2025年1月9日更新

羽宮一虎(はねみやかずとら)の過去・未来まとめ!クズなのに愛すべきキャラクターの理由とは【東京リベンジャーズ】

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「東京リベンジャーズ」の羽宮一虎は、トーマンと敵対関係にある暴走族チーム「芭流覇羅(バルハラ)」のNo.3として登場したキャラクターです。危ない雰囲気を醸し出し、後にトーマン創設メンバーである驚きの過去も明らかになった彼。 今回はそんな一虎の過去やその後、声優について徹底解説していきます! ※この記事はネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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羽宮一虎(はねみやかずとら)とは?プロフィールを紹介

初登場 5巻40話
身長・体重 174cm・60kg
誕生日 1990年9月16日(おとめ座)
血液型 AB型
好きなもの 不良グッズ
嫌いなもの 東卍メンバー
特技 人の爪を剥がすこと
尊敬する人 佐野万次郎
佐野万次郎を殺すこと

羽宮一虎は東京卍會創設メンバーの1人です。攻撃的な性格をしており、彼と暴走族「黒龍(ブラックドラゴン)」の揉めごとが原因でトーマンが作られることになります。 しかしながら彼はある事件をきっかけに少年院へ行き、出所したときにはマイキーたちの敵として登場。性格も不安定になっており、ダークな雰囲気を纏う青年になっていました。

【過去】羽宮一虎は東卍の創設メンバーだった

黒龍にリンチを受けた一虎

一虎は中学生のとき、ひょんなことがきっかけで地元の暴走族である黒龍にボコボコにされる毎日を送っていました。黒龍といえばマイキーの兄である真一郎が創設した日本一のチームですが、当時(9代目)は犯罪行為にも手を出す極悪非道な組織に変貌していたのです。 この頃の一虎はマイキーや場地と仲良くなっており、頼ろうと思えばすぐ頼れたはずです。しかし彼はそうせず、リンチの件についてはマイキー達に隠していました。

一虎のために東卍が創設される

しかし、場地を通じて「一虎が黒龍と一人でやり合ってる」ことを知ったマイキーは、仲間で一丸となって黒龍とやり合おうと決意します。こうして、黒龍に対抗する目的で「東京卍會」が立ち上げられました。 仲間のために創設されたという経緯からもわかる通り、東卍は絆を何よりも重んじるチーム。場地が結成当初に掲げた「一人一人がみんなの為に命を張れる」という理念にしたがって動き、無関係な人間や弱い者を巻き込むことを決して良しとしませんでした。

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【過去】一虎とマイキーの関係

一虎がマイキーの兄・佐野真一郎を殺害

一虎は過去に、トーマンの総長であるマイキーの兄・佐野真一郎を殺害しています。 彼はマイキーへの誕生日プレゼントを盗むため、仲間の場地圭介とともにバイク店に忍びこみました。しかしそのバイク店は実はマイキーの兄である真一郎の店だったのです。一虎は姿を見られてしまったことから真一郎を背後から殴り、殺してしまいます。 この事件をきっかけに、彼は少年院に入ることに。逮捕された一虎は自分の罪と向き合えず、マイキーのためにやったことなのに、真一郎を殺す訳がないと錯乱していきました。そして最終的に彼は、全部マイキーのせいだと考えるようになりマイキーと決別することになったのです。

一虎がマイキーを憎んでいる理由

真一郎を殺し逮捕された一虎は、自分の罪と向き合えませんでした。そして情緒不安定になる中で、すべてマイキーのせいだと思うようになります。彼は自分の罪を「マイキーのためにやろうとしたら」と捉えるようになり、捕まったことでマイキーを憎みました。 マイキーの兄を殺してしまった事実と少年院に入る現実とを受けとめきれなくなった一虎は、自らを肯定するためにマイキーを逆恨みすることしかできなくなってしまったのです。

原作のこのエピソードを

【血のハロウィン編】場地圭介との関係

一虎と場地はずっと腐れ縁的な関係にあり、一虎が真一郎殺害の件で少年院に入ってからもずっと交流を続けていました。あの勉強が苦手な場地が国語辞典を使ってまで熱心に手紙を書いており、一虎へのまっすぐな友情がうかがえます。 出所した一虎が芭流覇羅に入ってからは、場地も同じチームに所属。そんな彼に一虎は深い信頼を寄せ、自分の目的である「東京卍會を潰すこと」を一緒に叶えてくれるものだと思い込んでいました。

