2018年1月2日更新

2018年おすすめ映画ランキングベスト20【邦画編】

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2018年に公開されるおすすめの邦画をランキング形式で紹介!

2018年の邦画界、充実したラインアップが揃いました。楽しみな作品の公開が続々と控えています。 今や邦画の一大潮流となっている人気コミックの実写映画版が多数公開されるのはもちろん、大ヒット作の続編、王道ラブストーリーや極上ミステリー、2大スター驚きの初共演、また旬の人気を誇る若手スターたちの主演作など目白押しです。 ここではそんな作品の中から、Ciatr編集部がおすすめする20作品をランキング形式で一挙に紹介します。公開予定日もあわせて明記しましたから、2018年の邦画鑑賞スケジュールに要チェックです!

20位:岩田剛典主演で贈る切ないサスペンスドラマ【3月10日公開】

予想のつかない展開とトリックの連発で大きな話題を呼びながら、映像化は難しいと言われていた芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がついに映画化しました。 ルポライターの耶雲恭介が、ある盲目の女性が巻き込まれた奇妙な焼死事件と容疑者の男について調査するうち、次第に緊迫した泥沼に巻き込まれていきます。 EXILEと三代目J Soul Brothersのパフォーマーであり、俳優としても抜群の人気を誇る岩田剛典が主人公を演じています。また婚約者の百合子を山本美月、容疑者となる天才写真家の木原坂雄大には斎藤工が扮し、切なくもドラマチックなサスペンスを盛り立てます。

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19位:壮絶なイジメと復讐を描く異色のトラウマ・コミックが原作【4月7日公開】

『ハイスコアガール』や『でろでろ』など独特の作風で多くのファンを持つ押切蓮介の人気コミックが初めて実写化されました。きわめて残酷でヘビーな展開ながら、トラウマのようにその世界の虜になってしまう異色作として、押切コミックの中でも随一の人気を誇るのが本作です。 東京から田舎の中学に転校してきた野咲春花が陰湿なイジメを受け、さらにエスカレートして残酷な悲劇に繋がります。そのことでついに春花の心が壊れてしまい、壮絶な復讐に手を染めていく様を描きました。 異色ヒロインの春花役にはフレッシュな山田杏奈が抜擢され、『先生を流産させる会』でデビューした内藤瑛亮が監督を手掛けています。

18位:綾瀬はるかと坂口健太郎の共演で贈る、ロマンチックな王道ラブストーリー【2月10日公開】

今をときめく綾瀬はるかと坂口健太郎という2大人気スターが共演し、スウィートでファンタジックなロマンスを繰り広げます。『テルマエ・ロマエ』や『のだめカンタービレ』など、ヒットメーカーと知られる武内英樹がメガホンをとりました。 撮影所の助監督として真面目に働く青年・健司は、白黒映画の中に登場する美しきヒロイン・美雪の虜となり、映画館に通い続けていました。そんな美雪がある日、なんとモノクロ姿のまま健司の前に出現!2人は次第に惹かれあっていくものの、美雪にはある秘密がありました。 本田翼、北村一輝らが脇を飾り、またオリジナル主題歌をシェネルが担当しています。

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17位:歳の差恋愛を描いた眉月じゅんの人気コミックを実写映画化!【5月25日公開】

2015年度のコミックナタリー大賞で第2位に輝き、いきなり累計発行部数185万部を突破した眉月じゅんの人気コミックが実写映画化されました。平凡でのどかな海辺の町を舞台に、一人の女子高生が中年男性に寄せる恋を繊細なタッチで描きます。 怪我により陸上選手の夢を断念した17歳の女子高生・橘あきら。痛みと挫折を背負ったあきらがファミレスで出会ったのが45歳のバツイチ子持ち店長の近藤正己でした。一方的なあきらの片思いに始まり、次第に2人の距離が縮まるとともに、やがて共に再生していく姿が綴られます。 主人公の2人を演じるのは、以前から眉月のファンだったという小松菜奈、そして映画やドラマで引っ張りだこの人気を誇る大泉洋です。

