2020年6月16日更新

【ワンピース】千両道化のバギーを解説!王下七武海まで成り上がった大海賊?

「ワンピース」 バギー 編集記事 サムネイル

「ワンピース」に登場するバギーは序盤で登場した敵キャラでありながら、その後も度々登場。少年時代はロジャー海賊団の見習いだったり、王下七武海になったり……。意外と“大物”な彼について、能力や扉絵連載を含むこれまでの活躍を紹介します。

目次

『ONE PIECE』千両道化のバギーを徹底解説!物語序盤の敵からの大出世【ネタバレ注意】

バギーは、東の海(イーストブルー)で活動していたバギー海賊団の船長であり、ルフィが自分以外に初めて出会った「悪魔の実」の能力者です。海賊派遣会社バギーズデリバリーの座長を務めています。 大きな丸くて赤い鼻が特徴的で、“道化”という異名の通り、ピエロのような見た目の人物。一般市民や自分より弱い者には強気に出る一方、強者を前にすると我先に逃げ出すお調子者でもあります。また、自分の鼻にはコンプレックスを抱いていて、鼻について何か言われると激怒します。 「ワンピース」の中では比較的海賊らしい人物でもあり、派手な宴や金銀財宝を好み、破壊行為などの残忍なことにも手を染めている悪党です。しかし周りの空気に流されやすく、陽気でノリが良いギャグメーカーとしての一面もあるため、憎めないキャラクター。 今回はそんなバギーについて、これまでの活躍エピソードと共に解説していきます! ※2020年6月現在までの『ONE PIECE』ネタバレに触れていますので、読み進める際にはご注意下さい。

バギーは「バラバラの実」の能力者! 剣士相手なら無敵?

バギーは超人系(パラミシア)悪魔の実「バラバラの実」を食べた能力者。 体を自在にバラバラに分離させ、操ることができます。自由に体の分離と接合が可能なため斬撃による攻撃は基本的に無効で、例え真っ二つにされてもダメージはありません。 バラバラに分離した体は、一定範囲内なら思うままに動かすことができ、足場がある場所なら足のみ地面を歩かせて体は飛ぶことも可能。 戦闘では、切り離した体を相手に飛ばして攻撃するのがメインですが、そのままでは攻撃力が低いためナイフを体に仕込んでいます。他にも、「小さな村なら一発で滅ぼせる」という独自に開発した砲弾「特製バギー玉」や、それを携帯できる大きさに改良した「特製マギ―玉」を使用します。 斬撃(ざんげき)に対しては絶対的な優位性をもつ彼ですが、「面」で捉えられる攻撃は弱点。分離しても痛覚は共有していて飛ばせない足を狙われると弱いです。 またバラバラになれるといっても、細かくなりすぎるとコントロールできなくなるため、ぶつ切り程度のサイズが限界とのこと。

海賊王のクルーだった!最後の島ラフテルには行った?

小物感が拭えないバギーですが、実はロジャー海賊団のクルーとして海賊王ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)の船に乗っていたという過去を持っています。シャンクスと一緒に見習いをやっていました。 シャンクスとはよく喧嘩をしていたものの、本気で仲が悪いわけではなく悪友のような関係でした。しかし、バギーが偶然手に入れた悪魔の実をこっそり売り払おうと画策していたとき、突然シャンクスが後ろから話しかけてきたため、びっくりして実を飲み込んでしまいます。 そうして、カナヅチになったので海中にある財宝を諦めることになり、バギーはそれ以来シャンクスを逆恨みするのでした。またロジャー海賊団と白ひげ海賊団は幾度となく激突していたため白ひげとも顔見知りで、彼の恐ろしさを知っています。 ロジャー海賊団は、「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点である「ラフテル」に辿り着いていますが、バギーは最期の航海の直前に高熱を出してしまい、同行することが出来ませんでした。これも“運命”なのでしょうか?

バギー初登場エピソード !小さな町を支配する海賊

バギーが初めて登場したのは、東の海(イーストブルー)にある島のオレンジの町。その町を襲撃していたバギー海賊団と、偉大なる航路(グランドライン)の海図を狙うナミとの争いが発生。ルフィとゾロも巻き込まれることとなりました。 「バラバラの実」の特性を活かし、不意打ちでゾロに深手を負わせます。その後、副船長のモージと参謀長のカバジも戦闘態勢に入りますが彼らの前にあっけなく敗れ、バギー自らルフィと戦うことになります。 バラバラの能力でことごとくルフィの攻撃をかわし、麦わら帽子を奪い、優位に戦いを進めていました。しかし地面に取り残されている下半身を狙われたり、体の一部を捕まえられて攻撃されたりと、徐々に弱点を突かれて劣勢に。 途中からナミに標的を切り替えますが、体のパーツを縛られてしまい、顔と手足だけ集まった最弱の状態になってしまいます。そこをルフィに「ゴムゴムのバズーカ」で吹っ飛ばされて敗北しました。

