2023年1月18日更新

半間修二の正体は?タイムリーパー説についてや過去・声優まで紹介!【東京リベンジャーズ】

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半間修二は「東京リベンジャーズ」に登場するトリックスター的存在のキャラクターです。組織を転々としては物語をかき回す半間の目的とは?本記事では稀咲と行動をともにする半間の動向や正体、強さ、最終回での結末などをネタバレありで解説。かっこいいと話題の髪型や名言も紹介します! ※この記事は2023年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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半間修二(はんましゅうじ)のプロフィール

誕生日 1989年10月27日
身長 192センチ
体重 70kg
年齢 16歳・高1(過去)/28歳(現代)
役職 「愛美愛主」総長代理→「芭流覇羅」初代副総長→東京卍會陸番隊隊長→天竺幹部
初登場 原作第22話
実写版キャスト 清水尋也
声優 江口拓也
イメージカラー

稀咲(きさき)の右腕として暗躍し、愛美愛主の総長代理として初めて武道達の前に立ち塞がります。 その後は芭流覇羅の副長、東卍の陸番隊隊長、天竺の幹部と組織を渡り歩き肩書きが何度も変わるのが特徴です。またどの組織でも高い役職に就いているあたりから、その実力はどこからも認められています。 事実ドラケンとの一騎打ちを何度も行いますが、そのタフさから仕留め切れることはついぞありませんでした。 飄々としており真意が中々見えませんが、その姿勢は一貫として「稀咲の味方」でした。つまりマイキーにとってのドラケン、花道にとっての千冬のような存在と言えるでしょう。

半間修二の身長は?

半間修二の身長は192cmとかなり大柄です。身長が明言されているキャラでは、195cmの柴大寿(しばたいじゅ)に次ぐ高身長。寺野南(てらのサウス)は2m超えしていると言及があるので、半間はサウス、大寿の次に高身長ということに。 ちなみに実写映画版で半間を演じた清水尋也も、メインキャストの中では1番高身長でした。

半間修二は真の黒幕なのか?タイムリーパー説も

半間黒幕説

『東京卍リベンジャーズ』の黒幕と言えば、当初から何度も武道の前に立ちはだかった稀咲でしょう。しかし本作では稀咲以外に黒幕がいるのでは無いかという、いくつかの説がありました。その1つが「半間黒幕説」です。 この説が浮上した理由は、4回目のタイムリープから帰還した現代で、武道が半間と遭遇したためでした。ヒナあっくんに殺される直前、武道は車の外で半間に出会います。そして半間は「ダリィ、まとめてやっちまおうと思ったのになあ」と口にしたのです。 この言葉でファンの間では一気に半間黒幕説が有力となっていました。ですが筆者としてはこのセリフは、当時の背景を整理してみても、伏線ではないと考えられます。 まずこのシーンの裏では武道とヒナを、自動車事故として見せかけて殺す計画が進行していました。 その為稀咲の命令で、作戦が上手くいくかどうか半間は偵察に向かわせられていたのでは?と考えた方が自然です。 「ダリィ」も武道が車にいないことで、作戦が半端になることが確定してしまった、半間の心からの言葉と考えられます。

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半間タイムリーパー説

半間黒幕説と共に浮上した「半間タイムリーパー説」。作中では度々、武道以外のタイムリーパーの存在が示唆されていますが、稀咲はタイムリーパーでは無いと判明しました。よって稀咲の側近であった半間がタイムリーパーである可能性は、十分にあるのでは?と言われました。 こう考えられたのは、稀咲は自分がタイムリーパーじゃないと断言した後、「オレは」となにかを言いかけたことがキッカケです。文脈的に「オレはトリガーだ」と言おうとしていた可能性も。となると、2人がずっと一緒に行動していたことも納得がいきます。 よって半間は武道よりも早い段階で目覚めた、タイムリーパーである可能性。そして半間が過去に戻り、武道がしてきたように稀咲の死を食い止め復活させるという展開もあり得るのでは?と考えられていました。

ついに判明!半間の正体は?結局黒幕だったの?

