2021年7月29日更新

『鬼滅の刃』我妻善逸(あがつまぜんいつ)は鬼殺隊トップのヘタレ剣士!使う呼吸や技が意外とカッコいい

我妻善逸

我妻善逸 (あがつまぜんいつ)のプロフィール【ネタバレ注意】

年齢 16歳
誕生日 9月3日
身長 164.5cm
体重 58kg
出身地 東京府 牛込區
好物 うなぎ
趣味 花札・双六

過酷な最終選別をくぐり抜け、炭治郎と同期入隊を果たした我妻善逸(あがつまぜんいつ)。 実は彼は元々捨て子で、名前もつけられていませんでした。 そんな時「女に背負わされた借金を肩代わりしてもらった」ことをキッカケに、次期の柱を育成する「育手(そだて)」に引き取られ、鬼殺隊の道を歩むことになりました。 ヘタレな性格の善逸にとっては修行自体も相当ハードなものでしたが、彼が金髪になった理由が「修行中に雷に打たれた」ことだったりと、苦労や不運を重ねやすいキャラクター性が描かれています。 今回はそんな我妻善逸の過去や強さについて解説していきます! ※この記事では『鬼滅の刃』の最終話までの情報が含まれています。読み進める際はネタバレに注意してください。

我妻善逸(あがつまぜんいつ)は臆病な女好き!?

我妻善逸(あがつまぜんいつ)が初登場した最終選別のシーンでは、傷だらけになりながらもキリッとした表情を見せていました。しかし、その本性は、臆病でヘタレな女好き……。 過酷な最終選別を突破しながらも「結局死ぬわ」と陰気で、炭治郎との任務前にも「最終選別で死ねると思ったのに、怖い怖い」と発言しており、かなり怖がりなうえにマイナス思考。さらに任務前には通りすがりの女性に「いつ死ぬか分からないから結婚してくれ」としつこく求婚していました。 初任務前に泣き喚きながら女性にしつこく迫るという、あまりにも情けない態度に、人格者の炭治郎ですらドン引きして叱りつけていましたね。 那田蜘蛛山の戦いの後、機能回復訓練に遅れて参加した時には、先に復帰していた伊之助や炭治郎が女の子と触れ合っている(実際は柔軟などの修行)のを見て嫉妬心を爆発させていました。 しかし根は誠実で、「鼓の鬼」響凱(きょうがい)との戦いでは狙われた少年を庇い、道中での炭治郎の一言から「禰豆子の箱」を大切な物だと覚えて守りぬくというかっこいい一面もあります。

普段ヘタレの善逸は、眠ることで本領を発揮する!?

普段は鬼を異様に怖がり、泣き叫んでまともに戦えない善逸。しかし、恐怖に耐えきれなくなったときこそ、彼の真価が発揮されるのです。 恐怖が限界に達すると、彼は気絶するように深い眠りに落ちてしまいます。普通であれば意識を失うのは大ピンチですが、彼の場合は「余計な力が抜けた」むしろ良い状態になるのです。 眠りに落ちた彼は優れた瞬発力を発揮できるようになり、目にも止まらぬ早業で鬼を仕留めます。普段からガラッと変わった戦いぶりは伊之助が思わず「お前ずっと寝てたほうがいいんじゃねぇか……」とコメントしたほどです。 また、初めは眠りに落ちた状態ではほぼ無言でしたが、物語が進むにつれて話すようになっていきました。

我妻善逸は雷の呼吸の使い手

唯一使える技・壱の型を極めて敵を討つ

彼は基本の呼吸の1つ「雷の呼吸」の使い手です。雷の呼吸の型は6つ存在しますが、彼は「壱ノ型 霹靂一閃(へきれきいっせん)」しか使うことができません。しかし、育手の言葉によりこの1つの技を磨きぬき、様々な使い方を身につけたのです。 その1つが霹靂一閃は強い踏み込みによって真っ直ぐに進み、一瞬で鬼の首を狩る技です。 この技を6回繰り出す「六連」、8回繰り出す「八連」。さらに速さを強化した「神速」に加え、独自の型「漆ノ型 火雷神(しちのかた ほのいかづちのかみ)」を身につけました。1つの技を究めた善逸の日輪刀には「雷の呼吸の極みに達することができる可能性」を示す雷の模様が入っています。 鍛えられた身体能力の他にも聴力が優れており、鬼と人を見分ける、相手の心を音で感じ取るシーンがありましたね。

善逸の兄弟子・獪岳(かいがく)との戦いがアツかった!

