2026年8月30日更新

両面宿儺の「竈(カミノ)/開(フーガ)」とは?術式の謎や元ネタを解説【呪術廻戦】

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呪術廻戦 宿儺

2024年9月に完結した『呪術廻戦』で、ラスボスとして君臨した両面宿儺(りょうめんすくな)。その宿儺が戦闘中に唱える「フーガ」とは、漢字で「開」と書く炎の技のことです。対になる呪文「竈(カミノ)」と組み合わせ、超高温の炎で標的を焼き尽くす切り札として描かれました。 この記事では宿儺の「竈(カミノ)/開(フーガ)」を徹底解説。初登場シーンや発動条件、術式「御廚子」との関係、元ネタ考察まで一気に整理していきましょう。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『呪術廻戦』両面宿儺の「竈(カミノ)/開(フーガ)」とは

「竈(カミノ)/開(フーガ)」は爆発性の最終奥義

呪術廻戦  宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「竈(カミノ)/開(フーガ)」は超高温の炎を放つ技です。速度が遅い・範囲が狭いなどのデメリットがあるものの、宿儺は領域展開・伏魔御廚子(ふくまみづし)と組み合わせることで超威力の爆発を引き起こす最終奥義に昇華させています。 まず、宿儺は「領域展開中を除く多対一での竈の実行禁止」という縛りをつけ、領域展開の術式を拡張。伏魔御廚子で粉塵化した物質に、竈と同じ爆発性の呪力を帯びさせることを可能にします。これにより領域内の粉塵をまるごと爆薬化して竈で着火し、広範囲を焼き尽くす大爆発を引き起こすのです。 その殺傷力は尋常ではなく、効果範囲内にいる宿儺以外の生物を全て死に至らしめるレベル。「切り札」と呼ぶにふさわしい、途轍もない攻撃力を誇っています。この仕組みは29巻258〜259話で明かされました。

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渋谷事変にて初使用

「開(フーガ)」が初めて登場したのは、単行本13巻に収録されている第115話です。虎杖の身体を奪った宿儺はここで漏瑚と戦うのですが、その戦闘中に「■(読み方不明)」「開(フーガ)」と唱えます。すると宿儺の手には煌々と燃え盛る炎が出現していました。 漏瑚は宿儺の術式が切断に関するものだと思い込んでいたため、あっけにとられてしまいます。それを見て宿儺は「そうか 知られているものと思っていたが」「そもそも呪霊 知らぬはずだ」と意味深な言葉を返していました。 その後、宿儺は炎を弓矢のような形にして放ち、漏瑚を焼き尽くします。さらに14巻119話では、伏黒恵が召喚した式神・魔虚羅との戦闘でも使用し、驚異的な火力を見せつけていました。

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人外魔境新宿決戦で宿儺の切り札に

呪術廻戦 虎杖悠仁

渋谷事変以降、五条との戦いですらも使用されなかった「開(フーガ)」ですが、29巻収録の258話で描かれた虎杖VS宿儺でついに再登場を果たします。この戦闘で宿儺は領域展開伏魔御廚子」を発動し、その領域を維持したまま「開(フーガ)」を解禁しました。 すると以前使用したときと同じように、激しく燃え盛る炎が出現します。多対一の状況では領域内でしか撃てない縛りを結んでいたため、領域と重ねて放つのが宿儺の最終形。伏魔御廚子と組み合わせた一撃は、単発で放つ炎とは比べものにならない威力を発揮しました。 ちなみに、ここで宿儺は「竈(カミノ)」「開(フーガ)」と唱えており、過去に登場していた「■」が「竈(カミノ)」を指していたと判明しています。

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【考察①】宿儺の呪文「竈(カミノ)」の意味とは

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

物語終盤で明かされた「竈(カミノ)」という呪文。「竈」は「かまど」や「かま」を意味する漢字となっているため、「竈(カミノ)」「開(フーガ)」は「かまどを開けてそこから炎を取り出す」という意味になると推測できます。 また「カミノ」という読み方については、イタリア語の「camino」が由来になっているという説も存在。「camino」は暖炉や煙突を指す単語で、その語源はラテン語で「かまど」を意味する「caminus」です。「竈」のフリガナにするにはうってつけの言葉なのです。 一方の「フーガ」については、ローマ神話に登場する恐怖の神「フーガ」が下敷きではないか、という見方も。もしこれらが正しいのであれば、「地獄の釜の蓋を開ける」というイメージから名付けられた技なのかもしれません。

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【考察②】「竈(カミノ)」は宿儺の術式「御廚子」の一部?

