小沢優子のアニメ登場回は何話？虎杖との関係や言葉の意味を徹底解説【呪術廻戦】

恋愛要素が少ない『呪術廻戦』のなかでも、小沢優子は虎杖に片想いする貴重な恋する乙女です。どんな経緯で優子は虎杖に思いを寄せるようになったのでしょうか。 本記事では、そんな小沢優子について徹底解説します！虎杖を好きになった理由や、優子がアニメで登場するのかについても解説するので、ぜひチェックしてください。 ※この記事には『呪術廻戦』のネタバレを含みます。

小沢優子は虎杖の中学の同級生です。虎杖と同じく仙台に住んでいましたが、中学の卒業と同時に東京に引っ越してきました。 中学時代はふくよかな体型でしたが、東京に引っ越してきてからは見事なスレンダーな体型に変わっています。髪も染めたのか、黒色から他の色に変わり垢抜けていました。 中学時代にはとあるきっかけで虎杖に片思いをしていましたが、東京へ引っ越すことが決まっていた優子は、写真だけ一緒に撮ったものの連絡先は聞かなかったようです。

原作で優子が登場したのは八十八橋で任務を終えたすぐ後。アニメでは1期の最終回がちょうど八十八橋の任務が終わる話でしたが、尺の関係上か優子は登場しませんでした。 2期は「懐玉・玉折編」から開始したためこのままカットかと思われましたが、8月4日にyoutubeにて公開された次回予告で、8月31日放送の第30話「そういうこと」にて登場することが判明！密かに人気の高いエピソードなだけに、ファンにとっては嬉しい情報ですね。

アニメ『呪術廻戦』での小沢優子役は現在未発表です。 予想では、「リゼロ」レム役の水瀬いのりや、「七つの大罪」ディアンヌ役の悠木碧などが挙げられています。登場回は少ないですが、かなりファン人気も高いキャラクターなので、演じる声優の方にも期待ですね！

優子が虎杖のことを好きになったきっかけは、好きな女子を聞かれた虎杖が優子の名前をあげたからです。 中学時代、同級生から好きな女子を聞かれた虎杖は「強いて言うなら小沢」と優子の名前をあげました。同級生が「デブじゃん」と言いますが、「そう？」と虎杖は答え、「食い方とか字とか色々すげー綺麗なんだよ」と優子を誉めます。 優子自身も気づかなかった自分の姿を虎杖は見てくれていて、そんな虎杖を優子は好きになるのです。

中学時代の優子は太っていたうえ、どこか野暮ったい女の子でした。 明確ないじめの描写はありませんが、同級生が「デブじゃん」と言っていたことや、優子が「虎杖君以外の男の子なんて嫌い」と思っていたことから、幸せな中学時代とは言えなかったようです。同級生の男の子から見た目のことをとやかく言われ、優子は自信を失っていたでしょう。 そんななか、虎杖が自分でも知らなかった自分の魅力に気づいてくれて、優子は本当に嬉しかったと思います。これは虎杖に惚れても仕方ないですね。

以前に交わした東堂との会話から、虎杖の好きなタイプはお尻と身長が大きい女子と明らかになっています。優子が虎杖との過去を回想していた時にも、虎杖の好きなタイプは同じでした。 しかし、優子の食べ方や字を誉めていたことを考えると、虎杖は努力する女性が好きなのかもしれません。食べ方や字は一朝一夕では身につかないものです。優子の弛まぬ努力を虎杖は好んだのかもしれませんね。 作中では、虎杖に好きな女子がいる描写はまだありません。今後、虎杖の好きな女子が登場するのか気になりますね。

八十八橋の呪霊を倒した虎杖・伏黒・釘崎は、別行動をとります。そんななか、釘崎が虎杖と一緒にいる姿を見て優子が釘崎を引きとめました。 優子から虎杖への思いを聞いた釘崎は伏黒を呼び出し、虎杖の彼女の有無や好きなタイプを聞き出します。伏黒から虎杖は背が高い女子が好きだと聞いた優子と釘崎は、「勝算アリ！！」と虎杖を呼び出しました。 予想外にすぐ現れた虎杖に対し、見た目が変わった優子に虎杖が気づくか釘崎は心配します。しかし、虎杖はすぐに優子だと気づきました。 一方、自分にすぐ気づいた虎杖に対し、「私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」と気づいた優子は、思いを伝えられずそのまま別れてしまいます。

虎杖と再会した優子が心の中で語っていた「でも私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」という言葉は、かつて自分を「デブ」だと言った同級生と自分が同じ見方をして生きているという意味です。 痩せて背が高くなった優子は、今の自分なら虎杖が振り向いてくれるかもと期待します。一方、虎杖は見た目が変わってもすぐに優子だと気づきました。虎杖にとって太っていても痩せていても優子は変わらないのです。 このことで、優子は自分がかつての同級生のように見た目を判断基準にしていたことに気づき、虎杖に気持ちを伝えられませんでした。