16位:数々の作品がドラマ化されてきた池井戸潤の小説、初の映画化!【6月15日公開】

『半沢直樹』や『下町ロケット』など数々の作品がテレビドラマ化されて高視聴率を記録した池井戸潤の小説が、初めて映画化されました。2009年に一度仲村トオル主演でドラマ化された『空飛ぶタイヤ』が、長瀬智也を主演に迎えて新しく甦ります。 ある日発生したトラックによる死亡事故。事故を起こした運送会社側の社長・赤松徳郎に世間の非難が向けられる中、自ら調査を進めるうちに、トラックを製造したホープ自動車によるリコール隠蔽の事実に気づいてしまいます。 主人公の赤松を長瀬が演じるほか、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、ムロツヨシ、佐々木蔵之介ら池井戸作品らしい豪華キャストが紡ぐ複雑な人間関係も大きな見どころです。

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15位:伝説の漫画家・岡崎京子の人気コミックが実写映画で甦る!【2月16日公開】

80年代から90年代にかけて一世を風靡した人気漫画家・岡崎京子が1993年に発表した同名コミックが、二階堂ふみと吉沢亮の共演で実写映画化されました。 女子高生の若草ハルナは、元カレ絡みで助けた同級生の山田一郎からある秘密を教えられます。それは、河原に人間の死体が放置されているという事実。この死体の存在を軸に、ハルナ、一郎、その他それぞれ訳ありの若者たちの間で繰り広げられる不器用な人間模様を描きます。 『世界の中心で、愛をさけぶ』や『今度は愛妻家』などで知られるヒットメーカーの行定勲がメガホンをとりました。また主題歌を担当しているのは小沢健二です。

14位:異色のヒーロー・犬屋敷壱郎を演じるのはとんねるずの木梨憲武!【4月20日公開】

サイボーグ化する冴えない老人サラリーマン・犬屋敷壱郎の活躍を描いた奥浩哉の同名人気コミックが、とんねるずの木梨憲武を16年ぶりの主演に迎えて実写映画化されました。 職場でも家でも冴えない上、余命宣告までされた初老のサラリーマンが謎の事故に遭遇します。目が覚めたとき、見た目そのままに肉体がサイボーグ化していた犬屋敷が、正義のために奮闘する姿を描きます。 一方、犬屋敷と同じ能力を持ちながらも逆に殺人鬼と化す悪役・獅子神皓には佐藤健が扮しています。実写映画『GANTZ』を大ヒットに導いた佐藤信介監督がメガホンを取りました。

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13位:大ヒットしたハリウッド映画のジャパニーズ・リメイク【6月1日公開】

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアが主演し、大ヒットした2004年のロマンチック・コメディ『50回目のファースト・キス』が、山田孝之と長澤まさみの共演でリメイクされました。 オリジナルと同じくハワイのオアフ島が舞台であり、ツアーガイドとして働くプレイボーイの大輔と、記憶を1日しか保てない記憶障害を患った女性・瑠依の恋を軽やかに描きます。 山田と長澤は、『そのときは彼によろしく』以来10年ぶりとなる共演です。監督と脚本を務めるのが『銀魂』や「勇者ヨシヒコ」シリーズで知られる鬼才・福田雄一とあって、早くも大きな期待が寄せられています。

12位:200名だけが目撃した幻のニューヨークライブをスクリーンで!【1月27日公開】

1987年公開の映画『ラストエンペラー』で、日本人初となるアカデミー作曲賞受賞するなど、輝かしい経歴を持つ作曲家・坂本龍一。2017年には8年ぶりのアルバム『async』を世に送り出し、ニューヨーク・パーク・アベニュー・アーモリーでプレミアライブを開催しました。 その幻のニューヨークライブの模様を収めたドキュメンタリー映画『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async』が世界に先駆けて日本で公開となります。 これまで世界の第一線で活躍してきた坂本龍一が辿り着いた新境地。NYで開催された2公演、たった200人だけしか立ち会うことのできなかった歴史的な瞬間をぜひ目撃したい!

