2023年9月29日更新

「ふるべゆらゆら」と魔虚羅(まこら)の強さを解説!五条悟の無量空処に適応した最強の式神に迫る【呪術廻戦】

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呪術廻戦 伏黒恵
©︎芥見下々/集英社

『呪術廻戦』の伏黒恵が、作品序盤から匂わせていた切り札「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」。 本記事ではそんな最強の式神であるまこらの強さや呼びだす際の祓詞「ふるべゆらゆら」の元ネタについて徹底解説!宿儺の手に堕ちた現在の状況も含め、まこらに関する情報をあますことなくお伝えしていきます。 ※この記事は「呪術廻戦」の重要なネタバレを含みます。

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【概要】魔虚羅(まこら)と布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)とは

呪術廻戦 伏黒恵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
まこら 概要:「十種影法術」最強の死神
ふるべゆらゆら 概要:まこらを呼びだす際の祓詞 元ネタ:布瑠の言
登場回 14巻117話
元ネタ 十種神宝 , 十二神将

まこらは禪院家相伝の術式である「十種影法術」の、式神の1種です。10種の中でも類をみない強さを誇る式神で、「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」の祓詞を唱えると呼びだせます。 他の式神を呼びだす際は手で影絵の形を作るのに対し、まこらは左腕に右手の拳を押し当て祓詞を唱えるのが大きな特徴。基本的に十種影法術の式神は動物の形ですが、まこらは筋肉質で巨大な人間の形をしています。

「ふるべゆらゆら」で召喚する魔虚羅(まこら)はチート技?

まこらは歴代の十種影法術使いが、誰も調伏できなかった式神です。しかし「いつでも調伏の儀を開始できる」「調伏の儀は複数人でも可能」という十種影法術の特徴を利用し、敵の前で呼びだすことだけはできます。 まこらを呼びだした際は、敵も調伏の儀の参加者としてカウントされます。つまり「ふるべゆらゆら」で召喚するまこらは、使用者も殺されることが前提で敵を道連れにする、自爆技なのです。 自爆前提ではあるもののどれだけ強い敵でも倒せるまさに奥の手で、伏黒恵は作中で何度か使用を考えていました。

【能力】魔虚羅(まこら)が最強の式神と言われる理由は?

魔虚羅(まこら)の強さをわかりやすく解説!

呪術廻戦  宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

まこらの強さは、「適応力」「退魔の剣」の2つで出来ています。 まこらは1度浴びた攻撃に適応する耐性を獲得し、相手により有効な攻撃を打てるように変化するのです。背中の方陣の回転で適応が完了し、適応完了と同時に体へのダメージもすべて回復します。 また右腕に携えた退魔の剣も、非常に強力です。退魔の剣は対呪霊に特化した武器で、反転術式と同じ正のエネルギーを纏っています。この剣の攻撃には、宿儺も呪霊のままだったら一撃で消し飛んでいたと評価していました。 すべての攻撃に適応し最凶の矛を降るってくるまこらは、作中で「最強の後出しジャンケン」と例えられるほど。もちろんスピードやパワーも並ではないので、倒すのはほぼ不可能と言ってもいいでしょう……!

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【最新ネタバレ】五条悟の無量空処に適応済み?

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

本編で宿儺の召還したまこらと対峙した五条悟。このとき五条は自身の領域展開である無量空処を展開していましたが、なんとまこらはこれを破壊してしまいます。まこらは前述したように「1度受けた攻撃を覚えて適応する」ことが可能。 宿儺は影に隠してまこらの法陣を戦闘中に起動させていたため、まこらは戦闘のなかで経験した無量空処を記憶し適応することができていたのでしょう。宿儺は伏黒以上にまこらの性能を理解し、その強みを活かしていると言えそうです。

五条悟を攻略

まこらの驚異的な能力により窮地に陥った五条。ですが切り札である虚式・茈を炸裂させ土壇場で逆転!これによりまこらは破壊され五条の勝利はほぼ確定……と思われたものの、なんとまこらの能力をベースにした術式により宿儺が反撃を開始します。 実はまこらは一度適応した術式をさらに解析し、様々な適応方法を編み出す能力を所持していました。宿儺はそこで生み出された無下限呪術への適応法を利用し、自身の術式を拡張することに成功。空間や世界ごと切断する防御不能の斬撃を繰り出し、五条の身体を真っ二つに両断してしまいました。

【元ネタ】魔虚羅(まこら)と「ふるべゆらゆら」の衝撃の意味とは?

