「ワンピース」ミホークの懸賞金や強さ・正体は?世界最強の剣士の実力を考察
「ワンピース」鷹の目のミホークのプロフィール
肩書 | 元王下七武海 |
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懸賞金 | 35億9000万ベリー |
覇気 | 武装色 , 見聞色 |
悪魔の実 | 不明 |
年齢 | 43歳 |
身長 | 198㎝ |
声優 | 青野武→掛川裕彦 |
初登場 | 6巻50話 |
王下七武海の1端を担い、自他共に「世界最強の剣士」であることを認めるジュラキュール・ミホーク。「鷹の目」の異名の通り、猛禽類のような鋭い目が特徴で常に十字架型の大剣を背負っています。 普段は棺を模した小型の船で1人気ままに海を漂っており、他の七武海とは違い海賊団も結成していない孤高の男です。
ミホークって何者?
初登場巻を
【懸賞金】最新話で明らかになった最新の懸賞金は?
王下七武海といえば、ボア・ハンコックやバギーなどほぼ全てのメンバーの懸賞金(加入前)が明らかになっているものの、ミホークだけは過去も現在もその金額が判明していませんでした。原作956話の世界会議にてついに七武海の撤廃が決定した今、称号を剥奪され海軍に追われる身となったミホークの懸賞金はいくらとなったのでしょうか? 最新1058話にて、ついにミホークの新たな懸賞金が明らかに!赤髪に勝る剣技を持つ世界最強の剣士として、35億9000万ベリーだと判明しました。部下を持たずに、単純な強さだけで四皇に劣らない額ということで、彼の末恐ろしさがよく分かります……! ちなみにこの額は、359(ミホーク)という名前にかかった語呂合わせになっていると考えられます。
クロスギルドとして再登場!
最終章のミホークの動向を
【ライバル】四皇・赤髪のシャンクスとどっちが強い?
四皇・赤髪のシャンクスとミホークは、かつて何度も激闘を繰り広げた旧知のライバルでした。白ひげが「伝説と語り継ぐ奴も少なくねぇ。お前と鷹の目の決闘の日々を」と発言したことから、それだけハイレベルな戦いだったことが窺えます。 シャンクスが片腕を失ってからは興味を失ったのか「今更決着をつける気などない」と語っていますが、その後の交流は続いている模様。ルフィ達と出会った際は新世界にいたシャンクスにわざわざ報告しに行ったりとそれなりに良い関係を保っているようです。 彼等は七武海と四皇という共に三大勢力の1角をなす立場ですが、作中では「四皇を食い止める力として海軍と王下七武海がある」と記されています。強さのバランス的には四皇と海軍&七武海で1:1になるのでしょう。 しかしながらミホークの発言にもあるように彼等の戦いは未決着のまま。現時点でもし戦うのであれば、シャンクスに分があるかもしれませんが、片腕がないかつ1対1となるとやはり互角の戦いになると思われます。
【強さ】世界最強の剣士としての実力は
ミホークは悪魔の実の能力者ではありませんが、単純な強さだけで世界一の大剣豪に君臨するに至った人物です。主な武器は背中に差している巨大な剣、その名も黒刀「夜」。世界に12振りしかない最上大業物にあたり、その大きさは2mとミホークの身長とほぼ同等……そんな巨刀もミホークの手にかかればまるで並の刀かのように扱われ、海であろうが大地であろうが1太刀で対象物を両断してしまいます。 マリンフォードの頂上戦争では幅も厚さもある大氷山をいとも簡単に断ち切るなど切れ味はもちろん、剣先だけで弾道を変えるという凄技テクニックも。ミホーク曰く「“柔”なき剣に強さなどない」だそうです。 作中において覇気を使った戦闘シーンは未だ見られませんが、彼が使用する「黒刀」は武装色の覇気の効果の末に出来上がったものであるため、ミホークが覇気を会得していることは間違いないでしょう。
【クロスギルド】クロコダイルやバギーと組んだ目的は?