「関東事変」で指名手配犯となった半間は約2年間、逃走生活を送ります。タケミチ率いる2代目東卍と関東卍會との最終決戦で久々に姿を現した半間は、関東卍會の遊撃隊となっていました。 関東卍會の幹部として、2代目東卍幹部を次々に蹴散らす姿を見せます。が、黒い衝動に呑まれたマイキーの一撃にあっけやく沈み、それ以降目立った出番はなくなってしまいました。 更に武道の先代タイムリーパーが真一郎だったことが確定。結局、半間はタイムリーパーやトリガーではありませんでした。 最終回ではフリーカメラマンとして世界中を放浪しています。そしてタケミチとヒナの結婚式に「ダリィけど祝ってやっか」とバイクで乗り付けていました。

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半間と稀咲の動向まとめ!

愛美愛主(メビウス)の総長代理に

作中、いくつもの組織を渡り歩いていた半間。かつて「歌舞伎町の死神」として恐れられていた半間は、稀咲と出会って以降、行動を共にするようになります。 本編では長内が負傷した穴を埋める形で、「愛美愛主(メビウス)」の総長代理として初登場します。 稀咲の命令で暗躍し、ドラケンを暗殺する為の東京卍會対メビウスの抗争「8.3抗争」を起こします。

芭流覇羅(バルハラ)を設立

次に2人は「芭流覇羅(バルハラ)」を設立、半間は初代副総長に。稀咲が画策した「血のハロウィン」で、場地を葬るため再び暗躍します 。 そして抗争後は稀咲の手柄を挙げるため、芭流覇羅が東卍の傘下に降る形で入隊。半間は新設の陸番隊隊長となります。

聖夜決戦

「聖夜決戦」では武道と千冬に共闘する振りをして、決戦当日に裏切りをします。これにより東卍の邪魔者を消そうとしますが失敗。 決戦後はマイキーに千冬が裏切りを報告したことで、稀咲と共に東卍を除名となります。そして2人は「天竺」に所属、半間は天竺の幹部として「関東事変」に参加することになります。

稀咲死亡後に明らかになった2人の過去

半間が稀咲と出会ったのは、稀咲が愛美愛主(メビウス)に身を置いていた時期でした。色の無い日常に飽き飽きしていた半間は、稀咲を見て一目で気に入ります。期待通り稀咲が創る新しい舞台を楽しむ半間。稀咲は彼に「なんでオレについてくる?」と質問しました。それに「オマエが死んだら教えてやるよ」と半間は返します。 「関東事変」の最中、稀咲は実際に死んでしまいます。その姿を見て半間は笑いながら涙を流しました。そして稀咲の墓を訪れた半間は、静かに語り出すのでした。 「仲間」や「友達」という言葉では言い表せない2人の関係。しかし彼らにはただ利用し合っていただけでは無い歪な絆が存在したのです。

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死神と道化とは?

番外編205話、半間は稀咲の墓の前で「死神と道化」の物語について語り明かそうと言います。半間はかつて死神と呼ばれており、稀咲は自身を道化(ピエロ)と表現していました。シンプルに考えれば墓前での思い出話となります。 最終回までに言及もなかったため、思い出話をオシャレに表現しただけの可能性が高そうです。

半間の強さはどれくらい?

数々の強者が登場する、『東京卍リベンジャーズ』。その中でも半間は屈指の実力を誇っています。最初に半間が実力を誇示したのが「8・3抗争」です。彼は初登場シーンでマイキーと対峙し、仮で愛美愛主の総長を務めていると名乗ります。間髪入れず必殺の蹴りを放つマイキー。しかし半間はその蹴りを腕でガードして見せたのです。 また半間は作中で何度もドラケンとも対峙しています。「血のハロウィン」では1度ドラケンに吹き飛ばされるも立ち上がり、互角と言える立ち回りを見せました。 そのためマイキーやドラケンよりは見劣りしますが、トーマン隊長陣などよりも強いのは確実でしょう。

半間の大人姿や髪を下ろした姿がかっこいい!

