2024年2月26日更新

来栖華(天使)は宿儺(堕天)と戦い死亡!?伏黒が「運命の人」である理由とは【呪術廻戦】

このページにはプロモーションが含まれています
呪術廻戦 虎杖 宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

来栖華(くるすはな)は『呪術廻戦』原作145話で初登場を果たしたキャラクターです。「死滅回游」の参加者であり天使と名乗る彼女は、保有術式から作中のキーパーソンになると考えられていました。 そこで本記事では来栖華の能力などを紹介しながら、味方になるのかを徹底考察します! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。

AD

『呪術廻戦』来栖華(くるすはな)/天使のプロフィール

年齢 不明(来栖はおそらく伏黒と同じくらい , 天使は1000年前には存在)
術式 あらゆる術式を消滅させる術式
領域展開 不明
死亡/生存 生存
声優 不明

来栖華は天使を名乗る「死滅回游」のプレイヤーです。頭には天使の輪が浮かび、背中には羽が生えています。浮遊が可能なようですが、羽を使用しているのかは定かではありません。ボブカットの髪型をした女性で、輪と羽以外の服装などは標準的です。 作中で明かされている彼女の情報は多くありませんが、1000年前から存在する術師であると判明しています。来栖が注目されているのは、保有術式が理由です。

来栖華(天使)は受肉型の泳者!

呪術廻戦 夏油傑 羂索
©︎芥見下々/集英社

死滅回游の泳者(プレイヤー)のうち、羂索によって呪術を与えられた者には2つのパターンが存在します。1つは呪物を取り込まされて受肉した者、もう1つは脳の構造を弄られることでもともと持っていた術式を使えるようになった者です。 来栖華(天使)はこのうち前者にあたります。天使は1000年前の術師であり、かつて羂索と契約して呪物となりました。その後来栖を器として受肉するも、彼女の自我を押し込めるのではなく、共生することを選んでいます。こうした点から彼女は、受肉タイプのなかでも特異な存在だといえるでしょう。

来栖華はかわいい!まさに「天使」?

来栖華はアクの強い女性キャラが多い本作では珍しい、かわいいという言葉が似合う女の子です。初登場時はクールそうでしたが、本格的に登場してみると感情豊かでコロコロ変わる表情が印象的。恋する乙女感や敬語キャラも、彼女をヒロイン候補に押し上げた理由でしょう。 意外とノリがよく、身体を共有する天使とも良好な関係を築いており、善人そうな雰囲気も彼女の人気につながっています。天使な見た目通り、中身も天使だったという点が彼女の最大の魅力です。

AD

【術式】来栖華(天使)の領域展開

あらゆる術式を消滅させる術式

来栖華の術式は「あらゆる術式を消滅させる術式」です。しかもその効果の対象には生得術式だけでなく、封印などの結界術も含まれています。そのため当初から五条悟を解放するための鍵として期待されていました。 発動条件や効果範囲については詳しくは不明ですが、本当に「あらゆる術式」を無効化できるのであれば、最強レベルだといえるでしょう。今後の戦いでさらなる活躍を見せてくれるかもしれませんね。

「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」

「邪去侮の梯子」は213話で天使が宿儺相手に披露してみせた大技。「光よ、全てを浄化したまう光よ」から始まる詠唱に応じ、空に六芒星と十字架の魔法陣が現れ、直後に大きな光の柱が降り注ぐというものです。 攻撃を受けた宿儺が彼らしくもなく苦悶の表情を浮かべていることから、相当の威力であることがうかがえます。このとき来栖が油断して術式を解いてしまわなければ、今頃宿儺は消滅していたのかもしれません。

天使の術式を詳しく知りたい人はこちら

領域展開

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

天使はまだ作中で領域展開を披露していません。しかし1000年前の術師であり、かなりの実力の持ち主であることを踏まえると、使用できると考えた方が無難でしょう。 邪去侮の梯子の時点であの威力なので、領域展開となればさらにとんでもないことになりそう……。今後の勝負の行方を左右する鍵になるかもしれませんね。

AD

【死亡】来栖華(天使)は生きてる?腕はどうなった?

「運命の人」である伏黒を乗っ取った宿儺との戦闘で、右肩を食い破られて建物の屋上から「ぐしゃっ」と落とされていた来栖華は220話で生存が判明します。落下したところを甘井凛(あまいりん)や高羽史彦(たかばふみひこ)に助けられ、家入硝子(いえいりしょうこ)の治療を受けていたようです。 一命はとりとめたものの、家入いわくもう戦闘に参加できる状態ではないとのこと。ちぎれた片腕も失ったままとなっています。天使がほかの身体に受肉する術もなく、来栖は五条の封印を解くところまで協力する形となりました。

【強さ】来栖華(天使)は宿儺にも勝てるのか

あらゆる術式を無効化する天使の強さは、対術師戦ではかなり上位に位置すると考えられます。実際に彼女の術式「邪去侮の梯子」は、あの宿儺にかなりのダメージを与えていました。 術式を強制解除する特級呪具「天ノ逆鉾(あまのさかほこ)」や、術式を相殺する「黒縄(こくじょう)」は作中でも厄介な代物として描かれてきましたが、天使の力はその上位互換的なものと言えそう。 一方で、術式を使用しない戦いでは強みを発揮できなさそうです。

【目的】来栖華(天使)の狙いは宿儺(堕天)の殺害?

