2023年4月25日更新

映画「東京リベンジャーズ2」血のハロウィン編のネタバレあらすじ&感想!実写・原作との違いを比較しながら紹介

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『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-』 『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -決戦-』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

原作『東京卍リベンジャーズ』を

実写映画「東京リベンジャーズ2」の前編が2023年4月21日に公開され、後編も2023年6月30日に公開されます。 現代に大きな影響を与える「血のハロウィン」編。「血のハロウィン」とは「8・3抗争」の次に起こる、東京卍會VS芭流覇羅(バルハラ)の抗争です。本記事では、実写映画のネタバレを原作と比較しながら解説します! ※この記事は『東京卍リベンジャーズ』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

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実写映画「東京リベンジャーズ2」あらすじ

「東京リベンジャーズ2」あらすじ

タイトル 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』
公開日 2023年4月21日/2023年6月30日

タケミチは「8・3抗争」を経て、現代でヒナと無事再会することができました。しかしこの世界線でも、彼女は凶悪化した東京卍會によって殺害されます。 かつてのマイキーやドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人が結成し、とある悲しい事件をきっかけに引き裂かれてしまった東京卍會。その過程で、一虎は東卍と敵対する暴走族チーム「バルハラ」で幹部となり、場地もまたバルハラ側へと寝返りました。 固い絆で結ばれた彼らに何が起きたのでしょうか?タケミチは場地の存在がヒナタを救う鍵になると考え、彼を東卍に連れ戻そうとしますが……。

原作「血のハロウィン編」を

「東京リベンジャーズ2」結末までネタバレ

東京卍會参番隊に芭流覇羅の襲撃の末……。

バルハラが東京卍會参番隊を襲撃。東京卍會のメンバーは必死で抵抗するものの劣勢に。そんな中、鈴のピアスをつけた謎の男は東京卍會のメンバーを2階から蹴り落とすなど異常な執着と狂気を見せます。 参番隊隊長パーちんは必死に抵抗しますが圧倒的な人数の差に手も足も出ず……。その姿を見たバルハラのメンバーは「東京卍會も大したことない」と、パーちんや参番隊のメンバーの来ていた特攻服を燃やしてしまいます。 東卍を馬鹿にされたパーちんは、落ちていた刃物を手にしバルハラのメンバーを刺してしまいます。

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現代でタケミチとヒナが再会!しかし……。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

ヒナが生き残る世界線を勝ち取り、彼女と再会を果たしたタケミチ。2人でデートへ行くことになりますが、なんとそこで武道の友人だった千堂淳の運転する車がヒナの乗る車へ突っ込み炎上!避けられないヒナの死を目撃したタケミチは再び過去へ戻り世界を改変する決意をします。 それにあたり現代で死刑囚となっているドラケンに接触。全ての鍵を握る人物として「稀咲鉄太」の名を聞き、タケミチは過去へとタイムリープします。

戻った過去では稀咲が参番隊隊長に

過去に行くと、そこにはマイキーとドラケンの姿が。そしてタケミチは東京卍會参番隊隊長の任命式へ連れていかれますが、元々隊長を務めていたパーちんは芭流覇羅との喧嘩で相手を刺し、少年院へ収監されてしまったのです。 そして空席となった参番隊隊長に新たに就任したのが、キーマンとしてタケミチがマークする稀咲でした。タケミチは稀咲を隊長にはしまいと集会中に稀咲を殴ってしまいます。タケミチはドラケンや三ツ谷に怒鳴られますが、稀咲が危険人物だということの根拠をうまく説明できずに返答に困ってしまいます。 タケミチの行動による険悪な雰囲気の中突然、壱番隊隊長の場地圭介が集会に乱入!武道をはじめとする東卍のメンバーを殴り倒してしまいます。

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場地が東卍を脱退……。芭流覇羅のメンバーに

「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

この任命式に現れ大暴れした場地圭介は稀咲の隊長就任に反発し、なんと東京卍會の脱退を表明。そして敵対組織である芭流覇羅へ寝返ると告げたのです。 止めようとするもその場から去っていく場地。そして彼を迎えたのは、鈴のピアスを付けた謎の男・羽宮一虎でした。 集会の後、タケミチはマイキーから場地圭介が東京卍會の創設メンバーでマイキーの幼馴染であることを聞きます。「俺アイツが大好きなんだ」と場地を東卍に連れ戻したいというマイキーの頼みを聞いたタケミチは、場地を連れ戻したら稀咲を東卍から除名するという交換条件を出し、芭流覇羅の情報収集に乗り出します。

