2024年8月30日更新

虎杖悠仁がついに領域展開!?覚醒した術式や父親との関係性を徹底解説【呪術廻戦】

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呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

長く明かされていなかった、虎杖悠仁の正体。原作257話にてその衝撃の正体が明かされ、また呪いの王両面宿儺との戦いの中で次々に術式や領域展開などを覚醒させており、ファンの間で大きな話題となっています。 そこで本記事では虎杖の覚醒と共に、父の正体や術式の内容について解説。また領域展開や反転術式についても考察していくので、ぜひチェックしてみてください! ※本記事には『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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【最新ネタバレ①】虎杖悠仁がついに領域展開!?宿儺を追い詰める!

呪術廻戦 虎杖悠仁
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

最新第264話では、虎杖が宿儺相手についに領域展開を披露し大きな話題となりました。虎杖、東堂、乙骨、天使の連携で追い詰められる宿儺ですが、虎杖の持つ術式対象を自身と伏黒の魂の境界に絞った「解」は致命的な術であるとしながらも、当たらなければ意味はないと体術で虎杖を圧倒します。 その瞬間、なんと虎杖が手印を組み領域展開を発動。憂憂の術式を利用した日下部との入れ替え修行により結界術の基礎を習得した彼は、術式の必中効果がある領域展開を可能にするに至ったのです。 気づくと駅のホームのような場所にいた宿儺は、「なんだ……これは……」と呆然。対する虎杖は「行くぞ!宿儺!」と爽やかに声をかけるのでした。

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待ちに待った虎杖の領域展開!胸アツすぎる最高のシーンです!

【最新ネタバレ②】領域内における虎杖と宿儺の対話

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖宿儺がいる場所は、岩手県北上駅でした。そこは虎杖が幼少の頃、祖父の仕事の都合で住んでいた思い出の地。お前と話す時間が欲しかったと言う虎杖は公園や農場などを巡りながら、過去の記憶や体験を振り返り宿儺に語りかけます。 虎杖は、役割を全うして生きていくことが正しい死だと思っていましたが、役割などなくとも、その人の小さな記憶の欠片が存在するだけで命に価値はあるという結論に至ったと語ります。そして宿儺に、価値を見出せない宿儺以外の人間のことを知ってもらおうと、北上での思い出を案内したのです。 対する宿儺は、何の感情も湧かないと一蹴しますが、その直後に虎杖が自身に情けをかけていることを察します。それを認め、「俺はオマエを殺せる」と言い伏黒の解放を求める虎杖。逆鱗に触れられた宿儺は、虎杖とその他の人間の皆殺しを宣言します。 領域展開により、宿儺との対話を試みた虎杖。果たして両者の決着は、この領域内によって描かれるのでしょうか?

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【最新ネタバレ③】虎杖の必中の解が宿儺に炸裂!

呪術廻戦 虎杖悠仁 伏黒恵 釘崎野薔薇
(C) 芥見下々/集英社

領域展開の中で、虎杖と宿儺は激しい攻防を繰り広げます。一時は宿儺が優勢に立ちますが、彼の中に眠る伏黒の魂が復活の兆候を見せ形勢逆転。伏黒が内部から宿儺の動きを妨害し、その隙に虎杖が猛攻を仕掛けます。 窮地に追い詰められた宿儺は領域展開の発動を試みますが、なんとここで安否不明だった釘崎が再登場を果たすことに。彼女は呪術高専が管理していた宿儺の指に共鳴りを打ち込み、宿儺への遠隔攻撃を成功させます。 これにより、宿儺の領域展開発動は失敗。虎杖は領域により必中効果が付与された「解」を炸裂させ、さらに逕庭拳(けいていけん)や黒閃での連続攻撃まで食らわせます。宿儺は大ダメージを負い、戦いは最終局面へと突入していくのでした。

【考察①】虎杖の領域展開の手印(掌印)は?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

虎杖が領域展開を発動する際に結んだ手印(掌印)は「地蔵菩薩印」がモデルになっていると推測されています。地蔵菩薩は広い慈悲の心を持ち、命あるものすべてを救う存在です。自身の周囲にいる仲間たちをはじめ、あらゆる人々を守るために戦っている虎杖にはぴったりの手印となっています。 また、彼の宿敵でもある宿儺の手印は「閻魔天印」がモデルです。実は、仏教学の基本書と言われる『望月仏教大辞典』によると、「地蔵菩薩と閻魔天(閻魔大王)は同一の存在」だと言われています。つまり、彼らの領域展開の手印には、虎杖と宿儺が同じ肉体で生きていた頃の関係性が表れているのです。 もしかしたら2人の手印は連載開始当初から、「地蔵菩薩印」と「閻魔天印」に決まっていたのかもしれません。

