2021年9月28日更新

黄猿は「ワンピース」最強の大将なのか?死亡説から“光人間”の能力までを解説!

黄猿

「ワンピース」黄猿ことボルサリーノを徹底解剖!スパイ説から死亡説まで考察【ネタバレ注意】

『ONE PIECE』の海軍本部大将として登場するボルサリーノ、通称“黄猿”。ストライプの黄色スーツとサングラス、飄々とした喋り口が特徴です。また、あまり感情を表に出さない性格で、ピカピカの実の能力者でもあります。 ルフィたち海賊を捕らえる為、赤犬サカズキ青雉クザンとともに物語序盤から登場していましたがその後メンバーが入れ替わり、最初から現在(88巻)まで大将として活躍しているのはこのボルサリーノだけになりました。 そんな海軍のなかでも特に掴めないどっちつかずの男、ボルサリーノについて詳しく紹介していきます! ※この記事では2021年9月現在の「ワンピース」の内容に触れています。ネタバレには十分気を付けて読み進めてください。

黄猿にはモデルとなった俳優がいる!?

ボルサリーノの容姿は、俳優の田中邦衛がモデルになっています。これは作者の尾田栄一郎自身が公表しており、ボルサリーノという名前も作者が好きな映画『トラック野郎 爆走一番星』で田中邦衛が演じた役名「ボルサリーノ2」から名付けられました。 さらにボルサリーノの誕生日も田中邦衛の誕生日と同じ11月23日に設定されています。赤犬サカズキは菅原文太、青雉クザンは松田優作など海軍大将として登場するキャラクターには皆モデルがいますが、1番俳優に似ているという呼び声も高いのがこのボルサリーノです。

黄猿の非情すぎる性格とは?恩師・ゼファーにも容赦なし

32年前サカズキ(赤犬)と同時期に海軍に入隊したボルサリーノは、15年前には既に大将の1つ下の階級である中将の地位までのぼり詰め、当時まだ船員の1人だったアーロンを返り討ちにし捕らえた活躍をしています。 悪を根絶やしにするという“徹底的な正義”を掲げているサカズキと、“だらけきった正義”という信念に行き着いたクザン(青雉)。その対照的な2人とは違い、ボルサリーノは“どっちつかずの正義”を掲げ、2人を俯瞰して眺める立場にいます。 2012年公開の映画『ONEPIECE FILM Z』では、元海軍の上司・ゼファーと再会。恩師相手にも全く容赦せず、1度は取り逃がしたものの最終的には致命傷を与えるまでの攻撃を仕掛けました。 クザンのように情に流される事はなく、サカズキのように過激な行動を取る事もない為バランスの良い海軍大将とも言えますが、敵となれば海兵であっても恩師であっても迷わず倒す非情な性格を持つ恐ろしい人物です。

“光人間”黄猿の強さに迫る!ピカピカの実は最強なのか

ボルサリーノは自然系悪魔の実、ピカピカの実の能力者で光を自在に操ることができる光人間です。自身の体や武器を光に変え移動・攻撃したり、手や足から光の速さのレーザーを放つ事ができます。 これまで、八咫鏡(やたのかがみ)天叢雲剣(あまのむらくも)八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)など、日本神話の三種の神器をイメージされた名前の技が登場。 どれも光の能力を使ったもので、その強さは空まで伸びる超巨大なヤルキマン・マングローブを一撃でへし折ったり、相手を何軒もの建物の裏まで貫通させてしまうほどです。この力はDr.ベガパンクにより人間兵器パシフィスタに搭載もされています。 光であるため物理的ダメージも当然通用せず、光の速さでの移動もできる事から、悪魔の実の中でも最強説が挙がっている能力の1つです。

黄猿を巡る2つの謎を考察!伏線からおさらいしよう

クザンやサカズキと比べると、未だ目立った活躍の少ないボルサリーノ。しかし彼にはファンの間で囁かれている、2つの説がありました。 ここではその説を、伏線と共に考察していきます。

