2021年11月25日更新

「東京リベンジャーズ」天竺(てんじく)の幹部/四天王を一挙紹介!メンバーの現代・その後とは?

東京リベンジャーズ
(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

東京卍會にとって最大の敵勢力となる天竺(てんじく)は、横浜を拠点に活動する黒川イザナが率いる暴走族。天竺が最初に登場したのはコミックス14巻の121話です。東卍を除名された稀咲鉄太(きさきてった)がイザナに接触するシーンでした。 この記事では天竺と東卍の抗争「関東事変」で起こった出来事を説明するとともに、この抗争のカギを握る天竺のメンバーについて詳しく見ていきます。 ※この記事は2021年11月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

天竺結成のきっかけとは?

両親を事故で亡くした鶴蝶(かくちょう)は、孤児院で2人の墓を作ります。その墓を蹴飛ばし彼を自分の下僕とすることで、生きる意味を与えたのが後の天竺総長・黒川イザナでした。 ある雪の日、イザナと鶴蝶はかまくらを作り未来に想いを馳せます。イザナが作った国で、身寄りのない人間に生きる場所を与えようと話す2人。イザナは未来に存在するはずの国の名を、自身を「三蔵法師」に鶴蝶を「孫悟空」に見たて、「天竺」と決めたのです。

天竺のメンバーを紹介

天竺幹部

総長:黒川イザナ

東京卍リベンジャーズ(17)

天竺の絶対的な王として君臨しているのが、総長の黒川イザナです。作中屈指の強さを誇るマイキーこと佐野万次郎にも引けを取らない、天性の戦闘センスの持ち主。 当初イザナはマイキーの異母兄弟で、エマの実兄として登場。実際はエマとも血の繋がりはなかったのですが、佐野兄妹がイザナにとっては心の拠り所でした。中でも自身が悪のカリスマとして少年院で孤独を募らせているときも寄り添ってくれた長兄・真一郎を敬愛しています。 出所後は真一郎が創設した黒龍の8代目総長に就任するも、黒龍自体がマイキーのために作られたと知ってマイキーへの憎悪を抱くことに。真一郎が愛したものをすべて壊したいという歪んだ動機で行動を起こしていく危うい人物です。

総参謀:稀咲鉄太(きさきてった)

天竺の総参謀の椅子についているのが稀咲鉄太です。マイキーを手に入れるという目的のために動いている人物で、主人公・タケミチにとっての宿敵。物語開始時の巨悪化した東卍を作り上げた黒幕でもあります。 彼は喧嘩自体は弱いものの、頭の切れる策略家。周りを動かして事態を動かすことを得意としています。 彼が天竺に加入したきっかけは、「聖夜決戦」後にマイキーによって東卍を除名されたから。しかし元をたどると、イザナに天竺を創るよう唆したのは稀咲です。稀咲はイザナが使えると踏んで、すでに一線から退いていた彼を動かしたのでした。 稀咲は相棒格である半間修二(はんましゅうじ)を引き連れて、天竺に合流。今度は天竺を利用して東卍の犯罪組織化を狙っていくことになります。

幹部:半間修二

東京卍リベンジャーズ(23)

半間修二(はんましゅうじ)は稀咲と共に天竺に加入した幹部です。もともとは「歌舞伎町の死神」と呼ばれる不良だった彼。しかし稀咲にスカウトされてからは実行部隊として、愛美愛主と芭流覇羅の総長代理も務めていました。 関東事変での半間は、あまり目立つ役所ではありません。稀咲を抱えバイクで逃走した後は、追ってきたドラケンと拳を交えています。

幹部:武藤泰宏

東京卍リベンジャーズ(18)

武藤泰宏(通称ムーチョ)は初登場時、東京卍會の伍番隊隊長でした。東卍で唯一内輪揉めを許された特務隊のトップに君臨し、隊長の中でも1番強いと目されていた彼。しかしムーチョは天竺の創設メンバーだったと明らかになります。 天竺幹部陣のほとんどは、極悪の世代と謳われた「S62世代」です。そしてこのムーチョもS62世代の1人で、マイキーと出会う以前にイザナに忠誠を誓っていたのでした。 裏切りが判明してからは天竺として活動を始め、関東事変でも東卍の前に立ちはだかっています。

