔の実 | トシトシの実 |
懸賞金 | 1億4000万→3億2000万 |
初登場 | 51巻498話 |
声優 | 木内レイコ(第392~736話),高木礼子(第888話~) |
ジュエリー・ボニーは、南の海出身の女海賊で、ボニー海賊団の船長。主人公のルフィ率いる「麦わらの一味」と同時期にシャボンディ諸島へ到着し、11人の億越えルーキーを指す“超新星”として登場しました。 「大喰らい」という異名を持ち、美しい容姿でありながら、ルフィにも負けないくらい大食いで、近くにある食べ物をひたすら食べます。行動や発言にも謎が多く、今後のストーリー展開に深く関わってくる可能性が高いキャラクターです。
ジュエリー・ボニーの初登場巻を
【最新】1118話でボニーがニカに?
「ワンピース」連載の第1118話「自由になる」にてボニーに関する驚きの展開が繰り広げられます。 マーズ聖がルフィたちの乗船している巨兵海賊団の船を襲撃。大量の食料を摂取し、体力が回復したルフィは再度ニカの姿になり、マーズ聖を迎え撃ちます。 圧倒的な力を誇る五老星に怖気づくボニーに対して、ルフィが「やれるさ!」と鼓舞します。するとボニーは“ゆがんだ未来”(ディストーションフューチャー)の能力を駆使し、彼女までがニカへと変身するのでした。
【正体①】ボニー=くまの娘と判明!どんな伏線があった?
1062話で判明
原作1062話にて、ボニーがバーソロミュー・くまの娘であることが確定しました。ボニーは父親を生物兵器にした張本人であるベガパンクを訪ねてエッグヘッドを訪れたのです。 以前からボニーとくまになんらかの関係があることは匂わせられていました。奴隷と化したくまを見て涙を流しているシーンもあります。他にも「ワンピース図鑑 ビブルカード」のボニーの設定画メモに気になる記述がありました。 「ベガパンクに父を元通りにさせる」とメモ書きされていて、この「父」がベガパンクに改造されたくまではないかと考察されていたのです。設定段階なので変更されている可能性もありましたが、結果的には正解だったいうわけですね。
1098話でさらなる進展!くまは義父だった
漫画第1098話“ボニー誕生”にて、ボニーの出生について新たな情報が明かされました。なんとくまは実父ではなく、養父だったのです。 14年前のこと、ボニーの母親のジニーは天竜人に目をつけられ、マリージョアへと連れ去られていました。目的はジニーを天竜人の妻とするため。ジニーはマリージョアにいる間に、天竜人との子供を授かっており、その子供こそがボニーだったのです。
ソルベ国の王女説が濃厚
悪魔の実の能力により年老いた姿になったボニーは、各国首脳が集う世界会議(レヴェリー)にソルベ王国王太后コニーとして現れます。王太后とは先代国王の妻という意味で、天竜門の門兵はコニーのことを問題なく通しているため、実在する王太后であることがわかります。 さらに、世界会議に天竜人の奴隷として扱われる「バーソロミュー・くま」が現れた際、くまが元ソルベ王国国王だということが明らかになりました。 コニーとの血縁関係はないものの、父のくまが国王だったと考えると王女説が濃厚になります。しかし父を助けるためソルベ国を飛び出し海賊になったと考えられるのです。
【正体②】ルフィの母親説やエースの姉説は結局本当なの?
エースの姉説
- エースもボニーも「南の海」出身
- ボニーのモデルは18世紀に実在した海賊「アン・ボニー」
- エースの母が女の子なら「アン」と名付けようとしていた
「ボニーはエースの姉説」も存在します。根拠は彼女の出身と名前です。ボニーは「南の海」出身と公開されています。エースも「南の海」出身なので、生まれ故郷は一致しますね。 名前についてですが、ボニーのモデルは18世紀に実在した女海賊「アン・ボニー」とされています。エースの母親ルージュは生まれてくる子どもが女の子なら「アン」と名付けようとしていました。これを関連づけると、エースの姉説が信憑性を増します。
ルフィの母親説
- ルフィの母は原作未登場
- 年齢を変えられる悪魔の実
- Dの一族は大食いの家系説
- 肉の食べ方がエースやルフィと類似
ボニーがルフィの母親ではないかという説がありました。ルフィの母親は作中では言及されたことはなく、未登場です。ルフィの過去については、義兄弟関係以外はほとんど明かされていません。 映画「RED」で急に幼馴染の女の子が出てきても違和感が無かったほど語られていない状態です。子供や老婆に変身できるボニーなら、年齢的な意味でルフィの母親でもおかしくはありません。 ただ父であるバーソロミュー・くまが公表通り47歳だとするとボニーの年齢は少なくとも30歳以下と考えられ、その場合は母親説がなくなります。 またシャボンディ諸島で同じ島にいたルフィに対してボニーはそこまで注目していませんし、作者はルフィの声を担当している田中真弓に「冒険の対義語は母親」と発言していたそうなので、母親が重要な役割を果たすことはなさそうです。以上からボニーがルフィの母親の可能性は低いでしょう。
【仲間】ボニーは麦わらの一味の仲間になる!?
