『ハイキュー!!』強さランキング！ポジション別の最強は誰だ？

仲間と出会って本当の意味での「コート上の王様」になった天才

烏野の指令塔、影山飛雄。彼はセッターのセンスがズバ抜けており、スパイカーの最高打点にトスを上げる正確さでは誰にも負けません。そのため高校卒業後は全日本の代表に選ばれ、プロ入りも果たしています。高校入学当初は絶対的な自信が邪魔をしていましたが、烏野に入ってからは徐々に改善していきました。

日向の動きを活かしきるセンス、そしてプロにまで成長した実績も加味して1位に。

「高校生No.1セッター」としてチームを全国2位に導いたハイスペック選手

全国常連校・稲荷崎の宮侑は影山と同じく全日本ユースの候補選手にも選ばれ、「高校生No.1セッター」と称される選手。すべての指でボールを触る「オーバーハンドトス」にこだわりがあり、どんな場面でも体勢を低くして丁寧にオーバーで対応。体勢を崩していても、トスが乱れることがない正確さも強みです。

強力なサーブも武器にしており、「ベストサーバー賞」を2度受賞した経験も。プロ入り後はサーブが3つに増えており、サービスエースを連発していました！

味方の眠れる才能すら引き出す「超攻撃型セッター」

青葉城西の及川徹は観察力と洞察力に優れており、「どんなチームでも100％の力を引き出すセッター」と言われています。トスの正確さでは影山に勝てないと言っていますが、「セッターとしては負けない」と明言するだけの確かな実力の持ち主。

序盤から影山の超えるべき壁として登場しますが意外にも全国大会は未経験。卒業後は、憧れの人を追いかけてアルゼンチンリーグで活躍。オリンピックには帰化してアルゼンチン代表として登場しました。

冷静さと義理堅さでスター選手の強さ引き出す

強豪梟谷学園の2年にして副主将の赤葦京治です。多少体勢が乱れても強気の速攻で攻めたり、突然ツーアタック(フェイント)を決めたり度胸と実力を兼ね備えています。影山の「止まるトス」が神業だと一発で見抜くなど、洞察力も抜群。

他のチームメイトが誰もついてこない木兎の自主練に付き合い続けているだけあり、彼とのコンビネーションは見事でした。

ゲームのように敵を攻略する知略型セッター

「音駒の背骨で脳で心臓」と言われる孤爪研磨。体力や身体能力、技術が特別に優れているわけではありませんが、ゲーマーだけに戦略を立てるのが得意で、相手チームを翻弄するクレバーな選手です。

黒尾がバレーをやっているからという理由で続けていますが、汗をかくのもしんどいのもキライという省エネ主義。しかしどんどん変わっていく日向にだけは、「面白い」と目を輝かせています。卒業後は会社を設立し、プロゲーマーとしても活躍しています。

日本代表入りも！強靭な体幹で変幻自在に打ち分けるセンスの塊

稲荷崎の角名倫太郎はダウナーな雰囲気をまとったスロースターターなMBです。序盤は目立ちませんが、じわじわと覚醒していきます。

強靭な体幹が武器で、腕だけではなく体全体を使ってのターン打ちで対戦チームを翻弄。主だったMBキャラが卒業後に競技から離れるなか、プロ入り、そして後に日本代表入りも果たした角名を1位としました。

バレーを楽しむ心と天性のバネで成長し続ける主人公

主人公の日向翔陽はMBのなかで最も低身長ですが、瞬発力とバネでカバーおり、影山との超高速で行われる「変人速攻」が武器。ネットの端から端まで一瞬で移動し、ブロードや速攻など多彩な攻撃を繰り出すので、相手選手を翻弄する「最強の囮」です。

烏野ではレギュラーとして活躍し、卒業後ブラジルでビーチバレーで武者修行をしたのち、木兎と宮侑の所属するプロチームへ入団しました。

月島の師でもある隙のないオールラウンダー

音駒高校の黒尾鉄朗は相手の動きをしっかり観察しながら跳ぶリードブロックを得意としており、「リードブロックは最後に笑うブロックだ」と月島に教えた選手でもあります。強豪校を率いる主将に恥じない実力の持ち主で、洞察力に優れ木兎のスパイクも軽々とドシャットしていました。

高いレシーブ力や、強力なジャンプサーブなど武器をたくさん持っています。小さい頃からバレーが大好きで、研磨を誘って練習し続けていただけのことはありますね。

高身長とクレバーさが武器の実は熱い皮肉屋

烏野イチの高身長を誇る月島蛍は、黒尾に教えてもらったリードブロックが得意で、頭脳明晰なことから「烏野の理性」とも呼ばれています。一方で、スタミナがないことと諦めグセが欠点……。合宿での木兎や黒尾との出会いをきっかけに、彼らから刺激を受けてから少しずつバレーへの向き合い方が変化していきます。成長の末に宮城県の強化合宿メンバーにも選抜されました。

天性の勘でドシャットを量産するゲス(GUESS)モンスター

県内最強と名高い白鳥沢屈指のMB・天童覚。どこにトスが上がるかを予想してブロックをする「ゲスブロック」を得意する選手です。しかも予想の的中率は非常に高く、スパイクを打ち落として得点を上げます。烏野も全国予選決勝で、彼の鋭い読みに苦戦しました。

