2023年7月26日更新

『呪術廻戦』六眼(りくがん)の能力とは?五条悟は今後失う運命なのか

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呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

『呪術廻戦』の最強呪術師とされる五条悟が持つ「六眼」。五条家のなかでも選ばれし存在にしか発現しない特別な体質であり、五条の強さの秘密でもあります。 本記事ではそんな六眼の能力について詳しく紹介。五条が今後この力を失う?という説についても解説していきます!

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『呪術廻戦』六眼(りくがん)とは?

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

六眼とは、呪術高専の教師で最強の呪術師である五条悟が持つ目です。きわめて珍しい体質であり、五条の強さを支える要素のひとつでもあります。 五条は普段黒い目隠しをつけていますが、その下には青く輝く美しい目が隠されています。彼がはじめて素顔を見せたとき、そのギャップにやられてしまった人も少なくないでしょう。性能面でもビジュアル面でもとにかく強い目、それが六眼です。

六眼(りくがん)と五条家の関係は?

六眼は呪術界御三家のひとつである五条家の人間に発現する体質です。しかし誰にでも与えられるものではないうえに、この体質の保有者は同じ時期に2人は存在しないという条件まであります。 つまり作中で現在六眼を持っているのは五条だけで、また五条が死なない限りは次の六眼保有者は現れないということです。

『呪術廻戦』六眼(りくがん)の能力は?

六眼の能力
  • 呪力が視覚的に見える
  • 緻密な呪力操作
  • 呪力のロスをゼロに
  • 相手の術式の効果が分かる

①呪力が視覚的に見える

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

六眼の最大の特徴といえば、呪術の流れを視覚情報として認識できることです。作中では“サーモグラフィーのように見える”という表現もあり、その高性能ぶりがうかがえます。 一方、いろいろな情報が見えすぎて裸眼だと疲れてしまうというデメリットも。五条が日常生活において目隠しやサングラスで目を覆っているのはそのためです。ちなみにこの状態でも、呪力の流れや残穢を把握することで周囲の状況をちゃんと認識しています。

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②緻密な呪力操作

呪術廻戦 漏瑚
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

六眼を持つ者は緻密な呪力操作をすることが可能です。この効果により、五条は扱いが難しい「無下限呪術」を使いこなすことができます。 また術式を解いて戦った場面では、敵の漏瑚に「基礎的な呪力操作と体術でこのレベル!!」と驚かれる描写もありました。純粋なコントロール能力だけでいっても五条が並外れていることがよくわかるでしょう。

③呪力のロスをゼロに

劇場版 呪術廻戦 0 乙骨憂太
Ⓒ 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 Ⓒ芥見下々/集英社

原作140話での乙骨憂太の発言によれば、五条は術式の発動時、六眼のおかげで呪力のロスを限りなくゼロにできるそうです。消費を最低限におさえられるので、彼が呪力切れすることはまずありえないともいえます。 強力な技を使うキャラにはエネルギー切れが付きものともいえますが、五条にはそれすらないということです。まさにチート級としか言えない存在で、誰もがその強さを認めているのにもうなずけます……。

④相手の術式の効果が分かる場合も

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

六眼の持ち主は、呪力の流れを見る能力を応用して相手の術式を知ることもできます。作中では五条が学生時代、紙袋をかぶった男の「分身を生成する術式」の効果を見抜いていました。 ただし術式そのものを見抜く力があるわけではなく、あくまで六眼で見た呪力の動きをもとに察するというだけなので、複雑な術式の場合は詳しいところまで把握できないと思われます。

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六眼と無下限呪術の関係

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

六眼と無下限呪術はどちらも五条家に代々伝わる体質・術式です。 ただし先述した通り、六眼はかなり珍しい体質なので、この両方を持つ存在は滅多にいません。作中でも五条について「うん百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせ」という描写がある通り、気が遠くなるほどの時を経てようやく生まれる存在のようです。 ちなみに過去に存在した六眼・無下限呪術をあわせもつ五条家当主は、十種影法術を持つ禪院家当主と相討ちしています。

六眼がなくても無下限呪術は使える?

無下限呪術は自分の周りに無限を作り出すというとんでもない代物ですが、使用するには原子レベルの緻密な呪力操作をしなければなりません。 つまり無下限呪術は、緻密な呪術操作を可能にする六眼がなければ扱えない術式ということ。単行本2巻のおまけページでも、「無下限呪術を持っている術師はいても、扱える術師は五条悟ただ一人」と説明されていました。

六眼と星漿体と天元の因果関係

呪術廻戦 天元
©︎芥見下々/集英社

原作145話では、六眼が星漿体、天元と因果でつながっていることが明らかになりました。六眼の保有者は、500年に1度、天元が星漿体と同化するのを護衛する運命にあるというのです。 3つの因果は相当に強いもので、過去に同化を阻止したい羂索が星漿体と六眼を殺害したときは、どちらも同化当日に再び現れたといいます。500年に1度の同化とセットになっているからこそ、六眼保有者は数百年単位でしか生まれないのですね。 ただしこの運命は伏黒甚爾によって破壊され、同化も失敗してしまったため、今後どうなっていくかはわかりません。

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【考察】五条悟が六眼を失う!?

ファンの一部のあいだでは、五条が六眼を失うのではないかという考察がささやかれています。その根拠として挙げられているのが、アニメ1期第2クールのOPで五条の左目が白くなっていたこと、スマホゲーム「ファントムパレード」のOPで顔の左半分がひび割れる演出があったことなどです。 しかし原作のかなり先の展開をアニメやゲームのOPで匂わせるかと考えると、これが直接的な伏線となっているとはあまり思えません。考察としては少し説得力に欠ける印象です。 ただ五条はチートすぎるところがあるので、弱体化を予想する気持ちもわかります。現在五条悟vs宿儺の激しい戦いが繰り広げられており、さすがの彼も無傷では済まないかも……?

五条の強さを支える六眼!今後消失の可能性も……?

呪力の動きを把握したり、緻密な呪力操作を可能にしたりと、さまざまなチート能力を秘めている六眼。五条の強さの根底にあるものだからこそ、消失説もささやかれているようです。五条がこれからどんな動きを見せるのか、今後の展開から目が離せませんね!