2022年1月28日更新

『鬼滅の刃』妓夫太郎(ぎゅうたろう)の実力とは?血鬼術や兄弟の絆に迫る

現在『鬼滅の刃』の「遊郭編」が放送中です。そこでこの記事では「遊郭編」に登場する上弦の鬼・妓夫太郎について紹介します。 彼の過去や強さ、最期とは?早速見ていきましょう。

※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

「鬼滅」妓夫太郎(ぎゅうたろう)のプロフィール

階級十二鬼月 上弦の陸
身長・体重不明
血鬼術血鎌
堕姫(だき)
声優逢坂良太
初登場10巻85話「大泣き」

妓夫太郎(ぎゅうたろう)は『鬼滅の刃』の「遊郭編」に登場する十二鬼月の上弦の陸です。竈門炭治郎らにとって、初めて戦った上弦の鬼でもあります。 彼はボサボサの髪にアンバランスな身体、陰気な顔つきをした人物で、ウエストが異常に細い不健康な見た目をしています。顔や身体には複数のシミが点在。これは先天性の梅毒患者によくみられる症状です。そのため彼は梅毒患者だったのではと予想されています。 性格も美しいものを愛する妹の堕姫 とは正反対。醜いものを好み、美しいものには嫉妬と憎悪を向けます。彼はとても陰気な性格で、自分より恵まれている者や幸せそうな者には「いいなぁあ」とねちっこい嫉妬を顕にすることも。 しかし唯一妹のことを大事に思っており、彼女を泣かせる者には容赦しません。

妓夫太郎を演じる声優は?

『鬼滅の刃』で妓夫太郎を演じるのは、声優の逢坂良太(おおさかりょうた)です。 逢坂良太はイケメンキャラを演じることが多く、ザ・イケボの印象が強い声優。反対に、妓夫太郎は粘着質で卑屈な言い回しをするキャラクターです。そのためファンの間では彼がどのように妓夫太郎を演じるのか期待が集まっていました。 実際に放送されると、一同驚愕。ファンは「いつもの逢坂良太とは違う一面が見れた」とその演技力に驚いていました。

上弦の陸・妓夫太郎の強さや血鬼術を解説

妓夫太郎の強さは?

彼の階級は「上弦の陸」と上弦の中では弱い方ですが、過去に15人の柱を倒しています。また戦闘時は堕姫と共闘して戦いますが、堕姫よりも優れた戦闘能力を有していると言えるでしょう。 遊郭編では炭治郎達に敗れましたが宇髄天元に重傷を追わせ、彼を柱引退にまで追い込みました。

血鬼術は「血鎌」

妓夫太郎の使う血鬼術は「血鎌」です。両手にこの血鎌を構え、戦うスタイルで、彼の持ち前の頭の回転の速さや戦術家な部分が加わり、音柱である宇髄天元(うずいてんげん)の急襲を回避しつつ彼に傷を与えています。過去に15人の柱を屠ったと豪語するのにふさわしい実力者です。 彼の血鎌には、毒耐性があっても防御が難しいほど高濃度の毒が含まれています。普通の剣士であれば、掠っただけで即死するほどの猛毒が彼の血鬼術すべてに付与されており、炭治郎たちを苦しめました。

飛び血鎌

「飛び血鎌」は血の斬撃を飛ばす技です。彼の身体を離れた後も、斬撃は妓夫太郎の意のままに軌道を変えることが出来ます。無数に飛ばせる上に、一撃ずつにかなりの威力がある様子。この技を受けた炭治郎が、うまく受け流さないと日輪刀が折れると脅威を感じるほどの威力です。

跋弧跳梁(ばっこちょうりょう)

「跋弧跳梁(ばっこちょうりょう)」は全方位型の防御技です。血鎌を高速で何度も振ることで、自身の周りに斬撃の盾を形成します。短時間で展開可能な技で、至近距離からの咄嗟の攻撃にも対応可能です。作中では雛鶴のクナイを防いでいました。

円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)

「円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・とびちがま)」は広範囲攻撃技。両腕に螺旋状に纏わせた飛び血鎌により、広範囲を斬撃で切り裂くことが可能です。 予備動作が不要で、1度発動すれば周囲一体を更地にするほどの威力があります。

妓夫太郎のかわいそうな過去とは?

