「ワンピース」ヒグマの再登場説を徹底考察!最強のラスボス・海軍大将説は本当?
ヒグマってどんなキャラだっけ?
1巻の登場シーンを
『ワンピース』の物語で1番最初の敵となった「ヒグマ」。噛ませ犬的なポジションで雑魚キャラと考えられていましたが様々な理由から生存説が生まれ、さらにシャンクスの強さが明らかになると実は強キャラだったのではないかとまで言われているのです。 今回はそんなヒグマの基本情報から再登場説の理由や考察、声優情報まで徹底的に深掘りしていきます! ※この記事は『ONE PIECE』の重要なネタバレを含みます。
「ワンピース」ヒグマのプロフィール
初登場 | 1巻1話 |
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所属 | ヒグマ山賊団・棟梁 |
懸賞金 | 800万ベリー |
悪魔の実 | 不明 |
身長 | 190cm |
年齢 | 46歳(12年前) |
声優 | 岸野幸正 |
ヒグマは1話に登場した山賊の棟梁です。ヒグマがシャンクスをバカにしたことがきっかけとなり、ルフィはゴムゴムの実を食べました。 子供1人に対して偉そうにする態度や負けそうになると煙幕で逃げる戦法など雑魚キャラらしい振る舞いが目立つキャラクターです。
【再登場】101巻のPVにヒグマ再登場の伏線が!?
近海の主の餌食となったはずのヒグマですが、再登場説が囁かれています。理由はいくつかありますがその1つが101巻発売記念CMです。CMではゴムゴムの実や1話の酒場シーンとともにヒグマの手配書が……。結局101巻での登場はありませんでしたが、死亡したと思われているヒグマの手配書の登場にファンから驚きの声が上がりました。 さらに生存説を裏付けるようにキャラクターのプロフィール図鑑である「VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~」では年齢欄に「享年」の文字がありません。生きている可能性が高まったことで、ヒグマが重要なキャラではないかと盛り上がりを見せています。
101巻を
【正体①】ヒグマ・海軍大将説
海軍大将と言えば2年前は「黄猿・赤犬・青キジ」、そして2年後は「黄猿・藤虎・緑牛」と「色+動物」の異名で構成されてきました。そこでヒグマですが漢字で「緋熊」と書けることから海軍大将説が出てきています。 さらにゴムゴムの実は世界政府が800年の間探し求めていた悪魔の実でありシャンクスによって護送中のゴムゴムの実が奪われたと判明しました。 ヒグマはゴムゴムの実回収を目的としてフーシャ村に潜入していたのではないかと言われているのです。海に投げてルフィを殺そうとした行動もゴムゴムの実を葬ろうとしたからなのかもしれません。
【正体②】ヒグマ・ラスボス説
前述の海軍大将だった場合、ヒグマがラスボスとして現れるのではないかとも考察されています。もし近海の主にも殺されず生きていたとしたらその線はあり得なくはないですよね。 ラスボスとなるとさすがに能力者である可能性が高く「近海の主を操っていた」などの説も。ネタとして側面が強い説ですが、1話の雑魚キャラがラスボスだったら伏線の張り方がスゴすぎます。 物語が進み96話で登場したウープ・スラップ村長が「夢か……運命か……」とDの意志を知っていそうな意味深な台詞を発するなど1話のキャラが意外と重要な役回りを担うのかもしれません。
【正体③】ヒグマ・“56皇殺し”説
ヒグマが1話でシャンクスと出会った時とルフィを海に突き落とす時の2回も口にしていた「56人殺した」という言葉。少々無茶苦茶な説ではありますが、海軍大将だったヒグマが60皇のうち56皇を殺して4皇まで減らしたという説が生まれています。いわば死刑執行人のような立ち回りです。 もしくは「56=ゴム」の隠語としてやはりゴムゴムの実を狙っていたのではないかという説も多くのファンから考察として出てきています。
【最強説】ヒグマの強さは?登場時に覇気を使っていた!?
シャンクスの覇気は常人では即気絶してしまうと言われているのにヒグマは動じるどころか酒を頭からかけています。さらにゴムゴムの実を食べたルフィに打撃を見舞っている描写から武装色の覇気を有していた可能性まで出てきました。 加えてベン・ベックマンやヤソップといった見聞色の覇気が使えそうな幹部から煙幕で逃げ切るところから「剃(そる)」まで使えたという説まで浮上し、考察だけなら余裕で最強クラスの強さを誇っています。 シャンクスが強いという描写が増えれば増えるほどヒグマの株がどんどん上がっていく状況になってしまっているのです。
ヒグマは覇気を使っている!?
登場シーンを
【死亡】ヒグマは実は生きてる?
1話の死亡シーンを振り返ってみましょう。シャンクス達を馬鹿にしたヒグマはルフィから詰め寄られ怒りを露わに。しかしシャンクスに反撃されたため海へ逃げ、ルフィを海中へ落としました。その直後、後ろから近海の主が現れ小舟ごと飲み込まれてしまったのです。 以上の描写から死亡したと思われましたが101巻の伏線で紹介した通り「VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~」では「享年」とは書かれていませんでした。 丸呑みされて生きていた、もしくは悪魔の実の能力で回避したということになりますがそうであるなら叫び声や迫真の演技が少し滑稽に見えてきますね。
【懸賞金】ヒグマの懸賞金は800万ベリー
懸賞金はヒグマ自身が名刺代わりに持っていた手配書で800万ベリーと明らかになりました。しかしこの手配書も海軍発行のものとは少し様式が違い、偽造が疑われています。 また800万ベリーという数字は少ないように思えますが、イーストブルーの平均が300万ベリー、同じ山賊のダダンでさえも780万ベリーと考えるとイーストブルーの山賊としては高い数字と言えるでしょう。 一方フーシャ村にいたシャンクスはすでに10億4000万ベリーという驚異的な懸賞金がかけられており、いかにシャンクスとヒグマの戦いが異様であったかが窺えます。
【声優】ヒグマを演じるのは岸野幸正
ヒグマの声を演じたのは岸野幸正です。声優業以外にも劇団岸野組の主宰として舞台でも活躍しています。代表作は『名探偵コナン』の黒田兵衛役や『SLAM DUNK』の魚住純役、『ドラゴンボールZ』のバータ役など。 昔から渋みのある声が特徴でしたが、近年ではさらに渋さに磨きが増し威厳のあるイケオジボイスを披露しています。1999年に初めてヒグマを担当し、2012年・2017年とアニメのスペシャル版で再演しました。
ヒグマはワンピースの重要人物になりうる!?
今回はヒグマの考察をメインに深掘りしていきました。海軍大将説やラスボス説、さらには56皇殺し説まで突拍子もない考察に見えますが、生きていたとなれば重要なポジションとして登場する可能性は十分にありそうです。 ヒグマの登場シーンやゴムゴムの実の伏線などこれまでのストーリーを振り返ってみることをオススメします!
ヒグマってどんなキャラだっけ?
1巻の登場シーンを