「ワンピース」武装色の覇気を使えるキャラは?悪魔の実の能力者も打ち砕く力の謎を考察
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漫画「ワンピース」では、「覇気」と呼ばれる特殊な能力が存在します。覇気には「覇王色」「武装色」「見聞色」の3種類があり、これらの力を使いこなすことで勝負を有利に進めることが出来るのです。 また、覇気には得意不得意があり、武装色が得意なキャラと見聞色が得意なキャラに大きく分かれます。例えば麦わらの一味だと、ゾロは武装色の扱いに秀でていて、サンジは見聞色の扱いに秀でています。 この記事では、特に「武装色のの覇気」について、能力の使い方を考察していくとともに、この力の使い手たちを紹介していきます。
「ワンピース」武装色の覇気とは?
武装色の覇気の使い手は、自分の体にこの覇気をまとわせたり、武器にまとわせて戦うことができるようになります。そのため、直接的に攻撃の強さや耐久力にかかわり、最も肉弾戦の勝敗を分ける力と言えるでしょう。 またこの力は、「悪魔の実」能力者に対しても有効な攻撃手段となります。自然系(ロギア)と呼ばれる力を持つ能力者たちは、あらゆる物理攻撃をすり抜け、基本的にはダメージを負うことがありません。そして主人公ルフィも、ロギアの能力者ではないものの、「ゴムゴムの実」の能力によって打撃攻撃が効かない体です。 しかし武装色で固めた拳は、そんなチート級の能力者たちに対して有効な攻撃となります。ワンピースには様々な「悪魔の実」能力者が登場しますが、武装色の覇気をまとった攻撃は、どんな能力者に対してもダメージを与えることが出来るのです。また、武装色同士のぶつかり合いは、より覇気が強い方の攻撃が通るというところが、覇気使い同士の戦いのミソとなります。
武装色の覇気を使えるキャラを一覧解説!
ここからは武装色の覇気を使えるキャラをピックアップして紹介していきます。
1:モンキー・D・ルフィ
ルフィは「麦わらの一味」船長で3種類すべての覇気を使うことが出来ます。シャボンディ諸島で一味解散の危機に見舞われてから、頂上戦争では兄を亡くし、ルフィは自分の力不足を痛感することに。そこで彼はレイリーを師匠にして覇気を習得する修行を始めるのでした。 現状ルフィが得意な覇気は「覇王色」「見聞色」の2種類です。ホールケーキアイランド編で、懸賞金10億超えのカタクリと対戦することになります。ルフィは強敵との激闘で成長を果たし、見聞色が強化されて、少し先の未来が見えるほどになりました。 そんなルフィですが、いまいち武装色の覇気は使いこなせない様子です。レイリーが修行の時に見せた武装色の力、手を触れずに相手を弾く力が武装色の真骨頂。彼はその力を使いこなしたいのです。 物語はワノ国編に突入し、ルフィは敵に捕まってしまいます。そこでヒョウじいという人物に出会うのですが、彼はレイリーが使っていた、手を触れずに相手を弾き飛ばす力を使うことが出来る人物でした。ルフィは武装色の覇気をマスターし、一歩高みに近づくことが出来るでしょうか。
2:ロロノア・ゾロ
武装色の覇気を剣にまとわせ戦う
ゾロは麦わらの一味の副船長的存在で、3本の刀を使って戦う剣士です。シャボンディ諸島でバーソロミュー・くまに飛ばされた先は、ゾロが今までで唯一勝てなかった世界一の剣士、ミホークの住む島でした。ゾロは恥を忍んでミホークに教えを請い、覇気を習得します。 ゾロは3本の剣を使って戦うスタイルなので、基本的には武装色の覇気を刀にまとわせて戦います。彼はもともと独自の鍛錬で、巨大な石や鉄を切る技を身につけていました。そこに武装色の力がプラスされたことにより、より強力な剣士となっています。 ゾロは修行時に、刀は「武装色の覇気によって黒刀に成る」という教唆を受けます。黒刀とは、普通の刀よりもグレードの高い、より上物の剣であるとされています。ミホークの言葉により黒刀は、剣士の鍛錬によって普通の刀から進化して出来上がるものである、という推測ができるようになりました。 この推測は、多くの謎を含んでいます。覇気を出すのは剣士本人ですが、それが刀に影響するのでしょうか。そして、その刀はずっと武装色の覇気をまとい続けるということなのでしょうか。ゾロが最強の剣士になるとき、明らかになるでしょう。
3:サボ
武装色の覇気をまとわせ、相手を握りつぶす
サボの初登場は、ルフィの過去編です。彼は昔死んだと思われていましたが、ドレスローザ編で再登場し、覇気を扱えるほど強くなっていました。サボは革命軍のNo.2として、ルフィの父であるドラゴンの元で日々奮闘しています。 彼の戦闘スタイルは、3本指の竜の手を模した掌を使って、握力で握りつぶすというものです。武装色の覇気をまとわせた「竜爪拳」は、黒ひげ海賊団のバージェスをコテンパンにするほどの強さでした。 また、エースの義兄弟であるサボは、エースの形見である「メラメラの実」を口にし、メラメラの能力者になります。ワンピースの中でも指折りの強キャラです。
4:ジュラキュール・ミホーク
世界一の剣豪 武装色が黒刀を作る?
