2024年9月13日更新

「ワンピース」サターン聖の能力の正体は牛鬼?死亡説やクズと言われる理由も解説

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「ワンピース」にて、長く素性が謎に包まれていた五老星。しかし「エッグヘッド編」にて、ついにその片鱗が明らかになりました。作中に登場し、多くの情報が明かされた五老星の名はジェイガルシア・サターン聖です。 本記事ではサターン聖の戦闘シーンや発言から能力や死亡説を考察し、モデルやクズと言われる理由についても解説していきます! ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ワンピース」ジェイガルシア・サターン聖のプロフィール

ワンピースONE PIECE 五老星
本名 ジェイガルシア・サターン聖
年齢 不明
身長 不明
役職 五老星・科学防衛武神
初登場 25巻233話
声優 野田圭一

『ONE PIECE』の世界の最高権力者である五老星その1人が、ジェイガルシア・サターン聖です。 肩書きは「科学防衛武神」で、政府の科学技術や防衛政策を管理している様子。普段は聖地マリージョアのパンゲア城にいます。 ベガパンクとの会話では自分を科学者と言っており、知識も豊富なようです。ベガパンクを抹殺するため、黄猿と共にエッグヘッドにやってきました。

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まさか五老星が、直々に島に来るなんて……!

【悪魔の実?】サターン聖の能力の正体は牛鬼

該当シーン 108巻1094話

エッグヘッド編にてサターン聖は、ついに悪魔の実で変身したと思われる姿を披露しています。 頭には黒い角があり、下半身は蜘蛛のよう。黒いオーラを纏っていたことや変身後の姿から考えても、彼がゾオン系の覚醒者であることは間違いないと思われます。 単純に考えればクモクモの実ですが、それでは角の説明がつきません。読者の間では頭が牛で下半身が蜘蛛の妖怪「牛鬼」の能力であるという説が有力で、その可能性は非常に高いと感じました。 もしかしたらサターン聖は、ウシウシの実幻獣種モデル牛鬼の能力者なのかもしれません!

サターン聖は牛鬼で確定!

「ワンピース」第1110話にて、ついに五老星全員の能力がお披露目。その中で、サターン聖は牛鬼の能力と確定しました。 牛鬼とは西日本を中心に伝わる妖怪で、毒の息を吐くなどの伝承もあります。サターン聖も同様に毒物を出す特性があると思われ、その足から毒物と思われる物体を生成し、攻撃した箇所を溶かすような技を披露しています。 またルフィとドリー・ブロギーとの戦闘では、口から爆発する球体を射出。その能力の詳細や技に関しては、まだまだ謎の多い存在です。

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再生能力を持つ

サターン聖には、瞬間移動能力や念で攻撃する能力、敵の動きを封じる能力もあります。また攻撃され重傷を負ってもみるみる元通りになる、再生能力さえも備わっていました。 魔法陣で突如エッグヘッド内に出現し、麦わらの一味の動きを完全に封じた彼。しかしゾオン系の悪魔の実には、動物の能力が眠るだけで特殊能力はないはず。マルコのように幻獣種は例外だとしても、あまりにも能力が多いです。 そのためこれらの能力は、サターン聖自身の能力、もしくは科学によるものだと思われます。もし彼自身が持つ能力である場合は、いよいよその正体が人間か怪しくなってきますね……。

【死亡】サターン聖はエッグヘッドで死亡する?

ワンピース、エッグヘッド
©️尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

その驚異的な再生力から不老不死も噂されてきたサターン聖ですが、なんと1125話で死亡してしまいます!ルフィたちがエッグヘッドを脱出したあと、彼は船へと戻りマザーフレイムを確保できそうな状況にひとまず安堵。 しかし、それと同時にルフィを逃がしたことや、ベガパンクに「空白の100年」に関する秘密を暴露されたことに不安を感じているようでした。そんな中、サターン聖の口から突如大きな悲鳴があがることに。 すると、彼の口や体から黒いモヤのようなものがあふれ出します。サターン聖はみるみるうちに干からびていき、そのまま死亡し骨になってしまったのです。死に際にイムへの命乞いをしていたため、彼は様々な失態を犯した罰としてイムに粛清されたものと思われます。

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【モデル】サターン聖のモデルを解説

ワンピース ルフィ
©尾田栄一郎/集英社

サターン聖のモデルは、ドイツの経済学者であるカール・マルクスだと言われています。 マルクスは立派な白い髭が特徴的な人物で、髪型もサターン聖と似ています。そんな彼は社会主義を唱え、階級や格差のない平等な世界を支持していました。その考えは、階級社会の頂点に君臨し、天竜人の横暴を認めているサターン聖とは逆ですよね。 他の五老星のモデルも「自由」をテーマに活動した偉人が多いので、彼らの外見には皮肉が込められているのかもしれません。

【性格】サターン聖はクズすぎる?