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

天使は自身が死滅回遊に参加した理由について、受肉したプレイヤーを一掃することだと明かしています。天使は「神の理(ことわり)」を重んじており、器の自我を殺して受肉した存在はそこから外れていると考えているのです。 そのなかでも特に殺害したい存在として挙がっているのが、「堕天」と呼ばれるプレイヤーでした。

AD

堕天の正体は宿儺

原作199話では、本人の発言によって宿儺が堕天であると発覚しました。このとき宿儺が「馬鹿が口を滑らせる前に教えてやろう」と言っていることからも、おそらく彼と天使のあいだには面識があると考えられます。 このとき天使のほうは、自分の目の前にいる虎杖の身体に宿儺がいることには気付いていませんでした。 ちなみに宿儺がこのエピソードで放った「“堕天”は俺だ」というセリフは、パワーワードとしてちょっとした話題を呼ぶことに……。

【考察】堕天と天使は対になる存在?

呪術廻戦 宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「堕天」とは一般的に、神に反逆して追放された「天使」のことを指します。そのため天使と「堕天」と呼ばれる宿儺はもともと仲間だった、もっと言えば対になる存在だったのではないかという説も浮上してきました。 宿儺は手足がそれぞれ4本あるとして言い伝えられていましたが、これは本来彼と天使がひとつだったからだとも考えられないでしょうか?だとすると、天使が宿儺に対抗しうる力を持っているのにも納得です。 宿儺も天使も、器である人間の身体や顔に口を出現させて喋ったり、共生(?)していたりと、何かと共通点が多いのも気になります。

【過去】来栖華は伏黒恵が「運命の人」?

呪術廻戦 伏黒恵
©︎芥見下々/集英社

幼い頃の来栖は孤児で、劣悪な環境の中で過ごしていました。彼女をはじめとした周りの子どもたちを育てていたのは、明らかに呪霊にしか見えない異形のモノ。子どもたちも危険だとはわかっていたものの、その得体の知れない存在に頼るしか生きる方法を知りませんでした。 しかしそんなある日、来栖は偶然見かけた白い犬に導かれてバス停にたどりつき、警察に保護されることに。その犬は幼い恵が召喚した玉犬・白でした。つまり来栖にとって、恵は命の恩人でかけがえのない存在だったのです。

AD

【活躍】来栖華(天使)の登場回を解説!

東京第1コロニーで伏黒の元に現れる

呪術廻戦 伏黒恵
©︎芥見下々/集英社
登場巻・話数 17巻・173話

来栖華(天使)は東京第2結界にいるプレイヤーだと言われていたにもかかわらず、原作173話で第1結界に姿を現しました。本来であれば結界の行き来は自由にできないのですが、「あらゆる術式を消滅させる術式」の持ち主である彼女にとって結界は意味をなさないからです。 このときの来栖は戦いで消耗し倒れた伏黒のもとに、天から舞い降りるという形で現れます。背中の羽といい頭の上に浮かんだ輪っかといい、まさに「天使」という言葉がぴったりです。

「契闊」・宿儺との戦闘

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社
話数 213話

原作212話で、伏黒は宿儺に無理やり指を食わされて受肉させられてしまいます。これを受けて来栖と天使は、宿儺を消すために大技「邪去悔の梯子」を発動することに。伏黒自身も死んでしまう可能性がありましたが、それ以外に方法はなかったのです。 しかしそんな中、宿儺が伏黒に戻ったふりをして「華 思い出したよ」などと言い始めました。まさかの色仕掛けでしたが、来栖はまんまと騙されて術式を解いてしまいます。結果、宿儺に羽を折られ、右腕をちぎられたうえで思いきり吹き飛ばされることに……。

【関係】来栖華(天使)の術式により五条悟が復活

来栖華(くるすはな)は五条悟開放のキーパーソン?

五条悟 呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

渋谷事変にて獄門疆に封印された五条悟を解き放つには、2つの呪具のどちらかが必要でした。それがあらゆる術式を強制解除する「天逆鉾(あまのさかほこ)」と、術式を乱し相殺する「黒縄(こくじょう)」です。 しかし自らの脅威となる2つの呪具を、五条はすでに破壊していました。 呪具の代案として天元が提案したのが、来栖華への協力打診です。天元は来栖の術式消滅の術式があれば、獄門疆を開けられると考えます。こうして虎杖や伏黒らは彼女に協力してもらうため、捜索を開始したのでした。

AD

全員が見守る中で獄門疆の封印を解除!

右腕を失ったもののなんとか生きていた来栖(天使)は、221話で獄門疆の封印解除に臨みました。はじめ虎杖たちは室内で解除をおこなおうとしていましたが、五条が錯乱していた場合大変なことになると考え、ひらけた場所で実行に移すことに。 緊張した様子で獄門疆に「邪去悔の梯子」を当てた来栖(天使)。その威力は健在のようでしたが、光がおさまると獄門疆裏は消え、おまけに五条の姿も見当たりません。 まさか失敗……と思いきや、五条は別の場所に現れただけで封印解除は成功でした。こうして来栖(天使)は「五条悟の封印を解く」という一大事業をやってのけたのです。

『呪術廻戦』まだ謎の多い来栖華!今後の動向に目が離せない

五条悟復活のキーパーソンとして登場し、見事その役目を果たしたかわいい新キャラ・来栖華。すでに戦線離脱してしまっている彼女の活躍は、今後あるのでしょうか? 人外魔境新宿決戦も片が付き「死滅回游」もいよいよクライマックス。来栖華の再びの活躍を願いながら、怒涛の展開が続く『呪術廻戦』を楽しんでみてください。