2021年5月24日更新

『鬼滅の刃』青い彼岸花の正体を徹底解説!藤の花や竈門家との関係とは?

青い彼岸花

完結しても絶大な人気を誇る『鬼滅の刃』には様々な謎や伏線が散りばめられています。特に鬼舞辻無惨が求め続けた「青い彼岸花」の正体は終盤までなかなか明かされません。本記事では藤の花や竈門家との関係を含めて、青い彼岸花の正体を細かく考察し、読み解いていきます!

目次

『鬼滅の刃』青い彼岸花を徹底解説!鬼舞辻無惨が求め続けた謎の花

鬼滅の刃
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』に登場する青い彼岸花は物語の中で極めて重要度の高いアイテムです。本記事では青い彼岸花の登場回数や無惨が求め続けるなど、様々な角度から解説します。

青い彼岸花の登場回

・5巻39話「走馬灯の中」 ・8巻67話「さがしもの」 ・12巻98話「上弦集結」 ・15巻127話「勝利の鳴動」 ・23巻205話「幾星霜を煌く命」 青い彼岸花が本格的に登場したのは8巻67話「さがしもの」ですが、ワードだけなら5巻から登場しています。物語序盤から伏線が丁寧に張られていることが分かりますね。

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青い彼岸花とは?

鬼舞辻無惨が青い彼岸花を探し求めるようになったきっかけは平安時代に遡ります。彼は20歳で死ぬと余命宣告を受けており、医者は何とか彼を延命させようと薬を使って治療します。その時に薬剤として使われていた植物が「青い彼岸花」だったのです。 しかし医者の処置はかえって無惨の病状を悪化させ、それに憤慨した彼は勢い余って医者を殺してしまいます。青い彼岸花がどこに咲いているかを知っていたのはその医者だけだったので、無惨は手がかりを失ってしまいました。 彼は医者が住んでいた東京をしらみつぶしに探しますが、青い彼岸花は一向に見つかりません。埒が明かず、困り果てた彼は配下の鬼を無数に増やして、青い彼岸花を探させるという手段に打って出たのです。

青い彼岸花の正体は?まずは3つの仮説を紹介!

青い彼岸花の正体に関しては、ファンの間で様々な仮説が立てられました。その中で特に有力な3つの仮説を紹介します。

仮説①:藤の花=青い彼岸花説

1つ目の仮説は藤の花が青い彼岸花なのではないかという説です。鬼が忌み嫌う花であり、胡蝶しのぶは藤の花を基に「鬼を人間に戻す薬」を開発します。鬼に対して絶大な効果を持つことから、ファンの間では藤の花が青い彼岸花ではないかと噂されていました。 他にも青色の花であることや無惨が見つけられなかったこと、そして藤=不死と連想されることなど様々な説が根拠としてネット上に上がっていましたが、この仮説は間違いでした。

仮説②:禰豆子=青い彼岸花説

2つ目の仮説が炭治郎の妹・禰豆子が青い彼岸花ではないかというものです。根拠は2つあり、以下の通りです。 ①:禰豆子が鬼でありながら、太陽を克服して日の当たる場所を歩けるようになっていたから ②:無惨が禰豆子に執着していたから 彼は青い彼岸花さえあれば太陽を克服して不死身の肉体を得られると思っており、その欲望を叶えるために禰豆子を食おうとしました。 結果的には外れていましたが、鋭い仮説だったのではないでしょうか。

仮説③:伊黒=青い彼岸花説

3つ目の仮説は伊黒小芭内(おばない)が青い彼岸花ではないかというものです。理由は主に3つあり以下の通りです。 ①彼岸花のあだ名が「蛇花」で、伊黒が「蛇柱」だったから ②彼岸花の花言葉は「思うはあなた1人」であり、伊黒が甘露寺蜜璃に一途な恋心を抱いているから ③伊黒の出身地・八丈島にある彼岸花と関係しているから 3つの理由で根拠が十分と思われましたが、こちらも間違いでした。

青い彼岸花の正体が遂に判明!実在する花だった

伊之助の曾孫・嘴平青葉が発見

青い彼岸花の正体は最終回で明かされました。最終回では時代が一気に現代へ飛び、主人公たちの子孫や転生キャラが多く登場します。そこに伊之助アオイの曾孫・嘴平青葉(はしびらあおば)が登場し、青い彼岸花を発見したのです。 青葉は実際に青い彼岸花の研究を進めており、7月には研究成果を発表する予定でした。しかし彼はうっかりミスで青い彼岸花を全て枯らしてしまい、研究所をクビになってしまったのです。 ほとんどの読者は「最後まで青い彼岸花の正体は明かされないかもしれない」と思っていました。だからこそ、最終回でギャグを交えながらその正体が明かされたのは予想外です。読者の予想を良い意味で裏切った落ちではないでしょうか。

昼にしか咲かない花?

最終回では青い彼岸花の性質が明らかにされます。主に性質は以下の4つです。 ①青い彼岸花は1年に2〜3日間、昼間のみ開花する ②気候などの条件次第では全く咲かない場合もある ③たった数分で閉じてしまう ④花弁を閉じてしまうとつくし状になるため判別しづらい 青い彼岸花はとてもハードルの高い条件下で咲く花なので、夜間にしか行動できない鬼たちや無惨に探せるわけがないのですね。 青葉が種まで枯らしてしまったため、青い彼岸花が今後生えてくることはありません。切ない結末ですが、もし青葉がそのまま研究を続けていたら、第2の無惨や鬼が誕生していた可能性があります。 幻の花であると同時に、鬼の元凶でもある青い彼岸花は消えた方がいいのでしょう

炭治郎は青い彼岸花を見たことがあった!走馬灯の謎が解明

炭治郎は下弦の伍・累という十二鬼月との戦闘で死の淵に追いやられます。そこで彼の回想が走馬灯となって登場し、青い彼岸花も走馬灯の一部として描かれていました。これは読者にとって衝撃の事実でした。 炭治郎が青い彼岸花を見たことがあるのは、母親の葵枝が青い彼岸花の咲く場所を知っていたからです。その場所は日の呼吸の剣士である継国縁壱(よりいち)の妻・うたが埋葬された場所でもありました。 つまり、どこか遠くにあると思われた青い彼岸花は意外にも近くにあったということです。無惨は竈門家を襲撃していますが、彼がもし青い彼岸花を見つけていたら不死身の体を手にしていたかもしれません。まさに灯台下暗しといえますね。

『鬼滅の刃』青い彼岸花の正体は実在する花

青い彼岸花の正体について、劇中の伏線や描写を元に解説してきましたが、いかがでしたか? 序盤から丁寧に伏線を展開してきた青い彼岸花ですが、最終回できちんと正体が明かされました。また、炭治郎の母・葵枝や継国縁壱の妻・うたとの繋がりも見事でした。 結末を知った上で、青い彼岸花を中心に本作を読み返してみるといいでしょう。また違った発見があるかもしれませんね。