2023年7月16日更新

「ワンピース」バギーがまさかの四皇に!現在の懸賞金や正体をネタバレ考察!

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バギーの初登場を振り返ろう!

『ONE PIECE』に登場するバギー。比較的海賊らしい人物でもあり、派手な宴や金銀財宝を好み、破壊行為などの残忍なことにも手を染めている悪党です。 しかし周りの空気に流されやすく、陽気でノリが良いギャグメーカーとしての一面もあるため、憎めないキャラクター。 最終章ではまさかの四皇入りを果たし、多くの読者を驚かせました。今回は、そんなバギーの四皇入りの伏線やこれまでの活躍エピソード、さらに新たな懸賞金を徹底解説していきます! ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。

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「ワンピース」バギーのプロフィール

物語序盤の敵からの大出世!

異名 千両道化のバギー
肩書 元王下七武海 , 四皇
年齢 39歳
身長 192㎝
悪魔の実 バラバラの実(超人系)
懸賞金 元1500万ベリー→31億8900万ベリー
覇気 不明
声優 千葉繫

バギーは、東の海(イーストブルー)で活動していたバギー海賊団の船長であり、ルフィが自分以外に初めて出会った「悪魔の実」の能力者です。 大きな丸くて赤い鼻が特徴的で、“道化”という異名の通り、ピエロのような見た目の人物。一般市民や自分より弱い者には強気に出る一方、強者を前にすると我先に逃げ出すお調子者でもあります。 また、自分のにはコンプレックスを抱いていて、鼻について何か言われると激怒します。

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【最新】バギーが四皇に?その伏線を解説

ついにワノ国編にて、カイドウビッグマムの2名がルフィローキッドに敗れ四皇の座から脱落することとなりました。こうなると気になるのが、新たな四皇のイスに座るのは誰か、という問題。 なんと新たな海の皇帝として新聞に載っていたのは、黒ひげシャンクス、ルフィ、そしてバギーの4人でした。多くの読者を驚かせた展開となり、その理由や経緯が気になるところですが、ここではバギーが四皇に入る伏線だったと思われる要素を解説します。

25巻の表紙

バギーの四皇入りが囁かれる大きな根拠となっているのがこちら。この表紙は未来の四皇(シャンクス・黒ひげ・ルフィ・バギー)を描いている伏線だったのではと言われています。 中央にいるヤギが紙(=神)を食べている点から、神と呼ばれる天竜人たちに反する存在として、未来の展開を示しているのではないでしょうか!

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バギー本人が予言?

バギーは頂上戦争編にて大量の囚人を部下として手に入れ、いまや海賊派遣業総帥として、かなりの人数の海賊を抱える一つの巨大勢力の長です。 そんな彼自身、自らの強運を誇り「たちまち……四皇!?」と予言(妄想)していました。同時に「いやさ勢い余って……海賊王!?」とも妄想しており、彼の四皇入りが現実となったいま、海賊王となる夢もなくはありません。 普通ならありえないだろうことも、バギーなら叶えてしまいそうな強運を持ち合わせているところが、彼の大きな魅力となっています。

バギーが四皇に!
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【なぜ】四皇入りした理由を解説!

七武海が撤廃するも……

バギーは王下七武海入りを果たすも、世界会議で七武海の解体が決定。七武海メンバーは一転して、海軍精鋭の攻撃対象となります。もちろんバギー率いるバギーズデリバリーも例外ではありません。 拠点とするカライ・バリ島で王下七武海という肩書のおかげもあって商売繁盛していたバギーは、寝耳に水状態で七武海解体の報せを聞きます。その頃にはすでに島もステンレス中将率いる海軍に包囲された状態。 バギーは「根性見せろ」と傘下の海賊を煽りつつも、内心では「その間にトンズラだ」と相変わらず自分だけが助かることを考えていました。

クロコダイルとミホークを部下に?

ワンピース ONE PIECE ジュラキュール・ミホーク
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

海軍に取り囲まれたバギーたちを助けたのは、なんとクロコダイルでした。インペルダウン脱獄のよしみでバギーに貸していた金を、新会社の設立のために取り返しにきたのです。 返す金のないバギーは下僕にしてくれと懇願。クロコダイル、ミホークとともに、海兵に懸賞金をつけるクロスギルドという会社の結成に携わります。 しかしバギーを慕いすぎる部下たちの仕業で、海軍はクロスギルドのボスをバギーだと勘違い。彼の経歴に加え元七武海の2人を従える力を踏まえ、世界政府にとっての“要注意危険人物”に指定し、新たな四皇とみなしたのでした。

クロスギルドについて復習しよう

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【懸賞金】四皇バギーの新たな懸賞金は?