我妻善逸(あがつまぜんいつ)を育てた育手の元には、もう1人の弟子がいました。善逸の兄弟子にあたる獪岳(かいがく)です。 彼は育手を尊敬し、ひたむきに修行に取り組んでいました。一方で修行を嫌がり、泣いてばかりで1つの型しか身につけられなかった善逸を見下し、辛くあたっていました。しかし、彼もまた全ての型を習得できず、壱ノ型だけは使えなかったのです。 育手は2人を共同後継者に指名していました。やがて鬼殺隊に入り、彼の日輪刀にも雷の模様が入りましたが壱ノ型を使えないことで揶揄され、不満を持ち続ける獪岳……。

黒死牟と出会い、鬼になってしまった兄弟子

彼は黒死牟との出会いにより鬼となることを選び、育手はその責任をとるため自害してしまいます。全てを知った善逸は、「自分がやらなきゃいけない」と獪岳に立ち向かいます。 血鬼術と型が合わさった攻撃に苦戦しますが、オリジナルの型「漆ノ型 火雷神」で辛くも勝利します。共同後継者として「兄弟子と肩を並べて戦う」ことを夢見て新たな型を身に付け、その型によって決着をつけた善逸。 不出来だと弟弟子を見下していた獪岳との2人の想いのぶつかりが、熱くもどこか儚い戦いでした。

我妻善逸の最期はどうなった?現代編では禰豆子と結婚

鬼化した炭次郎はその後、自身の怪我など顧みないカナヲの頑張りや、禰豆子に最初にかまれていたことなどが理由でなんとか人間に戻ることができました。 人間として目を覚ました炭次郎は、みんなに怪我は大丈夫かと謝りながら問いかけます。伊之助はやせ我慢して大したことないと答えますが、善逸は一生かけて償ってもらうと答えました。さらに禰豆子を勝手に妻扱いするなど、なんとも善逸らしい姿を見せています。 善逸は蝶屋敷で療養している間、不死川実弥禰豆子が頭を撫でられドキドキしている様子を目撃し、嫉妬心むき出しにしています。そしてその後怪我が治った善逸は、炭次郎や禰豆子、伊之助と共に炭次郎たちが元々住んでいた家に向かいました。 最終話は現代の話へと移り変わります。竈門家や吾妻家の様子から炭次郎はカナヲと、善逸は禰豆子と結婚。子孫を残していることが明かされました。

善逸の名言・名シーン

「俺はな ものすごく弱いんだぜ 舐めるなよ」

主人公・炭治郎の強さを前にして、善逸が自身の弱さ、不甲斐なさを全肯定した名言にして迷言です。そしてまた、善逸こそが本作における「弱さ」の象徴であることを示したのではないでしょうか。 しかし、善逸の「弱さ」が魅力的なのはそこに「人間性」が見られるからであり、とても不器用ながらも前に進む善逸の全てが詰まっています。

「心臓が口からまろび出る所だった」

善逸がヘタレ、ビビリであることを示す迷言です。泣きながらこの台詞を言う善逸の面白さだけではなく、「まろび出る」という台詞回しが独特の面白さを生み出しています。 「まろび出る」とは「転がり出る」という意味であり、「心臓が口から転がり出そうなほど驚いた」ということです。細かい台詞回しやリアクションにも善逸のキャラクター性が詰まっています。

「炭治郎……俺……守ったよ……お前が……これ……命より大事なものだって…言ってたから……」

炭治郎が命よりも大事だと思っていた箱を善逸がボロボロになりながらも、体を張って守り通した時に出た台詞です。善逸の情けなさとかっこよさが一体となった名言ではないでしょうか。 善逸は確かに怖がりで泣き虫のヘタレですが、そんな彼だからこそ活躍した時の格好良さが光ります。この名言無くして善逸の魅力を語ることはできません。

「これは俺の型だよ 俺が考えた俺だけの型 この技で いつかアンタと肩を並べて戦いたかった……」

善逸が宿命のライバルである獪岳に対して、漆ノ型「火雷神」を繰り出した時に出た名台詞です。雷の呼吸の中で、善逸は天才の獪岳とは対照的に壱の型しか習得できませんでした。 しかし、彼は壱ノ型を極めたことで、獪岳でさえも知らない新しい型を習得することに成功します。善逸の集大成と言える名台詞ではないでしょうか。

アニメ版『鬼滅の刃』で我妻善逸を演じた声優は下野紘(しものひろ)

辛い時や脅えた時には泣き叫ぶひ弱さ、眠ったときの強さを併せ持つ善逸を演じるのは下野紘(しものひろ)です。彼は日本ナレーション演技研究所に入学し、在学中にオーディションを受けてアイムエンタープライズ所属となりました。 そして2001年にゲーム『リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士3〜』テオ・モーンマイヤー役で声優デビュー。さらに2002年『ラーゼフォン』の主役・神名綾人役でアニメデビュー。 その後は数々のメインキャラクターを担当するようになりました。代表作は「うたの☆プリンスさまっ」シリーズ 来栖翔役、「弱虫ペダル」シリーズ 鏑木一差(かぶらきいっさ)役です。 善逸役のオーディションは悲鳴に必要な「汚い高音」の選手権となったそうで、勝ち抜いた彼は見事な悲鳴を吹き込んでくれました。

我妻善逸はヘタレだけど仲間思いの優しい少年

今回は我妻善逸(あがつまぜんいつ)の生い立ちや強さについて幅広く紹介しました。過酷な戦いや、過去の因縁との決着を経て着実に成長を見せてきた善逸。 最終話の現代編では禰豆子とも結婚している様子が描かれています。最後まで炭治郎たちとやり遂げることができた彼の活躍を再度振り返ってみるのも良いですね。