「ワンピース」ギル・バスターの懸賞金は?スリラーバークでゾンビ兵として登場していた?【WANTED!】
ギル・バスターはかつて存在した伝説の海賊団ロックス海賊団の一員だった凄腕ガンマンです。実はギルは尾田栄一郎の別作品の主人公でもあります。 「ワンピース」作中での出番はほぼありませんが、もともと主人公だったとあって読者にとっても気になる存在でしょう。本記事ではわかっているギルの懸賞金や強さなどを紹介します。
「ワンピース」ギル・バスターのプロフィール
ギル・バスターとは単行本112巻のSBSにおいて言及された、40年前のロックス海賊団の一員です。1096話にはサングラスをつけて登場していました。またスリラーバーク編ではゲッコー・モリアの将軍ゾンビの1人としても登場。 腕が4本もある凄腕のガンマンです。SBS情報によると、彼はゾンビになる前から4本腕だったそう。 実は彼は尾田栄一郎が17歳のときに描いたデビュー作『WANTED!』の主人公です。
尾田栄一郎の読切作品『WANTED!』とは?
『WANTED!』は尾田の読切漫画です。殺し屋たちの物語で、主人公のギル・バスターは凄腕ゆえに高額の賞金がかけられていますが、彼自身は争いを好まず正当防衛でしか人殺しをしていません。 ギルに倒されたワイルド・ジョーはその恨みから幽霊となり、ギルに凄腕の殺し屋シノ・フェニックスをけしかける……というストーリー。 作中でのギルは近接戦も、見えないほどの距離から敵を撃ち抜く技術も有していた相当の凄腕でした。
ギル・バスターは元ロックス海賊団!今後の登場はあるのか
ギルは40年前にロックス海賊団の一員だったことが判明しましたが、彼らにスポットが当たっている過去回想編ではいまだ姿も描かれていません。その名前を言及される描写もなく、本当にいるの?状態に。 ゴットバレー当日になってもまだその姿が登場しないので、もしかしたら何かしらの理由でその場を離れているのかも。とはいえその存在も匂わされていないので、SBSでのファンサービス的な言及で終わってしまう可能性が高そうです。
ギル・バスターはモリアのゾンビ兵として登場していた?
実はギルの初登場はスリラーバーク編です。ギルは死後、ゲッコー・モリア配下の将軍ゾンビになっていました。ロックス海賊団では莫大な財宝を残したとされるキャプテン・ジョンも、その遺体を使われて将軍ゾンビとなっています。 また将軍ゾンビにいたリューマも、尾田の短編漫画『MONSTERS』の登場人物でした。 ただここでもギルは大きく取り上げられておらず、どういった経緯で死亡し、その遺体がモリアの手に渡ったのかなど詳細はわかっていません。
ギル・バスターの懸賞金や能力は?
ギルは『WANTED!』作中では9億7000万の懸賞金がかけられていました。これが「ワンピース」内の通貨ベリーと同等かはわかりませんが、もし9億7000万ベリー相当だとしたら、元七武海一歩手前レベル。かなり高いと考えられます。 生前は高い早撃ち技術を持っていました。ハンドガンにも関わらず遠くから撃ち抜く芸当は、見聞色の覇気に目覚めたウソップの射撃技術に近いものを感じます。
別作品主人公のギル・バスターが海賊として活躍するか今後に期待!
「ワンピース」にも登場したギル・バスターについて紹介しました。回想編がどんどん進んでいるので、このまま出番がなく回想編が終わってしまう可能性も……。どこかで凄腕ガンマンとしての活躍が読めることに期待しましょう!