ワンピース 懸賞金

1058話にて、四皇としてのバギーの懸賞金が明らかに。元海賊王のクルー、四皇・赤髪の兄弟分という経歴、そしてクロコダイルとミホークを従える力が危険視され、31億8900万ベリーという額です。 当の本人はクロコダイルたちに良いように利用されており、実力と名声が伴っていないところが実にバギーらしいです。ルフィ、ロー、キッドの30億を上回る額となっており、この数字を知った彼らの反応も気になりますね。 ちなみにこの数字は3189(さいあく)という語呂合わせだと考えられます。海軍からしたら、バギー率いるクロスギルドは海兵の首に懸賞金をつけ世界を混乱に陥れる、まさに最悪の存在です……。

【覚醒】バギーは覚醒する!?

バギーのバラバラの能力は「超人(パラミシア)系」に分類されます。超人系は覚醒させると本人以外のものにも影響を与えるようになり、例えばドフラミンゴは周囲の建物を糸にしたり、カタクリは近くにある物体を餅にしたりといった活用を見せていました。 とするとバギーが覚醒した場合、物体や他人をバラバラにできる強力な力を得るということに。使い方次第ではサポートとしてはもちろん、主戦力としても大活躍しそうですね。 バギーは海賊王になる宣言をしたうえ、ワンピース争奪戦にも参戦する意志を見せており、今後重要な立ち位置になると予想されます。そのため能力を覚醒させてパワーアップする可能性も高いのではないでしょうか。

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【正体】何者なのか考察!天竜人の奴隷の子?

バギーはロジャー海賊団の見習い以前の生い立ちが謎に包まれています。同時期に見習いだったシャンクスと共にロジャー海賊団入りしたと考えると、当時まだ子供だった2人を船に乗せる何らかの出来事があったはず。 1番可能性がありそうなのが、「世界最強の海賊団」ロックス海賊団が壊滅することになったゴッドバレー事件です。この地にいた天竜人と奴隷たちを守るために、ロジャーとガープが手を組んでロックス海賊団を倒します。 このとき赤ん坊だったシャンクスとバギーはロジャーに拾われたのではないでしょうか。また、五老星に特別視されているシャンクスが天竜人だとする説があります。だとするとバギーは天竜人と一緒にいた奴隷の子供だったのかもしれません。

【能力】バギーは「バラバラの実」の能力者

剣士相手なら無敵?

バギーは超人系(パラミシア)悪魔の実「バラバラの実」を食べた能力者。 体を自在にバラバラに分離させ、操ることができます。自由に体の分離と接合が可能なため斬撃(ざんげき)による攻撃は基本的に無効で、例え真っ二つにされてもダメージはありません。 バラバラに分離した体は、一定範囲内なら思うままに動かすことができ、足場がある場所なら足のみ地面を歩かせて体は飛ぶことも可能。 戦闘では、切り離した体を相手に飛ばして攻撃するのがメインですが、そのままでは攻撃力が低いためナイフを体に仕込んでいます。 他にも、「小さな村なら一発で滅ぼせる」という独自に開発した砲弾「特製バギー玉」や、それを携帯できる大きさに改良した「特製マギ―玉」を使用します。

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バギーの弱点は?

斬撃に対しては絶対的な優位性をもつ彼ですが、「面」で捉えられる攻撃は弱点。分離しても痛覚は共有していて飛ばせない足を狙われると弱いです。 またバラバラになれるといっても、細かくなりすぎるとコントロールできなくなるため、ぶつ切り程度のサイズが限界とのこと。

【過去】海賊王のクルー!最後の島ラフテルには行った?

小物感が拭えないバギーですが、実はロジャー海賊団のクルーとして海賊王ゴール・D・ロジャーの船に乗っていたという過去を持っています。シャンクスと一緒に見習いをやっていました。 シャンクスとはよく喧嘩をしていたものの、本気で仲が悪いわけではなく悪友のような関係でした。しかし、バギーが偶然手に入れた悪魔の実をこっそり売り払おうと画策していたとき、突然シャンクスが後ろから話しかけてきたため、びっくりして実を飲み込んでしまいます。 そうして、カナヅチになったので海中にある財宝を諦めることになり、バギーはそれ以来シャンクスを逆恨みするのでした。またロジャー海賊団と白ひげ海賊団は幾度となく激突していたため白ひげとも顔見知りで、彼の恐ろしさを知っています。 ロジャー海賊団は、「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点である「ラフテル」に辿り着いていますが、バギーは最期の航海の直前に高熱を出してしまい、同行することが出来ませんでした。これも“運命”なのでしょうか?