バルハラNo.3羽宮一虎がタケミチの前に!その目的とは

東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

タケミチは場地を連れ戻すと言ったものの何からすれば良いかがわからず、溝中メンバーにバルハラについて知っている情報を教えてもらうことに。山岸からの情報で、バルハラは首のない天使と言われるチームでその名前の通りNo.1が不在のチームだということを知ります。 すると突然タケミチの前にバルハラNo.3の羽宮一虎が現れ、タケミチをバルハラのアジトへと強制的に案内します。そこには場地が腹心である壱番隊副隊長を「絵踏み」と称し殴る姿が……。自分も殴られると身構えるタケミチでしたが、場地が集会で「東京卍會を止める」といったことの証人として証言するだけで済みます。 場地が東卍を裏切る意思があると確認できた半間は、場地のバルハラ加入を認めます

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一虎が東京卍會を抜けた理由には過去の事件が関係している

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

タケミチは場地を連れ戻そうと「創設メンバーなのに裏切るなんておかしい」と必死に場地に伝えますが、そこで衝撃の事実を知ります。一虎もそもそも東京卍會創設メンバーだったこと。そしてある事件をきっかけにマイキーを恨んでいること。 かつて一虎はマイキーの誕生日にバイクを贈ろうと、場地と共にバイクショップに盗みに入っていました。ですが店主に見つかり、気が動転した一虎はその男性を殺害。しかしその人物は、あろうことかマイキーの兄・真一郎だったのです。 一虎は自身の行動を「マイキーのためにしたこと」なのだから、「マイキーのせいでこんなことになった」と考え、彼を恨むようになりました。そしてマイキーを殺さないといけないと思いながら少年院で2年間を過ごすことに……。

黒幕は稀咲鉄太?目的は何なのか

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

タケミチは場地を信頼する壱番隊副隊長、松野千冬と協力し情報収集を開始。そのなかでかつてドラケンを刺したキヨマサから、彼をそそのかし東京卍會を混乱させた人物を突き止めます。 その人物は稀咲鉄太。そして彼と共にいたのは芭流覇羅のNo.2として君臨する半間修二。その事実に驚愕するタケミチと千冬。そしてその頃稀咲は、街なかで見つけたヒナへ怪しい視線を送っているのでした……。

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血のハロウィン決戦へ向け再び過去へ

これまでベールに包まれていた芭流覇羅のトップは稀咲だと推理し、現代に戻り事実を確かめようとするタケミチ。再びドラケンに面会し話を聞くと、そこで衝撃の事実が発覚。 なんとドラケンが言うには芭流覇羅のトップはマイキー。しかもマイキーは「血のハロウィン」で一虎を殴り殺したというのです。衝撃の事実に、タケミチはただただショックを受けるばかりでした。

原作「血のハロウィン編」を

映画オリジナルのエンドロール後に注目

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

映画版ではエンドロール後に原作にはないオリジナル展開が差し込まれています。 かつて「血のハロウィン」が行われた現場へ行くタケミチと直人。なんとそこで大人になったマイキーの姿を発見。しかし話をする前にマイキーは消えてしまいます。タケミチはマイキーに一虎を殺させまいと決意し、直人と握手。再び過去へのタイムリープをおこない次回作へと繋がっていきます。

映画「東京リベンジャーズ2」原作との違いは?

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

「東京リベンジャーズ2」の実写映画と原作での主な違いは以下の4つです!

「血のハロウィン編」実写映画と原作の違い
  1. パーちんが少年院に入ったきっかけ
  2. 場地の謹慎理由
  3. タケミチの配属先は決定なし
  4. 血のハロウィン前の奇襲

ここからは、それぞれの違いについて実写映画と原作を比較しながら詳しく説明していきます。

原作「血のハロウィン編」を

パーちんが少年院に入ったきっかけ

原作では8・3抗争の前に愛美愛主の長内を刺したことが原因で少年院へ入るパーちん。 ですが実写版では芭流覇羅と参番隊との抗争で、怒りのあまり相手を刺してしまい少年院へ入る展開に変更されています。

