2020年9月14日更新

白ひげ海賊団のメンバー紹介&白ひげにまつわる謎や頂上戦争後について考察

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白ひげ海賊団とは?世界最強の男率いる大海賊団【ネタバレ注意】

白ひげ海賊団とは、四皇の一人に数えられていた“世界最強の男”エドワード・ニューゲート(白ひげ)率いる何隻もの海賊団を束ねる大海賊団です。白ひげは大海賊時代の火付け役であった“海賊王”ゴール・D・ロジャーとも互角に渡り合った、最もワンピースに近いと言われた海賊。 初登場は原作25巻で、その時には同じ四皇の一角を担い、ルフィの大恩人でもある赤髪海賊団大頭・赤髪のシャンクスとの交流が描かれています。これ以外にも頂上戦争時にはシャンクスが戦争終結に一役買っている姿が描かれていることから、白ひげとシャンクスは敵ながらもお互いを認め合う、良い関係を築いていたようです。 今回はそんな白ひげ海賊団の猛者揃いである各小隊隊長や、頂上決戦後の白ひげ海賊団船員達の動向をまとめて紹介します。 ※白ひげ海賊団の未だに解明されていない謎や今後の展開予想についてもふれているので、読み進める際はネタバレに注意してください。

白ひげ海賊団のメンバーは?

白ひげ海賊団の各隊長達は、どれも一筋縄ではいかない大海賊ばかりです。またルフィ達が大暴れしている「ワノ国編」では、モモの助の父であり九里の大名であった光月おでんも白ひげ海賊団の船員であったことが判明しました。 なのでここでは元・2番隊隊長であるおでんや、頂上戦争で無念の死を遂げたルフィの兄であるポートガス・D・エースなどについてもまとめて紹介していきます!

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船長:エドワード・ニューゲート(白ひげ/世界最強の男)

悪魔の実:グラグラの実(パラミシア系) 懸賞金:50億4600万ベリー エドワード・ニューゲートは白ひげ海賊団の船長。三日月のような形をした立派なひげと、グララララという特徴的な笑い方がトレードマークです。白ひげ海賊団の船員や傘下の海賊達を家族のように愛し、船員達もまた白ひげのことをオヤジと呼び慕っています。 しかし白ひげ海賊団の船員であった“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの裏切りによって勃発した海軍との頂上戦争にて、元々は自分の部下であった黒ひげの手により最期を迎えました。

1番隊隊長:マルコ(不死鳥マルコ)

悪魔の実:トリトリの実「モデル不死鳥フェニックス」(ゾオン系幻獣種) 懸賞金:不明 1番隊隊長を務めた通称・不死鳥のマルコは、実質白ひげ海賊団の副船長のような立ち位置を担っています。ロギアよりもさらに珍しいゾオン系の幻獣種モデルの悪魔の実を食べた能力者です。 頂上戦争では白ひげを狙った黄猿の攻撃を軽々受け止めるなど、まさに右腕にふさわしい活躍を見せていました。

2番隊隊長:ポートガス・D・エース (火拳のエース)

悪魔の実:メラメラの実(ロギア系) 懸賞金:5億5000万ベリー エースは海賊王ゴール・D・ロジャーの息子としてこの世に生まれ落ちたことで、自分の存在価値を見出せずに影のある幼少期を送ってきました。しかし白ひげの息子になり愛情を受け実力を認められたことで、白ひげを慕い2番隊隊長を任されるほどに成長しています。 エース処刑を賭けた頂上戦争では、一度はルフィの手によって解放されますが、白ひげをバカにする発言が許せず海軍に立ち向かったことで無念の死を遂げました。

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3番隊隊長:ジョズ (ダイヤモンド・ジョズ)

