2021年8月26日更新

本当に怖いアニメ都市伝説ランキングTOP15!あの面白い話の裏側にあるものとは

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クレヨンしんちゃん
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2021

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意外と怖い!アニメ都市伝説ランキングTOP15

ワクワクするストーリーで子供から大人まで楽しめるアニメ作品。しかし日本を代表するアニメの数々には、作風からは考えられないほどの怖い都市伝説が存在することを知っているでしょうか。 今回はそんな本当に怖いアニメの都市伝説を15個厳選し、ランキング形式で紹介していきます。

第15位『おそ松さん』

赤塚不二夫 おそ松さん
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

『おそ松さん』は赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』が原作のアニメ作品です。基本的には定職に就かないニートである松野家6つ子の日常を描くドタバタコメディで、男女問わず絶大な人気があります。 2022年春に新たな実写映画が公開されるようです!

全員ふぐの毒で死んでいた?

『おそ松さん』で囁かれている奇妙な噂、「6つ子はフグの毒で死んでおりアニメでは死後の世界が描かれている」という都市伝説です。27年ぶりに深夜枠でアニメが開始した時、SNS上では「6つ子は死んだのではなかったか」という情報が飛び交いました。 噂の元がどこなのか未判明のものも多い都市伝説ですが、この話にはハッキリとした元凶があります。元祖『おそ松くん』の中の企画「あのキャラは今?」にて、チビ太が「フグの毒で全員死んだ。」と口にしているのです。 そしてその後チビ太は「あれから27年たつとはな……」とも発言しています。偶然の一致か27年ぶりに帰ってきたアニメ『おそ松さん』。元気に暴れ回る彼らの住む場所が現世だったのかは、誰にもわかりません。

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第14位『ポケットモンスター』

『劇場版ポケットモンスター ココ』
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon ©2020 ピカチュウプロジェクト

『ポケットモンスター』は1995年の発売以来、「ポケモン」の愛称で世界中で愛されている大人気ゲームを原作としたアニメ。ポケットモンスターという不思議な生物をパートナーにしてバトルするポケモントレーナーたちの冒険を描きます。

ミミッキュの正体は社会的に消されたあのポケモン!?

ミミッキュは大人気ポケモンのピカチュウに擬態しているポケモンです。布で隠された正体を目にしてしまった者は、謎の病に倒れると言われていますが、その正体がポリゴンだという都市伝説があります。 ミミッキュは20年前からピカチュウを恨んでいることが2016年放送の『ポケットモンスター サン&ムーン』で明らかになりました。そこで起こったのは、「ポリゴンショック」や「ポケモンショック」と呼ばれる放送事故。 ピカチュウの放つフラッシュが原因で起きた事故ですが、その回のタイトルにもなっていたポリゴンはそれ以降1度もアニメに登場することがありませんでした。ピカチュウの罪を被りアニメから消えたポリゴン。その恨みを背負っているのがミミッキュのようです。

第13位『それいけ!アンパンマン』

「アンパンマン」は、やなせたかし原作の国民的アニメ。1988年の放送開始以降、今でも多くの子どもたちを虜にしています。いのちの星が宿ったアンパンマンが正義のヒーローとして活躍する物語です。そんな子どもたちに大人気のアニメにも都市伝説があるようです。

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ばいきんまんは元「ジャムパンマン」!?

1500以上のキャラクターがいるのに、なぜ「ジャムパンマン」がいないのでしょうか。ジャムおじさんがいるんだからジャムパンマンもいてもよさそうですよね。 ジャムおじさんがアンパンマンの前に作ったのがジャムパンマン。しかし、顔だけではなく体もすべてパンで作られていたそうです。雨の続く日、カビに体を侵され始めたジャムパンマン。彼は別ものの個体に作り直されるか、朽ち果てるしかないと知り、パン工場を飛び出したのです。 そして全身がカビに覆われてしまいます。ばいきんまんは最初から悪者でなく、元はジャムおじさんがつくりだした「失敗作」だったようです。

第12位『ONE PIECE』

国民的人気を博す同名漫画を原作としたアニメ「ワンピース」。海賊王を目指す少年、モンキー・D・ルフィの冒険を描いたファンタジーアクション作品で、敵味方関わらず魅力的なキャラが多数登場します。様々な悪魔の実が登場するのも印象的です。

黒ひげは複数悪魔の実を食べた?

