2023年9月20日更新

天内理子(あまないりこ)は実は生きてる!?衝撃的な死亡から声優まで徹底解説【呪術廻戦】

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呪術廻戦 天内理子
©︎芥見下々/集英社

『呪術廻戦』の過去編に登場した天内理子。彼女は「星漿体」という特別な存在でしたが、作中の衝撃的な描写で命を落としてしまいました。しかしとある記述から生存説も浮上しているようで……? 本記事ではそんな天内理子のプロフィールや登場シーンについて詳しく紹介していきます! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。

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【プロフィール】天内理子(あまないりこ)とは

呪術廻戦 天内理子
©︎芥見下々/集英社
年齢 享年14歳?
身長 150~155cmくらい?
特技・趣味 バドミントン
好きな食べ物 黒井が作るポトフ
ストレス 学校に行けないこと
声優 永瀬アンナ

天内理子は不死の術式を持つ天元と同化できる特別な体質を持つ「星漿体」です。天元の術式を初期化するための生贄のような役割にあるといえます。三つ編みとヘアバンドが特徴の可愛らしい少女で、表情がころころかわるのも魅力的です。 一人称が「妾」で語尾が「~じゃ」という独特かつ尊大な口調が特徴ですが、素顔は普通の女子中学生。学校では普通の話し方をしており、友達と学校生活を送ることを何より楽しみにしています。

天内に家族はいる?

理子は血のつながった家族はすでにおらず、仕えている黒井が家族同然の存在です。理子の両親は理子が4歳のときに交通事故で他界しました。それ以来、黒井と一緒に過ごしています。 「懐玉 玉折編」では黒井が夏油と理子の家族の話をした際、家族がいないという話を聞いて「それじゃあアナタが家族だ」と夏油が言っていました。黒井もその言葉に「……はい」と返しています。

実は生きてる?

理子は作中の展開で死亡してしまいましたが、一部のファンのあいだでは生存説もささやかれています。詳しくはこちらの見出しで解説していくので、気になる人はチェックしてみてくださいね!

【星漿体】天内理子はなぜ選ばれた?

「星漿体」とは天元の器になりうる肉体を持つ人間のことです。天元は不死の術式を持っている一方で不老ではなく、一定以上の老化を経ると「進化」してしまいます。進化してより高次元の存在になった場合、天元は自我を失ってしまい、最悪のケースでは人類の敵になる可能性も……。 その進化を食い止めるための存在が星漿体です。星漿体が天元と同化して肉体の情報を書き換えることで、天元の術式効果はふり出しに戻ります。 理子は星漿体としての体質を持って生まれたために、高専から重要人物として監視されながら生きており、その護衛を任された高専時代の五条悟・夏油傑と出会うこととなりました。

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【同化】天内理子と天元様の関係性とは

呪術廻戦 天元
©︎芥見下々/集英社

天元は、不死の術式を持った結界術の使い手です。おそらく奈良時代ぐらいから活動しており、現在に至るまで星漿体と同化して日本全国の結界を張り続けてきました。天元がいないと、呪術界の拠点の結界や任務の消化さえままならなくなるそうです。 自我を保つために同化は必要ですが、星漿体に対し情がないわけではありません。作中では、理子と同化する前は理子の要望に応えるようにと指示を出していました。 同化が失敗した後は九十九いわく、他に星漿体がいたのか、新しい星漿体が生まれたのか、天元は安定していて変わりないそうです。

同化に失敗した天元はどうなった?

九十九の発言もあり、天元はほかの星漿体と同化したと思われていました。しかし、死滅回游が始まり天元のもとを訪れた際、天元は同化せずに老化を受け入れていたことが明らかになります。 その結果、個としての意識は消え天地そのものが天元となりました。今の天元は人間よりも呪霊に近い存在となり、偽夏油が使用する呪霊操術の術式対象となったのです。 偽夏油は天元と人間の同化を目的としており、呪霊操術で取り込み操られるのを危惧して天元は薨星宮に引きこもっていました。

【死因】天内理子の登場と死亡を時系列で解説

星漿体として2つの組織に狙われる

呪術廻戦 Q
©︎芥見下々/集英社

星漿体である理子は、呪詛師集団の「Q」と宗教団体「時の器の会」というふたつの組織に狙われました。前者は天元を暴走させることで革命を目論んでおり、後者は「純粋な天元様」を信仰するがゆえ星漿体という不純物を排除しようとしています。 そんな状況で理子の護衛を任されたのが、当時高専生だった五条悟夏油傑です。同化を果たすまでの3日間、ふたりは理子を襲う敵と戦うことになりますが、もちろん余裕の仕事ぶりをみせます。 しかしそんな中、理子の世話係である黒井美里が誘拐されるという面倒な事態になってしまいました。

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沖縄観光で水族館へ

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

黒井を誘拐した拉致犯の指示に従い、五条と夏油、理子は飛行機で沖縄にやってきました。 しかし到着して3時間で黒井の救出と拉致犯の尋問まで済ませ、その後は普通に観光。水着姿・アロハシャツ姿で海で遊んだり、沖縄料理に舌鼓を打ったり、水族館をおとずれたりと、楽しい時間を過ごします。 五条や夏油としても、同化が近い理子に沖縄を満喫させてあげたいという想いがあったのでしょう。

薨星宮(こうせいぐう)で死亡?

呪術廻戦 伏黒甚爾
©︎芥見下々/集英社

同化のため薨星宮(こうせいぐう)にやってきた理子は、黒井と涙のお別れを果たしてから天元のもとへ向かおうとします。そんな彼女に対し、夏油は同化を拒む選択肢を提示。「理子ちゃんがどんな選択をしようと 君の未来は私達が保証する」と約束します。 しかし「もっと皆と…一緒にいたい」と本音を吐き出し、夏油の手をとろうとした理子は、突如現れた伏黒甚爾に頭を撃ちぬかれてしまいました。直前まで笑顔を浮かべていたからこそ、うつろな目で倒れてしまったコマの絶望感は半端ではありません……。

天内理子の死亡シーンを

【考察】天内理子は実は生きてる?

