2023年1月17日更新

橘直人(ナオト)のプロフィールや能力を最終回まで解説!死亡説や黒幕説は本当?【東京リベンジャーズ】

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橘直人(ナオト)は「東京リベンジャーズ」に登場するキャラクターで、主人公・花垣武道(タケミチ)の、現代における相棒のような人物です。 本記事ではそんな橘直人の謎や正体について、徹底解説していきます! ※この記事は2023年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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橘直人(ナオト)のプロフィール

誕生日 1992年4月12日
年齢 現在:25歳 過去:13歳(中1)
身長 現在:175cm 過去:148cm
実写版俳優 杉野遥亮
声優 現在:逢坂良太 過去:平田真菜

誕生日は1992年の4月12日、橘日向(ヒナ)を姉に持ち、年齢はタケミチたちより1つ年下です。12年前、公園で不良に襲われているところをタイムリープしたタケミチに偶然救われました。その際にタケミチの口から12年後に自身と姉が亡くなってしまうことを聞かされます。 現在のナオトは姉であるヒナに似て容姿端麗で、ピシッとしたスーツが似合う爽やかな好青年です。未来の堕落し切った武道とは、正反対の人間と言えるでしょう。また姉と同じく非常に強い正義感も、警察官の父親譲りです。 しかし過去のナオトはどこか弱々しく、いじめられても抵抗しようとしない気弱な性格でした。しかし武道がそんなナオトを救ったことで、ナオトの運命は急変します。

【解説】タケミチとの関係とタイムリープに協力する目的

タケミチから自分と姉がいずれ亡くなることを聞かされたナオトは、未来を変えるために刑事となりました。その後2度目の未来で、駅のホームに突き落とされたタケミチを救い出したことで、2人は再会することとなります。 姉であるヒナを救うために、巨悪となった東京卍會を潰すことを決意。タケミチと協力して彼のタイムリープの手助けを開始します。 そして彼が打ち出した最初の対策が、東卍の頭であるマイキー稀咲を殺害することでした。 現代においてタケミチの唯一の協力者であるナオトは、常に冷静です。刑事の立場を利用してタイムリープ前の彼に情報を提供したり、彼によって大幅に変わってしまった未来の世界でもいち早く状況を把握、対応し、タケミチのサポートに徹し続けます。 また未来を変えられずヒナや昔の友人たちの死が相次ぐ中で、心の折れかけたタケミチを、友人として励まし続けました。

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【能力】2つの記憶を持てる

タケミチがタイムリープを使用して未来を変えると、その過程で元々の未来で生きていた登場人物たちは、改変前の未来での記憶を失ってしまいます。 もちろん死者も例外ではありません。しかし、ループのトリガーであり、タケミチによるタイムリープの存在を知っているナオトだけはその例外です。 ナオトはタケミチが過去から現代に戻った瞬間、記憶の上書きが行われ、元の未来での記憶を引き継ぐことができます。 これによって、タケミチが未来に戻ってきたことをナオトはいち早く知る事ができました。また新たな未来とこれまでの未来、2つの未来の記憶を有することも可能です。 この性質を利用することで、彼は新たな未来とこれまでの未来の相違点を、タケミチに伝えることができました。

【考察】なぜナオトは2つの記憶を持てるのか

前述した通りタイムリープで変えた現在の人々の記憶は、タイムリープごとにリセットされてしまいます。しかしナオトだけはその記憶を引き継ぐことが出来るのです。 これをナオトは、「トリガーの記憶保持も含めてタイムリープ能力の1部」と仮定していました。 実際他の保有者の例を見ても、タイムリーパーのトリガー固有の能力という説は妥当だと考えられます。 現に佐野真一郎のトリガーだった春千夜は、過去を改変した未来でも2つの記憶を有していました。またマイキーのトリガーとなった武道にも、未来の記憶が受け継がれたまま過去へ戻っています。

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【死亡説】タイムリープごとに生死が変わる?

タイムリープは花垣武道と橘直人、2人の握手が行われることではじめて使用が可能になります。それゆえ彼はタケミチにとって親友であると同時に、なくてはならない存在なのです。 しかし、未来によってはナオトが亡くなってしまい、次のタイムリープが不可能になってしまうケースもありました。

タイムリープ前

タイムリープ前の未来では、姉のヒナと同様にナオトは既に亡くなっています。その死因について詳細は語られていませんが、腐敗していた「東京卍會(トーマン)」が関係していることが作中のニュース内で語られていました。 この未来では既にナオトは亡くなっているにも関わらず、タケミチはタイムリープに成功しています。この点の詳細は判明しておらず、作中での言及もありません。考察すると、死ぬことが最初のタイムリープのトリガーになっているのではないでしょうか。

1回目タイムリープ後

はじめてのタイムリープを体験したタケミチは、12年前公園で不良に絡まれているナオトを助け、12年後に姉のヒナとナオト自身が死んでしまうこと、自分が電車のホームから落とされてしまうことをナオトに伝えます。 この事をきっかけに刑事となった彼は、自分の命を救う事には成功しますが、姉の命を救うまでには至りませんでした。 そしてホームに落ちたタケミチを救い、タイムリープの事実を確信したナオトは、姉を救うためタケミチに協力を仰ぎ、タケミチのタイムリープをサポートしていくことになります。

