2017年8月29日更新

2017年9月公開の注目映画期待度ランキングトップ15!

(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ

8月は『スパイダーマン ホームカミング』や『ワンダーウーマン』などのアメコミ勢が劇場を大いに盛り上げました。夏休み明けての9月は海外で激賞される戦争映画のほか、邦画もミステリーを中心に豊作な一ヶ月になりそうです。ciatr編集部が推したい9月公開の新作映画ベスト15を紹介します。

9月公開映画、気になるラインナップは?

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『スパイダーマン ホームカミング』や『ワンダーウーマン』、『トランスフォーマー/最後の騎士王』など、夏休みらしい洋画のアクション大作が目白押しだった8月。 9月はもう少し落ち着いた大人向けの映画が多いラインナップとなっています。アカデミー賞有力候補の重厚な戦争映画を筆頭に、邦画では豪華キャストによる本格派ミステリーが2本、さらに世界で評価された韓国発のパニックムービーなども公開されます。 そんな9月公開作品の中でもciatr編集部がオススメする15作品をランキング形式でお届けします。

15位:ニコラス・ケイジ最新作は悪を懲らしめるアクションムービー

9月30日公開

9月30日公開の『ヴェンジェンス』は、ハリウッドのトップスターニコラス・ケイジの最新作。復讐に燃える一人の警察官を描いたアクション映画です。 警察官として働くジョンは湾岸戦争にも参加した元軍人。相棒を失ったことで失意の底にいましたが、シングルマザーのティーナと出会ってからは徐々に気力を取り戻していました。そんな中、ティーナは暴漢たちにレイプされ、さらに彼らは金を積んで無罪を勝ち取ります。ジョンは法で裁けなかった暴漢たちへの復讐を決意します。 タイトルとなっている「Vengeance」はそのものズバリ「復讐」を意味します。演技力に定評のあるニコラス・ケイジですが、本作ではニコラスが次々と悪を裁くハードなアクションが楽しめそう!

14位:シュワルツェネッガー主演、実話をもとにした衝撃作

9月16日公開

アーノルド・シュワルツェネッガー主演で話題を集める『アフターマス』は、実際に起こった航空機衝突事故をもとに制作された衝撃作。 建設現場の監督を務めるローマンは、数か月ぶりの再会となる妻と娘を空港へ迎えに行きます。しかし、二人を乗せたAX112便は一向に到着せず、代わりにAX112便が空中で衝突事故を起こしたという事実を聞かされることに。その後も航空会社側の対応に納得がいかないローマンは事故の真相を調べ始め、一人の航空管制官へとたどり着きます。 モデルとなった「ユーバーリンゲン空中衝突事故」をめぐる一連の騒動は、衝撃的な結末を迎えています。主役のシュワルツェネッガーと管制官役スクート・マクネイリーの演技も含め、本作では事故にどうアプローチしていくのでしょうか。

13位:12年ぶりに復活を遂げた人気ロボットアニメの第1部

9月16日公開

人気ロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』が劇場三部作となって帰ってきます。第一部にあたる本作では2005年に放送されたアニメシリーズを再構築するとともに、物語の発端となったサマー・オブ・ラブの真実が新作映像によって明らかになります。 英雄の息子レントンは辺境の街ベルフォレストで退屈な日々を送っていました。ある日、そんなレントンのもとに空から降ってきたLFO(巨大ロボット)とパイロットの少女エウレカ。この出会いがレントンと世界の運命を変えていきます。 TVシリーズの見どころでもあった音楽とアニメーションの融合は、ドイツのテクノユニットHardfloorを迎え入れることでさらにパワーアップを遂げています。12年の時を経て新たに紡がれるレントンとエウレカの物語は見逃せません。

12位:フレッシュな若手俳優陣をそろえた青春タイムリープもの

9月1日公開

『二度めの夏、二度と会えない君』は同名ライトノベルを原作とする青春ラブストーリー。 高校生の篠原智は自分をバンドに誘ってくれた森山燐に惹かれ、文化祭ライブを成功させた後にその想いを告げます。ですが、燐には激しく拒絶され、結果的にその言葉は二人を引き裂くことになりました。しばらくして智はバンドを組む前にタイムリープし、再び燐とやり直すチャンスに恵まれますが……。 青春劇と相性のいいループもの映画で、本作では注目の若手俳優・村上虹郎、初めての主演となるガールズバンド「たんこぶちん」のボーカル吉田円佳などフレッシュな俳優陣を集めています。甘酸っぱさ全開な映画を求める人にオススメな作品です。

11位:『るろうに剣心』の佐藤健が再びハードなアクションヒーローに挑戦!