ルフィにとって最凶最大の敵と言える、マーシャル・D・ティーチ(通称黒ひげ)。未だ謎の多い彼には、「複数の悪魔の実を食べる能力がある」という都市伝説があります。 作中に登場する悪魔の実は、1人につき1つしか食べられないのがこの世界の常識です。しかし頂上戦争にて黒ひげは、白ひげのグラグラの実の能力を奪ってみせたのです。 黒ひげが複数の能力を所持できる理由にはいくつかの説がありますが、やはり1番有力なのは「イヌイヌの実モデル“ケルベロス”を食べていた説」でしょう。 ケルベロスは3つの首と心臓を持ち、夜眠らない甘い食べ物が好きな怪物です。ケルベロスと共通点も多く、海賊旗には3つのドクロを掲げる黒ひげ。もし彼が3つまで悪魔の実を取り込めるなら、最後の1つも気になるところです。

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第11位『ルパン三世』

『ルパン三世 カリオストロの城』
『ルパン三世 カリオストロの城』原作:モンキー・パンチ (C)TMS

『ルパン3世』は、モンキー・パンチ原作の作品で、怪盗ルパンとその一味たちの活躍を描くアクションアニメです。2021年現在、断続的に50年以上続いているご長寿アニメのひとつで、国民的人気アニメとも言えるでしょう。

ルパンたちはすべて銭形警部の妄想

警部銭形 星屑のレクイエム編

ルパンたちはアニメの1期で早々に死んでしまっているという都市伝説です。では、それ以降登場しているルパンたちは一体何者なんでしょうか? 投獄されてそのまま死刑になっているルパンたち。しかし、彼らを追いかけることが生きがいだった銭形警部はその事実を受け入れられず、「夢」を見ていて、その内容こそが視聴者の知る『ルパン三世』ということのようです。 銭形警部にとってルパンは捕えるべき対象でもありますが、それ以前に大学の後輩という設定が実際にあります。もしすべてが彼の夢だとしたら、なんとも言えない悲しい都市伝説です。

第10位『ムーミン』

『ムーミン』はフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが執筆した、同名小説を原作とするアニメです。本作はムーミン谷で暮らす「ムーミントロール」の家族を中心に描く平和的な日常作品で、世界集で愛されていますよね!

最終回の冬眠で死んでしまった?作品の舞台は人類滅亡後なのか

ムーミンが織りなす平和な日常を描く本作。しかし『ムーミン』には、「作品の舞台は戦争により人類が滅亡した後の世界である」という都市伝説が存在します。 確かにムーミンは妖精のイメージとは少し異なっており、二足歩行で言語も操りました。この事実から語られる「ムーミンは有害物質で突然変異した生き物説」を筆頭に、各登場人物には様々な説があります。そして『ムーミン』の都市伝説は、その結末にも関わってくるのです。 1969年に放映されたアニメの最終回は、ムーミンが冬眠に入り幕を閉じます。しかし都市伝説上ではそのまま世界は氷河期に突入、ムーミンは永遠の眠りについてしまっているようです。

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第9位『ちびまる子ちゃん』

静岡の清水市を舞台に、小学校3年生の“まる子”こと、さくらももこと、その家族や友人たちのほのぼのとした日常を描いた国民的マンガでありアニメ作品です。長寿アニメのひとつで、現在でも放送されている人気作品ですね。

最終回でさくら家がお金持ちになる?

