「ワンピース」モサ公の正体は誰?しらほし・ヤルルなど5人の候補とロキの関係を徹底考察
「エルバフ編」が大きな盛り上がりを見せ、その注目度が改めて上昇している『ONE PIECE』。 この記事ではそんなエルバフ編のキーマンとも噂されるモサ公について徹底解説!登場シーンやキャラの概要など、現時点でわかっている情報を紹介しながら、その正体を考察していきます。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ワンピース」モサ公の正体とは?
モサ公は単行本112巻1134話で初登場を果たした、謎多きキャラクターです。登場と言ってもその姿は現しておらず、巨人族の王子・ロキと電伝虫を通して会話したのみ。 本当の名前や外見、どんな種族でどうやってロキと知り合ったのかなど、あらゆる情報が明かされていません。ただ、その口調はとても礼儀正しく穏やか。非常に真面目で知性のある人物だと推測できます。
モサ公はロキの「見たことも会ったこともない友達」
ロキはモサ公に対し「お前とは長ェこと友達なんだ」と語りかけており、2人のあいだにある深い絆を匂わせていました。ただ、同じ場面でロキは「見たことも会ったこともねェけどよ」と発言。彼らは友人でありながら1度も顔を合わせていない、何とも不可思議な関係を築いているのです。 さらに、モサ公がロキに対し恐縮した態度を見せ敬語を使い続けるなど、一般的な「友達」とは少々違った間柄に見えます。
モサ公が受けた恐怖体験
ロキ曰く、モサ公は「過去の恐怖体験」を長いこと引きずっているとのこと。その詳細な内容は不明ですが、ロキが「おれがその現場にいたら、お前に代わってそこら一体を廃墟にし!皆殺しにしてた!」と語っていたため、かなり悲惨な目に遭ったと推測できます。 この恐怖体験の真相がモサ公の正体を知る大きな手掛かりになるはず。今後の新情報解禁に期待しましょう!
【考察】モサ公の正体として考えられる人物5選!
エルバフの長老・ヤルル説
モサ公の正体、その最有力候補として考えられるのがエルバフの長老・ヤルルです。彼は作中で嫌われ者のロキを擁護するような発言をしているほか、ロキと共に先代の王・ハラルドが殺された凄惨な現場にいたことがわかっています。 つまり、ヤルルとモサ公には「ロキの味方」、さらに「過去の恐怖体験がある」という共通点が存在するのです。そのうえ、モサ公が使っている電伝虫は口ひげが生えており、その見た目がヤルルにそっくり。これらの情報を考慮すると、モサ公=ヤルル説の信頼性はかなり高いと思われます。
フクロウの図書館長・ビブロ説
第2候補として考えらえるのが、エルバフにある「フクロウの図書館」を管理しているフクロウのビブロです。「呪いの王子」として巨人族に嫌われていたロキは、幼い頃から巨大な狼や蛇など、動物たちが友人だったと語っています。 そのため、「巨人族と縁の深い動物であるビブロ」が候補として考えられるのです。ただ、ビブロがロキに信頼を寄せているような場面がなく、過去の恐怖体験に繋がる話もないため、ビブロ説の信頼性はそれほど高くないと思われます。
フクロウの図書館司書・アンジェ説
大穴の候補として考えられるのが、フクロウの図書館で司書をしているアンジェです。彼女は巨人族の女性で、とても礼儀正しい性格の持ち主。その口調がモサ公とかなり近いので、候補のひとりとして考えられます。 また、彼女はロキがかつて求婚したローラにどことなく似ているため、2人が恋愛関係にあった可能性もありそうな予感。恋人同士であれば、ロキを影ながら支えていることにも納得がいきます。
魚人島の人魚姫・しらほし説

同じく大穴の候補としては、魚人島の王女であり、レヴェリーでマリージョアに来ていたしらほしです。「過去の恐怖体験」や「しばらく連絡が取れない」というのは、マリージョアの一件を考えれば辻褄は合います。口調もどこか似ており、「ロキさ⚪︎(⚪︎はコマで隠れている)」という呼称も信ぴょう性をあげています。 しかし、箱入り娘だったしらほしがロキとどうやって出会ったのかや、電電虫の外見が似ていないことなど、しらほしと考えづらい証拠も存在します。そのため、モサ公の正体がしらほしである可能性は低いでしょう。
マリージョアの奴隷(新キャラ)説
最後の候補としてあげたいのが、マリージョアの奴隷(新キャラ)説です。前述したように、モサ公は過去の恐怖体験を引きずっていることが明らかになっています。実は本作にそれと似たようなことを語っていたキャラが存在するんです。それは、ハンコックをはじめとするゴルゴン3姉妹。 彼女たちは天竜人のもとで奴隷として過ごした日々が忘れられず、今でもその記憶に苦しめられていると話していました。もしかしたらモサ公の正体は、彼女たちのようにマリージョアでつらい奴隷時代を経験したキャラなのかもしれません。 天竜人は人魚をはじめとする希少種族を好むようなので、112巻でその存在が明らかになった超希少種・ズシンドド族(巨人族と小人族の混血種)のキャラという可能性もありそうです。
モサ公はいったい何者なのか!最新展開を要チェック
ロキの友人という情報のみが明かされ、その正体について様々な考察が飛び交っているモサ公。 その正体が何者であろうと、今後の鍵を握る重要キャラであることは間違いないはず。ルフィやロキの動向はもちろん、モサ公に関する新情報にも気を配りながら、最新展開をチェックしていきましょう!