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【考察②】虎杖の領域展開の名前は?エネルギー吸収アリーナって何?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

ついに発動した虎杖の領域展開ですが、264話時点ではその名前が明かされていません。しかしながら、一部ファンの間では「ついにエネルギー吸収アリーナが発動した!」と不思議な名前で呼ばれています。 この「エネルギー吸収アリーナ」というのは、とあるファンがネタ的に想像した虎杖の領域展開の名称です。いわゆる二次創作にすぎないものだったのですが、そのユニークさで大きな話題となり、一部界隈で「虎杖の領域展開=エネルギー吸収アリーナ」という図式が定着。 今回虎杖の本物の領域展開が発動したため、この名称が再び注目を浴びているようなのです。ちなみに、SNS上では「虎杖の領域展開の名前は呪術廻戦ではないか」と予想する声が多くあがっている様子。皆さんも是非独自の名前を予想しながら、本編を楽しんでみてください。

【考察③】虎杖悠仁の領域展開の効果は?

その1:駅のホームの意味は?

虎杖の領域展開発動と同時に、宿儺は駅のホームに似た場所へ飛ばされています。ストレートに考えれば、この景色は虎杖の領域展開が生み出しているもの、つまり彼の心にある「生得領域」と考えるのが自然でしょう。 アニメ版『呪術廻戦』1期OPやYouTube上に公開された『廻送電車』には、虎杖が電車に乗っているシーンが描かれていました。これが伏線だったとすれば、彼の領域展開が駅や電車に関係しているのも納得です。 しかしながら、本編で虎杖と駅の関係性が匂わされていたことがほとんどないため、この説はどうにもしっくりこない気がします。もしかしたらこのホームのような光景は、五条の死に際に描かれた「空港」と同じ、死後の世界を表したものなのではないでしょうか。 つまり、宿儺は虎杖の領域展開発動時に死亡しており、今回描かれているのはあくまで回想シーン。実際の領域はまったく別の景色が用意されているという説です。これが正しければ、この後は虎杖の真の領域展開の姿や、虎杖と宿儺が電車内で語り合う別れのシーンが描かれるかもしれません。

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その2:宿儺の領域展開・伏魔御廚子が使える可能性が高い?

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

かつて五条が「宿儺の術式が刻まれる」と発言した通り、虎杖には宿儺の術式「御廚子」が刻まれていました。そのため、「虎杖はのちのち伏魔御厨子を使えるようになるのでは?」と囁かれていましたが、その線は少々薄くなったと思われます。 最新展開で描かれた駅のホームが彼の領域なのだとすれば、伏魔御廚子とはまったく違う領域だということが明らかだからです。しかし、前述したようにこの光景が死後の世界なのだとすれば、虎杖が伏魔御廚子を発動している可能性も0ではありません。今後の展開に要注目です。

その3:肉体の超強化

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

これまで呪術を使用できなかった虎杖が生き延びてこられたのは、彼自身が化け物級の身体能力を持っていたからです。その突き抜けたパワーとスピードは常軌を逸しており、一時は「虎杖の術式は肉体強化ではないか?」と囁かれていました。 そのため、一部では領域展開の効果が「肉体の超強化」になると予想されていましたが、虎杖は最新展開で御廚子に含まれる「解」を必中させるために領域を展開。つまり、彼の領域展開が「肉体強化に準ずるものではない」ことがほぼ確定となりました。

【正体】虎杖悠仁が覚醒!理由は父親の出自にあり?

呪術廻戦 虎杖悠仁 相関図

父親・虎杖仁は宿儺の双子の片割れだった

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

虎杖が人間離れしているエピソードはいくつかありながらも、その正体は大きな謎となっていました。そして原作257話にて、ついにその素性が明かされます。 実は虎杖悠仁の父・虎杖仁が、宿儺の片割れであると判明したのです。 宿儺の話によると、元々宿儺は双子として生まれる運命だったとのこと。しかし彼は母と共に飢える前に、双子の兄弟を喰らってしまいます。そして亡くなった宿儺の片割れが、生まれ変わった存在が仁だったのです。 思えば仁の容姿が描かれた際、ファンからは宿儺に似ている気がするという声も挙がっていました。また死んだはずの妻・香織が戻ってきたことを、受け入れているのも違和感がありますよね。これらの描写も、すべてが仁と宿儺の関係性を示す伏線だったのかもしれません。

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虎杖悠仁は宿儺と羂索の息子だった!

