韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」キャスト＆相関図！最終回ネタバレも解説

韓国で最高視聴率29.4％を記録した大人気ドラマ『ヒョンジェは美しい〜ボクが結婚する理由(わけ)』。結婚はおろか恋愛もしない3兄弟が、マンション相続をかけて結婚相手探しに奔走するドタバタラブコメホームドラマです。 この記事では「ヒョンジェは美しい」のあらすじや相関図を紹介します。

知り合いの結婚式で、自分の息子たち3人がまだ誰も結婚していないことを比較されたギョンエ。彼女は夫ミノ、義父ギョンチョルと相談し、息子たちに「半年以内に結婚相手を連れてきた者にマンションを相続させる」と提案します。 それぞれに結婚に向けて動き出す三兄弟。しかし長男で歯科医のユンジェは、患者で弟が務める法律事務所代表のヘジュンから好意を寄せられていることに気が付きません。一方、離婚弁護士の次男ヒョンジェは依頼人のミレに出会うものの、依頼人とは恋愛をしないと決めていました。 さらに公務員試験に向けて勉強中の三男・スジェは、パティシエを目指す友人ユナと偽装結婚を企みますが、お互いに本当に好きになってしまいます。

イ・ヒョンジェは結婚を条件にマンションの相続を言い渡されるイ家の三兄弟の次男です。離婚弁護士をしており、ミレの訴訟を担当することになった彼は彼女に惹かれていきますが、依頼人とは恋愛しないと決めており、もどかしい状況がつづいていきます。 ヒョンジェを演じるのは、『製パン王キム・タック』(2010年)や『不滅の恋人』(2018年)などで知られるユン・シユン。 デビューまもなく主演ドラマが大ヒットとなった彼は、兵役を経て幅広い役柄をこなす実力派として認められるようになりました。本作は、そんな彼の原点回帰的なラブコメへの出演となります。

ヒョン・ミレはヒョンジェの依頼人です。パク・ジュニョンに勝手に籍を入れられ、戸籍上は夫婦となってしまった彼女は、結婚取り消しのために訴訟を起こします。ヒョンジェに出会い惹かれていきますが、依頼人と恋愛しないのが信条の彼との距離はなかなか縮まりません。 デパートのパーソナルコーディネーターとして働いており、ヒョンジェの大学の先輩で彼が務める法律事務所の代表であるシム・へギュンは彼女のお得意様です。 ミレを演じるのは『ブラームスは好きですか？』(2020年)で主人公の親友カン・ミンソンを演じたことも記憶に新しいペ・ダビンです。

イ家の長男で、歯科医のユンジェ。弟ヒョンジェの大学の先輩であり上司のシム・ヘジュンは患者で、彼に想いを寄せていますが気がつかず、マッチングアプリに精を出しています。 ユンジェを演じるオ・ミンソクは、『キルミーヒールミー』(2015年)など、数々のヒットドラマで印象的な役を好演。『愛はビューティフル、人生はワンダフル』(2016年)で、デビュー15年目にして脚光を浴び、2020年には映画『真犯人』にも出演しています。

シム・ヘジュンはヒョンジェの大学の先輩で、彼が務める法律事務所の代表です。ヒョンジェの兄ユンジェの務める歯医者に通っている彼女はユンジェに想いを寄せていますが、なかなか気づいてもらえません。またヘジュンはパーソナルコーディネーターであるミレのVIP顧客でもあります。 そんなヘジュンを演じるのは、『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』(2021年)など、多数のドラマへの出演で知られるシン・ドンミです。

イ家の三男で公務員試験に向けて準備中のイ・スジェ。「結婚すればマンションを譲る」と両親に言われ、友人のユナと偽装結婚を計画しますが、次第に本当にユナに惹かれていきます。 スジェを演じるソ・ボムジュンは、『わかっていても』(2021年)や『キミと僕の警察学校』(2022年)など、話題作に次々と出演し、スーパールーキーとして注目を集めています。2022年4月からは人気音楽番組『人気歌謡』のMCを務めています。