ミホークは過去に“海兵狩り”と呼ばれていたそうで、王下七武海制度の撤廃後、クロコダイルに勧誘されクロスギルドという海兵の首に懸賞金をつける会社を結成しました。 バギーも下僕として加入しますが、海軍には彼がクロスギルドのボスだと勘違いされてしまい、新たな四皇にはバギーが名を連ねています。ミホークは「四皇になどならずに平穏な暮らしを望む」と発言し、バギーを矢面に立たせておいて消したいときにいつでも消せるといった腹積もりのようです。 気ままに生きているミホークのことなので、この発言の通り明確な野望などがあるわけではなさそう。何か目的がありそうなクロコダイルと共に、今後ミホークがどんな行動に出るのか注目です。
クロスギルドって何?
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【考察①】イム様との関係は?「目」が同じ?
ワンピースの中でも序盤に初登場を果たしていたミホークですが、その正体は未だ謎に包まれています。そんな彼に関して、近頃ネット上でとある噂が広まっていました。それは、天竜人の最高位・五老星をも従えるイム様とミホークが同一人物ではないか?というもの。 噂の発端は原作にて初めてイム様が登場した場面で彼のシルエットが明かされたことでした。イム様の目は2つの外縁と黒丸で描かれた特徴的なもので、そのデザインがミホークと瓜二つだったのです。このことからミホーク=イム説が有力かに思われましたが、その後のアニメ版で、黄色い目をしているミホークに対しイム様の目は赤色だという事が判明しました。 しかし、何らかの理由で色が異なっている、例えば「ミホークの姿の時は黄色でイム様の時は赤色になるのでは」という考察も。原作の状況を見るとイム様の正体が明らかになるのはまだ先のことでしょうが、少なくともミホークが彼と「血縁関係もしくは同種族」である可能性は高いかもしれません。
【考察②】「全ての刀剣は黒刀に成り得る」ってどういうこと?
恐竜が踏んでも1ミリも曲がらない硬さを持つ「黒刀」は作中において、ミホークの所持する「黒」と、ゾロが持つ「秋水」のまだ2本しか登場していません。2年間に渡る2人の修行時には、ミホークから「全ての刀剣は“黒刀”に成り得る」といった発言が出ていましたね。その当時は、単純に刀身に武装色の覇気を纏わせることを意味していたかに思われましたが、それだけならゾロやワノ国の侍達も既にやっています。 ミホークの真意が分からないまま、ワノ国編ではゾロの秋水を奪った牛鬼丸(ぎゅうきまる)が黒刀に関して重要なことを口にしました。彼曰く、秋水は「歴戦にて“成った”刀」。つまり、黒刀に成るには「覇気の習得」が必須ですが、それだけではなく持ち主の「長い戦いの年月」など他の条件も必要となってくると考えられます。 また、ゾロに新しく「閻魔」という刀を与えた天狗山飛徹(てんぐやまひてつ)は、「閻魔はまだ黒刀に成っていない、お前次第で“位列”も上がるぞ」と語っています。覇気を纏った刀は一時的に強化されますが、その末に「黒刀」への進化が待っていて、その価値も変わってくるということでしょう。
【ゾロ①】初登場シーンで圧倒的な強さを見せる
ミホークの初登場回はルフィが海上レストラン「バラティエ」を訪れた時のこと。50隻の海賊艦隊をたった1人で撃破した上、海賊達を追って東の海へ現れた際に麦わらの一味でお馴染み、ロロノア・ゾロと対峙することに。登場して早々、ガレオン船を斬り捨てるド派手かつ衝撃的な強さを見せたミホークですが、彼は世界一の剣士になるという夢を持ったゾロが探し続けていた人物でもありました。 初めはゾロを「弱き者」と推し計り、相手が3刀流であるにも関わらず世界一の大剣豪はネックレスにしていた小さな短刀で応戦します。“海賊狩り”で名の知れたゾロでしたがミホークの前では赤子も同然。呆気なく敗北を喫してしまいます。 その後、死を目前にして尚1歩たりとも引かなかったゾロの覚悟を受け取り、ミホークは彼を認めた証として世界最強の刀を抜き、ゾロも自身の必殺技で一騎打ちとなりました。が、やはり結果は惨敗。しかしミホークは強い志を持つゾロを気に入りトドメは刺さず、彼への期待故に「この俺を超えてみよ」と鼓舞を飛ばし立ち去るのでした。