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11位:原作は直木賞候補にもなった柚月裕子の傑作警察小説【5月12日公開】

暴対法が成立する前の広島を舞台に、激しい暴力団抗争と警察の姿を描いた柚月裕子の同名小説が原作です。第69回日本推理作家協会賞を受賞したばかりか直木賞候補にもなり、さらに数々のランキングで上位に選ばれた傑作が待望の映画化です。 主人公の刑事・大上章吾を役所広司、その相棒となる新人の日岡秀一を松坂桃李が演じます。対する暴力団の組長や組員には、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介、竹野内豊ら豪華なキャストが配されました。 『仁義なき戦い』とも並び称される壮絶にして緻密な物語が展開します。監督は『凶悪』や『彼女がその名を知らない鳥たち』で知られる期待の気鋭・白石和彌が務めました。

10位:物語の舞台を日本に移した、韓国映画のリメイク【8月31日公開】

本国韓国で驚異的観客動員数を記録した2011年の映画『サニー 永遠の仲間たち』の日本版リメイクです。『モテキ』の大根仁が監督を手掛け、篠原涼子、広瀬すず、真木よう子、渡辺直美ら個性あふれる女優たちが、女たちのハートウォーミングな物語を華やかに彩ります。 主人公の奈美が、余命わずかの親友・芹香と再会。死ぬ前に昔の仲良しグループ「SUNNY」の面々ともう一度会いたいという芹香の願いを叶えるため、奈美が奮闘します。22年のときを経て、彼女たちは再び集い輝くことができるのか、心温まる感動の物語が展開します。 音楽が重要なテーマとなったオリジナル同様、本作でも90年代の懐かしいJ-POPやファッションが全編に散りばめられ、楽しい見どころとなっています。

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9位:阿部寛主演の「新参者」シリーズがついに完結!【1月27日公開】

東野圭吾原作による「新参者」シリーズがついに完結編を迎えます。2010年にスタートした連続テレビドラマに始まり、2012年の映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』など、阿部寛が不動の主人公・加賀恭一郎を演じてきました。 今回は、東京都葛飾区のアパートで、なぜか滋賀県在住のはずの女性の絞殺死体が発見されたことで物語の幕が開きます。捜査が難航する中、加賀は殺害された女性の中学の同級生・浅居博美に辿り着くのでした。 ヒロイン・浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、伊藤蘭ら人気シリーズにふさわしい豪華な面々が揃いました。また、加賀恭一郎自身の秘密も明らかになるということでも、ファン必見の作品となっています。

8位:木村拓哉と二宮和也、驚きの初共演で早くから話題騒然!【8月24日公開】

木村拓哉と二宮和也が役者としてついに初共演を果たします。雫井脩介の傑作司法ミステリー小説を原作に、『わが母の記』など多くの話題作で知られる名匠・原田眞人が監督を手掛ける『検察側の罪人』です。 東京地検刑事部で働く敏腕検事・最上毅のもとに、教官時代の教え子である新人検事・沖野啓一郎が配属されてきます。当初はともに働くことを喜び、仕事に取り組んでいましたが、ある殺人事件をめぐって2人は対決を余儀なくされていくのでした。 正義の本質を鋭く抉る本作で、最上を演じる木村と沖野を演じる二宮の2人がどんな熱いバトルを繰り広げるのか、すでに注目が集まっています。またヒロインとなる検察事務官の橘沙穂を吉高由里子が演じるほか、松重豊、平岳大、山崎努ら中堅から大御所の実力派俳優が脇を固めています。

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7位:押見修造の傑作漫画がついに実写化【7月14日公開】

『惡の華』などで知られる押見修造の傑作漫画がついに実写化。押見作品特有のリアリティある痛々しい思春期が描かれます。 うまく話せない病気を抱えている志乃は、高校1年生の自己紹介で失敗してしまい、クラスで浮いてしまいます。ある日、音楽好きの同級生加代と出会ったことで、志乃は少しずつ心を開いていき……。 主人公志乃に『幼な子われらに生まれ』で注目を集めた南沙良、友人の加代に是枝作品に多く出演している蒔田彩珠と、フレッシュな女優がダブル主演を果たしています。