呪術廻戦 夏油傑
©︎芥見下々/集英社

虎杖の母である虎杖香織は、虎杖を産んだ際羂索に憑依されていました。また虎杖仁は、宿儺の片割れです。呪術的には、一卵性の双子は同一人物として扱われる存在。 つまり長く謎となっていた虎杖の正体は、羂索と宿儺の息子だったのです。 虎杖には、その存在を示唆する数々の謎と伏線がありました。器として宿儺の制御が可能だったことや、脹相の存在しない記憶など、そのすべてがこの事実で解決されますね。 また羂索の行いを知った宿儺が、それを「気色の悪い事」と言うシーンも。羂索が宿儺と自分の間に子供を作っていたと考えれば、この発言も納得です。

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ラスボス2人の子供ってすごい運命の主人公だな……。親の魂が化け物2人だったって、めちゃくちゃ気色悪い。めちゃくちゃ気色悪いんだけど、強さ的には虎杖ってめちゃくちゃサラブレッドじゃないか?

【術式】虎杖悠仁の術式が判明!覚醒後の能力は?

【覚醒①】虎杖悠仁には宿儺の術式(御厨子)が刻まれていた

呪術廻戦 虎杖悠仁 宿儺
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実は、かなり初期の段階、五条のモノローグに出てきた「そのうち君の体には 宿儺の術式が刻まれる」という言葉は、虎杖の術式への伏線になっていました。 そして原作257話にて、虎杖には2つの術式があることが判明!それが後に詳しく紹介する「赤血操術」と、五条が伏線を張っていた宿儺の術式である「御廚子」です。 宿儺と激闘を繰り広げる虎杖は、ハサミマークの切り取り線で切断された柱を、投げつけて攻撃しています。少し術式使用の表現は変わりますが、その後の宿儺のセリフ「やはり使えるのか」から考えても、この術式は「御廚子」で間違いないでしょう。 その術式を見た宿儺は、「なんとも間抜け」「覚えたてで出力も低い」と評価。今後戦いのなかで成長し切り札になる可能性はありますが、現時点での「御廚子」は宿儺と戦えるレベルではないようです……!

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【覚醒②】宿儺と黒閃の応酬!ナナミンを抜く8連発

呪術廻戦 釘崎野薔薇 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

宿儺と虎杖の激闘のなかで、大きなポイントとなったのが「黒閃」の存在です。黒閃は技ではなく現象であり、連続記録保持者であった七海建人も「黒閃を放った術師はゾーンのような状態になる」と語っています。 1度宿儺に黒閃を放った虎杖は、文字通り「覚醒状態」に。合計8回の黒閃を宿儺にブチ込み、宿儺自身も「術式より当て勘の方が余程厄介」と語っています。同じく黒閃や術式を交えた打撃で応戦する宿儺ですが、虎杖はその攻撃を意に介さず黒閃を撃ち続けました。 虎杖相手に余裕だった宿儺も、黒閃の連発を受け「小僧ぉっ!!」と感情を剥きだしに。七海の記録が4連発なので、8連発はまさに驚異的。この黒閃の連発は、間違いなく宿儺にダメージを与えました!

【覚醒③】虎杖悠仁が反転術式を取得!

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

宿儺と交戦中の248話にて、人外魔境新宿決戦が始まるまでの1ヶ月で虎杖悠仁反転術式を会得したことが判明。 宿儺が明言する以前から、虎杖は宿儺からノーガードで攻撃を受けてビル数棟分ふっ飛ばされてもけろっと立ち上がっており、反転術式の習得が囁かれていましたが、それが事実だったわけです。 反転術式は先天的なものではなく、高度な呪力操作によって後天的に身につけられるもの。虎杖が具体的にどんな修行をしたかは不明ですが、1ヶ月という短期間で習得したのです。もとから尋常なタフさを持っていた虎杖の無敵感が増しましたね。

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しれっと反転術式使っててびっくりした

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【覚醒④】呪胎九相図の4番から9番を取り込み腕が変化!

