ジブリパーク青春の丘の楽しみ方!訪れる前にチェックしておきたい所要時間や見どころを解説
2022年11月1日より、愛知県長手市内の愛・地球博記念公園内にオープンしたジブリパーク。 パーク内には「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5つのエリアが開設されます。スタジオジブリの世界観が存分に楽しめる、ファンにはたまらない内容となっているでしょう! 本記事では「青春の丘」エリアの詳細をお届け。来園前にチェックしたい内容や所要時間もあわせて紹介していきます。
ジブリパーク「青春の丘」とは?
オープン日 | 2022年11月1日 |
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入場料金 | 大人:1,000円 子ども:500円 |
モデル作品 | 『耳をすませば』 , 『猫の恩返し』 |
主な施設 | 地球屋 , 猫の事務所 , エレベーター塔 , ロータリー広場 |
「青春の丘」は、ジブリパークの来園者を迎える象徴といえるエリアです。 目の前に建つのは、映画『天空の城ラピュタ』(1986)や映画『ハウルの動く城』(2004)などの世界観がモデルとなったエレベーター塔。 さらに、映画『耳をすませば』(1995)に登場するアンティークショップ「地球屋」やロータリー広場があります。青春の丘に行くなら『耳をすませば』の予習は必須。 映画『猫の恩返し』(2002)に登場する「猫の事務所」も再現されており、それぞれの作品の世界を体感することができます。『猫の恩返し』は、『耳をすませば』の主人公・月島雫が書いた小説の物語であり、両作品の関係は深いです。もしかするとバロンにも会えるかもしれませんね。
青春の丘までの行き方
「青春の丘」エリアは、愛・地球博記念公園の北側入り口に位置しています。 公園北口のメインゲートからの行き方は、愛・地球博記念公園駅を背に南へ直進。目の前にエレベーター塔が見えるため、そのまま道なりに沿って進みます。エレベーター塔のすぐ脇が目的地「青春の丘」エリアです。 メインゲートからの所要時間は、徒歩約10分程。目印の高さ28mにもなるエレベーター塔はまさに圧巻で、ジブリパークのシンボルとなりそうです。
各エリアへの所要時間(徒歩)
- メインゲート⇔ジブリの大倉庫:約15分
- メインゲート⇔青春の丘:約10分
- メインゲート⇔どんどこ森:約40分
- 青春の丘⇔ジブリの大倉庫:約5分
- 青春の丘⇔どんどこ森:約25分
青春の丘⇔ジブリの大倉庫はバスで約6分、ジブリの大倉庫⇔どんどこ森はバスで約10分
※バス定員は57名。出発時間は時刻表を要確認
見どころ①地球屋
『耳をすませば』に登場するアンティークショップ「地球屋」は、実際に中に入ることができます。中の撮影はNGです。 世界中のアンティーク家具や物語で登場するカラクリ時計、バロンの人形があり、まさに『耳をすませば』の世界そのものです。主人公・月島雫が目を奪われたバロン人形もあり、その瞳は深緑に輝いていて今にも吸い込まれそう!スタッフに頼めばバロンの瞳に懐中電灯を照らすこともできます。 カラクリ時計は30分ごとに動き『耳をすませば』をリアルに体感!時間になると2階に人が集まってくるので、じっくり見たい人は少し前から場所取りをしておくと良さそう。
階段を降りると、天沢聖司のバイオリン工房にたどり着きます。バイオリンを作るときに床に落ちた木くずも再現されており、さっきまで聖司くんがそこにいたのではないかと思うほどのクオリティ。 展示されているバイオリンやピアノ、チェロは実際に触れることができ、弾くこともできます。あの劇中の名シーンが蘇るかも……?
見どころ②天沢聖司の自転車
「地球屋」のそばには、「耳すま」ファンは大興奮間違いなし!の天沢聖司の自転車があります。 聖司くんの自転車だけでなく、劇中で2人乗りをした際に雫にかけてあげたあのジャケットも!見るだけでも『耳をすませば』の青春の空気を堪能できますが、なんと自転車にまたがることもジャケットを羽織ることもできるのです!
「早く雫に会いたくてさ!」とあの名シーンを真似すれば、『耳をすませば』の世界に入り込んだような気分が味わえるかも?
見どころ③猫の事務所
『猫の恩返し』の劇中で、猫になった主人公・ハルが助けを求めて訪れる「猫の事務所」。中に入ることはできませんが、2つの小窓から中の様子を楽しめる仕様になっています! 「猫の事務所」の大きさは、約3㎡となんともかわいい猫専用のミニチュアサイズ。その中を窓からのぞくと、肖像画をはじめ照明や食器棚、小物までが忠実に再現されていて、まるで『猫の恩返し』の世界を秘密裏に覗いているかのような体験ができます!
ソファには、くつろぐムタと紳士的な装いのバロンの姿が!劇中さながらの2人に思わずクスっと笑ってしまいそうになります。
青春の丘の所要時間はどれくらい?
混雑していない場合、「青春の丘」エリアをすべて見て回るなら所要時間は約1時間程度です。 その他各エリアの所要時間は、「ジブリ大倉庫」エリアが約3~5時間程度、「どんどこ森」エリアが約1時間程度です。3エリアともすべて回る場合は約5~7時間、パーク内の徒歩移動は約1~2時間ほどかかります。 ジブリパークのチケットは時間指定制になっています。そのため、他のエリアも行きたい場合は、移動時間も考慮して1時間ほどあけた時間のチケットを抽選で申し込むようにすると、1日に数エリア見てまわることも可能でしょう。 とくに、「青春の丘」から「どんどこ森」までは徒歩約25分ほどかかるため、時間の余裕を持ったチケットの購入が必要です。 また、これからオープン予定の2エリアもあわせてまわるとすれば、約半日~1日ほどかかる計算になります。ジブリパークのすべてのエリアを楽しみたい場合には、丸一日使って余裕をもって散策するのがおすすめです。
ジブリパーク青春の丘はおすすめエリア!
『ジブリパーク』へ来園するにあたり、とくにおすすめのエリアは今回紹介した「青春の丘」エリア。 ジブリの世界観を堪能するとともに、『耳をすませば』『猫の恩返し』の懐かしい青春を体感しに行きましょう!