鹿紫雲一(かしもはじめ)は死亡確定?復活の可能性や宿儺戦の経緯も解説!【呪術廻戦】
『呪術廻戦』にて死滅回游から登場し、強者として作品を盛り上げた鹿紫雲一。宿儺と五条の死闘も終結した今、気になるのが彼の生存状況でしょう。 そこで本記事では、鹿紫雲の死亡は確定なのかについて解説していきます。また彼の最期やこれまでの動向も紹介するので、ぜひチェックしてみてください! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
『呪術廻戦』鹿紫雲一(かしもはじめ)は死亡した?
結論から言うと、『呪術廻戦』にて鹿紫雲一はすでに死亡しています。 元々は秤金次と拳を交え、その後は呪術師陣営と共に戦況を見守っていた彼。宿儺と五条の戦いが終結した後に戦場に入りました。死滅回游開始当初からキーマンとして名前が登場していた鹿紫雲の死は、読者に衝撃を与えました……!
鹿紫雲一(かしもはじめ)とは
鹿紫雲一は400年前から甦った、呪術師です。元々は強者との戦闘のみを求め戦っていた生粋の戦闘狂。病気を患い年老いた状態でも、血の海を流すほど術師を殺していた実力者でした。 生前の彼のもとに現れた羂索は、史上最強の術師である宿儺について話します。そして宿儺との戦闘を条件に、鹿紫雲は羂索と死後呪物になる契約をしました。 とにかく勝てばいいという考えはなく、真正面からの強敵粉砕を喜びとする性格です。
鹿紫雲一(かしもはじめ)はなぜ死亡した?
封印が解かれた五条は、直後に宿儺、羂索の元へ行きます。そして宣戦布告をし、決戦の日を12月24日に決定しました。 そして始まった呪術師陣営と宿儺・羂索陣営との戦い。最初に出陣した現代最強の術師・五条悟は、宿儺に敗北し死亡してしまいます。そして次に出陣したのが、雷神・鹿紫雲一でした。 秤と約束をしていた彼は、五条が敗北したすぐ後に戦地に降り立ちます。そして宿儺との激闘の末、死亡したのでした。
五条悟が敗北し戦線に投入される
五条が敗北した後には自分が出ると、鹿紫雲は秤と約束していました。そして五条が死亡した興奮が冷めないうちに、彼は宿儺の元に降り立ちます。宿儺の側近である裏梅は、邪魔をさせないために秤が食い止めます。 宿儺と対峙し、生まれながらに最強であったのか、最強に成ったのかを聞く彼。少なくとも忌み子ではあったと話す宿儺に、最強でありながらどう他者を慈しむのか、孤独に生きるしかないのかと再度鹿紫雲は問います。 それに対して「贅沢者め」と宿儺が笑い、ついに戦闘は開始されました。
一度きりの術式「幻獣琥珀」を使用
鹿紫雲はこれまで、術式を使わずに戦ってきました。ここで彼は初めて、術式「幻獣琥珀」を披露します。電気の性質を持つ呪力で様々な技を繰り出し、肉体を作り変えるこの術式。肉体に多大な負荷が掛かり術式終了後は体が崩壊するため、生涯で1度しか使えないとのこと。 宿儺は衝撃波や向上したアジリティでの攻撃に押され、大技をいくつも浴びてしまいます。そこで彼は、意図的に中断していた奥の手を出してくるのでした。
生前の姿に戻った宿儺に敗北
宿儺が奥の手として意図的に中断していたのは、受肉による変身の再開です。 真の姿に成った宿儺は、まさに完全無欠。口と腕は常人の倍あり、それは呪術師にとってとてつもなく有利なことでした。掌印を結びながら両手が使え、呪詞の詠唱を永続的に続けられるためです。 五条を葬った異次元の斬撃をギリギリで避けても、技の連打は続きます。それを捌き前を向いた鹿紫雲の目には、回避不可の網目状の斬撃が。こうして鹿紫雲は宿儺に敗北し、死亡しました。
鹿紫雲の術式「幻獣琥珀」の能力は?