ワンピース ジュエリー・ボニー
該当シーン 1103話(未単行本化)

これまで性格さえもよくわかっていなかった五老星。そんななかエッグヘッド編でサターン聖がしっかりと登場し、いきなり性格がクズすぎると読者の間で話題になりました……! バーソロミュー・くまが人体改造で兵器にされてしまったのも、きっかけはサターン聖です。またボニーが悪魔の実の能力者になった経緯は、謎に包まれていました。その謎は、まだ赤ちゃんだったボニーにエキスを注入し能力者の人体実験をしたとサターン聖自身が告白し、解消されます。 人間を虫ケラと呼ぶ彼に、笑えないクズっぷりだとイライラする人が多いようです……。

【活躍】サターン聖の過去・来歴を解説

200年前

サターン聖は200年前に、廃棄を命じられていたはずの鉄の巨人に関する研究を押し進めていたことがわかっています。どうやら彼は巨人に使われた技術を調査すれば、「いずれ軍の役に立つ」と考えていた様子。 科学者たちはその命に従い研究に取り掛かりましたが、結局その謎はほとんど解明できなかったようです。ちなみに、200年前の回想シーンにおいて、サターン聖の姿が過去と現在でほとんど変わっていないことが判明しました。「五老星=不老」はほぼ確定と言っていいでしょう。

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38年前~2年前

ワンピース バーソロミュー・くま

38年前、ゴッドバレーという島で天竜人・海軍・ロジャー海賊団・ロックス海賊団が入り乱れる、とんでもない戦いが繰り広げられました。実はこの現場にサターン聖も訪れていたのです。 彼はここで天竜人の奴隷だったくまと遭遇し、「お前には奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない」と発言。くまはここで手に入れたニキュニキュの実の力で逃亡に成功しますが、そののちサターン聖と再び対話することに。 当時のくまは娘であるボニーの病気を治すため、ベガパンクのもとを訪れていました。そこで治療をおこなう条件として、サターン聖は「王下七武海へ加入すること」「人間兵器として改造されること」「思考と自我を捨て去ること」を提示。くまはそれを承諾し、海軍の配下に置かれることになるのでした。

現在(エッグヘッド編)

これまで前線に出ることがなかったサターン聖ですが、エッグヘッド編でついに戦場へ現れます。彼は世界政府が隠してきた真実を知り過ぎたベガパンクを抹殺するため、海軍と共にエッグヘッドを襲撃。 そこでルフィたちと対峙し、激戦を繰り広げることになります。他の五老星も参戦し追い詰められていくルフィですが、鉄の巨人や巨兵海賊団の協力もあり何とか脱出することに成功! サターン聖はここで様々な失敗の責任を問われることに。最終的にイムの手により粛清され、そのまま命を落としてしまうのでした。

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【無能】サターン聖が無能と言われる理由を解説

牛鬼への変身や不死身と言われるほどの再生能力など、常軌を逸した強さを誇っているサターン聖。それにも関わらず、彼は一部のファンから「あまりにも無能すぎる!」と酷評されています。 振り返ってみると、サターン聖はベガパンクがくまやパシフィスタに施した細工にも気付かず、実験の結果としてボニーにトシトシの実という強力な力を付与。さらに廃棄せずに残していた鉄の巨人がルフィに加勢するなど、自分の首を絞めるような行動を何度もとっています。 さらに、サターン聖はルフィに吹き飛ばされたところで黒ひげ海賊団のデボンに触れられる(おそらく自身の変身能力に利用するため)という、今後の展開に影響しそうな大失態も犯しています。これだけの失敗を重ねていると考えれば、サターン聖が無能と言われるのも仕方ないのかもしれません。

【声優】サターン聖を演じるのは野田圭一

かりあげクン
©植田まさし/双葉社・東映アニメーション

アニメ「ワンピース」でサターン聖を演じているのは、青二プロダクション所属の声優である野田圭一です。 ナレーションなどでも長く活動し、「世界まる見え!テレビ特捜部」でも声優として活躍していた野田。代表的な役は、『かりあげクン』の木村課長役などです。 まだまだアニメでの登場は少ないサターン聖ですが、ぜひ声にも注目してみてください!

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アニメでサターン聖が深掘りされたら、ムカつきすぎてしまわないか心配です……!

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「ワンピース」サターン聖の能力と知られざる正体に要注目

サターン聖は能力にも注目ですが、その正体も見逃せません。彼の戦闘シーンを見ると、人間ではないようにも思えてきます。 サターン聖はエッグヘッド編でどのような結末を迎えるのか、今後の展開も要チェックです!