【2025年最新】DC映画を一覧で解説!今後の公開予定や見るべき順番・時系列を紹介
DC映画とは?DCEUやDCUの意味を解説!マーベルとの違いも!

DC映画には4つの区分がある!
- DCEU以前の単体作品「ダークナイト」3部作など、個別の世界を持つ作品群
- DCEU作品『ジャスティス・リーグ』を中心としたヒーローが共闘するユニバース
- DCエルスワールド『ジョーカー』など独自の世界観で展開される作品
- DCU新「スーパーマン」など新たに1つのユニバースを共有する作品群
DC映画とは、DCコミックのスーパーヒーロー作品を原作とした映画のことです。 DC映画には4つの区分があり、「DCEU以前の作品」、「DCEU作品」、「DCエルスワールド」、「DCU作品」に分けられます。 「DCEU以前の作品」には、ティム・バートン監督による「バットマン」シリーズや『スーパーマン リターンズ』(2006年)、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」三部作などがあります。それぞれ各ヒーローの活躍を描きながら、ほかのDCヒーローと合流することはありませんでした。 「DCEU作品」は、各ヒーローの活躍を描くと同時に、将来のクロスオーバーを見越して制作された作品群です。『マン・オブ・スティール』(2013年)に始まり、『スーパーマン vs バットマン ジャスティスの誕生』(2016年)や『ジャスティス・リーグ』(2017年)などが制作されました。 しかし『ワンダーウーマン』(2017年)や『アクアマン』(2018年)のヒットにより、クロスオーバーしない方向に軌道修正されました。 「DCエルスワールド」は、DCEUとはそれぞれ独立した作品ほかのDC映画と世界観は共有していません。代表的な作品には『ジョーカー』(2019年)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)などがあります。 そして2025年公開の『スーパーマン』から、1つのユニバースを共有する新たなDCUが始まります。
ジェームズ・ガンによる新生DCUとは?

2022年10月、新会社「DCスタジオ」が設立されました。そのCEOを務めるのは、マーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどの監督として知られるジェームズ・ガンと映画プロデューサーのピーター・サフラン。この2人のもと、今後のDC映画、ドラマ、アニメが製作されることになります。 これまでDCEU作品として展開されていたヒーローたちの作品は、今後「DCユニバース(DCU)」としてガンらが統括。DC映画は新たな局面に突入しました。彼らは今後8〜10年かけて、DCUのチャプター1として「Gods and Monsters(神々とモンスターたち)」をテーマに作品を製作・公開していくとのことです。
マーベルとDC作品の違いとは?

マーベルとDCは同じようにアメコミヒーローの映画を制作していますが、そのもとになっているコミックの出版社が違います。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に代表されるマーベル映画は、「マーベル・コミック」が出版するコミックに登場するヒーローたちを描いています。 一方DC映画はスーパーマンやバットマンに代表される出版社「DCコミックス」が刊行しているコミックに登場するヒーローたちを描いています。。
【2025年以降】DC映画の公開予定一覧
区分 | 【メディアタイプ】タイトル (公開予定日) |
---|---|
DCU | 【映画】『スーパーマン』 (2025年7月11日全米公開予定) |
DCU | 【ドラマ】『ピースメイカー』シーズン2 (2025年8月21日配信予定) |
DCU | 【ドラマ】『ランタンズ(原題)』 (2026年5月配信予定) |
DCU | 【映画】『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』 (2026年6月26日公開予定) |
DCU | 【映画】[『クレイフェイス(原題)』](#1830434) (2026年9月11日公開予定) |
DCエルスワールド | 【映画】『ザ・バットマン2(仮題)』 (2027年10月1日全米公開予定) |
DCU | 【ドラマ】『ウォラー(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【映画】『ジ・オーソリティー(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【ドラマ】『パラダイス・ロスト(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【映画】『ブレイブ&ボールド(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【ドラマ】『ブースターゴールド(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【映画】『スワンプシング(原題)』 (公開日未定) |
DCU | 【映画】『コンスタンティン2(仮題)』 (公開日未定) |
2023年2月1日、ジェームズ・ガンは自身のTwitterに動画を投稿し、今後のDCUのラインナップを紹介。実写映画はもちろん、テレビシリーズやアニメ作品を含む10作品の製作が発表されました。 すでに製作が発表されていた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題)』や『ザ・バットマン2(仮題)』はこのなかに含まれず、「DCエルスワールド」としてそれぞれ独立したユニバースの作品になるそうです。
今後公開予定のDCU映画を一挙紹介