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』の世界には「生得術式は1人につき1つ」という大原則が存在します。宿儺にとっては斬撃を操る「御廚子(みづし)」がそれにあたるのですが、「開(フーガ)」はいったい何にあたる技なのでしょうか。 一部では「御廚子の一部ではないか」という噂も囁かれていますが、その詳細は未だに不明のままです。ここからは「開(フーガ)」と「御廚子」の関係性について考察していきます。

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「竈(カミノ)/開(フーガ)」は料理の術式の一つ

まず紹介したいのは、「開(フーガ)」は御廚子という料理関連術式に含まれる技のひとつに過ぎないという説です。宿儺と料理が結びつかないと感じる方も多いと思いますが、作中では「三枚に卸す」や「俎板の上の魚」など、料理にまつわるセリフを何度も口にしています。 しかも公式ファンブックによると、彼の趣味は「食べること」。さらに「廚子」という言葉には、「食物などを載せる棚」という意味が含まれています。これらの情報を考慮すると、「御廚子が料理に関する術式」という説の信憑性はかなり高そうです。 もしこれが正しいのであれば、宿儺が使用する「捌(ハチ)」と「解(カイ)」は対象を切り刻む包丁をモチーフにした術式、「竈(カミノ)」と「開(フーガ)」は対象を煮たり焼いたりするかまどをモチーフにした術式だと推測できます。

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双子の片割れの術式説も

呪術廻戦 虎杖悠仁 宿儺

これまで宿儺には「双子説」が囁かれていたのですが、作中でその説が正しかったと証明されました。それに付随して、一部ファンの間で「開(フーガ)は双子の片割れが持っていた術式ではないか」と噂されているのです。 宿儺は本来双子で生まれる予定だったのですが、出生前に双子の片割れを食べてしまいました。つまり宿儺の中に、兄弟の魂や術式の一部が宿っている可能性があるということ。「御廚子」と「開(フーガ)」はひとりの術式ではなく、双子がそれぞれ持っていた術式かもしれないのです。 ちなみに、宿儺に食べられた兄弟の転生先は虎杖の父だったと明かされ、虎杖には「御廚子」が宿っていると判明しています。それを考慮すると、「御廚子」が死んだ兄弟の術式だった可能性もありそう。つまり「開(フーガ)」こそが宿儺本来の生得術式だと読み取ることもできるのです。

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【考察③】「竈(カミノ)/開(フーガ)」に発動条件はあるのか

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

主力技のひとつでありながら、使用頻度がそれほど高くなかった「竈(カミノ)/開(フーガ)」。そのため一部読者のあいだで「何らかの発動条件がある説」「切り札なのであまり見せたくなかった説」など、様々な考察が飛び交いました。 これについては、29巻259話で前者の「発動条件がある説」が正しかったと判明。竈を使用するには、斬撃を飛ばす「解(カイ)」と敵を一撃で斬る「捌(ハチ)」、御廚子に含まれる2つの術式を事前に使う必要があると明かされたのです。 料理で火を使うのは材料を切ってから。竈を解禁するためには、解と捌による下拵えが必要なのです。

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【考察④】「竈(カミノ)/開(フーガ)」の元ネタは作者の読み切り?

呪術廻戦 両面宿儺

本作の作者である芥見下々が過去に発表した読み切り『No.9』(2015年)。実はこの作品のなかに「開(フーガ)」が登場しています。こちらは『呪術廻戦』と近い世界観で構築されており、主人公の九十九は「キュービクル」と呼ばれる力を使い、様々な箱を出現させ強敵と戦っていました。 そしてこの箱を開ける際に、彼は「開(フーガ)」と唱えているのです。これにより開かれた箱からは無数の武器が飛び出していました。もしもこの技が宿儺の使用する「開(フーガ)」の元ネタになっているのであれば、炎以外の攻撃手段も「竈(カミノ)」の中から取り出せるのかもしれません。 原作は2024年9月に完結しましたが、「開(フーガ)」には今なお謎が多く残されています。アニメでの描写やファンブックの新情報にも注目です!

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宿儺の「竈(カミノ)/開(フーガ)」に関するよくある質問

Q. 宿儺の「フーガ」とは何ですか? A. 漢字で「開」と書く、超高温の炎を放つ技です。呪文「竈(カミノ)」とセットで唱えられます。 Q. 「竈(カミノ)/開(フーガ)」の発動条件は? A. 「解(カイ)」と「捌(ハチ)」を事前に使うことが条件だと29巻259話で判明しました。 Q. 「開(フーガ)」が初登場したのはいつ? A. 単行本13巻収録の第115話、渋谷事変で漏瑚と戦った場面です。 Q. 「竈(カミノ)/開(フーガ)」の威力はどれくらい? A. 伏魔御廚子と組み合わせると、効果範囲内の宿儺以外の生物をすべて死に至らしめる大爆発になります。 Q. 「開(フーガ)」の元ネタは? A. 有力視されているのは芥見下々の読み切り『No.9』(2015年)で、主人公の九十九が箱を開ける際に同じ呪文を唱えています。

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宿儺の切り札「竈(カミノ)/開(フーガ)」!アニメでの披露に期待

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©︎芥見下々/集英社

呪術師との最終決戦において、宿儺が切り札として使用した「竈(カミノ)/開(フーガ)」。 アニメは2026年1月から3月にかけて第3期「死滅回游 前編」が放送され、第4期「死滅回游 後編」の制作も決定。最終決戦の映像化はもう少し先になりそうですが、その時にはこの技がド派手に映像化されるはず。まずは漫画で使用シーンを予習し、のちのアニメ放送に備えてみてはいかがでしょうか!