理子は頭を撃ちぬかれているので、普通に考えればすでに亡くなっています。 しかし公式ファンブックで「享年:14歳?」と書かれていることから、実は彼女は何らかの形で生きているのでは?という考察も。たしかにわざわざハテナが追加されていると、何か理由がありそうだと深読みしたくなってしまうものです。 また黒井にかんしても甚爾が手にかけましたが、遺体が描かれていないこと、殺した本人も生死を確認しておらず「運よきゃ生きてんじゃね?」と発言していることから、生存している可能性もあります。

『呪術廻戦』公式ファンブックを

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【闇堕ち】天内理子の死が夏油傑に与えた影響

呪術廻戦 夏油傑
©︎芥見下々/集英社

理子の死は夏油が呪詛師に堕ちるきっかけとなりました。 もともと、呪術は非術師を守るためにあると夏油は考えており、五条にもその考えを説いています。しかし、星漿体の護衛任務で失敗し、理子が非術師の集まりである盤星教「時の器の会」が雇った伏黒甚爾に殺され、非術師の価値が夏油のなかで揺らぎました。 非術師を「猿」と見下す自分と、そんな自分を否定する自分。どちらが自分の本音なのか誰にも打ち明けられずにいます。そんななか、特級術師の九十九と話し、「どちらを本音にするのかは君がこれから選択するんだよ」と言われました。 その後、後輩である灰原が任務中に死亡し、任務で行った田舎の村で虐待されているミミナナを見て、非術師を「猿」と見下す自分を本音だと決めます。そして、夏油は呪詛師に堕ちてしまいました。

【関係】天内理子と黒井・五条・伏黒甚爾

黒井美里

呪術廻戦 黒井美里
©︎芥見下々/集英社

黒井美里は天内理子に仕え、身の回りの世話をしている人物です。黒井家は天元と関りがあり、代々星漿体となる人物の世話を任されていました。美里はそんな家系が嫌で短大に入学しますが、理子に惹かれて理子の世話係になります。 美里は呪術師ではないので術式は持っていません。しかし、理子を守るために体術や呪力の扱い方は身に着けており、作中ではフリーの呪詛師をひとりで撃退する活躍を見せています。 薨星宮で夏油と甚爾が対面し、夏油が甚爾に美里の安否を尋ねた際、「多分死んでる」と発言していました。しかし、明確な死亡描写はなく正確な安否は不明です。

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五条悟

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

五条は高専時代に夏油と一緒に理子の護衛を任された人物です。高専時代の五条は今よりもずっと自己中心的で、理子がフリーの呪詛師に襲われたときにも「どこがいいんだよこんなガキ」と発言していました。 しかし、理子が同化する前には、一緒に沖縄を観光して思い出を作る姿や、沖縄の滞在が短く残念がる理子のために滞在を延ばす姿を見せました。また、理子が同化を拒否した時にはどうするかと夏油が五条に質問した時には、「そん時は同化はなし!」と天元と敵対する意思も見せています。 恋愛感情ではないにしろ、ある程度理子に情を抱いていたのでしょう。

伏黒甚爾

呪術廻戦 伏黒甚爾
©︎芥見下々/集英社

伏黒甚爾は禪院の1人で、生まれながらにして全く呪力を持たない天与呪縛です。甚爾は天元と星漿体の同化に反対する盤星教「時の器の会」から依頼を受けて理子を狙っていました。 高専に到着した五条たちを襲い、術式を強制解除する「天逆鉾」で五条の無下限呪術を解除し五条を倒して、理子を殺害。その後は夏油と戦闘しますが、夏油も天与呪縛には敵わず甚爾に敗れてしまいます。 その後は理子の遺体を盤星教に引き渡し帰ろうとしたところ、反転術式を身に着けた五条が現れました。死際で呪術の核心を掴んだ五条には敵わず、五条が放った虚式・茈を受けて甚爾は殺されてしまいます。

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【声優】天内理子役:永瀬アンナ

アニメ『呪術廻戦』で理子の声優を務めたのは、81プロデュース所属の永瀬アンナです。 彼女は2022年に『サマータイムレンダ』でヒロイン・小舟潮を演じ、2023年には第17回声優アワード新人声優賞を受賞しました。まだ活動をはじめたばかりなので出演作品数は少ないですが、今後の活躍が期待されます。

【かわいい】天内理子はコスプレ需要もあり!

呪術廻戦 天内理子
©︎芥見下々/集英社

理子は三つ編みにした黒髪とヘアバンド、セーラー服が特徴の愛らしい女の子です。五条と夏油に守られた「お姫様」的なイメージが強く、物語におけるキーパーソンであることから、メインキャラではないにもかかわらず一定の人気があります。 コスプレ需要もあり、ネット上では単体はもちろん、五条や夏油との「併せ(複数人での撮影)」もみられました。

吹き出し アイコン

幅広ヘアバンドと三つ編みがかわいい理子ちゃん!比較的コスプレしやすそうだから、初心者でもチャレンジできそう。

『呪術廻戦』のかわいい女子中学生・天内理子!生存説もあり?

この記事では『呪術廻戦』に登場する女子中学生・天内理子について詳しく紹介してきました。皆と楽しく過ごしたいという普通の願いすら叶えられず、最期は射殺されてしまった理子。万が一生きているのであれば幸せでいてほしいですが、彼女の境遇から考えるとなかなか厳しそうです……。