ミホークの初登場巻を
【ゾロ②】2年間の修行期間でゾロの師匠に
マリンフォードの頂上戦争後、ミホークは自身の根城であったシッケアール王国にて、バーソロミュー・くまの手でこの地に飛ばされたゾロと2度目の再会を果たします。ルフィ達の元に帰ろうとするゾロに海へ出るならば、高い戦闘力を持つヒューマンドリル達を倒さなければならないと忠告するのでした。 その後、海に向かうのを諦めたのか、ミホークの所へ戻ってきたゾロは頭を下げて彼に師事を頼みます。そんな彼に対し呆れ返ったミホークは「ヒヒにも勝てず、更には敵に教えを乞おうとするのか」と一蹴り。しかし、ゾロはヒューマンドリル全てを倒したと語り、依然としてその頭を上げることはありませんでした。 ミホークは未だに自分のことを“敵”と見定めながらどうしてここまでするのかその真意を訪ねます。ゾロの口から出たのは「ルフィを海賊王にするため、お前を超えるため」という言葉でした。彼程の男がプライドを捨ててまで選んだ強くなる事への想いを認めたミホークは、ゾロの申し出を承諾。こうして世界最強の剣士を目指す男と、現世界一の剣豪のまさにビック師弟が誕生するのでした。
【父娘?】ペローナとの関係性が尊い
ミホークが我が家としていたシッケアール王国の城にはいつの間にか、ゲッコー・モリアの元部下であるペローナが住み着いていました。全く性質の異なる2人ですが、ミホークとゾロが修行を始めてからは、ペローナはゾロを看病したりヒヒと一緒に彼の農業開拓を手伝ったりとその関係はかなり良好。 モリアが生きていたと知り、ペローナが王国を出ようとする際は「何度メシ作ってやったと思ってんだ」という発言に「俺の方が多く作った」と返す口論をしながらも、彼女に対し「気をつけて行け」と優しい言葉をかけています。これにはペローナも涙もの。 ミホークって料理するんだ……という驚きもありますが、まるでリアルな父と娘のやり取りに見えるこのシーンには思わず読んでいるこちらがニッコリしてしまいます。これが「尊みがあふれる」ということなのでしょうか。
【声優】ミホークを演じるのは掛川裕彦(かけがわたけひこ)
アニメ版『ONE PIECE』にてジュラキュール・ミホークの声を担当しているのは掛川裕彦(かけがわたけひこ)。1959年生まれの男性声優で青二プロダクションに所属しています。 代表作は『忍たま乱太郎』の戸部新左ヱ門や、『ちびまる子ちゃん』の戸川先生。ナレーターとしてTV番組『世界まる見え!テレビ特捜部』が挙げられます。 なお、ミホークの声優は1度交代しており、掛川の以前は青野武(あおのたけし)が演じていました。声の変更は2010年8月15日アニメ第462話でで行われ、頂上戦争編でミホークが白ひげに攻撃をするシーンで初めて掛川の声がミホークとして放送されています。
「ワンピース」最終章でのミホークの活躍に期待!
今回は『ONE PIECE』に登場する元七武海にして世界最強の剣士、ジュラキュール・ミホークについて紹介しました。 登場回数は少ないものの、ゾロに教えを説いたり、麦わらの一味の動向を気にしたりと何かとルフィ達に関わりを持っているミホーク。今後彼の本気の戦闘シーンを見ることは出来るのでしょうか。 最終章にて、クロスギルドの存在が世界をどう動かしていくのか。ミホークの今後の活躍に期待しましょう。
クロスギルドとして再登場!
最終章でのミホークの動向を