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場地圭介が芭流覇羅(バルハラ)に移籍

5回目のタイムリープ時の一虎は、トーマンとの決戦を控え、かつての仲間である場地圭介をバルハラに迎え入れました。しかし場地の目的はあくまで要注意人物である稀咲鉄太とバルハラの関係を探ることです。 今の一虎にとっては場地が唯一の仲間でしたが、同時に場地が本当にトーマンを裏切っているのかは疑問が残ります。彼がこの時点で場地をどう思っていたのかは不明ですが、少なくとも稀咲たちは場地を疑っており、場地を注意深く観察していました。そのことは一虎も承知していたと思われます。

一虎が場地圭介を殺害

そして、始まった血のハロウィン。一虎は場地をナイフで刺し、致命傷を負わせます。こんな結果になってしまったのは、ただでさえ精神が不安定な一虎を稀咲・半間が「場地は裏切り者」「だから殺すべき」とそそのかしていたからでした。 場地はそのまま息を引き取り、それに激昂したマイキーが一虎を撲殺。このことがきっかけでマイキーは東卍を支えられる状態になくなってしまいました。 東卍の総長が弱っているところをバルハラに乗っ取られ、稀咲が描いた最悪の未来を迎えるのでした。

タイムリープで変わった結末

6回目のタイムリープ時には、一虎は本来の未来同様に場地をナイフで刺してしまいます。タケミチの存在により即死だけは免れた場地ですが、重傷な事には変わりません。これにマイキーは激昂し、タケミチの知る未来と同じように一虎を殺そうと殴りつづけました。 一虎を救うため、場地は最後の力を振り絞り、ナイフを自らに突き立て自害します。マイキーは場地の行動とタケミチの説得のおかげで、一虎を許すことができました。

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【未来】大人になった一虎

タイムリープ前はマイキーに殺され死亡

一虎は本来「血のハロウィン」でマイキーに殺されているはずでした。武道のタイムリープによりその命は救われますが、「聖夜決戦」後の未来では他のトーマン主要メンバーと同様一虎もまたマイキーの手によって殺されています。 実は一虎はマイキーに「2度殺されている」存在なのです。

血のハロウィン後の未来

武道を助ける

血のハロウィンが終幕し戻ってきた現代で、武道はトーマンの大幹部になっていました。しかし裏切り者を探していた稀咲に騙され、銃を向けられます。そこで部屋の電気が消え、何者かが武道を担いで逃走しました。その人物こそ、現代の一虎だったのです。 一虎は稀咲に殺された千冬の意志を継ぎ、大好きだったトーマンを取り戻すため武道と共に動き始めます。

千冬と相棒に

一虎は武道に、千冬を助けたかったと話します。 刑務所から一虎が出所した日、彼を刑務所の前で待っていたのが千冬でした。千冬はトーマンが凶悪な犯罪組織になってしまったことを伝え、共にあの頃のトーマンを取り戻すために戦おうと打診します。 血のハロウィン後の現代の一虎は、千冬の相棒としてトーマンを取り戻すため、マイキーを救うために行動していたのでした。

「血のハロウィン編」後のエピソードを

関東事変後の未来

千冬と共にペットショップで働く

関東事変後の未来で一虎は、出所後にトーマン創設メンバーでもあるパーちんこと林田春樹の結婚式に出席しています。またその世界線では千冬の経営するペットショップ「XJ(ペケジェー)ランド」で働いており、不良時代の片りんはあるものの社会人として立派に過ごしているようでした。

梵天とマイキーについて探る

武道に協力し、闇落ちしたマイキーが頭を務めるチーム「梵天」についての情報を探っていた一虎。しかしながら情報を探るうちに梵天の危険さを知り、結婚を控える武道を危ない目に合わせぬため情報を渡さないようにしていました。 ですがそんな一虎の心配をよそに、武道はマイキーに接触。嫌な予感は的中し武道はマイキーに撃たれてしまいます。

「関東事変編」後のエピソードを

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最終回での未来

場地・千冬共に結婚式に出席

最終回で描かれる武道の結婚式に、場地や千冬とともに出席している一虎。その場にはマイキーの兄、真一郎もいたことから一虎はこの世界線でそもそも殺人を犯していないことがわかります。 またこちらの未来では場地と共に千冬のペットショップを手伝っており、千冬は2人のダメ社員に振り回される日々を送っているようでした。

【性格】一虎はクズでサイコパス?