2025年公開予定DC作品一覧
映画『スーパーマン』(2025年7月11日公開)
記念すべきDCU第1作となる『スーパーマン』。ジェームズ・ガンが脚本、監督を手掛け、今までにないスーパーマン像が描かれます。 クリプトン人の生き残りとして地球に漂着し、ケント夫妻に育てられたクラーク。成人してからはデイリー・プラネット社で記者として働いていますが、スーパーマンとして活動する間は、人々の誹謗中傷に悩みながら彼らの危機を救ってます。
ドラマ『ピースメイカー シーズン2』(2025年8月21日配信)
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年)に登場した、ピースメイカーを主人公としたスピンオフドラマ。2022年にシーズン1が配信され、大人気を博したシリーズのシーズン2です。 予告編には映画『スーパーマン』のキャラクターも登場するなど、新生DCUとのつながりを強く感じさせます。
2026年公開予定DC作品
ドラマ『ランタンズ』(2026年5月配信予定)
宇宙警察機構「グリーン・ランタン」のメンバーであるハル・ジョーダンとジョン・スチュワートの2人を主人公にした実写シリーズ『ランタンズ(原題)』。 本作はドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』のようなミステリーになると言われています。
映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』(2026年6月26日全米公開予定)
『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』は、スーパーマンのいとこ、カーラを主人公にした実写映画です。 生まれてすぐに地球に送られたスーパーマンと違い、クリプトン星に留まった彼女は、14年にわたってただ人々が死ぬのを見て育ちます。今までにない、荒々しくめちゃくちゃなスーパーガールが描かれるとのことです。
映画『クレイフェイス』(2026年9月11日全米公開予定)
クレイフェイスはコミック「バットマン」シリーズに登場するヴィランです。落ちぶれたホラー俳優で、自身が演じたキャラクター「クレイフェイス」の仮面をつけて殺人を繰り返しています。 キャストは2025年6月現在不明ですが、『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(2024年)のジェームズ・ワトキンスがメガホンをとることが発表されています。
映画『ザ・バットマン2』(2027年10月1日全米公開予定)

ロバート・パティンソンがブルース・ウェイン/バットマンを演じた『ザ・バットマン』の続編も企画されています。監督はマット・リーヴスが続投し、3部作として進められていることもわかりました。 前作でコリン・ファレルが演じたペンギンのスピンオフドラマも進行中で、続編ではこちらと物語がつながる予定とのことです。
公開・配信時期未定DC作品
ドラマ『ウォラー(原題)』
ドラマ『ウォラー(原題)』は「スースク」にも登場した、冷酷で非情な指揮官アマンダ・ウォラーを主人公とした実写シリーズ。ドラマ『ピースメイカー』のシーズン1とシーズン2の間の出来事が描かれるとのことです。 『ピースメイカー』から数人のキャストがレギュラー出演すると発表されています。
ドラマ『パラダイス・ロスト(原題)』
ワンダーウーマンことダイアナの故郷であり、女性だけが住むセミッシラ(パラダイス島)を舞台とした実写シリーズ。 女性だけの島が生まれた経緯や、政治的陰謀を描く『ゲーム・オブ・スローンズ』のような群像劇になるそうです。
映画『ブレイブ&ボールド(原題)』
バットマンとその相棒ロビンの活躍を描く実写映画。本作のロビンは、ブルース・ウェインの息子ダミアン・ウェインです。 ブルースは10年間ダミアンの存在を知らず、その間彼は暗殺者として育てられました。「バット・ファミリー」のほかのメンバーも登場する予定で、バットマン役には新たな俳優がキャスティングされるとのことです。
映画『スワンプシング(原題)』
かつては人間だったモンスター、スワンプシングのオリジンをたどるダークな実写映画。 ホラー映画である本作で、DCUのチャプター1は終幕となります。
映画『ジ・オーソリティー(原題)』
DCが買収したワイルドストーム社のヒーローを中心とした実写映画。ヒーローチーム「ジ・オーソリティ」の活躍を描きます。ジェームズ・ガンがもっとも情熱を注いでいる企画の1つと言われています。 世界を良くするためなら殺人もいとわないチームとのことで、ダークな雰囲気になるかもしれませんね。
ドラマ『ブースターゴールド(原題)』
はるか未来からやってきた負け犬が、未来の技術を使ってスーパーヒーローのふりをする『ブースターゴールド』。 実写シリーズとして公開されます。
映画『コンスタンティン2(仮題)』
キアヌ・リーブスが主演を務め、2006年に公開された『コンスタンティン』。悪魔祓いを生業とするジョン・コンスタンティンの活躍を描くファンタジー・アクションの続編制作が発表されました。 キアヌ・リーブスの続投も決定し、前作と同じ世界観で描かれるという新作。根強いファンが多い作品なだけに、期待が高まります。
今までに公開された全DC映画一覧
作品名 | 公開年 |
---|---|
『バットマン ビギンズ』 | (2005年) |
『スーパーマン リターンズ』 | (2006年) |
『ダークナイト』 | (2008年) |
『ウォッチメン』 | (2009年) |
『グリーン・ランタン』 | (2011年) |
『ダークナイト ライジング』 | (2012年) |
作品名 | 公開年 |
---|---|
『マン・オブ・スティール』 | (2013年) |
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 | (2016年) |
『スーサイド・スクワッド』 | (2016年) |
『ワンダーウーマン』 | (2017年) |
『ジャスティス・リーグ』 | (2017年) |
『アクアマン』 | (2018年) |
『シャザム!』 | (2019年) |
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 | (2020年) |
『ワンダーウーマン1984』 | (2020年) |
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 | (2022年) |
『シャザム! ~神々の怒り~』 | (2023年) |
『ザ・フラッシュ』 | (2023年) |
『ブルービートル』 | (2023年) |
『アクアマン/失われた王国』 | (2023年) |
DC映画は、基本的に公開順に観ていけば問題ありません!
DC映画のおすすめの見る順番とは?