呪術廻戦 脹相
©︎芥見下々/集英社

虎杖は、“兄弟”である呪胎九相図の4番から9番を取り込んだと判明しています。220話で、「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」と覚悟を決めた表情を見せていた彼。 次の場面で、虎杖が兄弟について話題を出すと、脹相「いい オマエの中で生きられるのならそれで」と返答。虎杖が他の兄弟たちを食べて、いまは虎杖のなかで生きているという意味だったのでしょう。 そして宿儺との決戦に臨む虎杖の腕は、禍々しい姿に変貌を遂げていました。この変化の理由は、呪胎九相図の4番から9番を食べたためです。この行動によって、虎杖は「赤血操術」も使えるようになります。 しかし「赤血操術」もまだまだ未熟であるようで、「穿血」を撃つ際は「百斂」で圧縮させた血液を脹相から受け取っていました。この術式をどれだけ戦いのなかで成長させられるかも、宿儺戦のポイントになりそうですね。

【伏線】虎杖悠仁は更に覚醒する?残された伏線

虎杖は生まれつき術式を持っていないため、普通であれば一生その状態のままだと考えられます。しかし彼の場合、「宿儺の器」というイレギュラーな存在であることが普通とは違った展開を生むかもしれません。 また本編の中では、虎杖の術式の伏線のようにとれる描写も登場していました。以下ではそうした虎杖の術式絡みの情報について整理します。

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五条宿儺戦前の日下部との組み手

日下部篤也
©︎芥見下々/集英社

もうひとつ、虎杖の術式について示唆しているのでは?と予想されていたのが、宿儺vs五条が始まる前、虎杖と日下部が組み手をしているときの様子です。 この場面では虎杖が「そろそろ掴めよ 虎杖」と日下部に向かって発言し、日下部が「押忍!!」と答えるという珍妙な光景が繰り広げられています。 まるでふたりの中身が入れ替わっているようにも見えたため、読者の間では「虎杖の術式=入れ替わりの術式」という考察がされるように。しかしこの光景は、憂憂の空間を移動する術式の応用であると明かされました。そのため虎杖の術式とは、関係がなかったようです。

初めから母親の術式が備わっていた

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

虎杖の母・虎杖香織は生得術式「反重力機構(アンチグラビティシステム)」を持っていたことが、その身体を乗っ取っていた羂索(けんじゃく)によって語られています。その能力は、周囲にある重力を打ち消すというもの。 虎杖は生まれつきこの術式を刻まれていた可能性もゼロではありません。吉野順平の例のように、脳が術者向きでないと術式を持っていたとしても使えないことが判明しています。 前述した五条の口ぶりを考えると、やはり虎杖は先天的には術式を持っていない気もします。とはいえ羂索が出生に絡んでいるので、どんなイレギュラーが起きても不思議ではありません。

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【解説】虎杖悠仁の現在の状況をおさらい!

虎杖の中にいた宿儺が伏黒に受肉

伏黒恵 呪術廻戦
©︎芥見下々/集英社

「宿儺の器」として、史上最強の「呪いの王」である宿儺を長らくその身に宿していた虎杖。しかし宿儺は死滅回游編にて、隙を突いて虎杖の身体を乗っ取り、その小指を呪物化して引きちぎったものを伏黒恵に飲み込ませました。 かねてから伏黒の術式に目をつけていた宿儺は、その後も彼の精神を徹底的に折り、ついにはその身体も心も完全に乗っ取ってしまいます……。

五条と宿儺の決戦の結末

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

伏黒に受肉した後、全盛期の強さをほぼ取り戻した宿儺は、封印から解放された五条悟と頂上決戦をおこなうことになります。現代最強と史上最強、ふたりの最強の戦いを、虎杖は離れたところから仲間たちとともに見守っていました。 しかしその先に待っていたのは五条の敗北という信じがたい現実。宿儺は圧倒的な力で五条の「不可侵」を破り、その身体を真っ二つにして殺害してしまったのです!