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場地の謹慎理由

原作では内輪揉めで謹慎していた場地。 ですが実写版では前作で描かれた愛美愛主との「8・3抗争」に参加しなかったことを理由に集会の出禁を命じられていました。こちらの設定変更と先ほど紹介したパーちんの設定変更は、前作の映画『東京リベンジャーズ』(2021年)内の展開と辻褄を合わせるために加えられた変更だと思われます。

タケミチの配属先は決定なし

原作では集会後に三ツ谷の弐番隊に所属するはずだったタケミチ。ですが実写版ではそのシーンはなし。しかしながらマイキーから正式に東京卍會のメンバーになったと告げられるシーンは存在し、所属する隊だけが未定のままとなっています。

血のハロウィン前の奇襲

実写版の終盤では「血のハロウィン」の決戦前に半間がドラケンを襲撃するシーン、そして三ツ谷も襲撃されバイクごと転倒するシーンが描かれています。原作にはない展開を組み込み、決戦前に東京卍會と芭流覇羅の遺恨をより濃く印象付けるシーンとなりました。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命」の結末をネタバレ予想!

黒幕は稀咲鉄太?

「血のハロウィン編ー決戦ー」でキーマンとして何度も名前が挙がった稀咲。 続編となる「血のハロウィン編ー運命ー」でも怪しい動きを展開する、物語の黒幕として暗躍すると思われます。今作の終盤でヒナに対し怪しい視線を送っていた稀咲。次回作ではヒナに対してもアクションを起こし、タケミチをより一層苦しめる存在となりそうです。

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ヒナは死亡ルートを回避できるのか?

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

今作で死亡する前に、かつてタケミチに振られたことを明かしていたヒナ。実はこのシーンは本来、原作における聖夜決戦編で描かれるシーンです。このことから、おそらく実写版は「聖夜決戦」まで描かず、「血のハロウィン」で完結するものと思われます。 そのため次回作では聖夜決戦編で描かれるはずだったヒナとの別れのシーンを盛り込み、ヒナとのラブストーリーにおける主要な展開をすべて回収。最終的にはヒナの死亡ルートを回避し、タケミチはヒナと結婚する未来を手にするのではないでしょうか。

映画「東京リベンジャーズ2」の結末はどうなるのか考察

「血のハロウィン」編で実写版「東京リベンジャーズ」シリーズが終わるのだとすれば、稀咲との因縁もここで決着する可能性が高くなります。 そのため次回作では稀咲の目論見をあばき、タケミチがその計画を阻止。そして死ぬはずだった一虎やヒナも救い、幸せな未来を手にするラストが待っているのではないでしょうか。 もしかしたら原作版では死亡したメンバーも生き残り、誰もが幸せな未来を手にする大団円のハッピーエンドを迎えるかもしれません。

「東京リベンジャーズ2」感想・評価

東京リベンジャーズ2
東京リベンジャーズ2』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
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20代男性

2部構成の前編パートのため、派手な喧嘩シーンは少なめ。その反面、ストーリーは非常に緻密でラストも気になる終わり方になっています。テンポもよく、飽きずに楽しむことができる作品。単なる不良映画にとどまらず、サスペンス映画としても非常に良質です。

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20代女性

原作と違った部分はありましたが綺麗にまとめられており、実写化大成功だと思います。今作から新登場した場地や一虎もかっこよく、前作と変わらぬキャラ再現度の高さに驚かされました。次回作へのヒキも素晴らしく、今から公開が楽しみで仕方ありません。

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ついに原作人気メンバーが実写映画に登場!

東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

映画「東京リベンジャーズ2」では、新たに場地圭介・羽宮一虎・松野千冬が登場します。 この3人は原作コミックで人気を誇り、「血のハロウィン編」が大人気エピソードである大きな理由になっています!前編では、場地圭介はまだまだ目的の見えて来ず、一虎も不気味な雰囲気を纏っている印象ばかりですが、後編では彼らの魅力が全開の展開になることが予想されます! 後編では、3人がどのような活躍を見せてくれるのか原作ネタバレでチェックしてください!