パティシエを目指すナ・ユナはスジェの友人で、彼と偽装結婚を計画します。しかし彼のことを本気で好きになってしまい……。 ユナを演じるのは2020年の『ペントハウス』で本格的に女優デビューしたチェ・イェビン。「ペントハウス」シリーズ3作に出演し、2021年には『ラヴィー！』で主演を務めました。2021年には、映画『取引完了』にも出演しています。

イ家の三兄弟の祖父で、息子夫婦と同居しているイ・ギョンチョルは、息子の妻であるギョンエと相談し、半年以内に結婚した孫にマンションを相続させることにします。 ギョンチョルを演じるのは、『がんぱれ！クムスン』(2005年)で日本でも知名度を上げたベテラン俳優パク・インファンです。1970年の『壬辰の乱』でテレビデビューした彼は、その後も数多くの作品に出演しつづけています。

イ・ミンホは三兄弟の父親で、妻や父とともに彼らに結婚するよう促します。 ミンホを演じたパク・サンウォンは、『砂時計』(1995年)でドラマデビュー後、『太王四神記』(2007年)でペ・ヨンジュンと共演。数多くのドラマで「いい人」の役を演じ、高い好感度を長く保っている人気俳優です。名作に次々と出演し、親しみやすさと高い演技力で愛される、国民的俳優の1人です。

三兄弟に結婚を条件にマンションの相続を提案する母ハン・ギョンエ。知り合いの結婚式で息子たちのことを言われた彼女は、彼らをなんとかしようと焚き付けます。 ギョンエを演じるのは、『ごめん、愛してる』(2004年)や『キム秘書はいったい、なぜ？』など、数々のドラマへの出演で知られるキム・ヘオク。出演作の多くで母親役を演じています。2023年にも『この恋は不可抗力』に出演するなど、活躍をつづけています。

ユン・ジョンジャはミレの父方の祖母です。 ジョンジャを演じたのは、ベテラン女優のパン・ヒョジュン。1969年にデビューを果たし、その後『独裁者への道～首陽大君の野望～』(1990年)や『華麗なる遺産』(2009年)、『清潭洞スキャンダル』(2014年)など、数多くの作品に出演。現在80歳ながら、活躍をつづけています。

チン・スジョンはミレの母親です。彼女にはなにやら秘密があるようで……。 スジョンを演じたパク・ジヨンは、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2017年)や『人間失格』(2021年)、『シスターズ』(2022年)などに出演。多くの作品で主人公の母親を演じており、2023年には『悪鬼』に出演しています。

ヒョン・ジノンはミレの父親で、ボンフードの代表です。 演じるピョン・ウミンは、「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズや『ペントハウス』(2020年)などの人気ドラマに多く出演しているピョン・ウミン。比較的お金持ちや主人公の上司の役を演じることが多い俳優です。

ヒョン・ジョンフはミレの弟で父が営むボンフードで本部長をしています。 ジョンフを演じるのはキム・ガンミン。『ストーブリーグ』(2019年)や「賢い医師生活」シリーズなどに出演している彼は、2023年には『シークレット・ファミリー』にも出演しており、今後の活躍が期待される若手俳優です。

イ・ギョンスンはギョンチョルの妹です。三兄弟にとっては大叔母にあたります。 ギョンスンを演じたソヌ・ヨンニョは、『野獣の美女コンシム』(2016年)や『左利きの妻』(2019年)などに出演。ラブコメからメロドラマまで幅広い作品に出演し、存在感を放っています。

チェ・マンリはギョンスンの息子です。 マンリを演じたのは、『林巨正～快刀イム・コッチョン』(1996年)や『帝王の娘 スベクヒャン』(2013年)など、多くの時代劇への出演で知られるチョン・フンチェ。本作は2015年の『軍師リュ・ソンリョン〜懲毖録＜ジンビロク＞〜』以来のドラマ出演となりました。

ユ・ヘヨンはマンリの妻です。 ヘヨンを演じたキム・イェリョンは、『スターの恋人』(2008年)や『太陽を抱く月』(2012年)、『この恋は初めてだから』(2017年)、「サム、マイウェイ」(2017年)など、数々のヒット作に出演しているベテラン女優。2023年には『秘密の女』にも出演しています。

