2023年6月5日更新

「ワンピース」クロスギルドとは?目的やバギー・クロコダイルの今後を考察【懸賞金予想あり】

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クロスギルドの初登場巻を

「ワンピース」で明かされた、バギーとクロコダイル、ミホークが所属するクロスギルドの存在。バギーが海賊として格を上げた理由にもこの組織が深く関係しており、今後の物語でも重要になるのは間違いありません。 そこで本記事ではクロスギルドの概要を解説しながら、今後の展開や各海兵の懸賞金についても考察していきます! ※本記事は、『ONE PIECE』の重要なネタバレを含みます。

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クロスギルドとは?

クロスギルドとはワンピース1056話で初登場した、バギー率いる会社です。幹部には元七武海のミホーククロコダイルが名を連ねており、新時代における強大な力を持つ組織となっています。 キッドが言うには海兵に懸賞金を懸けているようで、追う立場の海兵が市民の暗殺に怯える日々だと話していました。実際にTボーン中将が市民に殺害されたことが1082話の冒頭で判明しました。 作中には手配書のような物も描かれており、文字は「WANTED(指名手配)」ではなく「REWARD(褒美)」になっています。

クロスギルドの活動内容と目的

クロスギルドの目的は、いかなる勢力にも脅かされない「軍事国家」を作ることです。そのために必要になる圧倒的な力を集めるためには、莫大な資金を必要とします。だからこそ彼らは、「海兵に懸賞金を懸ける」という前代未聞の活動をおこなってきました。 1058話では海軍の会議にて、多くの闇の組織が出資していると語られているので、すでに裏社会において凄まじい地位を築いているようです。懸賞金の資金源については不明ですが、おそらくそうした組織からの出資を受けているのでしょう。

【ネタバレ】バギーの発言で〇〇を目指すことに!?

かつて海賊王に憧れたものの、紆余曲折のすえその夢を諦めてしまったバギー。しかし1082話では、かつての盟友であるシャンクスが再び動き出したと知り、忘れていた気持ちを思い出し始めました。 彼は平穏や儲けばかりを重視するミホークとクロコダイルを前に、「海賊王になりたい」と言い放ちます。 当然ふたりには反対されますが、バギーは部下たちに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を取りに行くと宣言。皆も乗り気なようで、今後はクロスギルドもワンピースを目指すことになっていきます。

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クロスギルドの今後はどうなる

遅れてワンピース争奪戦に参加したクロスギルドは、この後どんな動きをみせるのでしょうか。 バギーは「ダシ抜きゃいいんだよ」と言っていますが、それは所在不明のロードポーネグリフを見つけられるかどうかにかかっていると思われます。そのためにまず必要なのは、ヒノキズの男を探しだすこと。やはり裏社会ゆえの情報網を駆使するのでしょうか。 また現時点で他の競争相手はクロスギルドの参戦に気付いてはいませんが、同じ目的に向かう者同士、いずれぶつかり合うことは必須です。麦わらの一味と戦う展開になる可能性も大いにあり、その場合はゾロvsミホークもみられるかもしれませんね。

クロスギルド結成の経緯を解説

クロコダイルがミホークを誘う

もともとクロスギルドはクロコダイルミホークを誘って設立しようと考えていた組織でした。 クライガナ島で海軍に囲まれているミホークのもとに、クロコダイルから連絡が入ります。七武海解散によって特権を失うことになったミホークなら、このタイミングで話に乗ってくると切れ者のクロコダイルは考えていたのでしょう。 クロコダイルが彼を誘った理由は、互いに他人を信用しない「同類」だから。自分とミホークが組めば海軍が放っておかないというクロコダイルの言葉に、かつて海兵狩りと呼ばれていたミホークは組むことを承諾します。

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まさかのバギーがボスに!?

新組織設立に際しお金が入り用だったクロコダイルは、お金を貸していたバギーの元へ向かいます。このときバギーはちょうど海軍に囲まれていて、クロコダイルはこの混乱に乗じてバギーが高跳びすると予想していたのです。 借金を返すあてのないバギーは困り果てますが、クロコダイルが新組織を設立しようとしていると聞いて、バギーズデリバリーの人材を使って雑務をタダで請け負うことを提案したのです。 その結果、バギーを敬愛する部下たちが、まるでバギーが2人を従えているようなポスターを作成。全世界に誤情報をバラまいてしまったのです。 不名誉な情報が出回って一度は激怒したクロコダイルとミホークですが、いつでも消せる新四皇に利用価値があると判断。バギーは矢面に立たされる形で、クロスギルドのボスとなります。

「クロスギルド」の意味は?