DCEU作品は、基本的には公開順で観るのがおすすめです。 とくに『マン・オブ・スティール』(2013年)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)、『ジャスティス・リーグ』(2017年)は、ストーリーが直接つながっているので、順番通りに観るのがおすすめです。 ワンダーウーマンやアクアマンは『ジャスティス・リーグ』でほぼ初登場となりますが、彼らの背景を知っておきたい場合は、『ジャスティス・リーグ』の前に単独作を観てもいいでしょう。
歴代DC映画の時系列を解説!
先ほど紹介したとおり、DCEUはひとつの世界観を共有しています。同じユニバースの作品を理解するには、時系列を整理しておくことが必要になります。 公開されたDCEU作品の時系列を整理すると以下のようになります。 ※設定年代が作中で明確に明かされていない作品は“◯◯年ごろ”表記となっています。
設定年代 | 『作品名』(公開年) |
---|---|
1918年 | 『ワンダーウーマン』(2017年) |
1984年 | 『ワンダーウーマン 1984』(2020年) |
1980〜2015年 | 『マン・オブ・スティール』(2013年) |
2016年ごろ | 『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』(2016年) |
2017年ごろ | 『スーサイド・スクワッド』(2016年) |
2018年ごろ | 『ジャスティス・リーグ』(2017年) |
2018年ごろ | 『アクアマン』(2018年) |
2018年 | 『シャザム!』(2019年) |
2020年 | 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』(2020年) |
2021年 | 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年) |
2022年ごろ | 『ブラックアダム』(2022年) |
2023年ごろ | 『シャザム! ~神々の怒り~』(2023年) |
2023年ごろ | 『ザ・フラッシュ』(2023年) |
2023年ごろ | 『ブルービートル』(2023年) |
2023年ごろ | 『アクアマン/失われた王国』(2023年) |
このように見てみると少し複雑そうに見えますが、実はそうでもありません。 2021年8月現在『バットマンVS. スーパーマン ジャスティスの誕生』とクロスオーバー作品である『ジャスティス・リーグ』を除いて、各ヒーローの単独映画作品は、その中で物語が完結しているので、あまり時系列を意識しなくても楽しむことができます。 『ワンダーウーマン』や『アクアマン』、『シャザム!』などはオリジンストーリーなので、ほかのDCEU作品を観ていなくても楽しめます。 「スーサイド・スクワッド」シリーズも名前こそ同じですが、前作からの繋がりは薄いのでどちらを観ても楽しめます。
『マン・オブ・スティール』などのDCEU作品一覧
1.『マン・オブ・スティール』(2013年)

DCEUシリーズ第一弾となった本作は、誰もが知るスーパーマンを主人公としたリブート作品となりました。スーパーマンを演じた俳優としては初めての非アメリカ人となったヘンリー・カヴィルは、その後のDCEUシリーズにも登場しています。 監督は、『300〈スリーハンドレッド〉』や『ウォッチメン』などのアメコミ原作映画を手掛けたザック・スナイダー。 また、脚本をデヴィッド・S・ゴイヤーが、プロデュースをクリストファー・ノーランが手掛けるなど、『ダークナイト』トリロジーのスタッフが関わっており、過去のスーパーマン映画とは異なるシリアスな仕上がりとなったことも話題になりました。
2.『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)

『マン・オブ・スティール』から3年の沈黙を経て公開された続編。しかしストーリーは、前作の直後から始まっています。 前作で街を救ったスーパーマンは、人々にその超人的な力を恐れられるようになってしまいました。****本作の結末が、後に公開される『ジャスティス・リーグ』に繋がっていきます。 監督ザック・スナイダーをはじめとした製作陣や、スーパーマン役のヘンリー・カヴィルが続投。また、ベン・アフレック演じるバットマンやガル・ガドット演じるワンダーウーマンが初登場しました。
3.『スーサイド・スクワッド』(2016年)