身長だけ15センチも伸びた優子は、釘崎が「佐藤黒呼かよ」と連想するほど見事に痩せました。なぜ、ここまで優子は痩せたのでしょう。 その答えは本人が「東京に来て環境の変化のストレスでみるみる……」と、上京したことで痩せたと語りました。確かに、高校の入学と同時とはいえ、知らない人ばかりのなかにいきなり身を置くのはつらいですよね。 しかし、数年ならともかく半年で見た目が極端に変わってしまうのは、いささか疑問が残ります……。

半年で極端に見た目が変わった不自然さから、実は体型の変化は受肉によるものではないかという説があります。確かに受肉をしていれば、いきなり見た目が変わっていても不自然ではないですよね。そのため、優子が死滅回游に登場するのでは、という声もあります。 しかし、虎杖がすぐに優子に気づいたことや、羂索が死滅回游をスタートさせる前から見た目が変わっていたことから、受肉の可能性は低いでしょう。 痩せた理由は、優子が語っていたようにストレスだと思われます。半年で変わるぐらいなので、よほどのストレスを抱えていたのでしょう……。

これまでファンの間では、小沢優子が虎杖に惚れた記憶は虎杖が見せた「存在しない記憶」だったのではとの考察がありました。優子が登場した時点で虎杖が東堂や脹相に見せた謎の力、「存在しない記憶」の詳細は明らかになっていなかったためです。 しかし、この「存在しない記憶」は作者の芥見下々が『漫道コバヤシ』に出演した際、虎杖の能力ではないと明らかになります。そのため、優子が虎杖に惚れた記憶が「存在しない記憶」だという可能性もゼロになりました。

優子に虎杖への思いを打ち明けられ、釘崎も虎杖のことが好きなのかと尋ねられた時、釘崎は否定していました。しかし、その後に胸がもやぁとしており、本人も「不整脈？」と疑問に思っています。この描写から、釘崎は虎杖のことが好きなのかではないか、と言われました。 もやぁとした件は、その後に釘崎から「自分より先に虎杖に彼女ができるのがなんかムカつく」と理由が語られています。横暴ですが釘崎らしい理由ですね……。 このことから考えても、釘崎は虎杖を恋愛対象として好きなわけではないでしょう。

八十八橋で受肉体だった呪胎九相図の血塗を殺した釘崎を、虎杖は初めて人を殺したのではと心配します。そんな虎杖に釘崎は、私の人生の席に座っていない人間に私の心をどうこうされたくない、と自分の在り方を語りました。 その後に「アンタみたいに自分で椅子持ってきて座ってる奴もいるけどね」と虎杖に伝えており、少なくとも釘崎にとって虎杖は大切な存在であることがわかります。 渋谷事変で釘崎が真人に触れられた時は釘崎の心の中で、虎杖をはじめ五条や伏黒、2年の先輩たち、田舎の村にいる幼馴染が釘崎のいう人生の席に座っていました。

8巻64話で登場して以来、優子は本誌に登場していません。ファンの間では再登場を待ち望んでいる声もあります。今後、優子は再登場するのでしょうか。 今後、本誌で優子が再登場する可能性は、十分あると思われます。虎杖は優子と別れる際、「またな」と再会を約束する別れの言葉をかけていました。 そのため、すべての戦いが終わり虎杖が生存していた場合、もしかしたら優子と再会する話があるかもしれません。そのときに、もし虎杖が変わり果てた姿をしており、それでも優子が虎杖に気づいたらかなりエモい展開ですね。

受肉の可能性は低いと考察しましたが、万が一、羂索によって呪物を飲まされ受肉していた場合、死滅回游のプレイヤーになっている可能性が考えられます。 その場合、来栖華に受肉している天使が受肉したプレイヤーについて「器の自我を殺し沈めている」と言っていたので、優子は死亡している可能性が高いでしょう。 さらに、現在本誌では役目を終えた死滅回游を終えるために羂索がプレイヤーを狩り回っています。もしかしたら、優子は虎杖と再会する前に羂索によって殺害なんてことがあるかもしれませんね。

恋愛要素が少ない『呪術廻戦』で、優子は虎杖に想いを寄せる貴重なキャラ。ファンの中では「虎杖に恋する姿がかわいい」「虎杖と結ばれてほしい」と優子を応援する方も多くいます。そのため、優子がアニメで登場すると決定した時にはTwitterで話題になりました。 また、優子の登場回は優子だけでなく虎杖の人間性も描かれる話です。そのため、優子自身だけでなく、「小沢優子回めっちゃ好き」「小沢優子回の人間性の表現が好き」という話を賞賛する声も多く上がっています。 恋する優子の姿や虎杖の人間性が描かれるアニメ30話の放送が待ち遠しいですね！

『呪術廻戦』のなかでも貴重な恋する乙女の小沢優子。数少ない虎杖に片想いするキャラだけに、虎杖も優子も最後まで生存して再会してほしいものです。今後、優子が再登場して虎杖と再会するか、本誌の展開に注目ですね。