2017年11月16日更新

2017年6月公開の注目映画期待度ランキングトップ15!

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『LOGAN』

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2017年6月公開の映画には見逃せない作品がラインナップ!

超大作や話題作の公開が集中するゴールデンウイークと夏休みのちょうど間に位置する6月ですが、2017年の今年は見逃せない作品がずらりと並んでいます。洋画・邦画の両方とも、いつにも増してバラエティ豊かな作品が揃いました。 お待ちかね世界的大ヒットシリーズの第3弾、人気コミックの実写映画版、大作時代劇、洋画・邦画両方の官能ドラマ、ジャパニーズ・ホラー、果ては日本未公開だった秀作の限定上映など、観客の興味をそそる作品の数々がラインナップされています。 そんな数ある公開作の中から、今回はCiatr編集部おすすめの15作品をランキング形式で期待度15位から順にご紹介していきます。

15位:ライアン・ゴズリングが裏の顔を持つ教師を熱演!2006年北米公開作がついに日本で!

6月10日公開

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたライアン・ゴズリングが、同賞に初ノミネートされた秀作が『ハーフネルソン』です。2006年にサンダンス映画祭でプレミア上映されて話題になり、北米公開から11年後にようやく日本で限定上映される運びとなりました。 ゴズリング演じる主人公のダンは、ニューヨークのブルックリンにある中学の歴史教師です。型にはまらない授業で生徒たちから抜群の人気を誇りながら、裏の顔は麻薬常習者。そんなダンの秘密に気付いた一人の教え子・ドレイとの間に風変りな友情が芽生え、次第に再生していく姿を繊細なタッチで描いています。 ドレイを演じたのは『愛する人』で知られる新進黒人女優のシャリーカ・エップス。後にゴズリング主演の傑作恋愛映画『ブルーバレンタイン』を生み出す製作チームが手掛けた力作です。限定公開ではありますが、ファン必見の秀作でランクインです。

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14位:仲代達矢と小林政広監督がタッグを組んだ人間ドラマ3作目

6月3日公開

2010年の『春との旅』、2013年の『日本の悲劇』に続き、小林政広監督・仲代達矢主演コンビによる重厚な人間ドラマ第3弾。ロカルノ国際映画祭金豹賞受賞の『愛の予感』など、世界的評価も高い小林自身が手掛けたオリジナルストーリーです。 家族から認知症を疑われ、強制的に老人ホームに入れられてしまったかつての映画スター・桑畑兆吉。ある日、ホームを脱走した兆吉は、海辺で、愛人に産ませた娘の伸子と再会します。やがて兆吉は、シェイクスピアの悲劇『リア王』に自分と娘を重ねて見るようになってしまい。 兆吉を演じるのはもちろん仲代達矢。私生児を産んだことで兆吉から追い出されていた伸子を若手実力派の黒木華が演じるほか、原田美枝子、小林薫、阿部寛など豪華キャストが脇を飾っています。

13位:テレビアニメ化に続く、人気ライトノベル注目の劇場版第1作

6月17日公開

原作は、累計発行部数700万部をゆうに超える佐島勤の人気ライトノベル。2014年のテレビアニメ化に続き、劇場版第1作がついに公開されます。魔法が一つの技術だと認められた世界で、「魔法師」を養成する「魔法科高校」を舞台に描く学園アクションです。 主人公は、魔法科高校に通う兄妹の司波達也と深雪です。出来のいい妹に対し、兄は落ちこぼれ。学校の春休みを友達と一緒に小笠原諸島の島にある別荘で過ごすうち、ひとりの少女・九亜と出会います。 佐島勤自ら手がけた脚本は、劇場版オリジナルストーリー。兄妹を演じる中村悠一や早見沙織らアニメ版の声優キャストはそのまま、新キャラクターの九亜は小原好美が担当しています。劇場版公開にあわせてアニメの再放送が始まった話題性もあって、注目のランクインです。

