2021年10月25日更新

灰谷兄弟(蘭・竜胆)は梵天の幹部!六本木を束ねる最恐兄弟の過去とは?【東京リベンジャーズ】

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幅広い層から人気を集める「東京リベンジャーズ」。不良×タイムリープという独特な世界観が魅力的ですよね。 この記事では本作に登場する灰谷蘭(らん)と竜胆(りんどう)を徹底解説していきます。彼らの過去から所属チームの変遷まで、盛り沢山の内容を紹介していきますよ!

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灰谷兄弟(蘭・竜胆)のプロフィール【ネタバレ注意】

灰谷蘭(はいたにらん)

まずは兄である灰谷蘭のプロフィールから見てみましょう。

名前灰谷蘭(写真左)
役職天竺四天王

六破羅単代

梵天幹部
誕生年1987年(S62世代)
年齢18歳

髪型は長髪を2本の三つ編みにしており、端正な顔立ちなので中性的な見た目をしています。性格は冷静沈着であり、相手の力量を自分の力量の差を見極める洞察力があります。黒川イザナが死んだ時、蘭は彼への憧れを口にしていました。

灰谷竜胆(はいたにりんどう)

次に弟の竜胆のプロフィールを見てみましょう。

名前灰谷竜胆(写真右)
役職天竺四天王

六破羅単代

梵天幹部
誕生年1987年(S62世代)
年齢18歳

髪型は兄と比べて派手な金髪であり、丸い眼鏡をかけています。見た目も性格も感情を表に出さず、何を考えているかわかりません。人形のような無機質な怖さを内面に孕んでいるといえるでしょう。

2人は双子?兄弟?

誕生年が同じことから灰谷兄弟は双子説も囁かれています。実際のところ、2人が双子かどうかはまだ明言されていません。1月生まれと12月生まれのような形で、同じ1987年に生まれた年子の可能性もまだ残っています。 2人のニコイチなところは双子的ですが、兄がおいしいところを持っていくという描写からは兄弟の上下関係がはっきりしているようにも見えます。すでに河田兄弟が双子キャラとして存在しているので、双子ではない兄弟の可能性が高いのではないでしょうか

“六本木灰狂戦争”とは?当時の総長を一瞬でシメる

灰谷兄弟の強さを語る上で“六本木灰狂戦争”のエピソードは欠かせません。灰谷兄弟はかつて六本木「狂極」の総長と副総長を相手に戦いました。結果はどちらも兄弟の圧勝であり、またその戦い方も凶悪です。 まず兄の蘭が一瞬で総長をノックダウンした後、弟の竜胆と副総長が戦います。弟が副総長を関節技で押さえつけ、兄が副総長の顔面を殴り続けたのです。副総長は顔面陥没と頭蓋骨骨折で病院送りとなり、間も無く死亡しました。 そうして灰谷兄弟は弱冠13歳にして、六本木一帯の不良のトップに立ったのです。しかし、彼らは特定のチームを作るのではなく、時と場合に応じて六本木の不良を呼んで戦うという形を取っていました。 たった一夜で六本木の不良の歴史を塗り替えた、出色のエピソードです。

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S62世代の一員!過去に少年院に入っていた?

東京卍リベンジャーズ

2人は「六本木灰狂戦争」が原因で「傷害致死罪」に問われ、少年院に入ることになりました。 そこで出会ったのがイザナ・武藤・望月・斑目の4人です。少年院で出会った彼らは後にS62世代と呼ばれ、天竺の幹部へ。 この6人は「極悪の世代」と言われるほど各々が強い力を持っています。少年院の中でも別格な強さを誇ったことで、その名を馳せたS62世代。中でもイザナの強さは異次元でした。他の5人はイザナに完膚なきまでに倒され、以降は彼を王とした構造が出来上がることに。

灰谷兄弟の「関東事変」での活躍

三ツ谷を襲撃

東京卍リベンジャーズ

「関東事変」突入直前の128話で、灰谷兄弟は東卍に対して動きを見せます。弐番隊隊長の三ツ谷隆が望月と交戦しているところに、兄弟は乱入。三ツ谷が竜胆の乱入に気を取られているすきに、背後からブロック塀を持った蘭が接近して三ツ谷を殴打したのです。 兄弟の思わぬ不意打ちで、三ツ谷は戦闘不能に。東卍にとっては大きな戦力を欠く事態となりました。 蘭に対して竜胆は「兄ちゃんはいつもいいとこ取りだよ」とボヤいており、この風景が兄弟にとっては日常なことが窺えます。

