「ワンピース」Mr.2ボンクレーは生きてる?かっこよすぎる名言や死亡説を解説!
ボン・クレーは『ONEPIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターです。オカマでありながらも男気溢れる彼(彼女?)はたくさんのファンに愛されています。 今回はボン・クレーについて死亡説への考察やファンを泣かせたかっこよすぎる名言なども紹介していきます! ※この記事は2022年10月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ワンピース」ボンクレーのプロフィール
ボン・クレーは大柄で、背中に白鳥をあしらったピンクのコートやバレリーナを連想させるような服装をしており、「オカマ道(ウェイ)」を貫くオカマです。 当時まだ王下七武海だったサー・クロコダイルを筆頭に組織された秘密犯罪会社「バロックワークス」の一員としての初登場でした。 「バロックワークス」内では、上級幹部であるオフィサーエージェントの1人であり、「Mr.2ボン・クレー」のコードネームで呼ばれていました。 作中でもファンからも「ボンちゃん」の愛称で親しまれているボン・クレーですが、再登場したインペルダウン編にて「ベンサム」が本名であることが分かっています。
異名 | 荒野のベンサム |
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所属 | 元バロックワークスオフィサーエージェント |
身長 | 238cm |
年齢 | 30歳→32歳 |
悪魔の実 | マネマネの実(超人系) |
懸賞金 | 3200万ベリー |
声優 | 矢尾 一樹 |
【死亡説】ボンクレーは生きてる?
ボン・クレーは再登場したインペルダウン編の最後に死亡したのではないかという説がありましたが、結論からいうと生きているようです! インペルダウン編終盤でルフィやたくさんの脱獄者たちがインペルダウンを後にしようという時、1人残ったボン・クレーは監獄署長であるマゼランに扮して外海とつながる「正義の門」を開かせ、みんなを逃がします。 その後の本物のマゼランとの戦闘シーンを最後に生死が不明となってしまいます。直接的なシーンは描かれていなかったものの、マゼランとの実力差などを考慮しボン・クレーは死んでしまったのではないかと思われていました。 ところがその後、第666話の扉絵にてボン・クレーがインペルダウン内ニューカマーランドの女王になっている様子が描かれていたのです。 情に厚いボン・クレーは今後もルフィたちがピンチの際、再登場してくる可能性も十分にありえます。
【悪魔の実】ボンクレーの能力はマネマネの実
ボン・クレーは超人(パラミシア)系に分類される悪魔の実、「マネマネの実」の能力者です。右手で他人の顔に触れると、触れた人物の体格や声なども完璧にコピーしてその姿に変身することができます。 性別の違うナミや種族の違うチョッパーなどにも変身することができ、過去に顔に触れたことがあればその後いつでも変身できるというメモリー機能つきです。 しかし相手の身体能力までコピーできるわけではないため、他の能力者とは違い戦闘において直接能力を攻撃に使うことはほぼありません。代わりにボン・クレーはバレエのような動きで足技などを繰り出す「オカマ拳法」を用いて戦います。
【性格】ボンクレーは義理堅く漢気溢れた性格
ボン・クレーは常にテンションが高く、奇抜な風貌や言動などから笑いを誘うシーンが多いキャラクターです。一人称は「あちし」で普段はオネエ口調ですが、真剣なシーンでは男らしく凄むこともあります。 口癖である「ジョーーーダンじゃなーーーいわよーーーう!」は読者の印象にも残りやすいのではないでしょうか。 コミカルな描写の一方で、なによりも友情を重んじており、義理人情にも厚くかなり漢気に溢れた性格でもあります。 ボン・クレー曰く「友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッスィング!!!」であり、たとえ一度敵であったとしても「友達(ダチ)」と認めた相手は自己犠牲を払ってでも助けるほど義理堅いです。
