2024年2月22日更新

宇髄天元に3人の嫁がいるのはなぜ?雛鶴・まきを・須磨とのなれそめや遊郭編での活躍に迫る【鬼滅の刃】

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須磨・まきをさん・雛鶴さん

宇髄天元(うずいてんげん)」は鬼殺隊の頂点、9人の“柱”のひとりであり“音柱”を担いました。宇髄は3人のくのいちを妻に迎えています。

宇髄天元の嫁たちの名前は?

3人それぞれの名前は「雛鶴(ひなつる)」「まきを」「須磨(すま)」です。宇髄の妻3人は優秀なくノ一で、遊郭で行われた「十二鬼月 上弦の‟陸”」との戦いにおいてそれぞれ活躍をみせました。 ※本記事では『鬼滅の刃』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際は注意して下さい。

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宇髄天元と嫁たちのなれそめは?一夫多妻性の理由も解説

宇髄天元 鬼滅の刃

宇髄天元が育った実家は忍を生業とする家系です。宇髄家では代々15歳になると、妻をめとるしきたりがありました。 一夫多妻制で、妻は当人と相性の良い女性を宇髄家の当主が選びます。ゆえに宇髄、まきを、雛鶴は互いを選んで結婚したわけではありません。例外として須磨だけは、妹が選ばれた際に大泣きして、宇髄の妻となることを望んでいます。

3人の嫁(雛鶴・まきを・須磨)の性格

雛鶴(ひなづる)

雛鶴は京極屋(善逸が潜入した店)に潜入した宇髄の妻です。左の目元に黒子があり、しっかりとした性格をしています。宇髄の家に次ぐ序列の高い家の出身で、3人の中では年長の21歳。諜報や戦闘もこなす忍びとしての能力に長けたくのいちでした。 遊郭編においては潜入先の花魁「蕨姫(わらびひめ)」が鬼であることを見抜きますが、蕨姫にも自身の存在を気取られてしまいます。 膠着状態を打破するために毒を服用し、切見世(きりみせ)に身を寄せることにしましたが、蕨姫から渡された帯によって負傷してしまいます。

まきを

まきをは荻本屋(伊之助が潜入した店)に潜入した宇髄の妻です。もとは宇髄の親戚で、勝気な性格とずば抜けた身体能力を持っています。 忍として命を懸けることが当たり前だったまきをは、宇髄の妻として身を置くことになった際、彼に「死ぬな」と言われたことに衝撃を受けました。 遊郭編においては潜入中に鬼に見つかり、帯のなかで囚われの身となってしまいます。やって来た伊之助により帯から解放されたあとは、くのいちとして伊之助とともに帯と戦闘。駆け付けた宇髄と再会を果たしました。

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須磨(すま)

須磨はときと屋(炭治郎が潜入した店)に潜入した宇髄の妻です。妻たちのなかではもっとも若い19歳の泣き虫で、本来宇髄の元へ行くのは須磨の妹でしたが、泣き落としの形で彼女が宇髄の妻となりました。 くのいちとして未熟であることを自認している一方で、遊郭編においては先に潜入していた宇髄の妻3人のなかで真っ先に鬼に囚われてしまうことに。 囚われたのちは伊之助によりまきをとともに救出され、駆け付けた宇髄と再会を果たしました。

嫁想いすぎる宇髄天元のエピソード

宇髄天元の「命の順序」とは?

宇髄天元は自身が定めた命の優先順位について次のように述べています。 「俺は派手にハッキリと命の順序を決めている まずお前ら3人 次に堅気の人間たち そして俺だ」 命に危険が及ぶような潜入任務を任せる一方で、妻たちには「自分の命のことだけ考えろ」と宇髄は言いました。忍びの里を抜けた宇髄は、一時「自分は地獄に落ちる」という言葉が口癖になります。 そんな彼をそれぞれの形で励まし続けたのが、雛鶴、まきを、須磨の3人の妻たちです。そういった背景もあり、宇髄は現在のような命の優先順位を定めました。 そんな宇髄の優しさに触れることで、くのいちだった妻たちも自らの命を厭うようになっていきます。そうした経緯から、4人は上弦の鬼の打倒を目指し、いつか普通の人間として生きていくことを望むようになりました。