魔虚羅(まこら)の元ネタは十種神宝と十二神将!

呪術廻戦 伏黒恵
©︎芥見下々/集英社

十種影法術のモデルは「十種神宝(とくさのかんだから)」だと言われています。十種神宝は歴史書「先代旧事本記」に登場する10種類の道具で、神のみが使える神器です。「退魔の剣」を携えるまこらのモデルは、そのなかの「八握剣(やつかのつるぎ)」でしょう。 また仏教における12の武将を指す「十二神将」も、まこらに大きな影響を与えています。十二神将には「摩虎羅大将」と呼ばれる武将がおり、蛇の頭に人間の体を持つ外見で伝わっていました。

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「ふるべゆらゆら」の元ネタは「布瑠の言」という祓詞

まこらを呼びだす際に唱える「ふるべゆらゆら」。実はこの祓詞にも、元ネタがあります。それが「布瑠の言」です。 まこらを含む十種影法術の元ネタが十種神宝。その十種神宝の力を、最大限発揮するために唱えるのが布瑠の言なのです。 布瑠の言の全文は「ひ ふ み よ い む な や ここのたりふるべ ゆらゆらと ふるべ」で、このうち「ひ ふ み よ い む な や ここのたり」は10の式神にそれぞれ対応する10種の道具に対応しています。 「ふるべゆらゆら」の元ネタである「布瑠の言」は、歴史書でも「十種影法術」の元ネタである「十種神宝」の力を解放する言葉なのです!

「ふるべゆらゆら」は死者蘇生を意味している!?

気になるのは、布瑠の言を唱えた後何が起こるとされているかですよね。実は「先代旧事本紀」のなかで布瑠の言は、死者を蘇らせるほど霊力を増大させる祓詞とされています。 つまり作中で唱えられる「ふるべゆらゆら」にも、まこらをただ呼びだすだけではない意味があるのかもしれません。

【死亡】宿儺戦で倒した?

VS宿儺戦で死亡した?どうして倒せたのか?

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

まこらを倒す方法は、初見の攻撃で適応する前に倒すしかありません。 重面を相手にまこらを呼びだした伏黒は、直後に気を失ってしまいます。そこに現れたのが宿儺でした。伏黒を死なせたくない宿儺は、まこらと対峙することに。斬撃「解」を重ねてもすぐさま回復し、次には攻撃が通用しなくなっているまこら。宿儺はその姿をみて、まこらが適応していることに気づきました。 次の瞬間、宿儺は領域展開をします。必中効果が付与された領域で1度もみせていない「捌」を仕掛け、宿儺はまこらを追い詰めます。それでも「捌」に適応し、まこらは体を回復しました。しかし宿儺はそれさえも読んでおり、「開」の声と共に炎の矢を投げます。 こうして体の回復が完了していなかったまこらは初見の技を浴び、消滅したのです。見事唯一の対処法を体現した宿儺が、勝利を飾ったのでした。

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破壊された魔虚羅(まこら)はもう召喚できない?