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2〜7回目

タイムリープから戻るごとに、武道には以前の未来と今回の未来の相違点を事細かに説明してくれます。自身も記憶を上書きされ混乱しているはずなのに、毎回冷静に状況を把握し伝える姿は、非常に頼もしいの一言です。 また6回目の未来では、自身がヒナを殺す指示を出したことに絶望した武道を叱咤激励。その後再び送り出すなど、情報共有係だけでなく精神的支えとしても活躍しました。

8回目のタイムリープ後

8回目のタイムリープを終えた後の未来では、ナオトが稀咲鉄太の手に掛かり死亡してしまいます。1度現代に戻り、タケミチと共に情報収集を行っていたナオトですが、追手から逃れる最中、路地裏から現れた稀咲によってタケミチが銃口を向けられてしまいます。 タケミチを庇ったナオトは銃弾を浴びてしまい、その後タケミチも撃たれてしまいます。互いに瀕死の最中、彼はタケミチをヒーローと呼び、過去へ送り出しました。 以降過去を変えるまで、タケミチはタイムリープを行うことができなくなります。

9回目のタイムリープ後

マイキー 東京リベンジャーズ
(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

9回目のタイムリープの後の未来では、ナオトは存命であり、彼らがもっとも救いたいと願っていた橘日向も無事です。この結末に彼が満足する一方で、タケミチは唯一、道を外れたままのマイキーのことが心配でした。 マイキーに話を聞くため、タケミチはふたたびナオトと握手してタイムリープを行います。しかし、姉を救うという彼の願いは既に達成されてしまっていたためタイムリープは起きず、彼もトリガーとしての役割を終えていました。

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【考察】ナオトは黒幕なのか

東リベ連載中に数々の「黒幕」の考察が上がった中で、*ナオトが黒幕なのでは?:と疑うものもありました。しかし結論から話しますと、ナオトは黒幕ではありません。 9回目の未来へ辿り着くまで、ずっと武道の仲間であり続け、無事トリガーとしての役割を果たしました。 ではなぜこのような説が上がったのか?それは原作4巻32話における、4回目の未来でのナオトの行動に不審な点があるからです。 公園でヒナと一旦別れた武道は、トイレの出口で半間と遭遇。その際半間が「あれ?車乗ってねーじゃん。ダリィ。まとめてやっちまおうと思ったのになぁ」と口にしたのです。 なぜ半間は武道とヒナが2人であることを知っていたのか?誰がそれをリークしたのか?と考えた時、真っ先に疑われたのがナオトだったのです。しかしこの件に関しては回収されず、結局ナオトは白ということのまま完結しました。

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【最終回】ナオトは最後どうなった?

最終回では武道をトリガーとして、マイキーがタイムリープを発現したことで、世界線が再びリセットされました。 その為にナオトはずっと武道と戦い続けた過去を忘れてしまったようです。そしてこの未来では警察官ではなく、オカルト雑誌の記者となっています。 また爽やかな青年だった最初の未来から打って変わり、いかにもな胡散臭い見た目をした記者となっていました。 しかし本人は「オカルトにハマっていた」と序盤で語っていました。その為平和な世界を作ったことで、「好きなことを仕事にできる未来」がやってきたと考えてもいいでしょう。

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アニメ版ナオト役の声優は逢坂良太

逢坂良太

TVアニメ『東京リベンジャーズ』では、橘直人役を声優の逢坂良太が演じています。代表作としては『ダイヤのA(エース)』の主人公・沢村栄純役や、『ぼくたちは勉強ができない』の主人公・唯我成幸役が有名です。

幼少期のナオトの声優は平田茉奈

また12年前のナオトの幼少期の声優は、平田茉奈が務めています。代表作は『バトルスピリッツ 覇王』の陽昇ハジメ役や、『キャップ革命 ボトルマンDX』の甲賀コータ役などで知られています。 男キャラの幼少期を多く務める、まさしくその道のプロと言えるでしょう。

実写版橘直人を演じたのは杉野遥亮

東京リベンジャーズ
©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

実写版『東京リベンジャーズ』で橘直人を演じているのは、俳優兼モデルの杉野遥亮(すぎのりょうすけ)です。 映画『羊とオオカミの恋と殺人』では主人公の黒須越郎を演じ、その他『兄に愛されすぎて困ってます』や『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など、数々の映画作品にも出演しています。

橘直人(ナオト)はどの世界線でもかっこいい!

本記事では『東京リベンジャーズ』に登場する主人公、花垣武道の現代での相棒・橘直人について紹介してきました。 ナオトは幾度にも及び、タケミチのタイムリープをサポートしてくれています。彼なくして、タケミチが未来を変えることはできなかったことでしょう。 マイキーと武道が変えた未来では、好きだったオカルト関連の仕事をしており、これもまた幸せそうな生活を送っています。 過酷な人生だった分、目一杯好きなことを頑張ってほしいですね!