【原作ネタバレ】血のハロウィンを時系列で解説

ここからは原作『東京卍リベンジャーズ』血のハロウィンの詳しい内容を時系列に沿って解説していきます。

現代での悲惨な状況が明らかに

「8・3抗争」でドラケンの死を回避したものの、現代では相変わらず東卍は巨悪組織のままでした。ドラケンは稀咲のせいで殺人を犯し死刑囚に。マイキーは血のハロウィンで一虎を殺害。本来は逮捕されるところを稀咲に身代わりを用意してもらい、これ以降マイキーは稀咲の手に堕ちてしまいます。 タケミチは血のハロウィンでマイキーが一虎を殺すのを阻止するため、その原因となった一虎による場地殺害阻止を目指すことに。同時に稀咲による東卍乗っ取りの足がかりとなるバルハラとの合併阻止もミッションとなります。

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場地がトーマン脱退を宣言し、バルハラに加入

稀咲は逮捕されたパーちんの後任として、東卍の集会で参番隊隊長に任命されました。 しかし突然、場地が東卍脱退とバルハラへの加入を宣言。踏み絵として腹心の松野千冬を半殺しにし、バルハラに鞍替えを認められます。場地はパーちんの一件に関する稀咲とマイキーの取引を知っており、稀咲が参番隊隊長となること危惧し、バルハラの内情を探ろうとしたのです。 彼の裏事情には気付いていなかったものの、タケミチはマイキーと稀咲を東卍から追い出す代わりに、場地を連れ戻す約束を交わしました。

一虎が登場!彼の目的とは

一虎と場地、マイキーは幼馴染で、東卍創設メンバーでもあります。もとは仲の良かった一虎がマイキーを憎んでいるのは、マイキーの兄・真一郎の事件が原因です。 マイキーに誕生日プレゼントを用意したかった一虎は、場地を誘ってバイク店に盗みに入ります。そこで店主に見つかると、一虎はそれが真一郎だと気付かないまま殴り殺してしまったのです。 その現実が受け入れられなかった一虎は、そもそもマイキーのために盗みに入ったのだからマイキーが悪いというめちゃくちゃな理論でマイキーを恨むように。抗争ではバルハラNo.3としてマイキーを殺そうと彼の前に立ちはだかります。

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千冬が武道の相棒に

場地の狙いを察した千冬は、同じように場地を連れ戻そうとしており、東卍のトップになって未来を変えようとしているタケミチに協力を持ちかけました。 2人はバルハラと稀咲に関する調査を開始し、メビウスの元総長・長内や現代のドラケンと接触。一虎を殺害したことが発端となり、現代のマイキーが稀咲の傀儡と化していると突き止めます。しかし、奔走も虚しくそれぞれの目標を果たすことはできず、抗争の日を迎えてしまいました。

遂に抗争が開始

もとの現代では一虎が場地を殺害、それを見たマイキーが一虎を殴り殺して東卍はバルハラに負けます。タイムリープ後の抗争でも一虎は場地を刺しますが、場地は即死とはなりませんでした。 しかし稀咲が煽り、マイキーに一虎を殺させようとしていたため場地は自ら腹を刺して自決。マイキーが一虎を殺す理由を自らの死でなくしたのです。彼は最期に創設メンバーが宝だということを伝えて息を引き取ります。 それでも暴走するマイキーをタケミチが必死に止めたことで、マイキーによる一虎殺害は回避されました

全ての黒幕は稀咲鉄太!彼の目的は?

血のハロウィンはすべて稀咲が仕組んだものです。稀咲はそのためにバルハラを創りました。バルハラにもともと総長がいなかったのも、抗争後に東卍を吸収して、マイキーを総長に据えようと画策していたからです。 稀咲の目的はマイキーのカリスマ性を手中に収めること。彼にとっては抗争の勝者はどちらでも構いませんでした。最終的には半間とマイキーの仲を取り持つ形でマイキーの信頼を得ることができたので、彼の抗争の目的はほぼ達成されたと言えます。

「血のハロウィン編」を

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東京卍會とバルハラが合併

抗争の結果、バルハラが東卍の傘下に下り、合併阻止というタケミチのミッションは失敗。バルハラ副総長兼総長代理の半間修二が陸番隊隊長となります。マイキーが稀咲の手に落ちることは防いだものの、内部に不穏分子を抱え続けることに……。 タケミチは壱番隊隊長に任命され、なんとか未来へ一縷(いちる)の望みを繋げます。