日車と共に戦線に投入

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

五条の敗北後、宿儺との戦いを熱望していた鹿紫雲一が戦場に投入され、彼もまたあっけなく敗れてしまいました。また宿儺は彼との戦いの最中、自身の肉体を“腕が4本、目が4つ、口が2つ”という本来の形に変身しています。 その後すぐさま姿を現したのが、虎杖と日車寛見のペアでした。虎杖の手が何やら鋭く変形しているのが気になるものの、宿儺は「小僧 貴様に何ができる」と小馬鹿にした態度。たしかに五条が負けた相手に虎杖が勝てるとは思えませんが、果たしてどうなるのか……。

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乙骨と共闘して打倒宿儺&伏黒救出を目指す

呪術廻戦 乙骨憂太
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日車が倒れたところで、仙台結界の羂索を倒した乙骨が合流。乙骨の領域展開「真贋相愛(しんがんそうあい)」のなかで、虎杖と乙骨が共闘します。 乙骨がコピーした術式で宿儺を翻弄。さらに虎杖は真人戦で見せた魂を捉える打撃を撃ち込み、宿儺と伏黒の肉体の同調を阻害していきます。 虎杖は反転術式で自己治癒ができるようになっており、腹を穿たれてもすぐに復活。思わず宿儺から虎杖の成長を褒める言葉が出るほど、彼は1ヶ月前とは別人の強さを身に着けていました。乙骨の登場で優勢に見えましたが、最後は宿儺が乙骨を討ち敗北を喫しています。

仲間の敗北を超え宿儺と一騎討ち

呪術廻戦 虎杖悠仁
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乙骨の敗北の直後、真希の不意打ちが炸裂。そこから日下部やミゲル、脹相も加わり混戦となりますが、やはり宿儺には敵わず敗戦してしまいます。そこに加わったのが、虎杖です。 虎杖は元夏油一派であるラルゥの助けもあり、宿儺に「黒閃」をブチ込みます。そこから覚醒状態となった彼は、宿儺が取り乱すほど黒閃を連発。何度も黒閃を受け反転術式が使えない宿儺は、不完全な領域展開「伏魔御厨子」を発動します。 99秒である伏魔御厨子の持続時間を耐え抜けば、勝機があると耐え続ける虎杖。そして99秒が経ち、耐え抜いたと宿儺を見る彼の前には、「竈(カミノ)」「開(フーガ)」と唱え奥の手を解放しようとしている宿敵が立っているのでした……。

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東堂との共闘で宿儺を追い詰める!

呪術廻戦 虎杖悠仁 東堂葵
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「竈(カミノ)」の爆炎に襲われる虎杖のもとへ駆けつける脹相。彼は自分の命と引き換えに、何とか虎杖を守ることに成功します。しかし、当の虎杖は仲間の死や宿儺の圧倒的な力を目にし、心が折れる寸前でした。 そんななか、虎杖のもとへパワーアップした東堂が現れます。彼は虎杖を勇気付け、ここから2人による共闘がスタート!圧倒的なコンビネーションを見せ、宿儺をどんどん追い詰めていきます。消耗した宿儺は領域展開を発動させようとしますが、なんとそこで死んだはずの五条を目撃。 その正体は、羂索の「脳移植することで対象の肉体を奪う」術式をコピーし、五条の死体へと移った乙骨でした。彼は無下限呪術などを駆使し、宿儺へ大ダメージを与えます。そこに虎杖たちが追い打ちを仕掛け、宿儺をさらなる窮地へ追い込んでいくのでした。

ついに決着?虎杖が領域展開を発動

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

虎杖と東堂のコンビネーション、さらに加勢した来栖の「邪去悔の梯子(やこぶのはしご)」も被弾し、着々と追い詰められていく宿儺。しかし、彼もそう簡単に負けてはくれません。宿儺は自らのダメージも顧みず反撃し、東堂と来栖を撃破することに成功します。 これで呪術師サイドの戦力は虎杖のみ。宿儺は伏黒と自身の魂の境界を対象とする、虎杖の「解」を警戒しながら猛攻を仕掛けていきます。このまま虎杖の攻撃は届かず敗北してしまうのか……と思われたその時、なんと虎杖が「解」に必中効果を付与するため、領域展開を発動したのです! その次の瞬間、宿儺は駅のホームのような場所へ飛ばされることに。戸惑いを隠せない宿儺でしたが、虎杖はそんなことも気にせず「行くぞ!宿儺!」と明るく語りかけるのでした、

虎杖悠仁の覚醒から目が離せない!領域展開に注目

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

この記事では『呪術廻戦』の主人公・虎杖の領域展開や術式、出自について解説・考察してきました。いよいよ終わりに近づいてきた感がある本作。呪いの王宿儺を相手に、彼がどんな活躍を見せ結末を迎えるのか、ぜひチェックしてみてください!