「ワンピース」軍子の能力・悪魔の実は?神の騎士団の一員の正体を考察
エルバフ編に突入し、さらなる盛り上がりを見せている「ワンピース」。そんな本作の終盤において、ルフィの前に立ちはだかると噂されているのが神の騎士団です。 この記事では騎士団メンバーのひとり、軍子(グンコ)について徹底解説!能力・容姿・性格など、気になる情報を余すことなくお伝えしていきます! ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
「ワンピース」軍子(グンコ)は神の騎士団のメンバー
104巻収録の1054話において、初めて言及された神の騎士団。彼らは天竜人たちが住む、聖地マリージョアの治安維持などを目的とした組織と言われています。団員はシルエットのみ描かれていましたが、1136話でついに所属メンバーが登場。それが軍子(グンコ)です。 真っ黒な帽子や衣服に身を包んだ女性で、口元や手足に包帯らしきものを巻き付けています。一見すると華奢で可愛らしい女の子にしか見えませんが、戦闘力はかなり高い様子。上から目線で他者をなじるなど、性格もかなり好戦的なようです。 ちなみに、彼女はもうひとりの騎士団メンバーと共にエルバフへ上陸。その人物の詳細は明かされていませんが、なんとその容姿がシャンクスにそっくり。一部読者のあいだではこの団員について、「シャンクスの兄弟かクローンではないか?」と考察されています。
【悪魔の実】軍子の能力はアロアロの実の矢印人間
1137話において、軍子が「アロアロの実」を食べた矢印人間ということが判明しました!こちらは服の袖などを矢印状のリボンに変化させ、自由自在に操れる能力。彼女はこの力で人間の数倍はある巨大な狼を締め上げ、簡単に無力化していました。軍子の矢印は、かなりの強度とパワーを秘めているようです。 また、敵の拘束のみならず、自身の腕や足に巻き付け攻撃力を高めたり、矢印の上に乗って移動速度をアップさせるなど、その使用方法は多種多様。ただ、矢印のかたちをしているがゆえに、「攻撃の軌道が予測できてしまう」というデメリットも存在します。 軍子はこれについて「その矢印は私の未来の確定軌道。避けられぬ暴力の宣言だ」と発言していました。もしかしたら軍子の矢印には、「どんな妨害をしても必ずその方向に向かう」という必中効果があるのかもしれません。
イム様の能力と関連がある?
本作には、軍子のアロアロの実と非常に似た力を使った人物が存在します。それがラスボス候補のひとりと言われるイム様です。イム様は107巻収録の1085話において、黒い矢印でコブラに攻撃を加えていました。 現状この力の詳細は明らかになっていませんが、もしかしたらイム様は「他者の悪魔の実をコピーする能力」を持っているのかもしれません。本作に登場する黒ひげは、何らかの力により白ひげの「グラグラの実」などの力を奪っています。 イム様も特殊な力を使い、アロアロの実をコピーしている可能性がありそうです。
【容姿】軍子はオッドアイ?そのビジュアルにファンの反響も!
軍子の右目は黒丸のなかに白丸、左目は白丸のなかに黒丸、左右で色が違うオッドアイになっています。本作ではかなり珍しいビジュアルをしており、SNSには「今までにない可愛さ!」「オッドアイがかっこよすぎる」とその容姿を褒める声が殺到。 また、大きなマントや長袖の服を着ているにも関わらず、なぜかズボンがホットパンツのように短い、その不可思議な服装にも注目が集まっていました。そんな特徴的なビジュアルをしている軍子ですが、実は「モデルになったのではないか?」と噂されるキャラが存在します。 それは『それいけ!アンパンマン』に登場するロールパンナです。確かに口もとを布で隠している点、リボンを武器に戦う点など共通点が多数存在。また、ロールパンナは正義と悪の心を持っているため、それがオッドアイに反映されているのではと推測されています。
オッドアイの神秘的なルックスが印象的!口もとの布を外した素顔も気になります。
【性格】軍子は気高く威圧的な性格
軍子はプライドが高く、かなり威圧的な性格をしています。ワガママさがにじみ出ている尊大な口調をしており、気に入らない相手を「非礼者」とののしる場面も存在。常に周囲を見下すような態度をとり、高圧的な雰囲気を漂わせています。 また、自身の言葉を「絶対的な命令」と捉えているようで、聞き入れない者に怒りをあらわにすることも。作中では思い通りにならない者をすぐに排除しようとするなど、情け容赦のない一面も見せていました。 そんな冷酷さは戦い方にも反映されており、巨大な狼と戦った際は首を締め上げ宙づりの状態に。彼女は相手の命を奪うことさえためらわない、残虐な本性を秘めているようです。
【考察①】軍子の正体は純粋な天竜人ではない?
