「東京リベンジャーズ」灰谷蘭(はいたにらん)の過去とは?兄弟の兄としての生い立ちや梵天での姿を解説
灰谷蘭(はいたにらん)は、『東京卍リベンジャーズ』に登場する灰谷兄弟の兄で、弟の竜胆とともに13歳で六本木の不良の頂点に立った、極悪の世代「S62世代」の1人です。 天竺の四天王から六破羅単代の第弐席、関東卍會の特攻隊隊長を経て、現代では犯罪組織「梵天」の幹部になりました。アニメ4期「三天戦争編」は2026年10月2日から放送が始まり、蘭は六破羅単代の幹部として登場します。 この記事では、蘭のプロフィールと性格、竜胆との生い立ち、死亡したのか、梵天での大人の姿までを解説します。アニメで声を担当する浪川大輔と、実写で演じた栗原類についても紹介します。 ※本記事は『東京卍リベンジャーズ』の重要なネタバレを含みます。
「東京リベンジャーズ」灰谷蘭(はいたにらん)のプロフィール
| 誕生日 | 1987年5月26日 |
|---|---|
| 身長・体重 | 183cm・70kg |
| 血液型 | A型 |
| 所属の変遷 | 天竺 四天王 → 六破羅単代 第弐席 → 関東卍會 特攻隊隊長 → 梵天 幹部 |
| 声優 | 浪川大輔 |
| 実写キャスト | 栗原類 |
蘭は長い髪を三つ編みにした、中性的な顔立ちの青年です。いつもいいところを持っていき、ポーズを決めてすぐに仕切りたがる性格で、弟の竜胆からは「兄ちゃんはいつもいいとこ取りだよ」とぼやかれています。 戦いでは警棒などの武器を使い、相手の隙をついて確実に仕留める冷静さも持っています。天竺の王だった黒川イザナが亡くなったときには、彼への憧れを口にしていました。竜胆と組んだときの息の合った連携は、関東事変でも東卍を苦しめています。
灰谷兄弟は双子ではない!生まれ年が違う2人
結論から言うと、灰谷兄弟は双子ではありません。蘭が1987年5月26日生まれ、竜胆が1988年10月20日生まれで、2人は1歳半近く離れています。 双子説が出ていたのは、生年が同じだと思われていたからです。竜胆が「兄ちゃんはいつもいいとこ取りだよ」とぼやく場面も、上下のある兄弟らしいやりとりです。 ちなみに本作の双子キャラは河田兄弟(スマイリーとアングリー)です。常に2人で動く点は灰谷兄弟と似ていますが、片方が兄として前に出るこの兄弟とは、コンビの形が違います。
灰谷蘭は死亡した?
灰谷蘭は、作中で死亡していません。関東事変では青鬼になったアングリーに沈められましたが、命を落とすことはありませんでした。関東事変のあとに竜胆とともに逮捕されますが、その後も六破羅単代や関東卍會、梵天と所属を変えながら生き続けます。 最終決戦では三ツ谷と八戒に敗れ、蘭が自ら敗北を宣言しました。最終回の新たな世界線でも兄弟は生きていて、2人でクラブを経営しています。作中で命を落としたキャラクターは、下の記事でまとめています。
灰谷兄弟は“六本木灰狂戦争”で13歳にして六本木を制した
灰谷兄弟の強さを語る上で“六本木灰狂戦争”のエピソードは欠かせません。灰谷兄弟はかつて六本木「狂極」の総長と副総長を相手に戦いました。結果はどちらも兄弟の圧勝であり、またその戦い方も凶悪です。 まず兄の蘭が一瞬で総長をノックダウンした後、弟の竜胆と副総長が戦います。弟が副総長を関節技で押さえつけ、兄が副総長の顔面を殴り続けたのです。副総長は顔面陥没と頭蓋骨骨折で病院送りとなり、間も無く死亡しました。 そうして灰谷兄弟は弱冠13歳にして、六本木一帯の不良のトップに立ったのです。しかし、彼らは特定のチームを作るのではなく、時と場合に応じて六本木の不良を呼んで戦うという形を取っていました。 たった一夜で六本木の不良の歴史を塗り替えた、出色のエピソードです。
S62世代の一員!過去に少年院に入っていた?