ゲームやアニメでもお馴染みの「ギルド」の意味は、元々商人たちが組んでいた同業者の協同組合です。バギーは強さではなくラッキーなカリスマ性と機転でのしあがった、現代社会でも大成しそうな海賊でした。「クロスギルド」という言葉は、王下七武海制度が撤廃された途端に同業者で1つになろうとする実に彼らしい名前です。 またファンの間ではブラックな活動から、「黒過ぎるど」を語源としていると語るユニークな声もありました。

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クロスギルドの主要メンバー・懸賞金まとめ

バギー 31億8900万ベリー
ミホーク 35億9000万ベリー
クロコダイル 19億6500万ベリー

千両道化のバギー

初登場回 9話

ルフィと共に四皇入りを果たしたバギー。本人の戦闘力というよりも、高いカリスマ性で四皇まで上り詰めた人物で、斬撃が効かないバラバラの実の能力者です。懸賞金は31億8900万ベリーと、四皇を倒したルフィよりも上回っています。 部下の勘違いによって広まったミホークとクロコダイルを従えているという誤解も、バギー四皇入りの後押しをする形に。クロスギルド内ではボスという肩書を押し付けられており、大物2人に挟まれて命乞いをしている様子も描かれています。 組織内では広告塔として活動することになりそうです。

バギーの初登場巻を

鷹の目のミホーク

初登場回 50話

世界最強の剣士と呼ばれるミホーク、その懸賞金は35億9000万ベリーです。シャンクスと決闘を繰り広げてきた人物とあって、フリーで活動していたにも関わらずこれだけの懸賞金が懸けられています。 血の気が盛んな海賊が多い中、彼は冷静沈着なタイプです。バギーの四皇という肩書に利用価値を見出すと、自分が四皇入りせずに穏やかに暮らすためにも彼を担ぎ上げることを提案。キレていたクロコダイルも説得しています。 かつては海兵狩りと呼ばれたミホークは、今後海軍と正面からやりあうことになった際の大きな戦力となるでしょう。

ミホークの初登場巻を

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サー・クロコダイル

初登場回 126話

かつてはバロックワークスを経営していた元七武海のクロコダイル。スナスナの実の能力者で、懸賞金は19億6500万ベリーです。 クロコダイルは高い組織運営力を持つ切れ者。アラバスタ篇では英雄として活動する裏で、バロックワークスを使って国家転覆を企てていました。結局同盟を組むには至りませんでしたが、ドンキホーテ・ドフラミンゴにも声を掛けられています。 このクロスギルドももとはクロコダイルが設立したものなので、組織運営の実権はクロコダイルが握っていると考えてよいでしょう。

クロコダイルの初登場巻を

その他のメンバー

バギーズデリバリーの面々はバギーに心酔しているので、クロスギルドにも参加していると考えられます。同社の幹部だったMr.3ことギャルディーノやアルビダ、モージ、カバジの姿も1058話では登場していました。 インペルダウン脱獄後、再びクロコダイルの相棒となったMr.1ことダズ・ボーネスも大きな戦力となりそう。 ミホークは基本的に単独行動なので仲間らしい仲間はいませんが、ひょんなことから一緒に暮らしていたペローナが行方不明になっているゲッコー・モリアを連れてミホークのもとにやってくる可能性も残っています。

海軍の懸賞金を予想してみた

クロスギルドが海兵に懸賞金を懸けるうえで、大きな謎なのは財源です。バギーたちのポケットマネーから出しているなら飛び抜けた高額にはなりませんが、依頼主がいるなら上限はなく未知数でしょう。そこでここでは海賊に懸けられる懸賞金額を基準に、海軍の懸賞金を予想していきます。 海軍の最高戦力と言われる大将や元帥は、四皇レベルの40億から50億と考えて間違いないでしょう。赤犬(サカズキ)はロジャーや白ひげのように、50億を超えているかもしれません。 また中将のスモーカーガープは、四皇幹部レベルの10億前後となるでしょう。英雄と呼ばれるガープの実力は海に知れ渡っているので、大将レベルの可能性もあります。 大佐であるコビーについては、5億ベリーの報酬がかけられていると明らかになりました。ふつう大佐クラスの人間は1億ベリーが支払われるので、これは彼が英雄として称えられていることを考慮しての設定だといえるでしょう。

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クロスギルドは世界をどう変える!?

クロコダイルがミホークを誘って設立、新たな四皇バギーをリーダーに担いだとんでもない組織クロスギルド。バギーの発言をきっかけにワンピース争奪戦への参加も決まり、よりいっそう最終章において重要な存在となりそうです! 彼らが麦わらの一味にとってどんな意味を持つのか。今後の展開に注目していきましょう。

クロスギルドが初登場!
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