呪術廻戦 伏黒恵 式神 玉犬
©︎芥見下々/集英社

十種影法術で呼びだした式神は、破壊されると2度と呼びだせません。例えば特級呪霊によって完全に破壊された「玉犬・白」は、それ以降登場していないのです。それでは宿儺に消されたまこらも、もう呼びだせないのでしょうか? 明言はされていませんが、まこらは今後も呼びだせる可能性が高いと思われます。そう考える1番の理由は、まこらが調伏した式神ではないためです。 過去には自爆技として呼びだした術師が他にもいたので、戦いで破壊されてもそれは「伏黒のまこら」が破壊されたことにはならないと思われます。

魔虚羅(まこら)の現在と今後

しかしながら本編では五条宿儺戦で、五条の虚式・茈により「宿儺のまこら」が破壊されることに。これまで五条の様々な攻撃に耐えてきたまこらでしたが、さすがにフルパワーの茈には耐えられなかった様子。 今後の展開がどうなるかはわかりませんが、調伏済みの状態で破壊された以上、まこら復活の可能性は低いと思われます。

【調伏】まこらの調伏方法と頭上の法陣

調伏の条件

呪術廻戦 宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

十種影法術における式神の調伏には「術者本人のみでおこない」「式神に勝利する」という条件があり、それはまこらについても変わらないと思われます。 ちなみに「本人のみ」とあるものの、調伏には複数人で挑むことも可能。複数人で勝利しても調伏扱いにはなりませんが、伏黒はこのルールを利用してまこらの調伏に他者を巻き込む自爆技を編み出しています。 そのときは宿儺の介入によりまこらが破壊され、調伏の儀は終了。複数人で挑んだ場合でも、式神本体を破壊すれば儀式は終了することがわかっています。

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頭上の法陣

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

まこらの頭上には「完全な循環と調和」を意味する円形の法陣が浮かんでいます。宿儺がまこらを呼び出したときには、まずこの法陣のみが現れ、これが術者の影に入り込むことでまこらの本体が出現。この法陣の出現こそが、まこらを調伏したことの証明なのかもしれません。 実際、伏黒がまこらを召喚した際は法陣が登場せず、いきなりまこらが現れていました。さらに宿儺が召喚したまこらは宿儺自身が受けていた攻撃にも適応済み。術者本人が受けた攻撃への適応。この能力はまこらの調伏に成功したものへ付与される追加能力なのかもしれません。

【考察】宿儺が伏黒恵に執着する理由は魔虚羅(まこら)にある?

可能性①宿儺VS五条戦で利用したい?【ネタバレ】

呪術廻戦 宿儺 伏黒恵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

慶長時代の御前試合にて、五条悟と同じ六眼持ちの無下限呪術使いの五条家当主が、禪院家当主と相討ちになっていると作中で語られています。実はこの禪院家当主も十種影法術の使い手であり、決着をつけた決め手はまこらを呼びだしたことにあったようです。 つまり十種影法術を使える伏黒であれば、五条ですら倒せる可能性が浮上。そして本編では、すでに宿儺は伏黒の体に受肉済で、五条との戦闘を開始しています。 そして大方の予想通り、宿儺はまこらを召喚し無量空処にすら対応してみせました。宿儺が伏黒に固執していた理由は、五条にすら対抗できるまこらの存在にあったと見て間違いなさそうです。

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可能性②魔虚羅(まこら)を調伏して死者蘇生?【ネタバレ】

宿儺は平安時代に生きた術師です。そのため現代では特級呪物となった自分の指を介して、人間に受肉して活動しています。 そして「ふるべゆらゆら」の元ネタ「布瑠の言」は、死者を蘇らせる祓詞。もしかしたらまこらにも死者を蘇生させる能力があり、宿儺はその能力で自分自身を生き返らせようとしているのかもしれません。 伏黒の身体で受肉した宿儺はすでにまこらを召喚しており、もしもまこらに「死者蘇生」の能力があれば使用することも可能と思われます。このまま五条が宿儺に負けてしまえば、まこらの能力により宿儺が完全復活する、最悪の展開を迎える可能性もありそうです……。

「ふるべゆらゆら」で召喚される魔虚羅(まこら)は最強の諸刃の剣だった!

呪術廻戦 伏黒恵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

宿儺の手に堕ち、あの五条悟すら苦戦させている恐ろしい式神まこら。 まこらは最強の切り札として、これからの戦いに大きな影響を与えることになりそうです。これを機に『呪術廻戦』を読み直し、まこらの能力や強さをおさらいしてみてはいかがでしょうか!