噂によれば、最終回ではまる子が大好きな友蔵おじいちゃんはすでに亡くなっており、友蔵の遺品の中から高騰した株券が見つかって、さくら一家はお金持ちになるというもの。セレブ生活を手に入れたさくら家は豪邸を建て、おねえちゃんとまる子は大学まで進学することができたそうです。 友蔵おじいちゃんが亡くなったことから始まる最終回設定は衝撃的です。

第8位『ドラゴンボールGT』

『ドラゴンボールGT』はアニメ『ドラゴンボールZ』の続編として制作され、1996年から1997年に放送された、オリジナルストーリーで展開されるアニメです。魔人ブウとの最終決戦終後を描いており、全64話を放送しました。

『ドラゴンボールGT』のGTの意味とは?

アニメオリジナル展開を繰り広げた『ドラゴンボールGT』。この「GT」はどのような意味なのでしょうか。 公にはGTの意味は「グランド・ツーリング(壮大なる旅)」「ギャラクシー・ツアー(銀河の旅)」「ギャラクシー・ツーリング(銀河の旅)」「グレート・ツーリング(偉大なる旅)」の4つだと言われています。しかしその他にも1つ有力とされている説があるのです。 それが「ごめんなさい鳥山先生」の略であるというもの。ファンが「GT」の意味を考える際「Z」までと異なり勝手にストーリーを進めた事実に、製作陣が謝っているのだと話題になりました。ただ「GT」の意味については鳥山明自らが発言しており、この説はあくまで都市伝説のようです。

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第7位『となりのトトロ』

『となりのトトロ』

スタジオジブリ作品の中でも、特に人気のあるアニメーション映画のひとつ『となりのトトロ』。田舎町に引っ越してきた家族の姉妹のサツキとメイと、その田舎に住む不思議な生き物「トトロ」との交流が描かれた作品です。

サツキとメイは死んでいる?

サツキとメイが実は死んでいるという都市伝説が2007年ごろから話題になっています。それは、サツキとメイの影が薄くなっていることや、「メイ」と書かれたお地蔵さんが写っているのも理由のひとつです。 やはり、最終的に死んでいたという都市伝説が多いですね。人間が恐怖を感じるのは未知のものであり、そこには間違いなく「死」という存在があるのかもしれません。

第6位『トムとジェリー』

2021年『トムとジェリー』
©2020 Warner Bros. All Rights Reserved.

1940年代にアメリカで公開されたアニメ。ネコのトムといたずらっ子のジェリーのドタバタ追いかけっこが面白いアニメで、日本でも人気の高いアニメのひとつです。そんなアニメにも、都市伝説とされている最終回があるのです。

ジェリーの悲しい最後

寿命の近づいた猫がひっそりと息を引き取ることは有名ですが、トムも同様ジェリーの前から姿を消してしまいます。ジェリーもトムの死を感じあきらめていましたが、チクリと刺さる不思議な胸の痛みを感じていました。 そのあと、新しいのろまな猫がジェリーの前に現れたので、トムの時と同様にいたずらをしようとします。しかし、トムのように罠にかかることはなく、近くにいたジェリーにかみつき致命傷を与えてしまいます。 死を感じたジェリーは猫の強さを体感し、その上でトムがいつも自分を逃がしてくれた、わざとやられたふりをして遊んでいたことを気付くというなんとも切ない都市伝説が存在します。

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第5位『名探偵コナン』

名探偵コナン 緋色の弾丸
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

高校生探偵の工藤新一が黒の組織に薬を飲まされ、体が小さくなってしまします。しかし、彼の身体が小さくなっても難事件を次々解決していくところが人気の高い理由のひとつではないでしょうか。また、黒の組織を突き止めるという本筋も見どころのひとつですよね。

黒の組織の黒幕は身近な人間?

コナンが追いかけている黒の組織のメンバーの呼び名はすべてお酒やカクテルに関連しています。今まで登場してきたメンバーで言えば、ジン・ウォッカ・ベルモットなど。そして、都市伝説としてその黒の組織の黒幕として挙がっているのが、アガサ博士。 実は、アガサというカクテルが存在するのです。また、黒の組織と戦う時には、ほとんど登場することはないのも理由の1つになっています。 アーサーコナンドイルとアガサクリスティの実在した2人の作家は、ライバルだったといわれているので、コナンとの対立にぴったりだということのようです。1番信頼している人に裏切られるという怖さがあります。

第4位『美少女戦士セーラームーン』

『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」〈前編〉』
©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」 製作委員会

社会現象となった少女漫画『美少女戦士セーラームーン』。アニメ化されたことにより、その知名度は瞬く間にあがりました。またこの作品は、「可愛い女の子たちがヒロインとなりが悪者と戦う」というジャンルのはしりでもあります。

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最終話でセーラー戦士たちが死ぬ?