元々の性格が荒い

一虎は元々荒っぽく喧嘩っ早い性格をしており、12歳の頃には1人で暴走族「黒龍」と揉め事を起こしてしまうほどでした。また「血のハロウィン」でも抗争の仕切りを任された阪泉を殴ってしまうなど、成長してからもその性格の荒さは健在。 何を考えているかわかりづらいサイコパスじみた性格のうえにこの荒々しさ。近くにいると非常に危険な人物ということがわかります。

マイキーを恨む理由がやばい

マイキーにバイクをプレゼントしようと盗みに入った店で、マイキーの兄である真一郎を殺してしまった一虎。本来なら「恨まれる側」のはずなのに、一虎はマイキーを恨んでいます。 彼は自分の犯した罪に耐え切れず、自身を正当化するために「そもそもバイクを盗みに入ったのもマイキーのため。だから自分がこんな罪を犯したのはマイキーのせいだ」と思い込むようになったのです。 この恐ろしい思考回路こそ彼が「サイコパス」と言われる所以。読者から「クズな性格」と言われてしまうのもこれが理由でした。

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歪んだ性格にはかわいそうな家庭環境があった

一虎は幼い頃から父親にDVを受けて育ちました。母親は父と母のどちらの味方なのかを一虎に問います。どちらかを選ぶことを強要された一虎は、他人を敵か味方のどちらかでしか分類できない歪んだ人格のまま成長してしまいました。 初登場のときから1番信頼している後輩の骨を涼しい顔で折っていたりと、サイコパスすぎる性格をしている彼。マイキーを逆恨みで殺そうとする不安定で歪んだ性格の根源は、彼の悲しい過去にあったのです。

それでも一虎のことは憎めない

サイコパスやクズとも言われる一虎ですが、その性格には家庭環境なども影響しており同情する意見も少なくありません。また生存した未来では武道に協力し、マイキーを救うために奔走するなど憎めない一面もあります。 性格に問題はあるものの、一虎は憎み切れないキャラとしてファンのあいだでも人気の存在なのです。

【名言】羽宮一虎の名シーンを紹介!

「“人”を殺すのは“悪者” でも“敵”を殺すのは“英雄”だ!!」

大好きなマイキーの兄・真一郎を殺害した事実を受け止められず、彼らを逆恨みすることで精神を保っていた一虎。彼は抗争の際にマイキーと対峙しながら、この言葉を凛とした表情で言い放ちます。 自分を正当化しようと事実を捻じ曲げてしまった、彼の不安定な精神状態や人間性がよく現れたセリフです。

「ごめんな場地 オレもすぐそこに逝くよ」

場地を刺した後の一虎が、激昂したマイキーに殴られ続けながら心のうちで呟いたセリフです。彼は場地がいつもそばにいてくれたことを思い返しながら、自分がやってしまったことを深く悔います。 ずっと自分本位で動いてきた一虎が失ってからはじめて場地の大切さに気付く、切なくも美しい名シーンでした。

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「 真一郎君の事も 場地の事も 一生背負って生きていく」

場地の自決により血のハロウィンが幕を下ろした後、一虎はついに自分の罪と向き合うことを決めます。彼はパトカーのサイレンが鳴る中、他の者たちが逃げようとしているにもかかわらず、自分はその場に留まり続けるのでした。 ずっと罪から逃げてきた一虎が大きく変わったシーンで、憑き物が落ちたかのような表情も印象的でした。

【髪型】大人の一虎がかっこいい!ビジュアルまとめ

血のハロウィン後

「血のハロウィン」後の未来では、一虎はセンター分けのロングヘア―になっていました。髪先は少しクセが出ており、もしかしたらパーマをかけているのかもしれません。 この髪型は彼の親友でもある場地を彷彿とさせるものになっており、一虎のなかにある罪の意識を感じさせる髪型でした。

関東事変後

「関東事変後」の未来では、一虎は後ろで髪をお団子にまとめる髪型をしています。このときの一虎は千冬のペットショップで働いていたため、清潔感が出るように髪をまとめていたのかもしれません。 お団子からはポニーテールのように髪が垂れており、独特かつオシャレな雰囲気を醸し出しています。

【俳優】実写で羽宮一虎役を演じるのは村上虹郎

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

実写映画『東京リベンジャーズ』の「血のハロウィン」は「運命」「決戦」の2部構成となっており、その新キャストとして一虎役の俳優も決定。村上虹郎が務めます。端正な顔立ちとクールな印象が一虎に合っていますね! 実写版「るろうに剣心」や朝ドラ、CMなどにも数多く出演し、今注目の俳優です。

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【声優】アニメで羽宮一虎役を演じるのは土岐隼一

土岐隼一

TVアニメ版『東京リベンジャーズ』では、羽宮一虎を演じる声優として土岐隼一(ときしゅんいち)が選ばれています。『モンスター娘のお医者さん』の主人公グレン・リトバイト役や、『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の「ジン・シュラルガン」が主な代表作です。

「東リベ」羽宮一虎はクズだけど更生してかっこよくなりました

「東京リベンジャーズ」にて羽宮一虎は、逆恨みでマイキーを殺そうとする無茶苦茶な人物として登場しました。しかしその整った外見とサイコな性格で、ファンが多いキャラでもあります。 劣悪な家庭環境に育ったがゆえに歪みを抱え、それでも最後には更生してまともになった一虎。そのドラマチックすぎる人生から目が離せません!