幹部:九井一

東京卍リベンジャーズ(14)

東京卍會の傘下となった黒龍に所属していた九井一(通称ココ)。彼には金儲けの才能がありました。 武道やココを拉致したムーチョは、天竺はただの暴走族ではないと語ります。彼らは正真正銘、本物の極悪犯罪集団を創ろうとしていたのです。 それには稀咲のブレーン、マイキーのカリスマ性、そしてココの財力が必要だとムーチョは語ります。武道と乾を人質に取られたココは、彼のスカウトを受け入れたのでした。

天竺四天王

鶴蝶(かくちょう)

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鶴蝶(かくちょう)は四天王筆頭、極悪と言われるS62世代の中でも突出した腕っぷしの強さを誇る人物です。初登場は15巻第128話。実はタケミチの幼馴染でもあります。 彼は極悪の世代のひとりではありますが、天竺における唯一の良心的な存在。タケミチと再会した際も、彼はタケミチにイザナを助けてほしいと願い出ており、その心根の優しさが窺えます。 イザナとの出会いは孤児院です。2人は他の四天王メンバーよりも強い絆で結ばれています。

望月莞爾(もちづきかんじ)

モッチーこと望月莞爾(もちづきかんじ)はS62世代の1人。初登場は14巻の第124話です。彼はもともと「呪華武(じゅげむ)」というチームの総長をしており、その頃に東卍の河田兄弟が率いる「双悪(すごあく)」と衝突。2人を叩きのめしたという過去があります。 根っからの戦闘狂で、喧嘩を止めに入った警官を殴り少年院へ。天竺では主力部隊のひとつ・望月隊を率いて、タケミチたち東卍への襲撃を実行していました

灰谷兄弟

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灰谷兄弟はもともとチームには所属せず、六本木を縄張りに活動していたカリスマ兄弟です。兄が蘭(らん)、弟が竜胆(りんどう)。2人は他の四天王より一足はやく、6巻51話で登場しています。 カリスマとあって2人が声をかければ100人以上を集めることが可能。蘭が13歳のときに2人で当時都内最大の暴走族だった「狂極」を潰した過去を持ちます。この際副総長を殺してしまったため、少年院へ。竜胆は関節技が得意、蘭は手柄の横取りが得意です。

斑目獅音(まだらめしおん)

斑目獅音(まだらめしおん)はS62世代では最弱とされている人物。初登場は15巻第128話です。襲撃にメリケンサックを持ち出したり、倒れた相手を殴りつけたりする言動から「狂犬」と呼ばれています。 彼はもともと黒龍の9代目総長でした。東卍結成前、羽宮一虎(はねみやかずとら)が斑目と揉めており、それがきっかけで東卍が結成されることに。そういった経緯から、「黒龍のツラヨゴシ」とも言われています。

天竺メンバーのその後とは?三天時代・現代に分けて解説

東京卍リベンジャーズ(24)

三天時代

2021年11月現在、作品は三天時代を舞台に進む第2章に突入しています。天竺メンバーであった鶴蝶、モッチー、灰谷兄弟、斑目は、三天の一角である寺野サウスにスカウトされ「六波羅単代」の幹部になっていました。 関東事変のあと、S62世代は少年院に入所します。そこで彼らは寺野サウスと出会い、圧倒的なパワーを痛感。次の主を彼に決めたのです。 スカウトされ天竺に加入したココは三天の一角、マイキーが率いる関東卍會に籍を置いています。三天時代でも才能は健在のようで、マイキーの側近のような動きを見せていました。 イザナ、稀咲、ムーチョの3人は、それぞれ別の場所で悲運の死を遂げています。イザナは関東事変で稀咲が放った銃弾に被弾し、稀咲はトラックに轢かれ、ムーチョは三途に斬られ命を落としました。 また半間はエマとイザナ殺しの共犯者として逃亡しており、三天時代での動向は判明していません