血のハロウィン後の現代

壱番隊隊長に任命されたタケミチが現代に戻ると、彼は東卍の幹部になっていました。副隊長だった千冬はタケミチの付き人になっています。この現代でのマイキーは依然、稀咲と元「黒龍」組の金によって堕ちた状態でした。 千冬は一虎とともに稀咲や黒龍組の尻尾をつかもうと裏で動いていましたが、この動きを稀咲に察知され射殺されます。タケミチは一虎に救出されるものの、直人によって逮捕。そこで日向の殺害を千堂に指示したのがタケミチ自身であることが判明し、タケミチは自暴自棄に。 壱番隊隊長になったことで現代のタケミチの立場は大きく変わりましたが、組織の巨悪化は阻止できていない現実が明らかとなりました

血のハロウィンの原因や結末と死亡/逮捕者を振り返る

主要な登場人物 花垣武道(タケミチ) 佐野万次郎(マイキー) 龍宮寺堅(ドラケン) 場地圭介(ばじけいすけ) 羽宮一虎(はねみやかずとら) 半間修二(はんましゅうじ) 稀咲鉄太(きさきてった)
死亡者 場地圭介
逮捕者 羽宮一虎

血のハロウィンを画策したのは、マイキーに恩を売っていずれは東卍を乗っ取ろうと考えている稀咲です。稀咲自身は東卍幹部となり、一方で裏では芭流覇羅の副総長・半間やNo.3の一虎を動かしました。 マイキーを憎む一虎は東卍に宣戦布告。バルハラに寝返ってしまった親友の場地を連れ戻すため、マイキーもバルハラを潰すために抗争を受けます。 抗争で場地は一虎によって致命傷を負って自決、一虎は逮捕されることに。抗争は東卍の勝利となり、芭流覇羅が東卍に下る形で決着がつきました。

血のハロウィン編の疑問

血のハロウィンは漫画の何巻何話?

始まり 5巻36話から
終わり 8巻69話まで

血のハロウィンは東京卍會VS芭流覇羅(バルハラ)の抗争を描いています。 この抗争への動きが水面下で始まったのがコミックス5巻36話から。8巻69話で抗争収束後の総決算集会が描かれ、一区切りとなります。

「血のハロウィン編」を

血のハロウィンの場所はどこ?

抗争が起きたのはどこかの廃車場。それ以上具体的な描写はありませんが、東卍は渋谷、バルハラは新宿を拠点としています。抗争の仕切りをした池袋クリミナルブラックメンバーズは、その名の通り池袋のチームです。 3エリアから近い、かつバルハラの指定場所だったことから、新宿の廃車場が抗争の舞台になったのではないでしょうか。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」の登場人物・キャストを紹介!

東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会
花垣武道 (タケミチ) 演:北村匠海 人生唯一の彼女・橘日向(ヒナ)を死の運命から救うため、過去を変えようと奮闘するタイムリーパー。「8・3抗争」の後、三ツ谷隆率いる東卍の弐番隊へ入った。
佐野万次郎 (マイキー) 演:吉沢亮 東京卍會を束ねる総長。「無敵のマイキー」と呼ばれる喧嘩の強さとカリスマ性を併せ持つ。現代では優しかった頃の面影を失い、仲間の殺害すら躊躇しない人物に……。
場地圭介 演:永山絢斗 東卍創設メンバーで喧嘩も得意な壱番隊隊長。誰よりも愚直に仲間を愛しており、マイキーが信頼する幼馴染でもある。
羽宮一虎 演:村上虹郎 バルハラのNo.3にして東卍創設メンバー。マイキー、場地とは幼馴染みだが、過去の事件の報復としてマイキーの命を狙っている。
松野千冬 演:高杉真宙 東卍の壱番隊副隊長。他の不良に報復されそうになっていたところを場地に助けられ、それ以降、彼を心底慕っている。
稀咲鉄太 (キサキ) 演:間宮祥太朗 東卍の参番隊隊長でメビウスの元幹部。「8・3抗争」や「血のハロウィン」を引き起こした黒幕であり、現代では東卍を犯罪組織へ変貌させている。
半間修二 演:清水尋也 バルハラの副総長兼総長代理で稀咲の腹心。「8・3抗争」の時点では、バルハラの前身「メビウス」の仮総長として東卍と戦った。

激アツ展開!実写映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』は見逃せない

東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

『東京卍リベンジャーズ』の中でも大きな抗争である「血のハロウィン」について詳しく紹介しました。 「血ハロ」は登場人物や組織が一気に増えて物語の濃度がグッと上がると同時に、やや難解になり始める部分でもあります。「東リベ」の熱さを堪能するためにも、しっかりと内容を把握しておきたいですね。

原作『東京卍リベンジャーズ』を