「スーサイド・スクワッド」とは、ヒーローによって捕らえれたヴィラン(悪役)たちによって結成された特殊チーム。減刑などと引き換えに政府の極秘任務を行います。有名どころではあのバットマンのヴィラン・ジョーカーも所属。 ハーレイ・クイン役にマーゴット・ロビー、デッドショット役にウィル・スミス、ジョーカー役にジャレッド・レトなどが出演。監督は『フューリー』のデヴィッド・エアーが担当しています。
4.『ワンダーウーマン』(2017年)

バットマンが「地球上で最強」と認めた美女戦士・ワンダーウーマンの実写映画です。女性だけが住む島セミッシラのプリンセス・ダイアナは、俗世とは隔離された楽園で育ち、最強の戦士となる訓練を受けていました。 ある日、アメリカ人パイロット、スティーブ・トレバーがダイアナが暮らす島の浜辺に墜落したことで、ダイアナは外の世界では戦争が起こっていることを知ります。そして戦争を止めるため、故郷をあとにしすることになりました。 本作の監督は『モンスター』を手がけたパティ・ジェンキンス。女性監督による初のアメコミヒーロー映画として注目を集めました。
5.『ジャスティス・リーグ』(2017年)

DCコミックスのスーパーヒーローたちが集結し、力を合わせ悪と戦う本作。 登場するヒーローは、ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンやベン・アフレック演じるバットマン、ガル・ガドット演じるワンダーウーマン。 さらにエズラ・ミラー演じるザ・フラッシュ、レイ・フィッシャー扮するサイボーグ、ジェイソン・モモア演じるアクアマンと豪華な顔ぶれ。 本作以前に単独映画が公開されていないアクアマンやフラッシュ、サイボーグについては、簡単な紹介があるので安心して鑑賞できます。 ヒーローたちと対峙するのは、惑星アポカリプスの邪神であるスーパーヴィラン・ステッペンウルフ。さらにエンドクレジット後には、悪の天才科学者レックス・ルーサーが登場しています。 監督は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『スーサイド・スクワッド』などDCコミックスの作品に携わったザック・スナイダーが担当していましたが、身内の不幸のため途中降板。『アベンジャーズ』シリーズで知られるジョス・ウェドンが引き継ぎました。
『ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット』(2021年)
『ジャスティス・リーグ』(2017年)の製作を途中で離れたザック・スナイダーが、ジョス・ウェドンに引き継ぐ前に考えていた通りに描いた『ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット』も存在しています。 監督を引き継いだジョス・ウェドンは、脚本を大きく変更し、追加撮影を行いました。また、ワーナー・ブラザースからの指示で上映時間を短縮したため、結果的にザック・スナイダーが意図していたものと大きく異なってしまったのです。 映画公開後、ザック・スナイダーが計画していた詳細を明かすと、熱狂的なファンを中心に多くの人が「スナイダー・カット」の公開を求めました。ワーナー・ブラザースは検討したのち、公開することを決定。追加撮影や再編集などを行い、2021年に動画配信サービスで世界配信されたのです。 上映時間は242分。基本的なストーリーの枠組みは同じですが、劇場版『ジャスティス・リーグ』には登場しない新しいキャラクターや要素が多く登場し、ジョス・ウェドンが追加したシーンは全て削除されています。 明るいトーンやユーモアを取り入れた劇場版『ジャスティス・リーグ』に比べて、暴力的で過激な描写が特徴です。
6.『アクアマン』(2019年)

海底国アトランティスの王であるアクアマン。水中でも地上でも超人的なパワーを発揮でき、水生動物とのテレパシーなどの能力を持ちます。 アトランティスの女王の息子でありながら、地上で人間として育ったアーサー・カリー。ある日、彼のもとにメラと名乗る女性が現れ、アトランティスの王として王国を救ってほしいと願い出ます。アーサーは半信半疑ながらも、冒険に出ることになるのでした。 アクアマン役は『ジャスティス・リーグ』に引き続きジェイソン・モモア。監督は『ソウ』や『死霊館』シリーズ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワンが務めました。
7.『シャザム!』(2019年)

「シャザム!」と叫ぶとスーパーヒーロー・シャザムに変身する少年ビリー・バットソンが主人公。 ビリー役にはディズニーチャンネルの『アンディ・マック』に出演しているアッシャー・エンジェル、変身後のシャザムはテレビシリーズ『CHUCK/チャック」』やディズニーアニメ映画『塔の上のラプンツェル』で、フリンの声を担当したザッカリー・リーヴァイが演じます。 監督は、『ライト/オフ』や『アナベル 死霊人形の誕生』を手掛けたスウェーデンのデヴィッド・F・サンドバーグが担当しました。
8.『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020年)