9月30日公開

3DCGアニメーションによる劇場三部作も公開された人気漫画『亜人』が、佐藤健主演で実写化されます。監督は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行です。 妹の病気を治すために研修医にまでなった永井圭は、ある日、トラックに轢かれ死亡しますがその場で復活。死ぬことのない新人類・亜人であることが明らかになり、それからは実験対象として政府に追わる生活を余儀なくされます。さらに人類に敵対する亜人のテロリスト佐藤と出会い、考えを異にする圭は佐藤とも戦うことに。 亜人同士の「エンドレス・リピート・バトル」、『るろうに剣心』のアクションスタッフ集結などを謳っている本作には、是非ともアクションを期待したいところです。「るろ剣」よりさらにハードなスタントをこなす佐藤健が見られるのか要注目です。

10位:世界三大映画祭を制覇したクストリッツァ監督の9年ぶりの新作

9月15日公開

カンヌ・ベルリン・ヴェネチア、三大映画祭すべてで受賞歴を持つ名匠エミール・クストリッツァが9年ぶりに帰ってきます!さらに本作ではクストリッツァ自らが脚本、主演も兼ねるという熱の入りっぷり。 隣国同士の戦争が続く中、毎日ロバに乗ってミルクを配達しているコスタは呑気な村暮らしをしていました。あるとき、コスタはローマからやってきた絶世の美女と出会い、二人は惹かれ合います。ですが、彼女の過去の因縁から村は襲撃を受け、二人は村から逃げ出すことになるのでした。 クストリッツァが描く男女二人の逃避行は、戦争の悲しみを織り交ぜながらも、情熱的な愛と溢れるユーモアで彩られています。戦争と隣り合わせの世界で強く生きる二人には、スクリーン越しでも明日を生きる元気をもらえそうです。

9位:ナタリー・ポートマンとジョニー・デップの娘リリーが姉妹役で共演

9月23日公開

『プラネタリウム』はナタリー・ポートマンとジョニー・デップの娘リリー=ローズ・メロディ・デップの姉妹役共演が話題になりました。監督を務めるのは『グランド・セントラル』で知られるフランス人女性監督レベッカ・ズロトヴスキ。 1930年代後半、降霊術ショーでお金を稼いでいるローラとケイトのバーロウ姉妹は、パリを訪れていました。その美貌と才能に魅せられた映画プロデューサーのアンドレは姉妹と契約し、二人を主役とした映画を企画します。バーロウ姉妹の運命は大きく動き始め……。 ミステリアスな色香を放つ美人姉妹役の二人を、女性監督がどう描くのかは気になるところです。二人は異性を惑わすファムファタルなのか、本物のスピリチュアリストなのか、自分の目で確かめましょう。

8位:殺人犯が綴ったノート「ユリゴコロ」をめぐる衝撃のミステリー

9月23日公開

2012年には大藪春彦賞受賞した、沼田まほかるのミステリー小説『ユリゴコロ』が待望の映画化。1冊のノートから始まる衝撃のストーリーがどう再現されるのか、多くのミステリーファンに注目されています。 ある日、実家に帰った亮介は父親の書斎にあった封筒から4冊のノートを見つけます。表紙に「ユリゴコロ」と記されたそのノートには、とある殺人者の独白が綴られていました。真実か創作か、誰が書いたのかもわからないままに、亮介の心はそのノートにどうしようもなく惹きつけられていきます。 精緻に構成されたシナリオの良さでミステリーファンの支持を得た原作小説の待望の映画化に期待が高まります。 キャストには殺人犯である美紗子役に吉高由里子、夫役に松山ケンイチ、亮介役に松坂桃李と実力派で固められているのも高ポイント。

7位:人気作家・東野圭吾の”もっとも泣ける”小説を映画化

9月23日公開

これまでも多くの作品が映画化されてきた東野圭吾の中でも、“もっとも泣ける”と評判の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が映画化を果たしました。 2012年、ちょっとした悪事を働いた敦也・翔太・幸平の三人は、空き家となっていたナミヤ雑貨店に忍び込み、一夜を明かすつもりでいました。そんな中、店のシャッターから一通の手紙が投げ込まれます。それはかつてナミヤ雑貨店が悩み相談を引き受けていた1980年代からの手紙でした。 監督を務めるのは『余命1ヶ月の花嫁』『ストロボ・エッジ』の廣木隆一。東野×廣木のタッグは泣ける映画好きは要チェックでしょう。

6位:行方不明だった夫は「侵略者」になって帰ってきた!?

9月9日公開

9月9日公開の『散歩する侵略者』は、カンヌ映画祭をはじめさまざまな映画賞を受賞している黒沢清監督の最新作。長澤まさみと松田龍平演じる夫妻を中心に、正体不明の侵略者による日常の崩壊が描かれます。 夫婦間に問題を抱えている鳴海と真治の加瀬夫妻。数日間の行方不明から帰ってきた真治は、まるで別人のようで、鳴海には優しくなり、仕事も辞めて毎日散歩に出かけていきます。同じころ、二人が暮らす町では奇妙な事件が起こり始めて……。 宇宙人から侵略を受けるという突飛な設定を通して、描かれているのは人類の持つ普遍的なテーマです。人間の概念を奪えるという彼らの侵略を受けて、登場人物たちに最後に残るものは何なのか。黒沢監督による新感覚の人間ドラマから目が離せません。