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12位:ニコラス・ケイジ主演!傑作ハードボイルド小説の映画化

6月17日公開

『レザボア・ドッグス』などで俳優としても活躍していた無頼派の作家エドワード・バンカーの同名小説をもとに、『タクシードライバー』の脚本や『アメリカン・ジゴロ』などで知られる巨匠ポール・シュレイダーがメガホンをとったのが『ドッグ・イート・ドッグ』です。 長い刑期を終えてようやく刑務所を出所したトロイは、ムショ仲間だったヤク中のマッド・ドッグ、取り立て屋のディーゼルと再会。3人は生活のため、借金を背負ったある男の赤ん坊を誘拐するという仕事を引き受けますが、事態は思いもしなかった展開をみることに。 トロイをニコラス・ケイジ、マッド・ドッグをウィレム・デフォー、ディーゼルを『ウォーキング・デッド』のクリストファー・マシュー・クックが演じるほか、シュレイダー監督自身が、3人に誘拐を依頼するギャング役で出演もしています。「ドッグ・イート・ドッグ」とは「食うか食われるか」の意味。その名のとおり、緊迫感あふれるクライムサスペンスです。

11位:社会現象を巻き起こした不倫ドラマの3年後を描く

6月10日公開

上戸彩と斎藤工がW不倫する禁断の恋人を演じ、社会現象すら巻き起こした2014年の連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。その3年後を描いた劇場版がいよいよ公開されます。監督はドラマと同じく西谷弘がつとめます。 木下紗和は、高校教師の北野裕一郎とのつらい別れののち、夫とは離婚して海の近くの静かな町で一人暮らし。そんな紗和が、大学の非常勤講師をしていた裕一郎と偶然再会。すると、2人の間で再び禁断の愛が燃え上がるのです。 主演の2人はもちろん、裕一郎の妻・乃里子を演じる伊藤歩らドラマの主要キャストはそのまま続投し、新たに紗和が働くレストランのオーナー役で平山浩行が登場します。ドラマに引き続き、本作も女性を中心に大きな話題を集めそうです。

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10位:滝沢秀明が映画初主演!清水崇監督の新作ホラー

6月17日公開

『呪怨』シリーズなどでジャパニーズ・ホラーを代表する監督である清水崇の最新作です。主人公となる謎の男「こどもつかい」を演じるのは滝沢秀明。意外なことに映画で主演をつとめるのは本作が初めてどころか、映画出演そのものが2000年の『川の流れのように』以来17年ぶりという話題作です。 ある街で子どもたちの行方不明事件と大人たちの不審死が続発します。同時に、戻って来た子供たちに会った大人は3日後に死亡するという噂が拡がります。真相を追うのは新聞記者の江崎駿也。ある日、駿也の恋人・尚美が子供をあずかると、そこに謎の男「こどもつかい」が現れるのでした。 滝沢が新境地で挑む「こどもつかい」の異様さ、子どもたちのおぞましいホラーぶりに注目です。また、記者の駿也にはHey! Say! JUMPの有岡大貴、尚美は門脇麦が演じています。

9位:モテまくる女子高生をコミカルに描く人気漫画の実写映画化

6月30日公開

2015年から連載中の夜神里奈による人気少女漫画の実写映画化です。公開に先立って、2017年4月13日から5月11日まで、映画版と同じキャストによる全5話のテレビドラマ版も放送されました。 主人公は女子高生の橘せとか。クールなイケメンの兄・はるかは、実は血が繋がっていないことを秘めつつ、せとかのことを傍で優しく見守っていました。ある日、それまで恋愛が全く成就しなかったせとかの前に初恋の研修医・芹川高嶺、その他イケメンたちが次々と告白してくるという、いきなりのモテキが到来! さて、せとかの恋の行方は? せとかを土屋太鳳、はるかをGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル・片寄涼太、高嶺を千葉雄大が演じています。2016年にやはりコミックを実写映画化し話題になった『黒崎くんの言いなりになんてならない』のスタッフが本作も手掛けています。

