「ワンピース」ウォーキュリー聖の悪魔の実「封豨(ほうき)」とは？明かされた能力を徹底解説

『ONE PIECE』にて、長年謎に包まれていた五老星の正体が少しずつ明かされ始めています。その一角として名前が登場し、変身後の姿まで描かれたのがトップマン・ウォーキュリー聖です。 そこで本記事では1110話で明かされた能力「封豨」についてや、過去の登場シーン、速報ネタバレを徹底解説していきます！ ※本記事には『ONE PIECE』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

トップマン・ウォーキュリー聖は、五老星の1人です。法務武神を担当する男性で、立派な白い髭が特徴。頭にはシミがあり、外見の特徴からもモデルはゴルバチョフであると言われています。 普段はマリージョアのパンゲア城「権力の間」におり、他の4人と世界の情勢について話している彼。しかし1110話にてエッグヘッドに襲来し、読者の間では大きな話題になりました。 基本的には人間を虫のように思っており、あまり感情を表に出さないのが五老星です。しかしウォーキュリー聖は怒鳴っている描写も多く、他の4人に比べると感情豊かに振る舞っています。

封豨は中国に伝わる伝説の怪物です。桑林という場所に住んでいたとされ、巨大な猪の姿で伝えられています。 その特徴は、なんといっても怪力。乱暴な性格も相まって田畑を荒らし人間を食い殺していたようで、人々にとっては恐怖の対象であったと言われています。 また毛皮の頑丈さも常識離れしており、普通の武器では歯が立たなかったとの言い伝えも。本当に存在するなら安心して外にも出られない、まさに「怪物」ですね……。

1110話で変身した姿が描かれたウォーキュリー聖ですが、その姿はまさに猪の怪物でした。 生えていた髭を模したような立派な牙に、巨大な体。ルフィたちが逃げようとしたシーンでは、「覇王色の咆哮」を放っています。 また牙を刃に変え、ドリー、ブロギーが持つ盾と力比べをする場面も。その後追ってきたウォーキュリー聖にルフィは「業火拳銃(レッドロック)」を撃ちますが、ルフィの拳が痛くなる始末でした。防御力も、相当高いようです。

まず封豨に変身したウォーキュリー聖は、牙を刃に変形していました。ゾオン系悪魔の実であるならば、これだけでも明らかに異質ですよね。 またパワーは、一瞬であればドリーとブロギーの2人を相手に張り合えるレベル。そしてモデルとなった怪物と同じく毛皮は非常に頑丈なようで、大技「業火拳銃(レッドロック)」を放ったルフィが逆に拳を痛めるほどでした。攻撃と防御どちらとも、間違いなく作中トップレベルでしょう。 そして特筆すべきは、「覇王色の咆哮」です。 カイドウとルフィの戦いで、覇気の重要性は悪魔の実の重要性を凌駕すると明かされました。覇王色の覇気は、使える人が少ない稀有なもの。この覇気を高いレベルで使いこなせるとすれば、能力と合わさったその強さは作中最強レベルになるのではないでしょうか。

ウォーキュリー聖を含む五老星が初めて登場したのは、25巻233話です。そこでは赤髪のシャンクスと白ひげの突然の接触、そしてクロコダイルが抜けた七武海の穴に頭を悩まされる姿が描かれていました。 そのまま彼らの存在は謎に包まれ、次に大きく5人についての情報が明かされたのが107巻1086話です。そこで五老星の名前、そして肩書きが判明しました。 その後コブラとサボを殺すため変身した際にシルエットだけ描かれ、サターン聖が麦わらの一味とベガパンクの前に現れたエッグヘッド編。ベガパンクの配信を止めるためサターン聖が他の4人を招集し、魔法陣を伝ってウォーキュリー聖もエッグヘッドにやってきます。 そこで変身後の姿が、初披露となったのでした！

最新の『ONE PIECE』1112話では、それぞれの五老星が大暴れ。イーザンバロン・V・ナス寿郎聖はパシフィスタを斬り、マーカス・マーズ聖はベガパンクの配信を止めるため奔走しています。 そんななかドリーとブロギーと共に逃げるルフィの前に立ちはだかったのが、封豨に変身したウォーキュリー聖と、サンドワームに変身したシェパード・十・ピーター聖です。 ピーター聖は巨大な口で空気を吸い込むことで、ルフィを引き寄せ足止め。ルフィも負けじと折ったビルを口に投げ込み、ピーター聖は正面から食らっていました。 後ろから追いかけてきたウォーキュリー聖には、「業火拳銃(レッドロック)」で応酬。しかし攻撃はあまり効かず、ウォーキュリー聖はギロリとルフィを睨んでいます。 やはり五老星との戦いは、一筋縄ではいかないようです……！

ついに明かされた、ウォーキュリー聖の変身後の姿。その能力は、攻撃にも防御にも使える万能な強さを備えていました。 巨大な猪「封豨」の姿になり、エッグヘッドで暴れまわる彼。今後も、ウォーキュリー聖の動向に注目です！