悪魔の実:体をダイヤモンドのように硬くできる(名前は未出) 懸賞金:不明 ジョズは白ひげ海賊団の3番隊隊長で、主に接近戦を得意としています。世界最強の剣士である鷹の目のミホークの斬撃を体で受けるなど、白ひげ海賊団の防御の要として活躍しているシーンが描かれていました。 体をダイヤモンドのように変化させる能力は、何か鎧のようなものを身につけている様子もなく変化場所も自由自在なため、悪魔の実の能力と見て間違いないと思われます。

4番隊隊長:サッチ

悪魔の実:なし 懸賞金:不明 原作では登場回数の少ないサッチですが、ヤミヤミの実を最初に見つけた重要人物です。サッチがヤミヤミの実を見つけ口にしようとしたことで、黒ひげはサッチを殺害し逃亡しています。そして黒ひげをエースが追ったことが頂上戦争の原因なので、サッチは頂上戦争の引き金を引いた人物と言えるでしょう。 ヤミヤミの実を口にしようとしていることから能力者ではないと思いますが、隊長を務めているので相当な実力者だったのではないかと予想されます。

5番隊隊長:ビスタ(花剣のビスタ)

悪魔の実:不明(悪魔の実を食べていない可能性もあり) 懸賞金:不明 二刀流の剣士にして5番隊隊長、通称・花剣のビスタ。 頂上戦争時に世界最強の剣士・鷹の目のミホークに存在を認知され、互角な戦いを繰り広げていました。そのことから実力は七武海クラスかそれ以上だと言われており、中には白ひげ海賊団の隊長達の中で最強だという声もあるほどの実力者です。 能力の有無は明らかになっていませんが、高いレベルの覇気遣いであることは判明しています。

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白ひげ海賊団その他メンバー

白ひげ海賊団には1番隊から16番隊まであり、全隊に隊長が定められています。今回紹介した隊長達の他にも作中でも名前の出てきた水牛アトモスや、ワノ国編でその出自が明らかになったイゾウなど魅力的な隊長達がまだまだたくさん。 今度白ひげ海賊団が再集結するとすれば、ルフィが黒ひげ海賊団と対峙する時でしょう。2020年9月現在進行中の本編ではマルコ以外の所在は明らかになっておらず生死さえ不明ですが、再集結の時を楽しみに待ちましょう!

元・初代2番隊隊長:光月おでん

ワノ国編の過去回想にて、モモの助の父であり九里の大名を務めていた光月おでんが、白ひげの船に乗っていたことが明らかになりました。海に出ることを夢見ていたおでんが、無理やり船に乗り込む形で乗船を果たしています。 その後船員の増加に伴い、白ひげ海賊団はいくつかの小隊に分かれることに。その時すでに白ひげから全幅の信頼を置かれていたおでんは、白ひげから直接頼まれる形で初代2番隊隊長に就任しました。

白ひげ海賊団にまつわる謎を考察!ロックスとの関係や結成の秘密とは

白ひげ海賊団はワンピースの世界では超有名海賊団ですが、登場回数も少なく未だ謎が多いのが特徴です。 ここではまだ解明されていない白ひげ海賊団の謎を紹介します!

ロックスと白ひげの関係

ロックス海賊団とはロジャーが海賊王になる前に、海の覇権を握っていたロックスが金儲けを餌に猛者を集めて結成した海賊団です。ロックスは若き日のビッグ・マムやカイドウも従えており、さらに白ひげもこのロックス海賊団に所属していたことが判明しています。 カイドウやビッグ・マムはともかく、財宝に興味の無い白ひげはなぜロックスに従っていたのでしょうか。その理由は未だ謎のままとなっています。

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白ひげ海賊団結成は本編より30年くらい前?

あまり取り上げられない海賊団の結成時期ですが、白ひげ海賊団は船長・白ひげに比べ、他の船員が若すぎる気がしたので気になって考察してみました。 判断材料はマルコのミス・バッキンに対する、「30〜40年前にミス・バッキンは白ひげと同じ船に乗っていた筈」という台詞です。同じ船と言っている点から、彼女は白ひげ海賊団では無いと思われます。さらにマルコの年齢は45歳と公表済み。 以上の点から、白ひげ海賊団結成は30年前前後だったのでは無いでしょうか。

頂上決戦のその後白ひげ海賊団はどうなった?