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8位:中世の騎士・アーサーの戦いを描く壮麗なソードアクション

6月17日公開

伝説として語り継がれる中世の有名な騎士「アーサー王」の物語。2004年にクライヴ・オーウェン主演で一度映画化されましたが、このたび、あらたに構築したストーリーのもと、『キング・アーサー 聖剣無双』として復活しました。 実は王子でありながら貧しいスラムで育ったアーサーが、「聖剣エクスカリバー」を手に入れ、王位奪還に向け果敢に立ち上がる姿を描きます。 アーサーを演じるのは『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。そして魔法を操る宿敵のヴォーティガンをジュード・ロウが演じています。『シャーロック・ホームズ』シリーズをヒットさせたガイ・リッチーがメガホンをとり、壮麗とも言えるソードアクションによるバトルシーンを実現しています。

7位:大企業CEOと女子大生の官能的な恋を描いた世界的ヒット作の続編

大企業のCEOをつとめる大富豪と女子大生の官能的な恋を描き、センセーションを巻き起こしたE・L・ジェームズの世界的ベストセラー小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。2015年には映画化されて世界的ヒットを記録しましたが、その続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が早くも映画化されました。 前作の終わりで、グレイとアナの恋ははかなくも破局して幕を閉じましたが、別れてから初めて、グレイはこれまで感じたことのなかった特別な感情をアナに対し抱いていることに気づきます。復縁を求めるグレイに対し、アナが突き付けた「ある条件」とは? アナを演じるダコタ・ジョンソン、グレイを演じるジェイミー・ドーナンは前作から続投です。本作ではあらたに、グレイをSMの官能世界へと導いた女性・エレナ役でキム・ベイシンガーが登場するのも見どころになっています。

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6位:「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の緊迫感あふれる裏側を描く

6月9日公開

パトリオット・デイ(愛国者の日)である2013年4月15日に発生し、世界に衝撃を与えた「ボストンマラソン爆弾テロ事件」。発生後わずか102時間で犯人が逮捕されるに至ったその裏側と真相を、捜査にあたった一人の刑事の視点で描いています。 マラソンの警備にあたっていたことで事件現場に居合わせるボストン警察の刑事トミー・サンダースを演じるのはマーク・ウォールバーグ。キャラクター自体は映画のオリジナルですが、犯人・被害者・警察それぞれの仔細な行動を追う丹念な描写は、生々しいほどの緊迫感に溢れています。 テロと断定し、捜査の主導権を握るFBI捜査官のリックをケヴィン・ベーコンが演じるほか、ジョン・グッドマンやJ・K・シモンズといった名優が脇を飾っています。監督は『バーニング・オーシャン』でもマーク・ウォールバーグと組んだピーター・バーグです。

5位:豪華キャストが勢揃い!実在した花僧と天下人の対立を描く痛快時代劇

6月3日公開

16世紀後半の戦国時代に実在した京都の花僧・池坊専好が、ときの天下人として圧政をしく豊臣秀吉に一人で立ち向かう姿を描いたエンタテインメント満載の時代劇です。美しい花だけを武器に、虐げられた民衆のために立ち上がります。 池坊専好に扮したのは能楽師として第一線に立つだけなく、『陰陽師』や『のぼうの城』など俳優としても目覚ましい活躍を続ける野村萬斎。共演陣には、豊臣秀吉に市川猿之助、織田信長に中井貴一、その他佐々木蔵之介や佐藤浩市ら豪華キャストが顔を揃えました。 主要キャストが勢揃いした豪華絢爛なイメージビジュアルも話題に! 美しい「花」がキーワードということで、女性にもおすすめしたい注目作として5位にランクインです。