『スーサイド・スクワッド』で大人気を博したマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが主人公のスピンオフ。 『スーサイド・スクワッド』の後、ハーレイはジョーカーと破局していました。そんなある日に、カサンドラ・ケインという少女と出会います。彼女がブラックマスクという犯罪者から狙われていることを知ったハーレイは、女性だけのチームを組み、彼女を守ることを決めるのです。 監督は元新聞記者と異色の経歴を持つキャシー・ヤン、脚本は『バンブルビー』などのクリスティーナ・ホドソンです。
9.『ワンダーウーマン 1984』(2020年)

映画『ワンダー・ウーマン』(2017)のヒットを受け、続編『ワンダーウーマン1984』が製作されました。続編の舞台はタイトルのとおり1984年。前作から66年後の物語となります。 主演のガル・ガドットと、監督のパティ・ジェンキンスはもちろん続投が決定。また、2016年に『ゴーストバスターズ』に主演したクリステン・ウィグが宿敵・チーターを演じることや、『キングスマン: ゴールデン・サークル』のペドロ・パスカルの出演も明らかになっています。 もし界中の人々が自分の欲望を叶えられる様になったら……?実業家マックスと謎の宿敵チータと繰り広げる世界の崩壊を止めるための戦いがド迫力で描かれます。
10.『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年)

2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』は、MCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどで知られるジェームズ・ガン監督によってリブートされています。 続編ではなくリブートいうことで、ほどんどのキャストは入れ替えとなっていますが、ハーレークイン役のマーゴット・ロビー、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィス、リック・フラッグ役のジョエル・キナマン、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニーは続投となります。 ジェーム・ガン監督らしいド派手な演出とジェットコースターのようなストーリーで息もつけないアトラクションムービーに仕上がっています。
11.『シャザム! ~神々の怒り~』(2023年)

「シャザム!」シリーズ2作目の『シャザム! ~神々の怒り~』。ビリーと5人の兄弟姉妹は全員スーパーヒーローとなり、日々フィラデルフィアの平和を守っていました。 そんななか、魔力を取り戻したアトラスの娘たちが魔術師シャザムに奪われた神々の力を取り戻すため、地球に来襲してきます。 「ザ・スーサイド・スクワッド」からひきつづき登場したキャラクターもおり、同一ユニバース作品の良さを感じさせます。
12.『ザ・フラッシュ』(2023年)

DCコミック随一のスピードスターであるフラッシュの単独映画。 『ジャスティス・リーグ』での出来事のあと、フラッシュことバリー(エズラ・ミラー)は偶然過去に戻る方法を見つけ、母の死を回避することに成功します。しかし未来に戻る途中で何者かによってはじき出され、2013年に留められることに。そこで彼を待っていたのは、本来の歴史とは違う戦いでした。 ジャスティス・リーグのほかのメンバーが行方不明のなか、別ユニバースのバットマンとしてマイケル・キートンが同役を再演し、大きな話題になりました。
13.『ブルービートル』(2023年)
古代異星人兵器「スカラベ」に寄生されたヒーロー、ブルービートルの誕生と成長を描いた作品。 大学を卒業し、故郷に戻ったハイメ・レイエス(ショロ・マリデニュエニャ)は、ある日、思いがけずエイリアンのテクノロジーがつまった古代の遺物「スカラベ」を手にします。スカラベに共生寄主として選ばれた彼は、最強のヒーロー「ブルービートル」に変身。世界征服を目論む悪者から、家族を守るために立ち向かいます。 日本では劇場公開されず、デジタル販売およびDVDスルーとなりました。
14.『アクアマン/失われた王国』(2023年)

ジェイソン・モモアが主演を務め、スマッシュヒットを記録した『アクアマン』の続編。 はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の武器ブラック・トライデントがありました。ある日、アクアマンを父の仇と狙うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまいます。
『ジョーカー』などのDCエルスワールド単独作品

2019年1月、DCコミック原作映画を手掛ける米ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループは、ユニバースのつながりを意識しない方針を打ち出しました。 マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にならって、DC作品も同一ユニバース化しようとしていましたが、あまり他作品と関連のない『ワンダーウーマン』がヒットしたことで、方針の変換が決定されたもののようです。 以下に、これまでのDCEU作品からは独立した作品を紹介します。
『ジョーカー』(2019年)

ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督で贈る、ゴッサムシティの犯罪王子・ジョーカーのオリジンを描く『ジョーカー』。本作は、アメコミ原作映画として初めてヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、広く映画ファンの注目を集めました。 売れないコメディアンで、控えめな性格だったアーサー・フレックが、狂気の犯罪者になるまでを描いた衝撃作は、公開5日間で興行収入10億円を突破するなど、世界中で大ヒットを記録しています。
『ザ・バットマン』(2022年)