2人は「六本木灰狂戦争」が原因で「傷害致死罪」に問われ、少年院に入ることになりました。 そこで出会ったのがイザナ・武藤・望月・斑目の4人です。少年院で出会った彼らは後にS62世代と呼ばれ、天竺の幹部へ。 この6人は「極悪の世代」と言われるほど各々が強い力を持っています。少年院の中でも別格な強さを誇ったことで、その名を馳せたS62世代。中でもイザナの強さは異次元でした。他の5人はイザナに完膚なきまでに倒され、以降は彼を王とした構造が出来上がることに。
灰谷兄弟の「関東事変」での活躍
三ツ谷を襲撃
「関東事変」突入直前の128話で、灰谷兄弟は東卍に対して動きを見せます。弐番隊隊長の三ツ谷隆が望月と交戦しているところに、兄弟は乱入。三ツ谷が竜胆の乱入に気を取られているすきに、背後からブロック塀を持った蘭が接近して三ツ谷を殴打したのです。 兄弟の思わぬ不意打ちで、三ツ谷は戦闘不能に。東卍にとっては大きな戦力を欠く事態となりました。 蘭に対して竜胆は「兄ちゃんはいつもいいとこ取りだよ」とボヤいており、この風景が兄弟にとっては日常なことが窺えます。
柴八戒・アングリーと戦う
「関東事変」で灰谷兄弟は天竺の幹部として、東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒と肆番隊副隊長・アングリーと戦います。六本木時代より戦い方が洗練されており、まずは弟の竜胆が関節技でアングリーの右腕と左足を折ってダウンさせました。 次に2人がかりで八戒を攻撃します。まずは竜胆が関節技を極めて八戒の動きを封じ、その間に蘭が一方的に警棒で殴打し続けます。細かい技の違いはありますが、基本的には六本木灰狂戦争と同じ流れで戦っています。 しかし、大きく違った点が1つありました。それは灰谷兄弟がアングリーの息の根を仕留め損ねるというミスを犯したことです。きちんとアングリーを仕留めておけば、もしかしたら灰谷兄弟の勝利で終わったかもしれません。
泣いたアングリーに瞬殺される!?
灰谷兄弟は八戒を痛めつけ、もう少しでトドメという段階に来ていました。すると突然アングリーが「青鬼モード」へと変化し、兄弟に近づきます。竜胆が体当たりを仕掛けますが、アングリーは意に介さず一撃で沈めたのです。 弟が沈められたことに兄の蘭は動揺しますが、隙を突かれ背後を取られ倒されてしまいます。あまりにも一瞬の出来事だったため、まるで灰谷兄弟が咬ませ犬のような扱いになってしまいました。 しかし決して灰谷兄弟が弱かったわけではありません。弟がアングリーの奥底に隠された、青鬼モードの強さを見抜けていなかったのです。もし、最初の段階でアングリーをきちんと倒しておけば、結果は違ったでしょう。
灰谷蘭は六破羅単代の第弐席から関東卍會の特攻隊隊長へ
関東事変のあと、蘭は寺野南(てらのサウス)が総代を務める六破羅単代に加わり、第弐席に就きました。弟の竜胆は第参席で、首席の鶴蝶やS62世代の望月・斑目も幹部としてそろっています。 三天戦争では、蘭が三途春千夜と当たります。警棒などの武器を使う蘭のスタイルが、同じく武器を振るう三途に通用しました。六本木の頃から変わらない戦い方が、ここでも生きています。 戦いを制したのは関東卍會で、六破羅単代は組織ごと吸収されます。蘭は関東卍會の特攻隊隊長、竜胆は特攻隊副長に就きました。イザナを失った兄弟は、マイキーの下で次の戦いへ向かいます。
最終決戦で灰谷兄弟はどうなった?