6位:函館を舞台に描かれる閉じた青春【9月1日公開】

『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』など近年実写化が続いている佐藤泰志の同名小説が原作。ラストシーンを変更するなど、映画ならではのアレンジが活きた作品に仕上がっています。 無職の静雄と共同生活をする書店員の僕は、同じ書店で働く佐知子と恋仲になり、3人で毎日のように遊ぶようになります。楽しい日々を過ごす中で、3人の関係も徐々に変化していって……。 柄本佑、石橋静河、染谷将太という3人の演技巧者がそれぞれキャリア最高の演技を披露。『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』を気に入った方ならきっと好きになるだろう作品です。

5位:高視聴率を記録し続ける人気テレビドラマシリーズ初の劇場版【7月27日公開】

フジテレビで2008年に放送が始まった『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は、救命救急センターを舞台にした医療人間ドラマです。2010年に2ndシーズン、2017年夏に3rdシーズンが放送されるなど、軒並み高視聴率を記録する大ヒットシリーズとなりました。 不動の主人公、ドクターヘリに乗るフライトドクター・藍沢耕作を山下智久が演じるほか、新垣結衣、戸田恵梨香らが出演し、救命にたずさわる人々の奮闘をリアルな緊迫感満載で描きます。 シリーズ初の劇場版となる本作では、完結した3rdシーズンのその後が描かれることが発表されています。映画ならではのスケールで展開することは間違いなく、ファンには待ち遠しいばかりです。

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4位:2017年夏に大ヒットした人気コミックの実写映画続編が早くも登場!【夏公開】

空知英秋が2004年から連載している大人気コミックの実写映画版として、2017年夏に公開されるや大ヒットを記録した映画『銀魂』の続編製作が早くも発表になりました。 江戸時代末期、宇宙から襲来した天人(あまんと)が勢力を伸ばす江戸を舞台に、いまだ侍としての矜持を失わない坂田銀時を中心に、剣術道場の新八や夜兎族の神楽などが様々な事件に翻弄される様をコミカルに描きます。 一作目では銀時を小栗旬が演じたほか、菅田将暉や橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生ら豪華なキャストが個性的なキャラクターに扮しました。キャストの続投など続編の詳細は未発表ですが、メガホンをとるのは一作目と同じく福田雄一が決定しています。

3位:2018年、競技かるたを描いた上下2部作の続編がいよいよ公開【3月17日公開】

競技かるたに情熱を捧げる高校生たちの姿を描いた末次由紀の人気コミックを原作に、2016年3月と4月に「上の句」と「下の句」の2部作で公開され大ヒットした実写映画が『ちはやふる』です。続編となる「結び」では、その2年後が描かれます。 瑞沢高校競技かるた部の綾瀬千早が詩暢と対決してから2年。3年生となった千早は、太一や新ら仲間たちと様々な出来事に直面しながらも、高校最後の全国大会を目指します。 主人公の千早を引き続き広瀬すずが演じるほか、野村周平、上白石萌音、松岡茉優らが続投します。また新たに優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人らが新キャストとして加わり、熱い青春ドラマを繰り広げます。

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2位:2018年最大の話題作!もう1回観たくなる!【6月23日公開】

2018年最大の話題作『カメラを止めるな!』は作品の性質上、非常に紹介が難しい作品です。 まだ観ていないという方に向けて書けることがあるとすれば、この作品はゾンビ映画ではなく、コメディ映画だということでしょう。ゾンビ映画だと思って避けていた方、ゾンビが生理的に無理でなければ安心して楽しめる作品なのでぜひ観てください。 21世紀最高のコメディ映画に挙げる人もいる本作。三谷幸喜などが好きであれば、ほぼ間違いなくヒットする作品と言えるでしょう。

1位:パルム・ドールに輝いた是枝裕和の集大成【6月8日公開】

2018年下半期の話題は『カメラを止めるな!』に持っていかれた感がありますが、間違いなく邦画史に残る偉業を成し遂げた作品。日本人監督がカンヌ最高賞「パルム・ドール」を受賞するのは21年ぶりのことです。 東京の下町で貧しく暮らす5人「家族」が主人公。ある日、「父」の治はバルコニーの廊下に放り出された女の子を見つけ、家に連れ帰ります。それから「家族」は6人になり……。 家族を描き続けた来た是枝監督の集大成といっても過言ではない作品。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林と、各世代を代表するオールスター的俳優が勢ぞろいしました。