2021年7月21日更新

【東京リベンジャーズ】あっくんこと千堂敦を徹底解説!美容師の卵が何故あんなことに……

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千堂敦

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千堂敦/あっくんのプロフィール【ネタバレ注意】

身長168cm
体重59kg
誕生日1991年12月2日
血液型O型
好きなものリーゼント
嫌いなものパンチパーマ
美容師
お気に入りの場所いとこがやっている原宿の美容院
出身大溝中学校

『東京卍リベンジャーズ』主人公・花垣武道の中学時代の不良仲間・溝中五人衆。あっくんこと千堂敦(せんどうあつし)はその中のリーダー格の人物です。武道にとってはかけがえのない親友の1人。 武道いわくあっくんは、仲間のために自分を犠牲にできる冷静で優しくて頼りになる人物。喧嘩はそれほど強くありませんが、仲間のために頭を下げたり身体を張ったりできる男前なところがあります。

タイムリープ1回目:東卍の幹部になり自殺!?

東京リベンジャーズ
©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

武道の過去改変により、現代での様子が大きく変わるあっくん。彼はもともと16歳でキヨマサを刺して逮捕され、その後チンピラになっていました。 ところが2回目のタイムリープ後の現代では、あっくんは東卍の幹部としてキャバクラを経営。チャームポイントのリーゼントではなく短髪になっており、やつれた印象の姿になっていました。 あっくんは「稀咲の兵隊」から抜け出せず、彼の命令のままに武道を線路に突き落としたのが自分であることを泣きながら告白。その瞳には稀咲への恐怖の色が色濃く浮かび上がっていました。 さらにマイキー(佐野万次郎)が変わってしまった理由は、ドラケン(龍宮寺堅)の死にあることを武道に伝え、ビルの屋上から身を投げてしまいます。

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タイムリープ4回目:美容師の卵になりヒナを殺害

「8・3抗争」でのドラケンの死を回避した後の現代、あっくんは夢を叶え美容師の卵として美容室で働いています。武道を最初の客としてカットすることも約束し、武道は現代がいい方向に変わっていることを感じるのでした。 この現代では日向も生きており、武道は彼女と夜の公園へ出かけます。ところが武道がトイレに行っている間に、日向の乗る車に1台の車が衝突。その車を運転していたのが、あっくんでした。これにより武道の目の前で日向とあっくんが死亡します。 稀咲から日向と武道の2人を殺すように言われていたあっくんは、この現代でも稀咲への恐怖を口にするのでした。「みんなを助けてくれ。泣き虫のヒーロー」という言葉を武道に残し、あっくんは息を引き取ります。

タイムリープ6回目:武道の命令でヒナを殺害!?

6回目のタイムリープで武道が壱番隊隊長となり、あっくんも壱番隊に加入。その後の現代では、武道は東卍幹部になり、あっくんたち溝中五人衆の仲間は武道の部下となっていました。 ここでもあっくんが日向の車に突っ込んで、2人とも死亡してしまいます。以前と大きく違うのが、稀咲ではなく武道があっくんに日向殺害を命じています。実際はこれも稀咲の策略で、武道はターゲットが日向であることを知らずにあっくんに命令を出していました。 「分かるな?アツシ」と武道から圧を掛けられたあっくんに、NOと言う選択肢はなかったのでしょう。裏で稀咲が糸を引いていたとはいえ、実質的には武道の命令であっくんが死ぬ結末となりました。

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あっくんはなぜ稀咲の呪縛から逃げられなかったのか?

2回目のループ後の現代、東卍は依然として腐敗した犯罪組織でした。あっくんのやつれた様子からも、稀咲の命令によって数々の悪事に手を染めていたのではないかと推測できます。過去の悪事をネタに脅され、さらに次の命令を聞かなくてはならない。そんな悪循環にはまっていたのかもしれません。 4回目のループでは悪事から足を洗っていたものの、家族を人質に取られてしまいます。6回目のループ後は親友からの命令とあって断ることはできなかったはず。 いずれの場合も、あっくんの優しさや自己犠牲精神が裏目に出てしまったのではないでしょうか。稀咲は昔からあっくんの優しさに目をつけ、恐怖による支配によって都合のいい手駒にしようと動いていた可能性があります。

あっくんの名言

「オレらだって東卍だ!!仲間を見捨てねぇんだよ!!」(第125話)

天竺(てんじく)に襲撃されている千冬を助けるため、武道は単身敵の元へ飛び込んでいきます。袋叩きにされている武道の前に現れたのは、あっくん率いる溝中五人衆の仲間でした。このセリフはヒーローのように現れたあっくんたちのひと言です。 このセリフの直前には武道を「隊長」と呼んでおり、その流れもあわせて熱い名シーンとなっています。

「みんなを助けてくれ 泣き虫のヒーロー」(第8話)

2回目のタイムリープ後、あっくんが自殺の直前に武道に笑顔で伝えた言葉です。稀咲の恐怖に縛られて、東卍から抜けることすらできなかったと言うあっくんは、武道に憧れていたと言います。そんな嬉しい言葉を残して、あっくんは死んでいきました。 「泣き虫のヒーロー」は泣きながらもがむしゃらに進んでいく武道にぴったりの言葉。あっくんの武道への親愛を感じる泣ける名言です。

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実写版であっくんを演じたのは磯村勇斗

2021年7月公開の実写映画『東京リベンジャーズ』であっくんを演じているのは磯村勇斗です。『仮面ライダーゴースト』で初レギュラー出演、連続テレビ小説『ひよっこ』ではヒロインの結婚相手となる前田秀俊役を演じて一躍有名に。 彼は不良ものでは2020年公開の『今日から俺は!!劇場版』にて、狂犬として恐れられる相良猛を好演。不良高校のNo.2らしい存在感を放っていました。 武道役の北村匠海とは親友と呼び合う仲。プライベートでの絆も反映された、武道とあっくんの熱い友情が映画でも楽しめます。

「東京リベンジャーズ」あっくんには幸せになってほしい!

東京リベンジャーズ
©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

漫画『東京卍リベンジャーズ』は第2章に突入。武道はマイキーを救うため、再びタイムリープを開始しました。 9回目のタイムリープ後の現代で、ようやく美容師として平穏な生活を手に入れていたあっくんは今後どうなっていくのでしょうか。あっくんにもハッピーエンドが待っていることを願いながら、今後の展開を楽しみに待ちましょう。