【関係性】ルフィやイワンコフとの関係を解説
かなり仁義を重んじるボン・クレーですが、一度決めたらどこまでも力になってくれる頼もしいオカマです!「友達(ダチ)」と認めた相手や尊敬する相手に対する一面についても解説していきます。
ルフィとの関係
ボン・クレーとルフィは一度敵対していたこともありましたが、お互いに「麦ちゃん」「ボンちゃん」と呼び合うほどの友情で結ばれています。 ボン・クレーはアラバスタ編では海軍から麦わらの一味を逃がすため囮になり、再会したインペルダウン編でも身を挺してルフィたちを逃がしました。ルフィの窮地を二度も救っているのです。 2022年10月現在でもルフィはボン・クレーがまだ生きていることを知らないので、知ったらさぞ喜ぶ展開になるでしょうね……。
イワンコフとの関係
ボン・クレーは以前からカマバッカ王国女王であるエンポリオ・イワンコフのことを知っていて尊敬していたようです。エース救出のためにインペルダウンへ乗り込んできたルフィを手助けしたのも、友情からだけではなく投獄されていたイワンコフを助けようと考えていたからでした。 イワンコフ自身もボン・クレーが自分を慕っていることに対して好印象を抱いている様子です。 のちにインペルダウンに1人残ったボン・クレーはレベル5.5のニューカマーランドの女王として君臨していて、前女王のイワンコフの後を継いだ形になっています。
【活躍】アラバスタ編で初登場
ボン・クレーはコミック第17巻に収録されている第154話「“アラバスタへ”」で初登場しています。登場当初は偶然助けられた麦わらの一味と意気投合して交流を深めました。 のちに敵対する関係であることが分かり、バロックワークスオフィサーエージェントとしての任務を全うするべく、一味と戦うことになったボン・クレー。サンジとの戦闘で敗れますが、サンジに健闘を称えられ友情を築いています。 ルフィにボスであるクロコダイルを倒された後も、ボン・クレーは利害の一致から麦わらの一味と共闘します。最後には部下たちと共に麦わらの一味に化けて身代わりとなり、当時海軍大佐であった通称「黒艦のヒナ」率いる海軍たちに果敢に挑んでゆきました。 初登場から幕引きまで一貫して義理堅く漢らしい活躍です。
【名言】ボンクレーの号泣必至な名シーンを紹介
数々の名シーン、名言を生んでいるボン・クレーですが、2つほど紹介していきます。 アラバスタ編にてルフィたちが海軍に行く手を阻まれながらもビビとの約束を果たしに行こうとした際、「命を賭けて友達を迎えに行く友達を…見捨てておめェら、明日食うメシが美味ェかよ!!!」と仲間を鼓舞し、海軍に挑むシーン。 また、インペルダウン編にてルフィたちを逃がすためマゼラン署長と対峙し、「残す言葉はあるか!!!」の問いにたった一言「本望」と返したシーン。 ボンちゃん、かっこよすぎるよ……! この他にもかっこよすぎる名言ばかりで選ぶのに苦労しました。「ワンピース」を読んだことのない人はもちろん、大好きだという人にもまた読み返してみてほしいシーンばかりです。
【声優】ボンクレーを演じるのは矢尾一樹
アニメ「ワンピース」でボン・クレーの声優を務めたのは矢尾一樹(やお かずき)。矢尾は「ワンピース」において、ボン・クレーの他にも麦わらの一味のフランキーやクロネコ海賊団のジャンゴといったキャラクターも演じています。 特にジャンゴを演じて以来、原作者の尾田栄一郎ともかなり仲がいいようです。矢尾は全国のオカマバーへ尾田を連れていっており、その際に出会ったひとりをモデルとしてボン・クレーが生まれたようだと語っています。
漢気溢れるオカマ・ボンクレー!
自分を犠牲にしてまで他人のために奔走できる、漢気溢れるオカマのボン・クレーについて解説してきました。 大監獄インペルダウンに投獄されているため今後簡単に再登場することはないかもしれませんが、可能性は捨てきれません。ファンとしてもぜひまた登場してほしいです!