ワノ国編が終了し、最終章が開始した直後の原作1060話で、ジュエリー・ボニーが再登場。前回の出番が908話だったので、約150話ぶりの登場です。ルフィ達がワノ国を出て次の島へ向かう途中で接触しました。 渦の中に閉じ込められていたようで、子どもの姿で気を失っている状態から、ルフィやジンベエの手によって救出されました。 ボニーは父を治させるためドクターベガパンクを追い回し始めます。ベガパンクは「サイボーグになった理由はボニーに明かさない、とくまと約束した」と明かしました。しかしボニーは父の記憶の結晶を発見してしまいます。 そして1083話では1ヶ月前に行われた「世界会議」中のマリージョアが登場。父を探すボニーはサボに父の身柄を確保するよう頼み、エッグヘッドに向かいました。
ボニーは仲間になるのか?
ボニーの年を操作する悪魔の実が「トシトシの実」だとすると「10・4」で表せるため「麦わらの一味の悪魔の実が全て数字で表現できる」という条件をクリアしています(ゴムゴムは5656、ハナハナは8787など)。 また、これまでの仲間になった経緯を振り返ると*ゾロからジンベエまで仲間になる前に「共闘して敵に立ち向かう」というエピソードが描かれていました。 これまでこの条件にボニーは含まれていませんでしたが、エッグヘッド編にてついに、共闘するシーンが! さらに過去の辛い別れを経験しているという条件もクリアしているため、麦わらの一味の新たな仲間になる可能性が高まってきます。
【能力】トシトシの実の特徴やボニーの強さは?
ボニーの悪魔の実は、自分の肉体や相手の肉体の年齢を自在に操作できるトシトシの実。この能力により、海兵を子供や老人に変化させて戦闘力を下げたり、自身の年齢を操作して、「マリージョア」に潜入するなどしています。 悪魔の実の能力としては、戦闘に長けた能力というより、潜入や逃亡に向いた能力と言えるかもしれません。実際、強敵を倒している描写もなく、黒ひげには敗北し、「仲間にするには弱くて要らねえ」と言われているため、実際の戦闘能力は高くないと考えられます。 一方で、年齢操作により相手を弱体化できるため、例えばルフィやゾロと言った戦闘能力の高いキャラと共闘できれば、戦闘でも活躍できるでしょう。
【正体の伏線①】ボニーに対する赤犬の発言
該当シーン | 61巻・595話 |
---|
「マリンフォード頂上戦争」の後、ボニーは新世界のとある燃える島で、黒ひげに敗れ海軍に引き渡されます。なぜ黒ひげとボニーが戦うことになったのかは、明らかにされていません。 引き渡しの際、ボニーを捕まえに来た海軍の船には、海軍大将「赤犬」が乗っていました。彼女を倒した張本人の黒ひげにとっても、赤犬がやって来るのは予想外だったようで、一目散に逃亡します。 黒ひげの反応からも見て取れるように、ボニーという1人の海賊の引き渡しにわざわざ海軍大将が出てくるのは異例だと考えられます。この海軍の対応は、後に判明するボニーがバーソロミュー・くまの娘であることが深く関係していると考察できます。 さらに赤犬はボニーに対し「お前が政府から逃げたと聞いた時ァひやりとしたがのう」と発言。最初は捕まえられて逃げたと考えられたボニーですが、エッグヘッドにいたことがあるという話から保護されていたと考えられます。またその場合くまを脅すための人質であったという線も捨てきれません。
【正体の伏線②】頂上戦争の映像をみて涙
該当シーン | 58巻・565話 |
---|
マリンフォードでの頂上戦争は、シャボンディ諸島で中継映像が流されており、海賊も含め、多くの人々がその様子を見ていました。ボニーもその1人で、映像を見た彼女は涙を流します。 頂上決戦が掲載された当時、エースを見て泣いたと思われていました。しかしこのシーンは父であるくまがパシフィスタとなり戦う姿を見て涙を流していたのです。
【年齢】ボニーの実年齢、もっと幼い説
ボニーの年齢は推定24歳とされています。悪魔の実の能力によって正確な年齢は不詳となっていますが1060話で海に溺れていた時には小さな子供として登場しました。 溺れたことで悪魔の実の能力が解除されているとしたら本来は子供だった可能性が浮上します。そしてくまの亡くなった娘のクローン説が正しければ、溺れた際の娘の姿であることと合致します。 そしてボニー自身が「あたしの能力は生物に対して永遠の効力はない」と言っており一時的な変化ということも判明しました。海賊として活動するためなど何らかの理由でわざわざ大人の姿になっているのかもしれません。
疑惑の1060話を
【懸賞金】ボニーの2年後の懸賞金は?
