『もののけ姫』アシタカとカヤの関係。気になる恋の行方。

2017年7月6日更新

『もののけ姫』はジブリ作品の中でも、幅広い層から指示され今でもその人気は衰えることはありません。『もののけ姫』のカップルというとアシタカとサンに目がいってしまいがちですが、実は、序盤に登場したカヤはアシタカの許嫁という設定だったのです。今回は、そんなアシタカとカヤの関係についてご紹介させていただきます。

『もののけ姫』アシタカとは?

『もののけ姫 』

エミシ(蝦夷)一族の長なるべく人物で17歳の少年。

村を襲来しようとしたタタリ神に矢を放ったため命と引き換えに死の呪いをかけられてしまい、それをきっかけにして村を出ることに。右腕に残された痣が呪いの印となり、爆発的な力をもたらすが命を少しずつ削っていくと言われています。

タタラ場の女性から人気が高く、美しい顔の持ち主でもあります。

カヤとは?

エミシ(蝦夷)一族の少女で年齢は13~14歳くらいと推測されます。アシタカを兄様と呼んでいますが、実の妹ではなく、年上の人物を兄様や姉様と呼ぶ習慣によるものです。

アシタカの妻になるということを本人は堅く決めており、周囲もそれを認めており、アシタカの許嫁という立場になります。彼が村を出る際には、乙女の気持ちの証として玉の小刀を渡すことでずっと慕い続けるという意思表示をしています。

アシタカの気持ちはカヤには向いていないのか?

『もののけ姫』

アシタカがカヤからもらった玉の小刀は、カヤからの強い思いを託したもので、お守りのような役目も果たすようにと願いが込められています。アシタカは、カヤからこの玉の小刀を手渡されたときカヤに「私はいつもカヤを思おう。」と告げるのです。

アシタカがもう二度と村に戻ることがないかもしれないということは、カヤもわかっていたはず。そこで、カヤにこの気持ちを伝えるというのは、カヤを安心させるためか、アシタカの弱さなのかというところです。

あるいは、呪いが必ずや解いて村に戻るのだという強い決意の表れだったのかもしれません。

玉の小刀をサンに渡してしまった心境とは?

『もののけ姫』サン・アシタカ・シシガミ

カヤの思いのこもった玉の小刀をサンに渡してしまったアシタカの行動に、酷いのではないかという声も多く聞かれました。この行動の意味するものは、アシタカのサンへの気持ちの表れだということはよくわかります。

サンの身を守ってくれるように、玉の小刀に願いを託してサンに渡すのです。

ここで、アシタカはもう二度と村には戻らないと決意したのかもしれません。サンへの告白という行動とも言えます。

共に生きよう

『もののけ姫』

アシタカはカヤのいる村には戻らず、タタラ場で生きていくことを決めます。これは、タタリにあった者は村を出なくてはならないという掟によるものですが、アシタカに戻らない決意をさせたのはサンであり、タタラ場の人たちであっただろうと思われます。

アシタカとサンは「共に生きよう」と誓い合いますが、カヤはアシタカに会えないまま物語は終わります。

当時は、数年に一度村に戻るというような習慣はなかったのでしょうか? あの後、カヤがアシタカと二度と会えないのだと思うと、切ない気持ちになります。