チェ・ソンスはマンリとヘヨンの息子で、三兄弟の又従兄弟です。また、ヒョンジェが務める法律事務所の課長でもあります。 ソンスを演じるのは、『キミはロボット』(2018年)や『ストーブリーグ』(2019年)などで知られるチャ・ヨプ。2017年には映画『LUCK-KEY ラッキー』にも出演しています。

イ・ソラはソンスの妻で、三兄弟の長男ユンジェの歯科医院で働く看護助務師です。ソンスとの間に3人の子供がいます。 ソラを演じるヒョン・ジュニは「太陽の末裔」(2016年)や『素晴らしき、私の人生』(2017年)、『シンデレラも恋していいですか？』(2020年)などヒット作に出演している人気女優です。

チョン・ミヨンはスジョンの母親で、ミレの母方の祖母にあたります。 そんなミヨンを演じたのは、映画『お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ』(2019年)などで主演を務めたイ・ジュシルです。2023年にも映画『オマージュ』に出演しているほか、ドラマでは『アンティーク　～西洋骨董洋菓子店～』(2008年)をはじめとする数多くの作品に出演しています。

ソ・ヨンウンはヒョンジェの元恋人です。 演じるペ・グリンは、『美男＜イケメン＞ですね』(2009年)や『チング -愛と友情の絆-』(2009年)、『オクニョ 運命の女』(2016年)などへの出演で知られています。本作の後、2022年には『台風の新婦』に出演しています。

パク・ジュニョンはミレの戸籍上の夫です。勝手に彼女と籍を入れ、ミレから結婚取り消しの訴訟を起こされます。 ジュニョンを演じたのは、『相続者たち』(2013年)や『最後から二番目の恋』(2016年)、『SKYキャッスル』(2018年)などへの出演で知られるイ・ヒョンジン。本作の後、2022年には『黄金の仮面』に出演しています。

ミレの母スジョンが意識を失って倒れてしまいます。スジョンは重度の肝臓がんで、移植が必要なのです。ところが家族はドナーとして適合せず、唯一合格したのが娘ミレの夫ヒョンジェでした。 緊急搬送されたスジョンに家族は移植手術を受けるよう勧めます。ところがヒョンジェの実母ギョンエを気遣うスジョンは、首を縦に降りません。そこで「義母の命を救いたい」と話す息子の気持ちを尊重したギョンエは、自らスジョンを説得するのでした。 そしてスジョンは義理の息子ヒョンジェから、肝臓を移植してもらうことに決めます。

移植手術を受けることになったヒョンジェ。スジョンの父ギョンチョルは涙をためてヒョンジェに感謝します。その後ヒョンジェはスジョンとも面会しました。ヒョンジェの勇気ある決断に感謝し、必ず病気に勝ってみせる、と話すスジョン。 そして手術当日、難しい手術だと知っているヒョンジェとミレは、不安な気持ちで待機していました。無言で見つめ合う2人に、これまで過ごした日々の思い出がよみがえります。そしてヒョンジェはミレに結婚指輪を預け、手術室へ……。

手術から数か月後、そこには元気なスジョンとヒョンジェの姿がありました。移植手術は無事に成功したのです。手術後、ヒョンジェたち家族はますます絆を深めたようでした。 そしてある日、家族は80歳になるギョンチョルの誕生日をお祝いするため、集まります。順番にギョンチョルへお祝いの言葉を伝える家族たち。ところがその時、突然ヘジュンとミレの陣痛が始まってしまい……！ 相変わらず騒がしい家族たちですが、彼らの幸せなそうな姿からは、明るい未来が想像できるのでした。

マンション相続をめぐる三兄弟それぞれの恋と、家族の秘密や思惑が入り混じる『ヒョンジェは美しい〜ボクが結婚する理由(わけ)〜』。ラブコメとしてももちろん楽しめますが、登場人物それぞれの事情があり、ホームドラマとしても見どころの多い作品です。 この記事で登場人物の相関関係を整理して、ぜひ作品を観てみてください！