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4位:マイク・ミルズ監督が独特の感性で綴る母の物語

6月3日公開

2010年の秀作映画『人生はビギナーズ』でゲイの父親の物語を綴ったマイク・ミルズ監督が、今度はシングルマザーを描きます。前作が実の父をモデルにしたものだったように、本作の主人公もまたミルズの母がモデルです。 1979年のカリフォルニア州サンタバーバラが舞台です。シングルマザーのドロシアは、15歳という難しい思春期を迎えつつある一人息子ジェイミーとの関係が悩みの種。そこで、同居する写真家アビーとジェイミーの友人ジュリーの2人に、息子の助けになってやってほしいと依頼します。70年代が終わろうとしている転換期のひと夏、それぞれに思い悩む人間模様の中、母と息子の絆が描かれます。 愛情溢れるドロシアを演じたアネット・ベニングは様々な賞にノミネートされるなど圧巻の演技を披露。ジュリーをエル・ファニング、アビーをグレタ・ガーウィグ、ジェイミーを新鋭のルーカス・ジェイド・ズマンが演じるなど、個性的なキャスティングも光る秀作が誕生しました。

3位:メル・ギブソンが10年ぶりにメガホンをとった戦争ドラマ

6月24日公開

大スターとして活躍するに留まらず、1995年の『ブレイブハート』でアカデミー監督賞を受賞したメル・ギブソンが前作『アポカリプト』から10年の歳月を経てメガホンをとった新作が『ハクソーリッジ』です。 太平洋戦争下の沖縄で、衛生兵として従軍したデズモンド・ドスの実話の映画化。デズモンドは、宗教的思想から人を殺めることをよしとせず、武器を持たずに戦場に赴きます。激戦地となった沖縄の「ハクソーリッジ」で、たった一人敵味方関係なく負傷兵の治療を続けるのでした。 デズモンドを演じたのは『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールド。アカデミー賞では2部門の受賞を果たしました。沖縄が舞台でもあり、とりわけ日本人ならぜひ見ておきたい感動作として期待度3位にランクインです。

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2位:藤原竜也と伊藤英明のW主演でおくる超一級サスペンス

6月10日公開

2012年の韓国のヒット映画『殺人の告白』を原作に、舞台を日本に置き換えた緊迫のクライムサスペンスです。 1995年に起きた連続殺人事件。特殊な殺害方法とメディアを利用した愉快犯ぶりは日本中を震撼させたものの未解決のままやがて時効を迎えます。事件から22年後、曾根崎なる男が「私が殺人犯です」と題する手記を発表し、またたく間に時の人に。そして、その告白がまたあらたな事件を引き起こすのです。 殺人の手記を発表する曽根崎を演じるのは藤原竜也。そして22年前の事件発生当時から犯人を追及し続けている刑事の牧村を伊藤英明が演じています。緻密に構成された超一級のサスペンスは、6月公開の邦画の中でも格別注目すべき作品です。

1位: 世界的大ヒットを記録した『X-MEN』スピンオフシリーズ第3弾

6月1日公開

ランキングトップに輝く期待度満点の映画は、ご存じマーベルの『X-MEN』から生まれた大ヒットスピンオフシリーズの3作目『LOGAN/ローガン』です。もちろん主人公は、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンことローガン。不死身の能力を失いつつあるローガンが、一人の少女を守るため壮絶な闘いに挑む姿を描きます。 本作の舞台になるのは2029年。多くのミュータントがすでに死滅し、疲弊したローガンもまたメキシコとの国境近くで運転手として働いていました。そんなローガンが、ある女性から依頼され、ローラという名の少女をノースダコタまで連れていくことに。ローラは組織に追われており、ローガンも否応なく闘いに巻き込まれていきます。 共に旅をするチャールズを演じるのは引き続きパトリック・スチュワート。そして謎めいたローラには新鋭のダフネ・キーンが扮しています。すでに公開された世界各国で大ヒットを記録。シリーズのファンはもちろん、初めて見る人の期待も裏切らないはずです。