半間といえばサイドを刈り上げた長めのモヒカンスタイルが基本。「8.3抗争」では雨に濡れて髪をおろした状態に。やや目にかかる前髪の雰囲気が普段と違っていて、かっこいいと話題になりました。 また現代の大人半間も大人気。インテリ風なスーツに眼鏡、髪は片サイドをピシッとさせて全体をゆるっとウェーブさせたスタイルは大人の色気を感じさせます。 稀咲の命令で武道とヒナを殺す作戦の、実行役として現場に赴いていたのでしょう。武道が車に乗っておらず計画が上手くいかないことを知ると、「ダリィ」と口にしていました。未来でもその口癖は健在のようです。 そして205話の墓参り時の、顔を覆うような長髪も気怠げでかっこいいと人気です。パーカーを深く被っているのも相まって、ダークで大人っぽい雰囲気がたまりません。 そして最終回の未来では、センター分けしたロングヘアとなっています。気だるげな雰囲気も残しつつ、どこか活き活きとしている表情が印象的ですね!

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半間修二の声優は江口拓也!

江口拓也

TVアニメ『東京リベンジャーズ』で半間を演じたのは、歌手としても活躍する声優の江口拓也です。江口拓也の代表作には『バキ』の花山薫(はなやまかおる)役や、『俺物語!!』の剛田猛男(ごうだたけお)役などが挙げられます。 また最近では『SPY×FAMILY』のロイド役としても活躍しており、その声を聞かない日はないという方も多いのではないでしょうか? その色気がある低音ボイスを活かして、半間の気だるげながらミステリアスな面を演じきってくれています。アニメ2期となる「聖夜決戦編」以降も活躍が沢山あるので、これからも江口の演技に注目ですね。

実写映画で半間修二を演じた俳優は清水尋也

『東京リベンジャーズ』
©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

また2021年7月公開の劇場版『東京リベンジャーズ』では、清水尋也が半間修二を演じました。2014年公開の『渇き。』や、2015年公開の『ソロモンの偽証』に出演し注目を集めた清水。2021年6月に公開した『映画大好きポンポさん』では、声優デビューにして主演を演じ大きな話題となっています。 不気味な雰囲気を放つ半間の魅力を引き出す、長身を活かした清水の怪演に注目です!

半間修二の名台詞を紹介

派手に逝ったな(23巻)

23巻「関東事変」終盤、半間は稀咲がトラックにはねられた現場で涙を流しながらこのセリフをつぶやきます。セリフの直前では、半間が稀咲との出会いを回想。2人の間には2人しかわからない絆があったことを感じさせます。 いつもひょうひょうとしていて本音が見えにくい半間が、はっきりと怒り以外の感情を顕にした泣けるシーンです。

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あは♡テメェの墓標に辮髪そなえてやるよ(21巻)

21巻、追いかけてきたドラケンの足止めをするために鉄パイプを持って現れた半間がドラケンを挑発した際のセリフです。 このセリフの注目ポイントは「辮髪(べんぱつ)」という知的な煽り方をしている点!辮髪はドラケンの三つ編み部分のことですね。ちょっとイカれた言い回しをするところも、掴みどころのない半間らしいセリフです。

アニメ2期でも歌舞伎町の死神・半間修二に注目!

東京リベンジャーズ

「東京リベンジャーズ」に登場する、稀咲の右腕にして謎多き男・半間修二について紹介しました。本編は2022年11月に最終回を迎え完結。半間関連で明らかになっていない伏線も多いだけに、今後スピンオフや番外編で描かれることを期待しましょう! アニメ2期は2023年1月に放送。原作を復習しておくとアニメもいっそう楽しめそうです。