これまで聖地を守る神の騎士団は、天竜人で構成されていると考えられていました。しかし、軍子の名前には天竜人特有の「聖」や「宮」という文字が入っていません。そのため、「軍子は純粋な天竜人ではないのでは?」と噂されています。 確かに、軍子と天竜人には名前以外にも大きな差異が存在。天竜人は醜い容姿で描かれることがほとんどですが、軍子はとても美しい見た目をしています。また、天竜人らしからぬ高い戦闘力を所持。彼女が天竜人の血筋ではないという説は、かなり信頼性が高いと思われます。 ただ、作中には「その血を引いてなくとも天竜人になれる」と推測できる場面が存在。もしかしたら、軍子は何かしらの取引で「天竜人の地位を後天的に手に入れた」人物なのかもしれません。その詳細は今後明らかになっていくはず。これからの展開に注目しましょう!
【考察②】十二星座の射手座がモチーフ?
実は、軍子のモチーフに「十二星座の射手座が関わっている」と考えることができます。その根拠となっているのが、彼女の所属する「神の騎士団」にまつわる考察です。まず、世界政府側には五老星をはじめ、「宇宙」や「天体」をモチーフにしたキャラが多数存在します。 また、神の騎士団には107巻収録のドラゴンの回想シーンをもとにした「9人所属説」と、108巻収録のゴッドバレー事件でのワンシーンをもとにした「12人所属説」が存在。もし「12人」が正しい数字だとすれば、神の騎士団は宇宙とも関わりが深い「黄道十二星座」がモチーフと推測できます。 それを考慮すると、矢にまつわる「アロアロの実」の能力者である軍子は、「射手座」をモチーフにしたキャラと考えることができるのです。しかも、軍子と行動を共にするシャムロックは双子、つまり「双子座」のキャラ。他の騎士団メンバーが登場すれば、この説の正誤をしっかり判断できそうです。
【活躍】軍子のエルバフ編での動向を解説
シャンクスの双子・シャムロックと共にエルバフに侵入

「エルバフ編」を描く、1134話にて初登場を果たした軍子。彼女はシャンクスの双子の兄・シャムロックと共に、魔法陣らしきものを使いエルバフ内の「アウルスト城」へ侵入しました。巨人族の門番が彼らを発見しますが、軍子の攻撃によりあっさりと撃破されてしまいます。 軍子たちは門番を相手に、「ロキという人物を探している」と発言していました。どうやらその狙いは「呪いの王子」と称されるエルバフきっての危険人物、巨人族の王子・ロキとの接触にあるようです。
ロキを神の騎士団へ勧誘
軍子たちは冥界へ向かい、そこに拘束されているロキを神の騎士団へ勧誘します。しかし、彼はその誘いを断固拒否!軍子はアロアロの実の能力を駆使し、ロキを痛めつけて無理矢理騎士団へ加入させようとします。 ロキはその攻撃に屈することなく、ボロボロになりながらも反抗的な態度を取り続けました。その様子を見ていたシャムロックは「作戦を変えよう」と提案。マリージョアに連絡を入れ、どうやら援軍を頼もうとしているようでした。 彼が言うには「凶暴なエルバフの戦士たちを政府の指揮下に置く」ことを目的に、ロキの騎士団勧誘を実行した様子。それが出来ないとわかった今、シャムロックは神の騎士団を総動員した実力行使で、エルバフを屈服させるつもりなのかもしれません。
ルフィたちと対決する!?軍子の活躍に期待
神の騎士団メンバーとして登場し、ワンピースファンから注目を浴びている軍子。 現在描かれているエルバフ編において、彼女はルフィたちと戦うことになるかもしれません。そうなれば、軍子の能力や生い立ちの詳細もわかってくるはず。最新展開に要注目です!