鹿紫雲の術式「幻獣琥珀」は、彼が呪力から変換できる現象を実現するため、肉体を作り変えるものです。 普通の人間であれば耐えられない「電気信号の活性化によるアジリティの向上」や、「照射された物を蒸発する電磁波」などに、適応できる肉体を実現します。そのため使用時の鹿紫雲は、流動的に体を変形させていました。 しかし術式使用中の体はすでに人間の域を超えているようで、終了後の肉体崩壊が確定している諸刃の剣です。
鹿紫雲一と宿儺の対話を考察
死の間際、鹿紫雲は宿儺と対話します。宿儺は鹿紫雲を「贅沢者」だと言った理由は、強いというだけで、強者は愛を向けられているためだと口にしました。 鹿紫雲に挑んできた人間は、何も全員が鹿紫雲を呪ってはいなかった。「認められたい」「自分が何者なのか確かめたい」という感情が、愛でなくなんだと話すのです。そしてそれに応え屠ってきたのも、また応える愛だと続けました。 そのうえで宿儺は、愛などくだらんと吐き捨てます。自分のためだけに生きるのが、自分だと。愛に気づかず孤独を憂いていた鹿紫雲は、飽きるだろと聞きます。愛を理解しながらも自分のために生きる宿儺は、人間の刹那は暇つぶしにちょうどいいと答えるのでした。
鹿紫雲一(かしもはじめ)のこれまでの動きをおさらい
死滅回游の泳者として登場
鹿紫雲は死滅回游の泳者(プレイヤー)として、『呪術廻戦』に登場しました。ルール追加の条件である100点以上の点数を持つ、数少ないプレイヤーのうちの1人だったのです。すでに200点を獲得していた彼は、宿儺との戦いを実現させるためプレイヤーの情報開示ルールを追加しました。 そんななか鹿紫雲はパンダと遭遇します。そしてパンダがプレイヤーであると確認し、すぐさま襲ってきたのです。奥の手であるトリケラトプス核でも、鹿紫雲には歯が立ちませんでした。 パンダがトドメを刺される直前、現れたのが秤金次です。
秤金次との死闘の末 敗北
鹿紫雲は持ち前の戦闘力で、何度も秤に致命傷を与えます。しかし秤の術式「坐殺博徒」が大当たりを繰り返し、ほぼ無敵状態の彼と鹿紫雲は激闘を繰り広げました。 ギリギリの攻防のなか、無敵状態の秤を殺すことにこだわる鹿紫雲。そんな彼を秤は、海に突き落としました。電気の性質を持つ鹿紫雲の呪力が、海中で垂れ流しになると踏んだ秤の行動。しかし鹿紫雲は海水を電気分解することで塩素ガスを発生させ、秤を海中に引き摺り込みました。 お互いがギリギリのなか、鹿紫雲が起こす海中での大爆発。勝者は左腕を捨てた秤です。
宿儺との戦闘のため仲間に
鹿紫雲が100点を持っているため、取引を持ちかける秤。鹿紫雲は宿儺と自分を戦わせることを条件に、秤たち呪術師陣営の仲間になります。 こうして彼は秤たちと、行動を共にするようになったのでした。
鹿紫雲一が復活する可能性はある?
鹿紫雲が復活する可能性は、非常に低いでしょう。彼は戦いの後、精神世界のような場所で宿儺な会話していました。そのため死亡はほぼ確定と言えます。 鹿紫雲自体も宿儺との戦いという目標を叶え、対話後も満足した表情をしていました。彼自身にも未練は、無いように感じました。そもそもが400年前の術師ということもあるので、彼の出番は宿儺との戦いで終わったと考えて間違いないでしょう。
『呪術廻戦』鹿紫雲一は宿儺との戦いで納得の死を迎えた
『呪術廻戦』にて死滅回游から作品を盛り上げた鹿紫雲一は、宿儺との戦いで死亡しました。しかし目標も叶えられ問いに対する応えもみつけられた彼の最期は、納得の死だったのではないでしょうか。 鹿紫雲の死に想いを馳せながら、今後の展開にも注目です!