名前の由来はかつての仕事?梅毒にかかっていた過去

遊郭の中でも最下層の環境に生まれた妓夫太郎は、望まれずに生まれてきた子供でした。生まれてきてからも何度も殺されかけ、さらに醜い容姿ゆえに親や周りから蔑まれて育ちます。名前も食事も与えられず、ときには虫を取って食べることも。 彼は幼い頃から、先天性梅毒の症状と思われる痣がありました。母親が梅毒を患っていたと思われる描写があることから、母体から感染したのでしょう。 厳しい環境に生きてきた妓夫太郎ですが、自慢の妹が生まれた頃には、剣術の腕前を生かし遊郭の掛け金回収の取り立ての仕事をするようになります。その仕事は「妓夫(ぎゅう)」と呼ばれる役職で、名を持たなかった彼は次第にその名で呼ばれるようになりました。

妓夫太郎(ぎゅうたろう)が鬼になるまでの経緯

自慢の美しい妹・梅がいて、仕事もうまくいき、妓夫太郎に幸せな時間が訪れます。 妓夫太郎は「奪われる前に奪い、取り立てる」を信条とし、妹にもそう教えてきました。ところが教えのせいで梅が客に大怪我を負わせてしまい、彼女は報復として生きたまま焼かれることに。彼は丸焦げになり変わり果てた妹を前に、絶望します。 心の中でプツンと糸が切れた妓夫太郎は関係者を殺し、虫の息となった妹を抱いて逃げ出しました。その道中で当時上弦の陸であった童磨(どうま)に出会い、誘いに乗る形で兄妹は鬼になります。

妓夫太郎が妹・堕姫と迎えた最期

炭治郎たちとの決戦の最中、頸を切られて消滅しかけている兄妹は喧嘩を始めてしまいます。 妓夫太郎は堕姫に対して「お前みたいな奴を今まで庇ってきたことが心底悔やまれるぜ」と発言。しかし、最期には「仲良くしよう」と炭治郎に諭され、妹の本当の名前が梅であることを思い出し消えていきました。 黄泉の世界で妹と再会すると「お前とは兄妹でも何でもない。俺はこっちに行くからお前は明るい方へいけ。」と明るい道に進むよう促します。しかし妹は兄と一緒にいることを選び、2人は共に地獄へと歩んで行きました

彼の後悔とは

妓夫太郎は鬼になったことは後悔していませんでした。何度生まれ変わっても鬼になると語る彼が、唯一後悔していること。それは梅は自分とは違い、生まれや自分の教育次第では良い人生が歩めたのではないかということです。 生前の後悔を消し去るように、妓夫太郎は黄泉で梅に冷たく当たります。しかし泣きながら彼に抱きつき、「ずっと一緒にいる約束を忘れたのか」と訴える梅。 境遇に関係なく、2人は唯一無二の兄妹なのです。

兄弟の絆を感じる名言を紹介

「俺のかわいい妹が一生懸命やってるのをいじめる奴らは皆殺しだ」

原作第86話で登場した、このセリフ。妹である堕姫は事態が手に負えなくなると、兄に泣きつきます。妹を溺愛している妓夫太郎は、「みんなが私をいじめる」と彼女が語る無茶苦茶な言動をすべて肯定してあげた上で、「俺のかわいい妹が一生懸命やってるのをいじめる奴らは皆殺しだ」と宣言。 いかに妓夫太郎が妹を可愛がっているか、彼らが歪んだ価値観で生きているかが窺える名言です

「兄貴だったら妹に守られるんじゃなく、守ってやれよなあ。この手で」

原作92話にて、妓夫太郎は血から鬼である禰豆子と炭治郎が血縁者であると見抜きます。 深傷を負った炭治郎が妹だと答えると、彼を追い詰めながら妓夫太郎は「兄貴だったら妹に守られるんじゃなく、守ってやれよなあ。この手で」と炭治郎を挑発しました。 これも妹を守りたいという妓夫太郎の想いが感じ取れるセリフですね

上弦の鬼・妓夫太郎!堕姫(だき)との兄妹愛も見逃せない

アニメ2期が決定しますます盛り上がっている『鬼滅の刃』。「遊郭編」に登場する強敵のひとり・妓夫太郎について紹介しました。 炭治郎たちを追い詰める彼の強さはもちろんですが、兄弟愛にも注目したいキャラクターです。竈門兄妹とはまた違った兄妹の在り方が描かれており、2組の兄妹を比べてみるのもおすすめ。 すでに原作を読んだというファンも、「遊郭編」アニメ化へ向けて改めて妓夫太郎を振り返ってみてはどうでしょうか。