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愛妻家っぷりが伝わる天元の行動

文字通り命よりも妻を大切にしている宇髄ですが、作中では言葉だけでなく愛妻家っぷりが伝わる行動をいくつも見せています。 善逸、伊之助、炭治郎を召集した宇髄は、彼らに任務の内容を告げます。その任務とは「遊郭に潜入し連絡が取れなくなった3人の妻を捜索する」ことでした。なんと宇髄は関係の無い部下を使い、自分の妻を探させようと考えたのです。 そんな彼に伊之助が、「嫁、もう死んでんじゃねーの?」と全く空気の読めない発言を平然と繰り出します。そんな伊之助に容赦なく強烈なボディを打ち込んだ宇髄は、3人を引き連れ自ら遊郭へと乗り込んだのでした。

宇髄天元と嫁の活躍を振り返る【遊郭編】

くのいちとして遊郭に潜入

遊郭に鬼が潜んでいるのではないか、と当たりをつけた宇髄によって3人の妻たちはそれぞれ遊郭へと潜入しました。結果、3人全員との連絡が途絶えたことで宇髄が動き出します。 炭治郎善逸伊之助 を率いて、彼らを遊郭に潜入させました。いずれの妻たちも行方不明でしたが、伊之助がまきをと須磨を、宇髄が雛鶴を発見することに成功します。

須磨とまきをは伊之助とともに鬼の分身に立向かうも……?

伊之助によって鬼の分身である帯の中から救出された須磨とまきをは、捕まっていた人たちを守るために奮闘します。一方で自ら毒を飲み、鬼から逃れていた雛鶴は宇髄によって救出されました。 その後、駆け付けた宇髄によって瞬く間に帯は斬られ、その場に居た全員の命は救われます。宇髄からの「流石俺の女房だ」という言葉に、2人は安堵の涙を浮かべました。

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雛鶴はクナイで援護!

次に鬼と戦う炭治郎、禰豆子のもとへと駆け付けた宇髄。相対していた鬼「堕姫」の首を落としたことで、遂にもう1体の鬼「妓夫太郎」が姿を現します。 上弦の陸である2体との死闘が行われる最中、既に負傷している炭治郎、毒を受けた宇髄を援護するため、雛鶴は妓夫太郎に毒が塗られたクナイを放ちました。その後も炭治郎によって危険を逃れた雛鶴は、咄嗟にクナイを炭治郎へ託します。 残念ながらクナイは決め手にはなりませんでしたが、これにより稼いだ時間のおかげで宇髄が戦線に復帰。かくして、全員が死力を振り絞り、上弦の陸である妓夫太郎、堕姫の両名を遂に討ち取ることに成功しました。

嫁3人の死亡説について解説!遊郭編の後の運命は?

鬼滅の刃 23

遊郭編では鬼に捕まったり毒を飲んだりと様々な危機に陥ったため、3人の妻には死亡説が流れていました。しかし宇髄の妻は、3人共無事であることが判明しています! 130話の表紙では、3人がおにぎりを握っている姿が描かれていました。また最終話の1話前である204話では、全ての戦いを終えた炭治郎を、宇髄が3人の妻と共に見舞いに来ています。 遊郭編後も鬼殺隊を支えた3人は全員で生き残り、平和な日常を手に入れたのです!

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アニメの声優は石上静香・東山奈央・種崎敦美

アニメ『鬼滅の刃』では雛鶴役を種崎敦美が、まきを役を石上静香が、須磨役を東山奈央が演じています。 種崎敦美(たねざきあつみ)は東京俳優生活協同組合に所属する声優。過去出演作には『約束のネバーランド』のムジカ役や『結城友奈は勇者である』の加賀城雀役などが挙げられます。 石上静香(いしがみしずか)はプロ・フィットに所属する声優です。『終末のハーレム』の石動寧々子役や『回復術士のやり直し』のセツナ役で知られています。 東山奈央(とうやまなお)はインテンションに所属する声優で、歌手としても活動しています。代表作には『彼女、お借りします』の更科瑠夏役、『蜘蛛ですが、なにか?』のカルナティア・セリ・アナバルド役が挙げられます。 3人の声優がそれぞれのキャラをどのように演じるのか、ぜひアニメを見て確かめてみてください!

宇髄天元の嫁3人は遊郭編での勝利をもたらすキーパーソン

今回は宇髄天元の3人の嫁、雛鶴、まきを、須磨を紹介しました。遊郭編は、作中ではじめて上弦の鬼の討伐に成功する重要なエピソードです。鬼殺隊の剣士4人と禰豆子はもちろん、宇髄の妻3人のうちの誰かが欠けていても、上弦の陸の討伐には至りませんでした。 アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」での彼女たちの活躍に目が離せません!