初登場時 | 1億4000万ベリー |
---|---|
再登場時 (1060話) | 3億2000万ベリー |
ボニーが初登場したときは、懸賞金1億4000万ベリーでした。ですが、再登場した原作1060話では3億2000万ベリーと大幅に上昇しています。 懸賞金とは海軍にとってどれだけの脅威となるかを示すもの。従って、何かしたの事件を起こすとそれに伴って金額は上がります。同じ“超新星”のカポネ・ベッジは、1億3800万から3億ベリーになり、スクラッチメン・アプーは1億9800万から3億5000万ベリーになっていましたね。 過去に世界政府の監視下から逃れたことがほのめかされているボニーは、2年が経過する中で1度海軍に捕まってしまいますが、程なくして逃走しています。彼女も2年間の間に、政府に危険視される行為を繰り返していたのでしょう。 懸賞金額は彼女のこれからの行動によって、さらに上がることが予想されます。ボニーがどんな秘密を握っているのか、懸賞金額が大幅に上がった理由はなんなのか、明かされる日は近いでしょう。
【かわいい】ボニーは感情表現豊かでかわいい!
ボニーといえば大胆な性格や威勢のいい食べっぷりなど男勝りな部分が特徴的なキャラクターです。そんな性格とは裏腹な美しいビジュアルとスタイル抜群なギャップがたまりません。 エッグヘッドで登場した際には「近未来衣装の姿がかわいすぎる」「お父さん呼びがかわいい」「ルフィとお腹いっぱい食べてる姿が微笑ましい」と評判に。 戦闘での険しい表情から大食いでの嬉しそうな笑顔、そしてくまの話になるとすぐ泣いてしまう姿など喜怒哀楽がはっきりしている性格も魅力的です。
【声優】現在ボニーを演じるのは高木礼子
ボニーの声優は、アニメの392話から736話までは木内レイコ、888話からは高木礼子に変更されています。
木内レイコ
木内レイコは、1997年から活動していて、アニメ以外にも映画やドラマの吹き替え、アニマルプラネットやNEWS ZEROのナレーションなど、幅広く活動している声優。代表作に『デジモンアドベンチャー02』の本宮大輔、『冒険王ビィト』のビィトなどが挙げられます。 低めの声質が特徴的で、ビィトや本宮大輔などの少年役や、お姉さん的なキャラクターを演じることが多いようです。
高木礼子
高木礼子は、1995年にデビューした女性声優。代表作は『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の空条ホリィ、『ヒカルの碁』の和谷義高など。他にもTBSの『S☆1・スパサカ』や『美の巨人たち』のナレーションなども行なっており、幅広く活躍しています。 身長が145cmと、声優の中でも一際背が低いためマイクの高さが合わないことが多いようです。女性キャラの他に、少年役や少女役など幅広く演じ分けられ、1つの作品で複数のキャラを演じ分けることもあります。
「ワンピース」ジュエリー・ボニーの最終章での活躍に期待!
今回は「ワンピース」に登場するジュエリー・ボニーについて、詳しく解説していきました。彼女に関する謎は今後のストーリー展開に大きく関わる可能性が高く、謎は深まるばかり。 原作1060話で再登場を果たし、麦わらの一味といよいよ接触したジュエリー・ボニー。今後の彼女の動向には要注目です!