アニメシリーズの第一作目のラストはもともと、主人公のセーラームーンこと月野うさぎ以外の4人のセーラー戦士が敵に殺されてしまい、その4人のパワーをうさぎが授かることによって、最後に敵を倒すことができるというストーリーだったようです。 しかし、当時の『美少女戦士セーラームーン』の主な視聴者は小学生。その衝撃のラストで、「セーラー戦士がみんな死んじゃうなんて。」とショックを受けてしまう子が多発してしまい、クレームが相次いだそうです。中には不登校になってしまったりする子もいたんだとか。 それを受けた制作スタッフが、急遽「4人は生きていました」という不自然な後付けのストーリーを放送したようです。

第3位『ドラえもん』

『STAND BY MEドラえもん2』(スタンドバイミードラえもん2)
(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

子供を中心に広い人気を誇る、国民的アニメ『ドラえもん』。藤子・F・不二雄が描いた同名漫画を原作とする本作は、未来からやって来た猫型ロボットが不思議な道具でのび太たちを救う、SF作品です。こちらも長寿アニメで見たことのある方も多いのではないでしょうか。

伝説の『タレント』回が存在する?

アニメ『ドラえもん』には、放送記録の無い謎の回が存在すると言われています。それが1984年7月20日に放映されたとされている「タレント」です。 「タレント」のあらすじにはいくつかのバリエーションがあります。しかし大筋は「地底世界に行ったのび太とドラえもんが怪しげな人間に案内される。そこで地球の模型を観て絶叫した2人が抱き合って終幕。」という内容で語られることが多いそうです。 基本的にアニメ『ドラえもん』のタイトルはひみつ道具の名前であり、もちろん漫画にもストーリー「タレント」は収録されていません。一説には「タレント」を崩すと「死ネ」に見えるとも言われており、未だ謎多き都市伝説となっています。

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第2位『サザエさん』

国民的アニメの『サザエさん』。このアニメの都市伝説は、エンディングに関するものです。45年以上も続いているアニメにエンディングがあるのかと驚く人もいるかもしれませんが、都市伝説の中ではわりと有名ですよね。

ハワイ旅行を引き当てたサザエさん一家

カツオくんがハワイ旅行を当て、家族そろってハワイへ向かったそうです。しかし、一家の乗る飛行機が途中で墜落し、海へ落ちた家族がサザエさんは貝のサザエに、わかめちゃんはわかめに、などというように変化してしまい完結となるようです。

第1位『クレヨンしんちゃん』

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2006

長寿アニメの顔として、名をはせてきた『クレヨンしんちゃん』。しんちゃんこと野原しんのすけを中心とした話で、ギャグ要素が強く、いつもおバカな笑いを誘うこのアニメですが、実は恐ろしい都市伝説があるのです。

しんちゃんはすでに死んでいる?

しんちゃんは、妹のひまわりをかばって交通事故で死亡。そのショックに耐えきれなくなったみさえが、しんのすけの幻覚を見るようになったのです。周りの人も、あえてみさえに話を合わせているという都市伝説。 またみさえが、忘れられないしんのすけとの思い出を、遺品のクレヨンで日記を書いたことから、タイトル『クレヨンしんちゃん』となったという裏設定があります。

身近な面白いアニメに意外とホラーな都市伝説がたくさん!ぜひ見直してみよう

子供向けに親しまれているアニメにも、驚愕の都市伝説が多く存在します。嘘か本当かは判断しかねますが、都市伝説まで楽しむのもアニメの一興でしょう。 今回紹介した都市伝説で気になるものがあれば、ぜひ注意しながら作品を見直してみて下さい。新たな発見があるかもしれませんよ。