考察①:黄猿死亡説が浮上!?金太郎にそっくりな戦桃丸との関係とは

世界中にファンがいる『ONE PIECE』は、今後のストーリー展開やキャラクターについて実に多くの考察が挙げられていますが、ボルサリーノの死亡説もその中の1つです。 ピカピカの実最強説も挙げられているボルサリーノですが、部下の戦桃丸が金太郎をモチーフに描かれている事から、金太郎の物語が参考にされた場合ボルサリーノ殉職説が浮上します。 くまを家来にした後の金太郎の物語は、源頼光という武士に仕え鬼と呼ばれる酒呑童子を倒すものの、源頼光は戦死してしまうと描かれているのです。 現に戦桃丸はシャボンディ諸島にてくまの姿をしたパシフィスタを率いてルフィたちを追い詰めていることもあり、戦桃丸の上司であるボルサリーノに源頼光を重ねると、殉職してしまうのではないかと予想がされています。 さらに2012年公開の映画『ONEPIECE FILM Z』で、ゼファーは新兵時代のボルサリーノに対し、能力に頼りすぎだと度々忠告していた事が明らかになりました。 これもピカピカの実の能力に頼りすぎて殉職するボルサリーノの伏線になっているのでは、と考察されています。

考察②:黄猿=革命軍のスパイ説?「どっちつかずの正義」は伏線なのか

世界政府所属の海軍で、最高戦力と呼ばれる大将の地位に就くボルサリーノ。しかしファンの間では、彼が革命軍のスパイなのではないかと言われています。 もし彼が本当に革命軍のスパイなのであれば、作中でも屈指の衝撃事実でしょう。それではなぜボルサリーノには、スパイ疑惑が浮上したのか。ここでは彼がスパイである、3つの根拠を解説します。

ルフィに対する殺意がない?

シャボンディ諸島にて、ルフィは天竜人を殴り飛ばします。その際ボルサリーノは、彼を捕らえると話していました。しかし頂上戦争でルフィの血筋が明かされた後は、彼を逃がそうとしているようにも見えるのです。 「天竜人に顔が立たん」と語っていたにも関わらず、何度も向かってくるルフィを遠くに蹴り飛ばしたボルサリーノ。彼がドラゴンの部下であるならば、ルフィを生かそうとする行動にもうなずけます。

モデルである田中邦衛もこの説の根拠に?

ボルサリーノのモデルである田中邦衛は、『仁義なき戦い』で槙原政吉役を演じていました。実はこの槙原政吉の役所は、敵組織と内通している「裏切り者」なのです。 ワンピースでは、キャラクターがモデルと似通っていることも少なくありません。ボルサリーノも槙原政吉同様、海軍に潜む裏切り者なのでしょうか。

「どっちつかずの正義」の真意は?

三大将には各々が掲げる正義があります。ボルサリーノの正義は「どっちつかずの正義」です。登場当初はこの「どっちつかずの正義」を、サカズキとクザンの中間という意味に捉えた人も多いでしょう。 しかしもし彼が革命軍側の人間であるならば、この正義の真意も変わってくるのではないでしょうか。

黄猿の声優を務めるのは置鮎龍太郎

2021年9月現在アニメ「ワンピース」でボルサリーノを演じているのは、青二プロダクション所属の声優、置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう)です。 2016年から劇団ヘロヘロQカムパニーに所属し、舞台活動も行なっている彼。代表的な役には『テニスの王子様』の手塚国光(てづかくにみつ)役などが挙げられます。

初代黄猿の声優を務めたのは石塚運昇

初代ボルサリーノの声を務めたのは、声優の石塚運昇(いしづかうんしょう)です。1951年5月16日生まれ福井県出身で、声優のほかにナレーターや舞台俳優、演出家としても活躍していました。 代表作は『ポケットモンスター』のオーキド博士や『まじっく快斗』、『名探偵コナン』の中森銀三、『カウボーイビバップ』のジェット・ブラックなど。特にオーキド博士役はアニメ放送初回から20年以上も務めており、テレビ番組やイベントなどではオーキド博士に扮した格好で顔出し出演も行っていました。 なお石塚さんは2018年8月13日に逝去されており、彼の演じる黄猿は2016年7月31日の第751話が最後となりました。

「ワンピース」黄猿の謎多き立ち振るまいから目が離せない!

ルフィ達の強敵として登場したものの、謎多き立ち振舞が目立ち始めたボルサリーノ。今回はそんな彼の強さや性格、声優について徹底解説してきました。 ワノ国編も佳境に差し迫り、終幕も見えてきた「ワンピース」。作中最強と噂されるボルサリーノの動向から、今後も目が離せません!