二代目 東京卍會と関東卍會がぶつかった最終決戦。灰谷兄弟の前に立ったのは、三ツ谷隆と柴八戒でした。どちらも関東事変で一度は追い詰めた相手です。 今回も序盤は灰谷兄弟が押していました。自分たちの策で2人を追い詰め、あと一歩まで持っていきます。ところが、その形が相手の罠だったことに気づけませんでした。追い詰めていたはずの兄弟が、そこから崩されます。 最後まで立っていたのは蘭です。それでも戦う力は残っておらず、蘭が自分から敗北を宣言して決着しました。 関東事変では青鬼になったアングリーに沈められ、八戒を仕留めそこねました。そして最終決戦でも八戒に届きませんでした。2人とも死亡はしていませんが、この兄弟にとって八戒は最後まで越えられない相手でした。
大人の灰谷蘭は梵天でどんな幹部になった?
武道が戻った現代で、大人になった蘭はマイキーが首領を務める犯罪組織「梵天(ぼんてん)」の幹部になっています。弟の竜胆も梵天の幹部で、兄弟そろって組織の中枢にいます。 蘭はのどに、天竺の王だったイザナのピアスと同じ刺青を入れています。梵天では首領と幹部が体のどこかに同じ刺青を彫っていて、マイキーは首元です。天竺で四天王筆頭だった鶴蝶も梵天におり、イザナを知る者同士が現代でも同じ組織に並びました。 ただし、これは本編の現代の話です。最終回の新たな世界線では、兄弟はほかのS62世代と行動を共にせず、2人でクラブを経営しています。
灰谷蘭の髪型は時代ごとに変わる
六本木時代の髪型
六本木を制した13歳のころの蘭は、長い髪を2本の三つ編みにまとめ、前髪を右に流していました。中性的な顔立ちもあって、女性と見間違える読者もいるほどです。 弟の竜胆は頭の上で髪を団子のようにまとめ、前髪を兄とは反対の左に流していました。三つ編みの兄と団子頭の弟という対照的な姿が、六本木時代の灰谷兄弟の特徴です。このころの兄弟は特定のチームを作らず、必要なときに六本木の不良を呼び集めて戦っていました。
関東事変の髪型
2006年の関東事変では、蘭は前髪を伸ばして額の中央で2つに分け、三つ編みをさらに増やしています。髪色は金髪と黒髪のツートンカラーで、六本木時代より大人びた印象です。 弟の竜胆は団子頭をやめ、後ろと横を剃り上げた髪型に変わりました。原作漫画では金一色に見えますが、水色のメッシュが入っているようです。兄弟それぞれの髪型の変化から、天竺の幹部になった2人の貫禄が伝わってきます。関東事変の蘭は、天竺の四天王として東卍の前に立ちはだかりました。
アニメと実写で灰谷蘭を演じたのは誰?

アニメ「東京リベンジャーズ」で灰谷蘭の声を担当しているのは浪川大輔(なみかわだいすけ)です。『ルパン三世』の石川五ェ門や、『ハイキュー!!』の及川徹などで知られる声優です。 実写映画では、栗原類が『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(2023年)で蘭を演じました。栗原類はモデル出身の俳優で、ドラマや映画、バラエティ番組でも活躍しています。弟の竜胆は、アニメでは下野紘、実写では豊田裕大が演じています。アニメ4期「三天戦争編」では、六破羅単代の第弐席として動く蘭の活躍が描かれます。
「東京リベンジャーズ」灰谷蘭は兄弟で六本木から梵天まで駆け上がった
灰谷蘭は、弟の竜胆とともに13歳で六本木を制し、少年院でイザナと出会ってから天竺・六破羅単代・関東卍會を渡り歩きました。特定のチームを持たなかった兄弟が、最後は日本最悪の犯罪組織「梵天」の幹部にまでたどり着いています。 アニメ4期「三天戦争編」は2026年10月2日から放送中で、六破羅単代の第弐席として動く蘭の姿が描かれます。蘭の声は浪川大輔が担当しています。弟の竜胆の経歴や梵天での立場は、竜胆の記事で詳しく紹介しています。六本木の頂点から梵天の幹部まで、所属が変わっても兄弟が離れることはありませんでした。