ルフィに復讐?ローグタウンでアルビダとともに再登場

バギーはルフィに敗北した後、偉大なる航路への玄関口である「ローグタウン」で再登場します。ルフィに敗れた者同士であるアルビダと手を組み、彼に復讐するため再び現れたのでした。 一味総出で襲撃し、かつて海賊王のロジャーが命を落とした処刑台に乗っていたルフィを捕らえ、そのまま斬首刑(ざんしゅけい)にしようと剣を振り下げます。 ところがその瞬間、振り上げた剣に雷が直撃し。処刑台は崩壊、ギリギリのところでルフィに逃げられてしまいました。 バギーとアルビダはすぐさま追いかけようとしますが、居合わせた海軍大佐のスモーカーの手により、あえなく捕まってしまいます。 その後、謎の突風によって海軍の手から逃れることができ、麦わらの一味を追って偉大なる航路(グランドライン)に入りました。

扉絵連載で描かれたバギーのストーリーに注目

オレンジの町でルフィに吹っ飛ばされてから、ローグタウンで再登場するまでの間のバギーは、扉絵連載の「バギー一味冒険記」にて描かれています。 顔と手足だけの小さな体になったバギーは、イカダで何とか海を移動してとある島に辿り着きました。巨大な鳥に食べられそうになった後、吐き出されてガイモンのいる島に墜落。そこでは密猟者に間違えられて襲われますが、最終的にガイモンと和解して仲良くなります。 その後も巨大なカニに強襲されたり、イカダを破壊されたりと災難が続きますが、そこで偶然アルビダに遭遇して助けられました。そして同じ相手に因縁を持つということで海賊同盟を結んで行動を共にすることに。 それからは彼女の船に乗せてもらい、自身の海賊船を見つけ、一味の部下たちとも再会してローグタウンに向かうのでした。

マリンフォード頂上戦争にも参加し、王下七武海に!

偉大なる航路(グランドライン)に突入した後、ルフィの捜索を忘れてキャプテン・ジョンの財宝を探していたバギー。間違えて海軍の駐屯地に入ってしまい、捕まってインペルダウンに投獄されていました。 その後ルフィがエースを救出するために侵入してきますが、バギーは彼を手伝うことに。ルフィが腕につけていたものが、キャプテン・ジョンの財宝のありかをしめす「トレジャーマーク」だったのです。これをもらうことを条件に、ルフィに協力するのでした。 バギーは戦力を増やすため囚人たちを解放しながら何とか脱獄するも、行き先がマリンフォードだと知ると文句を言い始めます。しかしそのタイミングで、世界政府は今回の脱獄の主犯がルフィとバギーであると考え「ロジャー海賊団の元船員」という事実を公にバラされてしまうことに。 それによって囚人たちから羨望の眼差しを向けられ、担ぎ上げられたバギーは、調子に乗って「白ひげの首を取る」と宣言してルフィたちと共に頂上戦争に参加することにしました。 マリンフォードに着いた後は、白ひげに共闘を持ちかけられたり、海軍の電伝虫(でんでんむし)を使ってテレビをジャックしたりと戦場を引っ掻き回します。戦争終盤では、瀕死のルフィを逃がすために一役買い、シャンクスに頼まれて麦わら帽子をルフィに届けました。 終戦後はMr.3や囚人たちを引き連れてバギー海賊団の一味との再会を果たし、ほどなくして世界政府から王下七武海入りの要請が届き、それを快諾します。紆余曲折あるものの、ラッキーな出世街道を歩んでいますね。

アニメ『ONE PIECE』でバギーを演じる声優・千葉繁(ちばしげる)

アニメ版の『ONE PIECE』でバギーの声を演じているのは、81プロデュースに所属する声優、俳優の千葉繁(ちばしげる)。 高い演技力はもちろんのこと、よくアドリブをいれることでもよく知られており、『北斗の拳』での雑魚敵がやられる際の断末魔やハイテンションなナレーションは有名です。 他にも代表作として、『幽☆遊☆白書』の桑原和真役、『うる星やつら』のメガネ役、『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』のねずみ男役、『オーバーロード』のセバス・チャン役、『ポプテピピック』のピピ美役などがあります。

『ONE PIECE』王下七武海の撤廃でピンチ!バギーはこれからどうなる?

今回は、『ONE PIECE』に登場するバギーについて解説しました。最初は敵として登場し、悪党ながらも悪役になりきれていないコミカルなキャラである彼は多くの人から愛されています。 原作では、世界会議(レヴェリー)の議決によって王下七武海の制度が撤廃となり、海軍が海賊たちを捕縛するために動き出しました。バギーは七武海に名を連ねていたものの、個人の実力としては圧倒的に足りていなかったので、このまますんなりと捕まってしまうかもしれませんね。 ただバギーの部下たちは粒ぞろいなので、何とかやり過ごしてしまいそうな気もします。果たしてバギーには今後どのような展開が待ち受けているのでしょうか?