『バットマンVS スーパーマン』や『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じてきたベン・アフレック監督、脚本、主演で企画されていた『ザ・バットマン』。 しかし最終的にアフレックは携わらないことが発表されました。また、こちらも『ジョーカー』と同じく、DCEUからは独立した作品になるようです。 本作は、探偵として活動する若きブルース・ウェインの物語になるとのこと。監督と脚本は『猿の惑星: 聖戦記』のマット・リーヴスが手掛けることが決定。 また、ブルース・ウェイン/バットマン役をロバート・パティンソンが演じることが発表され、セリーナ・カイル(キャットウーマン)役はゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン(リドラー)役をポール・ダノが演じることが明らかになりました。 ※全米公開は2021年公開を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で公開が延期になりました。
『ブラックアダム』(2022年)

2022年7月29日にアメリカ公開を予定されているのが、映画『ブラックアダム (原題)』。DCコミックの人気ダークヒーローであるテス・アダムことブラックアダムを主人公として描く作品です。 長年投獄されたブラックアダムが復讐を果たすべく現代に蘇るという、原作の内容を受け継ぐ物語となる模様。原作コミックでは、のちにシャザムの宿敵になるブラックアダムの存在は、既に映画『シャザム!』の劇中でも仄めかされていました。 ブラックアダムを演じるのは、『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズで知られるドウェイン・ジョンソン。 ほか、ドクター・フェイトことケント・ネルソン役にピアース・ブロスナン、アトム・スマッシャー役にノア・センティネオ、ホークマン役にオルディス・ホッジといったキャストが決定しています。
「ダークナイト」3部作などDCEU以前のDC映画を紹介
順番 | 作品名(公開年) |
---|---|
① | 『バットマン ビギンズ』(2005年) |
② | 『スーパーマン リターンズ』(2006年) |
③ | 『ダークナイト』(2008年) |
④ | 『ウォッチメン』(2009年) |
⑤ | 『グリーン・ランタン』(2011年) |
⑥ | 『ダークナイト ライジング』(2012年) |
『バットマン ビギンズ』(2005年)

クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演で新たなバットマンを描く「ダークナイト・トリロジー」の第1作目。 バットマンのオリジンを描く本作は、これまでのヒーロー映画とは違った暗く重厚な雰囲気とCGを極力使わないド迫力のアクションで話題になりました。
『スーパーマン リターンズ』(2006年)
「X-MEN」シリーズなどで知られるブライアン・シンガー監督作品。DCコミックスの「スーパーマン」を原作とした5度目の実写映画です。スーパーマン役はブランドン・ラウスが務めました。 内容は1978年の『スーパーマン』とその続編『スーパーマンII/冒険篇』(1980年)からつづく時系列の物語となっています。
『ダークナイト』(2008年)

「ダークナイト・トリロジー」の2作目で、その後のヒーロー映画に大きな影響を与えた『ダークナイト』。前作から監督のクリストファー・ノーランをはじめ、主演のクリスチャン・ベール、アルフレッド役のマイケル・ケイン、ゴードン警部補役ゲイリー・オールドマンらが続投しました。 本作のヴィラン、ジョーカーを演じたヒース・レジャーは、その演技が高く評価されたものの、公開前に死去。その後、アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
『ウォッチメン』(2009年)
1986年に発表され、ヒューゴ賞を受賞するなど、高い評価を受けたアラン・ムーアによる同名コミックをザック・スナイダーが映画化。 ベトナム戦争、キューバ危機など、数々の歴史的事件の裏にスーパーヒーロー集団「ウォッチメン」の存在があったとする歴史のIFと、ヒーローと政治の関係やその腐敗を絡めたダークなストーリーが展開されます。
『グリーン・ランタン』(2011年)
原作コミックでは、ジャスティス・リーグの一員でもある人気ヒーローを主人公とした実写映画。航空会社のテスト・パイロットだったハル・ジョーダンはある日、宇宙警察機構「グリーン・ランタン」のメンバーに選ばれます。 ライアン・レイノルズが主演を務めたものの、興行的にも批評的にも振るわず、後に『デッドプール』でネタにされました。
『ダークナイト ライジング』(2012年)