ミホークは「鷹の目」と呼ばれる、世界最強の剣士で、王下七武海の一人です。彼は物語序盤で、圧倒的な実力差でゾロに初めての敗北を与えました。ゾロの強敵として存在していましたが、縁あってゾロに戦いを教える師匠となることに。 そんなミホークは、背中に背負った大きな黒刀を使って戦います。武装色を使っているシーンは描かれていませんが、ゾロに武装色を教えたことから、当然彼も覇気使いであることがわかります。 また、武装色の覇気によって剣は黒刀へと「成り上がる」ことが出来るらしいのですが、彼の黒刀は自身の力によって「成った」刀なのでしょうか。だとすれば、彼は武装色の覇気の神髄を極めている人物かもしれません。
5:モンキー・D・ガープ
武装色の覇気を込めた強力なゲンコツ
ガープはルフィの祖父で、海軍の英雄と呼ばれるほどの実力者です。もともとはエースやルフィを立派な海軍に育てたかったようですが、二人とも意に反して海賊になってしまいます。しかし頂上戦争でガープは、エースを殺されたことに取り乱し、立場を忘れて暴れそうになります。とても愛情深い人物です。 そんなガープは、海軍という立場でありながら、ルフィに対してもフランクに接します。「武装色の覇気」という力の存在が明らかになっていない段階から、痛みを感じないはずのルフィに「痛い」げんこつを喰らわせていました。これは武装色の覇気を使っていたのだと思われます。 ガープは、何十年も前から昇格を拒否しているためいまだに中将ですが、ロジャーが生きていた時代から活躍している実力者です。本格的な戦闘シーンが物語中で見れるといいですね。
6:ヴェルゴ
全身に武装色の覇気をまとわせ真っ黒な姿に
ヴェルゴは表向きは海軍中将ですが、実はドンキホーテ・ドフラミンゴの指示で海軍に潜入している海賊です。彼はパンクハザード編で登場し、シーザーを助けるためにルフィやスモーカーたちと対峙します。 彼は基本的に竹竿に覇気をまとわせて戦うスタイルです。しかし、起こった時には全身に覇気をまとわせ、体を真っ黒にして戦います。その強度も相当のもので、同じく武装色をまとったサンジの蹴りをものともしませんでした。武装色の強さはまさに一流です。
7:シャーロット・カタクリ
見聞色だけでなく、武装色もかなり強力
画像奥がカタクリ
カタクリは、ビッグマム海賊団のNo.2で、懸賞金は10億超えの強キャラです。「モチモチの実」という自然系(ロギア)の能力者で、ルフィの「ゴムゴムの実」の上位互換と言える存在です。 彼は、サンジ奪還のためにホールケーキアイランドへ潜入したルフィと対峙し、戦うことになりました。武装色同士の覇気のぶつかり合いは、より強い覇気をまとっている方の攻撃が有効打になります。カタクリの武装色はルフィの力を超えており、ルフィは完全に歯が立たない状況でした。しかし戦いの中で成長を遂げたルフィに、カタクリはついに敗れてしまいます。 彼は今まで登場したキャラの中でトップクラスの覇気使い。武装色はもちろんですが、見聞色の覇気が強く、少し未来を見ることでルフィを圧倒しました。
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「麦わらの一味」の他メンバーは覇気を習得するのか?
現在麦わらの一味の中で覇気を使えるのは、ルフィ、ゾロ、サンジの3人です。また、新たに仲間に加わったジンベエも、覇気を使うことができます。他のメンバーは覇気を使えるようになるのでしょうか?
ウソップ
ウソップはドレスローザ編で「見聞色」の覇気を習得しており、数km離れた敵の位置を感じとっています。狙撃手のウソップには百人力の能力ですよね。 しかし、ウソップはまだ武装色の覇気は使えません。数km離れた相手に、武装色の覇気をまとった攻撃を当てることが出来たら、相当な戦力になりますね。
ナミ
ナミは麦わらの一味で、ウソップとチョッパーとともに弱小グループにいます。しかし最近は戦闘員としても活躍しており、天候を自在に操って戦っています。 設定上は覇気が使えないナミですが、打撃が効かないはずのルフィをボコボコにするギャグシーンがあり、最強の覇気使いかもという噂があります。
トニートニー・チョッパー
チョッパーは「ヒトヒトの実」を食べたトナカイで、麦わらの一味の船医です。動物系(ゾオン)の力によって変形する能力を持っていて、「ランブルボール」の服用によって通常よりも多種な変形ができます。 彼は角や足など、部分ごとに強化できる能力者なので、そこに武装色の覇気がまとえたらかなり強力な戦闘員になります。
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「武装色の覇気」極めれば最強の盾と矛
武装色の覇気は、体に鎧をまとうイメージで戦う能力です。文字通り鎧のような防御力を身につけれるだけでなく、武器としてまとうこともできます。武装色の覇気を極めることは、攻防どちらも極めることといって過言ではないでしょう。 しかし、この力にはちょっとした謎が残っています。覇気をまとわせることで「黒刀に成る」とはどういうことか、また、ルフィが求める「触れずに弾く」力とは何か。ひとえに「武装色の覇気」といっても、様々なタイプの使い方がありそうです。今後、この力をより極めるのはいったい誰なのでしょうか。