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【本名】バギーの本名を考察!出自が見えてくる?

バギーの本名についてはいまだ明かされていませんが、一部では彼が実はロックスの息子で、「ロックス・D・バギー」という名前なのではないかという考察がされています。 本作において本名を明かされていないキャラは、重要な血筋を引いているというケースが多いです。それにくわえ、バギーとロックスがどちらも高いリーダーシップを持っていたり、ほんの少しだけ登場したロックスの笑い方がバギーと似ていたりと、伏線らしきものもいくつかあります。 また原作966話では、ロジャーがレイリーとともにモモの助と日和をあやしながら、「赤ん坊なんて久しぶりだな」という場面も。さらに『ワンピース FILM RED』の入場者特典である「巻四十億」では、シャンクスがゴッドバレー事件で拾われた赤ん坊だと明らかになっています。 だとすれば、シャンクスと同い年で腐れ縁的な存在であるバギーも、同じように赤ん坊の頃拾われたのではないでしょうか。これらの事実と両者の共通点を踏まえると、ロックスとバギーが親子である可能性はありそうです。

【考察】バギーは死亡する?

バギーはこれまでネタキャラとしての要素が強かったですが、最新章においてはワンピース争奪戦に加わることを宣言するなど、しっかり物語に絡んでくる意志を見せました。 それほど強いわけでもないバギーは、今のままでいけば周りのライバルたちに倒されてしまうことでしょう。しかし仮にも元ロジャー海賊団なので、あっさり死んでしまうのも考えにくいです。 運を味方につけつつ上手く立ち回るか、覚醒して知られざる実力を発揮するか……いずれにせよ生存して彼なりの活躍を見せてくれることが期待されます。

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【仲間】バギー海賊団とは?メンバーまとめ!

バギー海賊団(バギーズデリバリー)のメンバー
  1. バギー
  2. モージ
  3. カバジ
  4. アルビダ
  5. ギャルディーノ
  6. リッチー

バギーはその名の通り、バギーが船長として率いる海賊団。船にサーカスのテントが備え付けられており、船員もサーカス団員風のビジュアルをしています。 当初は東の海で活躍していたものの、ルフィに敗北してからは復讐のため麦わらの一味を付け回すように。バギーが王下七武海に所属してからは「バギーズデリバリー」に名前を変え、海賊の派遣などをおこなっていました。 後にクロコダイルとミホークが考案した組織「クロスギルド」の雑務を担うことになります。

【来歴】バギーの来歴を初登場から振り返ろう!

【初登場】小さな町を支配する海賊・バギー

バギーが初めて登場したのは、東の海(イーストブルー)にある島のオレンジの町。その町を襲撃していたバギー海賊団と、偉大なる航路(グランドライン)の海図を狙うナミとの争いが発生。ルフィゾロも巻き込まれることとなりました。 「バラバラの実」の特性を活かし、不意打ちでゾロに深手を負わせます。その後、副船長のモージと参謀長のカバジも戦闘態勢に入りますが彼らの前にあっけなく敗れ、バギー自らルフィと戦うことになります。 バラバラの能力でことごとくルフィの攻撃をかわし、麦わら帽子を奪い、優位に戦いを進めていました。しかし地面に取り残されている下半身を狙われたり、体の一部を捕まえられて攻撃されたりと、徐々に弱点を突かれて劣勢に。 途中からナミに標的を切り替えますが、体のパーツを縛られてしまい、顔と手足だけ集まった最弱の状態になってしまいます。そこをルフィに「ゴムゴムのバズーカ」で吹っ飛ばされて敗北しました。

バギーの初登場を振り返ろう!