現代

ヒナも助かり、ほとんどの人間が幸せに暮らす現代。東卍の中では、マイキーのみ裏社会で生き続けていました。そしてそんな彼が率いる梵天に名を連ねる幹部の大半が、鶴蝶、モッチー、灰谷兄弟などの元天竺メンバーとなっています。 幹部陣の中にはココの名前もありましたが、六波羅単代に所属していた斑目の姿は梵天にありませんでした。ムーチョはすでに殺害されたと明らかになっていますが、彼の姿がない理由は未だ判明していません。

梵天とは?

梵天は関東事変後の現代でマイキーが総長を務めている日本最大の犯罪組織です。No.2に君臨するのは元東卍の三途春千夜(さんずはるちよ)。マイキーへの絶対的な忠誠を誓う人物です。 そして前述した通り、No.3が鶴蝶で、幹部には望月莞爾、灰谷兄弟、九井一が名を連ねています。このことから梵天が天竺をベースとして作られた考えるのが自然でしょう。 さらにマイキーの首元には亡きイザナのピアスを模した入墨があり、イザナの死が梵天結成に関係している可能性も。第2部では梵天の前身と思われる組織もいくつか登場しているので、今後本編の中で梵天結成の経緯が語られることになるのではないでしょうか。

関東事変をネタバレ解説!

以下では関東事変の内容をネタバレありで紹介していきます。未読の方は注意してください。 ※「ネタバレを見る」ボタンを押すと記事を読むことができます。

タイムリープ前

タイムリープ前、関東事変で東卍と天竺が和解したことでマイキーは稀咲とイザナの傀儡に。闇堕ちしたマイキーは、東卍主要メンバーを殺害してまわっていました。最後にはタケミチの前でマイキーも死亡します。 この事態を受けて再びタイムリープをしたタケミチ。そこで天竺の襲撃に遭います。タケミチ以外の東卍主要メンバーたちも各地で奇襲に遭い、ボロボロに。東卍は緊急集会を開き、天竺が凶悪なS62世代が集結したグループであることも判明します。 ここで1度タケミチは現代に戻ることに。この現代ではイヌピー(乾青宗)とココ(九井一)が稀咲の手下となっており、タケミチと橘直人の命を狙っていました。関東事変について聞き出す前に、直人は稀咲の、タケミチはイザナが連れてきた鶴蝶の銃弾に倒れ、タケミチは瀕死のままタイムリープをします。

タイムリープ後

タイムリープ後、稀咲がエマを殺害したことでマイキーとドラケンが再起不能に。トップ2不在のまま、タケミチ率いる50人の東卍と400人の天竺との全面戦争が始まります。 一進一退を繰り返しながら、徐々に劣勢になる東卍を救ったのはタケミチのタイムリープの事情を知ったマイキーとドラケンでした。マイキーとイザナの直接対決でマイキーが優勢になり決着かと思いきや、稀咲は拳銃を持ち出します。 鶴蝶は稀咲の銃弾に倒れ重体、鶴蝶を庇って被弾したイザナは死亡。これで関東事変自体は幕引きとなりました。その後逃走した稀咲は成就しないヒナへの歪んだ想いを吐露した直後、トラックに轢かれて死亡します。 抗争後、マイキーは東卍の解散を宣言。タケミチはヒナにプロポーズして現代に戻ります。現代では東卍関係者は幸せになっていましたが、その中にマイキーの姿はなく彼は「梵天」の総長となっていました。

東卍最大の敵・天竺と関東事変が分かれば「東リベ」がもっと面白くなる

関東事変を軸に、天竺について解説しました。この天竺との抗争を区切りに、ひとつのクライマックスを迎えた「東京リベンジャーズ」。 本編ではこの後新章に突入していきますが、天竺メンバーはまた別の組織に所属してタケミチやマイキーたちに関わっていくことになるはず。今後も天竺メンバーから目が離せません。