「ダークナイト・トリロジー」最終章。前作のストーリーから8年後、バットマンことブルース・ウェインは、ゴッサムシティを破壊しようとする残忍な殺し屋ベインとの戦いに身を投じることに。同時に謎に包まれた女性、キャット・ウーマンの真実を暴こうと奔走します。 シリーズのレギュラーキャストに加え、トム・ハーディ、アン・ハサウェイら豪華キャストが新キャラクターを演じました。
DCコミックのテレビシリーズ
『ARROW/アロー』(2012年〜2020年)
無人島漂流から奇跡的に生還したオリバー・クイーンは、億万長者のお騒がせセレブ。しかし、その裏の顔は、ひっそりと街の平和を守る“アロー”というスーパーヒーローでした。 原作コミックでは、ジャスティス・リーグにも所属しているグリーンアローが主人公の海外ドラマ。2019年2月までに、日本でもシーズン6まで放送されています。 現代的かつシリアスな雰囲気が評判で、世界観が『ダークナイト』に近いと評する人も。というのもグリーンアローは超人スーパーマンなどと違い、弓矢の達人なのですがあくまで普通の人間。その設定が最大限に活かされています。
『GOTHAM/ゴッサム』(2014年〜2019年)
ゴッサムといえばバットマンが活躍する街の名前ですよね。テレビシリーズ『GOTHAM/ゴッサム』はバットマンの前日譚にあたる海外ドラマで、ブルース・ウェインの両親殺害事件を若かりしゴードン刑事が追う、というストーリー。若き日のゴードンと少年時代のブルースが中心に描かれています。 さらに、キャットウーマンやポイズン・アイビー、ペンギンなどヴィランたちのオリジンも描かれ、非常に興味深い内容になっています。
『THE FLASH/フラッシュ』(2014年〜2023年)
稲妻がトレードマークの超高速で移動できるヒーロー、ザ・フラッシュが主人公のテレビシリーズ。 主人公のフラッシュことバリー・アレンを『glee/グリー』などへの出演で知られるグラント・ガスティンが演じ、話題になりました。他のDCドラマとのクロスオーバー・エピソードも展開しており、ユニバースの人気を牽引しています。 2023年に放送されるシーズン9で終了が決定しました。
『コンスタンティン』(2015年)
ドラマ『コンスタンティン』の主人公、悪魔祓い師ジョン・コンスタンティンは黒魔術の達人です。DCコミックスでは珍しい変身しない〝大人向け"のヒーローと言ってもいいでしょう。日本ではシーズン1が2016年に放送され、シーズン2の期待が高まっていましたが、残念ながらシーズン1も13話で打ち切りになってしまいました。 マット・ライアン演じるジョン・コンスタンティンはDCコミックスのドラマ『ARROW/アロー』のシーズン4にも同役でゲスト出演しています。
『SUPERGIRL/スーパーガール』(2015年〜2021年)
スーパーマンにいとこがいたのは知っていましたか?実は1984年に映画化もされているこのヒーロー、スーパーガールが海外ドラマ化。明るく可愛いヒロインが地球の危機を救います! アメリカでは2015年秋より放送開始。本国では2018年にシーズン4が放送され、日本でもシーズン6までが放送されています。
『レジェンド・オブ・トゥモロー』(2016年〜2022年)
『レジェンド・オブ・トゥモロー』はDCコミックスのヒーロー達がチームを結成し、悪と立ち向かういわばDCコミックス版アべンジャーズです。 シーズン1では『ARROW/アロー』や『The FLASH/フラッシュ』からヒーローが参加。シーズン2では『ジャスティス・リーグ』の初代コマンダー・スチールの孫であるネイサン・ヘイウッドや動物の特性を使い自然を守るために戦うビクセンが新たに参加しました。
『ブラックライトニング』(2018年〜2021年)
『ブラックライトニング』は、DCのアフリカ系アメリカ人のヒーローを主人公としたドラマです。 ヒーローを引退し、現在は高校の校長を務めるジェファーソン・ピアース。妻とは離婚してしまったものの、2人の娘の成長を見守る平穏な日々を送っていました。 しかし、彼の住む街で100(ワンハンドレッド)という犯罪組織が幅をきかせるようになり、ピアースは家族と街の人々を守るために生まれ持った電撃を操る能力を活かして、スーパーヒーロー活動に復帰します。
『バットウーマン』(2019年〜2022年)
2019年からDCドラマユニバースに『バットウーマン』が加わることが発表されています。 原作コミックのバットウーマンは、ブルース・ウェインの母マーサの兄弟でアメリカ陸軍のジェイコブ・ケイン大佐の娘、キャサリン・レベッカ・ケイン。ブルースの母方のいとこである彼女は、彼がゴッサムシティを空ける期間にバットマンを模した衣装を身につけて代役を務めています。 また、バットウーマンはアメコミヒーローのなかでもオープンなレズビアンとして知られているのも特徴。テレビシリーズでバットウーマンを演じるのは『トリプルX:再起動』や『MEG ザ・モンスター』などに出演し、見事なアクションを披露しているルビー・ローズ。 バットウーマンはレズビアンということで、私生活でもクィアを公言している彼女に白羽の矢が立ったそうです。
『ピースメイカー』(2022年〜)