彼は「妖怪っぽい」と言われるほど変わり者で、烏野に対して「バキバキの歌」と呼ばれる心を折る歌を歌ったこともあります。

シンプルに強者の道を行くウシワカは超バレー馬鹿

1位は「全国で3本の指に入る」と言われ高校No.1プレイヤーの呼び声も高い牛島若利です。白鳥沢の絶対的エースで、彼の超強力なスパイクは決定率がとにかく高い！威力はもちろんですが、左利きのためボールの回転が逆になり相手チームを苦しめます。

高校在学中も全日本ユースの代表に選ばれていた牛島は、卒業後は影山と同じプロチームで活躍中です。

脱しょぼくれで弱点のない最強エースへ！

全国で5本の指に入ると言われる梟谷の大エース・木兎光太郎。柔軟な肩を活かした超インナースパイクが最大の武器！テンションがプレーにもろに出るタイプで、調子のよい時は誰も手が付けられないほどのスパイカー。しかし逆に落ち込むと「今日はもう俺にトスは上げるな」と言い始めることも……。

卒業後は日向と同じプロチームで活躍中！メンタルの波もなくなり東京五輪で日本代表入りを果たしています。

大学MVP＆日本代表と着実に評価を得る大型ルーキー

全国大会優勝候補の井闥山(いたちやま)学院の佐久早聖臣は全日本ユース候補に選ばれ、卒業後は日向や木兎と同じプロチームに入って活躍しています。残念ながら、全国大会における井闥山の戦いは描かれておりません。

しかしプロになってからの試合で、佐久早は手首の柔らかさを活かし回転を加えた強力なスパイクが武器だと発覚！やはり「全国3大エース」に数えられていただけはあります。

低身長は「不能の要因ではない」を自ら証明する「小さな巨人」

「小さな巨人」と呼ばれる星海光来は169センチとWSにしては低身長ですが、高い身体能力を持ち全日本ユース候補にも選ばれている選手。圧倒的な高さと強力なスパイク＆サーブが武器です。全国大会では、烏野にも勝利しています。

ちなみに全国大会では、「小さい事はバレーボールに不利な要因であっても、不能の要因ではない」という名言を残し、卒業後は影山と牛島のいるプロチームで活躍中！

等身大な弱さ抱えて強者に立ち向かう3大エースの一角

桐生八は全国3大エースの1人。どんな乱れたトスからでも強力なスパイクを打つことから「悪球打ちの桐生」の異名を持ちます。

中学時代には最優秀選手に選ばれたこともあるほど優秀な選手ですが、牛島にエース対決で敗北した経験から「どんな時でも自分が決める」という決意を固めています。体を傾けて体重を乗せた強力なスパイクが武器のパワー系スパイカーです。

コミュ力も技術力も高い「高校生No.1リベロ」

「高校生No.1リベロ」と称される古森元也は佐久早と同じ井闥山(いたちやま)に所属し、全日本ユース候補にも選ばれるほどの実力の持ち主。残念ながら原作で井闥山の試合は描かれておりませんが、烏野の優秀なリベロ西谷を差し置いてユース候補に選ばれていることからも古森を1位としました。

ユース合宿では一切無駄のないレシーブと、後に続く攻撃への配慮まで完璧なプレーをして影山を驚かせました。

チームメイトから絶大な信頼を得る烏野の守護神

「烏野の守護神」西谷夕。その男らしさもあり、チームメイトから絶対的な信頼を寄せられるリベロで、烏野は西谷が後ろにいるから思いきり攻めることができます。中学では「ベストリベロ」に選ばれた経験も。

ブロックを得意とする伊達工業戦で、ダメだと思った1本を西谷は咄嗟に足でブロックカバー。彼の飽くなき執念が窺えるこのシーンはかなり印象的です！

どんなボールも丁寧に打ちやすく返す音駒の守護神

守備に定評がある音駒の守護神・夜久衛輔。レシーブがセッターの頭上に返るように努めているほど、守備が得意な音駒一の守備力の持ち主。全国大会の烏野戦では、東峰と日向のスパイクをとことん拾ってつなげ、烏野を精神的にも追い詰めました。

西谷とはお互いに実力を認め合う関係で、練習試合の時に西谷から声をかけたことがキッカケで仲良くなっています。

坊主頭が愛嬌のある2年生リベロは元セッター

青城の坊主頭が特徴の渡親治。強豪校のレギュラーということもあり、全体的にスペックが高く、烏野の攻撃にもしっかり対応していました。

元セッターという経歴からトスが得意なため、及川がトスできない時には渡がサポート。リベロはフロントゾーンでトスができないので、アタックライン際で踏み切ってのジャンプトスも披露しました。ちなみにこのジャンプトスは、西谷も参考にしています。

伊達の鉄壁の最後の砦を任された1年生レギュラー

※画像右下
「伊達の鉄壁」の後ろを守る作並浩輔です。実は強豪校で1年生でスタメンレギュラーという実力者。同じ1年の初心者・黄金川貫至(こがねがわかんじ)を一人前のセッターにするという重役も任されています。

伊達工戦はブロックに目が行きがちなので、あまり目立ってはいませんが能力が高い事から5位にランクインとしました。