芝八戒・アングリーと戦う

東京卍リベンジャーズ

「関東事変」で灰谷兄弟は天竺四天王として、東京卍會の弐番隊副隊長・芝八戒と肆番隊副隊長・アングリーと戦います。六本木時代より戦い方が洗練されており、まずは弟の竜胆が関節技でアングリーの右腕と左足を折ってダウンさせました。 次に2人がかりで八戒を攻撃します。まずは竜胆が関節技を極めて八戒の動きを封じ、その間に蘭が一方的に警棒で殴打し続けます。細かい技の違いはありますが、基本的には六本木灰狂戦争と同じ流れで戦っています。 しかし、大きく違った点が1つありました。それは灰谷兄弟がアングリーの息の根を仕留め損ねるというミスを犯したことです。きちんとアングリーを仕留めておけば、もしかしたら灰谷兄弟の勝利で終わったかもしれません。

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泣いたアングリーに瞬殺される!?

灰谷兄弟は八戒を痛めつけ、もう少しでトドメという段階に来ていました。すると突然アングリーが「青鬼モード」へと変化し、兄弟に近づきます。竜胆が体当たりを仕掛けますが、アングリーは意に介さず一撃で沈めたのです。 弟が沈められたことに兄の蘭は動揺しますが、隙を突かれ背後を取られ倒されてしまいます。あまりにも一瞬の出来事だったため、まるで灰谷兄弟が咬ませ犬のような扱いになってしまいました。 しかし決して灰谷兄弟が弱かったわけではありません。弟がアングリーの奥底に隠された、青鬼モードの強さを見抜けていなかったのです。もし、最初の段階でアングリーをきちんと倒しておけば、結果は違ったでしょう。

三天時代では六破羅単代の幹部として登場

「関東事変」後の過去では3つの勢力「三天」がせめぎ合っていました。灰谷兄弟はそのうちの1つで、総代・寺野南(てらのさうす)率いる六破羅単代(ろくはらたんだい)の幹部に。蘭が第弐席、竜胆が第参席です。 六破羅単代には灰谷兄弟をはじめとしたS62世代の5人が揃っており、全員が幹部の座を与えられています。寺野は少年鑑別所にて、「関東事変」で逮捕された5人と出会い、彼らを簡単に倒してしまいました。そして彼の出所後に六破羅単代が結成されます。 イザナを失い今度は寺野をトップとして元天竺組は三天戦争にも参加。開戦後、元天竺組は寺野にマイキー率いる関東卍會の足止めを命じられていました。今後、関東卍會で元天竺の九井らと激突することが予想されます

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現代では梵天の幹部に

現代で最悪の犯罪組織となっている梵天(ぼんてん)。トップはマイキーで、灰谷兄弟はその幹部となっていました。灰谷兄弟とマイキーとの関わりはこれまでほとんど描かれていませんが、梵天のNo.3には天竺時代の筆頭で、六破羅単代では首席だった鶴蝶がいます。 天竺の頃からイザナの相棒として一目置いていた鶴蝶がいるということで、灰谷兄弟もマイキーの下についた可能性も。まだ梵天結成の裏側が描かれていないので、灰谷兄弟がどう動いたのかにも注目です。

灰谷兄弟の髪型の変動

ここからは彼らの特徴的な髪型を時代別に解説します。

六本木時代

六本木を制圧した13才の頃の髪型を説明します。兄の蘭は長髪を2つの三つ編みにし、前髪はまとめて右に流しています。顔が中性的なのもあって、読者の中には女性と見紛う人もいるかもしれません。 一方で弟の竜胆はオツムの部分を団子のようにまとめ、前髪を兄とは反対に左へ流していました。後ろを刈り上げているため、いかにも不良という雰囲気です。

関東事変

2006年の関東事変の髪型を説明します。兄の蘭は前髪を伸ばして額の中央から2つに分けており、三つ編みを更に追加しています。色は金髪と黒髪のツートンカラーになっており、アクセントの効いたお洒落な髪型です。 弟の竜胆は髪型を大きく変えています。団子状にまとまっていた髪は散らばり、後ろと横を綺麗に剃り上げられています。色は原作漫画だと金一色に見えますが、実際は水色のメッシュが入っているようです。

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六本木は灰谷兄弟のシマ!アニメでの活躍にも期待

今回は灰谷兄弟の強さや過去について細かく解説してきました。 灰谷兄弟は腕っ節が強いだけではなく、連携攻撃で相手を確実に仕留める凶悪さも持ち合わせています。関東事変では青鬼となったアングリーに負けたものの、他の不良達にはない異質な強さがあるのです。 今後どのような活躍を見せてくれるのか、期待に胸が高まります。