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【ローグタウン】ルフィに復讐?アルビダとともに再登場

バギーはルフィに敗北した後、偉大なる航路への玄関口である「ローグタウン」で再登場します。ルフィに敗れた者同士であるアルビダと手を組み、彼に復讐するため再び現れたのでした。 一味総出で襲撃し、かつて海賊王のロジャーが命を落とした処刑台に乗っていたルフィを捕らえ、そのまま斬首刑(ざんしゅけい)にしようと剣を振り下げます。 ところがその瞬間、振り上げた剣に雷が直撃し。処刑台は崩壊、ギリギリのところでルフィに逃げられてしまいました。 バギーとアルビダはすぐさま追いかけようとしますが、居合わせた海軍大佐のスモーカーの手により、あえなく捕まってしまいます。 その後、謎の突風によって海軍の手から逃れることができ、麦わらの一味を追って偉大なる航路(グランドライン)に入りました。

【扉絵連載】バギー一味冒険記

オレンジの町でルフィに吹っ飛ばされてから、ローグタウンで再登場するまでの間のバギーは、扉絵連載の「バギー一味冒険記」にて描かれています。 顔と手足だけの小さな体になったバギーは、イカダで何とか海を移動してとある島に辿り着きました。 巨大な鳥に食べられそうになった後、吐き出されてガイモンのいる島に墜落。そこでは密猟者に間違えられて襲われますが、最終的にガイモンと和解して仲良くなります。 その後も巨大なカニに強襲されたり、イカダを破壊されたりと災難が続きますが、そこで偶然アルビダに遭遇して助けられました。 そして同じ相手に因縁を持つということでアルビダと海賊同盟を結んで行動を共にすることに。 それからは彼女の船に乗せてもらい、自身の海賊船を見つけ、一味の部下たちとも再会してローグタウンに向かうのでした。

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【マリンフォード】頂上戦争にも参加し王下七武海に!

キャプテン・ジョンの財宝を探していただけのはずが……

偉大なる航路(グランドライン)に突入した後、ルフィの捜索を忘れてキャプテン・ジョンの財宝を探していたバギー。間違えて海軍の駐屯地に入ってしまい、捕まってインペルダウンに投獄されていました。 その後ルフィがエースを救出するために侵入してきますが、バギーは彼を手伝うことに。ルフィが腕につけていたものが、キャプテン・ジョンの財宝のありかをしめす「トレジャーマーク」だったのです。これをもらうことを条件に、ルフィに協力するのでした。 バギーは戦力を増やすため囚人たちを解放しながら何とか脱獄するも、行き先がマリンフォードだと知ると文句を言い始めます。しかしそのタイミングで、世界政府は今回の脱獄の主犯がルフィとバギーであると考え「ロジャー海賊団の元船員」という事実を公にバラされてしまうことに。

あれよあれよという間に出世!?

それによって囚人たちから羨望の眼差しを向けられ、担ぎ上げられたバギーは、調子に乗って「白ひげの首を取る」と宣言してルフィたちと共に頂上戦争に参加することにしました。 マリンフォードに着いた後は、白ひげに共闘を持ちかけられたり、海軍の電伝虫(でんでんむし)を使ってテレビをジャックしたりと戦場を引っ掻き回します。戦争終盤では、瀕死のルフィを逃がすために一役買い、シャンクスに頼まれて麦わら帽子をルフィに届けました。 終戦後はMr.3や囚人たちを引き連れてバギー海賊団の一味との再会を果たし、ほどなくして世界政府から王下七武海入りの要請が届き、それを快諾します。紆余曲折あるものの、ラッキーな出世街道を歩んでいますね。

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【声優】アニメでバギーを演じるのは千葉繁

アニメ版の『ONE PIECE』でバギーの声を演じているのは、81プロデュースに所属する声優、俳優の千葉繁(ちばしげる)。 高い演技力はもちろんのこと、よくアドリブをいれることでもよく知られており、『北斗の拳』での雑魚敵がやられる際の断末魔やハイテンションなナレーションは有名です。 他にも代表作として、『幽☆遊☆白書』の桑原和真役、『うる星やつら』のメガネ役、『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』のねずみ男役、『オーバーロード』のセバス・チャン役、『ポプテピピック』のピピ美役などがあります。

『ONE PIECE』四皇入りを果たしたバギー!今後の展開は?

今回は、『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するバギーについて解説しました。最初は敵として登場し、悪党ながらも悪役になりきれていないコミカルなキャラである彼は多くの人から愛されています。 ルフィとともに四皇入りを果たし、最終章でも重要な存在になると思われるバギー。今後クロスギルドのボスとして、彼の人生はどのような展開が待ち受けているのでしょうか? 最終章でのバギーの活躍に注目しましょう!

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