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に登場したピースメイカーの単独スピンオフドラマ。 映画での出来事の後、ピースメイカーは政府のある任務に就くことに。彼がチームを組むのは、映画でアマンダ・ウォラーに反抗し、左遷された職員たち。当然ピースメイカーが前の任務で仲間を裏切ったことも知っています。 そんな彼らは「バタフライ」と呼ばれる謎の敵に立ち向かうことに。はたしてピースメイカーはチームメイトと協力し、地球を脅威から守ることができるのでしょうか。 ピースメイカー役のジョン・シナをはじめ、映画からの続投キャストも多数。ジェームズ・ガンが脚本と製作総指揮を務め、大人気となりました。シーズン2の製作も決定しています。
公開が未定もしくは中止になってしまった作品
『グリーン・ランタン・コァ (原題)』
『グリーン・ランタン』は、2011年にもライアン・レイノルズ主演で実写化されましたが、今回は続編などではなくリブートになるようです。 本作は、『ダークナイト』トリロジーや『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の脚本家・デヴィッド・S・ゴイヤーが脚本とプロデュースを手掛けることが明らかになっています。 ※全米公開は2020年7月24日を予定していましたが新型コロナウイルス感染症の影響で公開が延期になりました。
『サイボーグ(原題)』
もともとはティーン・タイタンズのメンバーであり、顔半分とほぼ全身を機械化されたヒーロー「サイボーグ」。単独映画に先がけて2017年の『ジャスティス・リーグ』に登場しました。 『ジャスティス・リーグ』でサイボーグことビクター・ストーンの父サイラスを演じたジョー・モートンによれば、単独映画の企画は進行中だとか。内容はサイボーグのオリジンストーリーとなり、ビクターと家族、そして彼がサイボーグになるまでの経緯が描かれるようです。 ※全米公開は2020年を予定していましたが新型コロナウイルス感染症の影響で公開年が延期になりました。
『バットガール (仮題)』
バットマンの良き理解者ジェームズ・ゴードン刑事。その娘であるバーバラゴードンが活躍する『バットガール(原題)』の製作も発表されています。 当初は『アベンジャーズ』シリーズのジョス・ウェドンが脚本・監督を務めると発表されていましたが、その後降板。『バンブルビー』などヒット作を生み出しつづけているクリスティーナ・ホドソンが脚本を執筆することが決まりました。 監督やキャストについては、2021年10月現在未定となっています。
『ワンダーウーマン3 (仮題)』
第1作目が大ヒットを記録したワンダーウーマンは、すでに第3作目の製作も決定しています。 3作目の舞台は現代で『ジャスティス・リーグ』よりも後の物語になり、クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーは登場しないようです。 もちろんワンダーウーマン役のガル・ガドットとパティ・ジェンキンズ監督の続投が予定されています。
『ジャスティス・リーグ パート2 (仮題)』
『ジャスティス・リーグ』の続編では、前作を途中降板したザック・スナイダー監督が復帰するとされています。 すでに正式に出演が発表されているのは、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、フラッシュ役のエズラ・ミラー、サイボーグ役のレイ・フィッシャーのみ。前作でバットマンを演じたベン・アフレックとスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルの出演は今のところ不透明です。 前作のエンドロール後のシーンで登場した、ジョー・マンガニエロ演じるデッドショットの登場も期待されています。
『ザ・トレンチ (仮題)』
『アクアマン』に登場した海のクリーチャー、トレンチのスピンオフ製作企画も進行中です。 『アクアマン』にひきつづきジェームズ・ワンがメガホンを取る予定で、彼が2019年6月にComicBook.comのインタビューで「モンスター・ホラー映画であり、スーパーヒーロー映画。もちろん、『アクアマン』の世界の一部です」と語っています。 『ザ・トレンチ』は彼らの住む海底王国を舞台としたホラー映画で、モモア演じるアクアマンやアンバー・ハード演じるメラは登場しないとのこと。 ホラー出身のワン監督の本領発揮が期待される本作。2021年2月現在公開日は発表されていませんが、『アクアマン2』よりも、先に公開される可能性もあるとされています。
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DC映画は今後も続々と公開予定!
マーベルに負けない勢いで続々と実写化されているDCコミック作品。特にテレビシリーズにも力を入れており、クロスオーバーエピソードやスピンオフ作品も多く製作されています。 また、新生DCUは注目作が目白押し。ワーナーブラザーズのDC映画部門の再編成によって、企画が進行していないものも多いようですが、コミックファンや映画ファンから熱い注目を浴びています。今後公開予定の気になる作品についても、続報が待ち遠しいですね!