5位:差別に屈せずにNASAで活躍した3人の黒人女性を描いたドラマ

9月29日公開

全米で2016年に公開され、第89回アカデミー賞に複数部門でノミネートを果たした『ドリーム』がついに日本で公開されます。史実をもとに、NASAの宇宙開発計画に携わった三人の黒人女性を描いた一大ドラマです。 1961年、アメリカとソ連の宇宙開発争いの中で、NASAではアメリカ初の有人宇宙飛行を目指す大プロジェクト「マーキュリー計画」が推し進められていました。ヴァージニア州のラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ3人の黒人女性が働いていましたが、白人男性中心の職場で過酷な環境にさらされていて……。 「歴史の陰で活躍した人たちがいた」といういかにも日本人好みなストーリー。黒人女性に対するセクシズムやレイシズムが渦巻く当時のアメリカで、差別を跳ね返して認められていく黒人女性3人の姿には多くの観客が勇気づけられることでしょう。

4位:前作『プロメテウス』から5年、映画史に残るSFホラーの最新作

9月15日公開

2012年に公開された『プロメテウス』の続編がついに公開されます。監督は前作に引き続きリドリー・スコットです。 宇宙移住計画の要、宇宙船コヴェナント。冷凍睡眠中の2000人の入植者を乗せ新天地を目指す道中、深刻な事故が発生します。事故によって数十人が命を落とし、急遽クルー数名が目覚めさせられました。そんな中クルーの一人が謎の電波を受信して……。 『エイリアン』の前日譚として制作された3部作の真ん中にあたる本作では、前作『プロメテウス』よりさらにパワーアップした恐怖とスリルに溢れたシチュエーションが観客を待ち受けているようです。ハリウッドがおくる極上のSFホラーはぜひ大画面で体験したいですね。

3位:B級臭さに騙されるな! 各方面から絶賛されたパニックムービー

9月1日公開

2016年7月に韓国で公開され、各方面からの絶賛を受けた韓国映画が満を持して日本にやってきました。 仕事にしか関心のないファンドマネージャーのソグは妻と別居中でしたが、”お母さんに会いたい”という幼い娘の願いを聞き入れて、妻の住む釜山行きの高速鉄道に乗り込みます。まもなく出発という頃、乗り込んできた一人の少女は恐るべきゾンビウイルスに感染していたのでした。 ゾンビ×電車という設定と、新幹線と感染をかけた安易な放題がB級感を漂わせていますが、映画としては各映画祭のお墨付きで、公開後には本作のリメイク権をめぐって各国からオファーが殺到したほど。 グロ描写やゾンビに耐性があるなら絶対にチェックしたいパニックムービーです。

前日譚にあたるアニメ映画『ソウル・ステーション・パンデミック』も公開

『新感染 ファイナル・エクスプレス』と同じくヨン・サンホ監督が手掛けた、前日譚にあたるアニメ映画『ソウル・ステーション・パンデミック』の日本公開も9月30日に決定しています。「新感染」にハマったら、9月は韓国パニック映画尽くしにしてみるのもいいかもしれません。

2位:『そして父になる』の福山・是枝コンビが送る、心がざわつくミステリー

9月9日公開

日本人として26年ぶりにカンヌ映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』の主演・福山雅治、監督・是枝裕和のコンビが4年ぶりに復活。さらに役所広司、広瀬すずといった超豪華キャストを加えた法廷ミステリー『三度目の殺人』が、9月9日にいよいよ公開です。 法廷での勝つことにこだわる弁護士・重盛(福山雅治)は、殺人容疑のかけられた三隅(役所広司)の弁護を担当することになります。三隅は30年前にも殺人の前科があり死刑確実と思われていましたが、彼の供述は要領を得ないものでした。 さらに三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)との関係が明らかになり、重盛の中で事件への疑問が生じ始めるのでした……。 予告を見るだけで胸がザワザワする本作は公開前から”邦画史上に残るミステリー”と注目を集めています。犯三隅の殺人の動機をめぐる。いわゆる「ホワイダニット」のミステリーは、一筋縄ではいかなそうですね。

1位:2018年のアカデミー賞大本命! 第二次大戦最大の救出作戦をノーランが描く

9月9日公開

9月に公開される映画の中で、スケールと話題性において『ダンケルク』を上回る作品はないでしょう。 『ダークナイト』『インセプション』での大ヒットが記憶に新しいクリストファー・ノーラン監督の最新作は、第二次大戦期の連合軍側最大の救出作戦を描いた戦争映画です。CG全盛の現代において現物主義を貫き通すノーラン。彼の渾身の一作と聞けば、期待度第1位をつけざるを得ません。 1940年、フランスの港町ダンケルクでは、ドイツ軍の包囲によって英仏連合軍40万人の兵士が追い詰められていました。彼らを救うため、イギリスは民間船をも投入した最大の撤退作戦「ダイナモ作戦」を決行に移します。 ノーラン作品常連のトム・ハーディ、キリアン・マーフィーといった俳優陣に期待が高まるばかりです。また、無名ながらメインキャストに抜擢されたシンデレラボーイ、フィオン・ホワイトヘッドの演技も海外では既に大きな話題を集めています。次世代のスターの演技にも注目したいところです。