頂上戦争が終わり、白ひげとエースを失った白ひげ海賊団は事実上の解散となりました。頂上戦争後のルフィ達は修行期間に入ったので、その後の白ひげ海賊団の動向はあまり詳しく把握できておらず、原作でもあまり詳しく描かれていません。 そこでここでは原作96巻時点で判明している白ひげ海賊団の頂上戦争後の動向をまとめて解説します!

「落とし前戦争」で黒ひげに敗北

頂上戦争の1年後に、白ひげ海賊団残党と黒ひげ海賊団による「落とし前戦争」という大きな戦争が勃発します。結果はマルコ率いる白ひげ海賊団残党の惨敗。 その後白ひげ海賊団は散り散りになり、未だその行方は分かっていません。また黒ひげ海賊団はその事件をきっかけにどんどん勢力を伸ばし、黒ひげは皮肉にも白ひげの後釜に座る形で四皇の座まで登り詰めました。

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ナワバリの大半は黒ひげに奪われる

白ひげがこの世をさり落とし前戦争でマルコ達が惨敗を喫したことにより、ナワバリは黒ひげ海賊団にほとんど奪われてしまいました。残っているナワバリは、後述する「優しい村」がある白ひげの生まれ故郷のみとなっています。 四皇の中でも海の王者に一番近かった白ひげの広大なナワバリ。それをほぼ全て手に入れた黒ひげは、名実共に四皇としての箔を手に入れたのでした。

約半数の傘下海賊団がやられる

白ひげ海賊団には43の傘下海賊団がいました。しかしこの傘下海賊団のうち、16もの海賊団は元・七武海の自称白ひげの息子、エドワード・ウィーブルに残党狩りと称してやられてしまっています。 彼は自称・白ひげの愛人として登場したミス・バッキンの口車に乗り、傘下の海賊達を次々と攻撃していきました。あまり理知的な言動は見られないウィーブルですが、こと戦闘においてはあの大将黄猿でさえ認める強さを誇っています。

白ひげの全財産の行方は?

そのバッキンが狙っている白ひげの財産ですが、実は白ひげは生前から財産のほとんどを故郷に送っていました。なので白ひげの遺産は実質無い状態。 そこで白ひげの死後、前述した白ひげの故郷・優しい村を守っているのが元・1番隊隊長の不死鳥のマルコです。マルコは落とし前戦争の終結後白ひげの故郷で医者をやっていました。村医者として活動しながらも、必ずやってくるバッキンとウィーブルから村を守るために滞在していたのです。

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マルコとイゾウがワノ国参戦

ネコマムシはマルコに協力戦線の打診をするため優しい村を訪れましたが、マルコは村が心配でその申し出を断っているように見えました。しかし原作981話では、マルコがワノ国編に参戦している様子が。さらにワノ国編には、元・白ひげ海賊団16番隊隊長のイゾウも参戦しています。 おでんと共に旅をしていた2人が、ルフィの元でどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね。

白ひげ海賊団は再登場するのか?今後の参戦に期待

落とし前戦争以来、マルコとイゾウ以外の白ひげ海賊団の消息は以前判明していません。生死すら不明ですが、再登場を臨む声も多い白ひげ海賊団。世界最強の男が率いた海賊団が、このまま負け続けで影を潜めながら物語が終幕を迎えるということは考えにくいでしょう。 そうなるとやはり、ルフィが今後必ず対峙するであろう黒ひげとの戦いの時に再登場、という線が濃厚だと思います。ワノ国編も終盤に差し迫り、物語も佳境を迎えるワンピース。白ひげ海賊団の動向にもぜひ注目してみて下さい!