禪院直哉が死亡?愛されクズ京都弁キャラのドブカスな魅力を徹底解説!【呪術廻戦】
『呪術廻戦』に禪院家の次期当主候補として登場した禪院直哉(ぜんいんなおや)はどんな人物?禪院家で起きた騒動での彼の活躍や結末を含め、その言動で強烈な存在感を放った彼の登場シーンを振り返ります。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
タップできる目次
- 『呪術廻戦』禪院直哉(ぜんいんなおや)のプロフィール
- 【性格】禪院直哉はクズ?残念イケメンの素顔とは
- 【死亡】禪院直哉は2度死ぬ!?死亡シーンを解説
- 【強さ】禪院直哉の術式や領域展開を解説
- 【クズ】禪院直哉のドブカスなエピソード5選
- 【活躍】禪院直哉の本編での登場シーンを解説
- 【ネットミーム】「人の心とかないんか?」の意味は?
- 【心の一句】禪院直哉の辞世の句を考察
- 【憧れ】禪院直哉が伏黒甚爾に抱いていた感情とは
- 【Hey!筆頭】禪院直哉 DJ説について
- 【公式】禪院直哉の人気ランキングを紹介!実は愛されキャラ?
- 【声優】禪院直哉を演じるのは誰?
- 禪院直哉はイケメンだけど性格が最悪なキャラだった!
『呪術廻戦』禪院直哉(ぜんいんなおや)のプロフィール
年齢 | 27歳(五条悟の1つ下) |
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身長 | 不明 |
等級 | 特別1級術師 |
家系 | 禪院家 |
父親 | 26代当主・直毘人(なおびと) |
いとこ | 伏黒甚爾(ふしぐろとうじ) 禪院真希(ぜんいんまき)・真依(まい) |
『呪術廻戦』に登場した禪院直哉(ぜんいんなおや)とは、渋谷事変後に新しく登場した呪術師の1人。エリート呪術師を多く輩出する呪術界御三家の1つ、禪院家の前当主・直毘人(なおびと)の息子として登場しました。 毛先が黒い白髪と、つり上がった目尻が特徴的。京都弁を話す2枚目キャラなので、特に女性人気が出そうな人物です。普段はバンドカラーシャツを中に着込んだ袴を着用しており、古風な出で立ちをしていました。
【性格】禪院直哉はクズ?残念イケメンの素顔とは
男尊女卑な発言を多発
禪院直哉は作中屈指の二枚目キャラですが、非常に冷酷で支配的な性格であることが判明しています。初登場時には軽薄な表情で「死んだん?真依ちゃん」と、呪術高専京都校2年生の禪院真依の死亡を確認する発言をしていました。 その後、生死を彷徨っているのは真依ではなく姉の真希だと知ると、「真希ちゃんはアカン。アレは男を立てられへん」と女性蔑視発言も飛び出します。“女は男の3歩後ろを歩くべきだ”という前時代的な思想を抱いていることが分かりますね。 また禪院家の次期当主を決める場では、同じく特別1級呪術師の禪院扇(おうぎ)や甚壱(じんいち)と対面。甚壱には面と向かって容姿を貶したりと、年上である2人を軽視する発言を繰り返しました。
伏黒甚爾のことは尊敬していた
自らを天才と自負していた幼い頃の直哉は、呪力を持たない伏黒甚爾(とうじ)を嘲笑していました。しかし実際の甚爾を目の当たりにして、直哉は彼が別格の強さを持つ人物であることを全身で悟ります。 以降彼は甚爾に対して強い憧れを抱くように。真希と対峙した際も「アッチ側に立つんは俺や」と甚爾と同じ境地に至りたいという強い思いを吐露していました。 一族が甚爾の強さを理解していないことも、直哉の歪んだ価値観を形成する要因にもなっており、甚爾は直哉にとって特別な存在であったことが分かります。
【死亡】禪院直哉は2度死ぬ!?死亡シーンを解説
①真希との戦闘後に真希の母に刺され死亡
様々なクズ発言で作品を賑わせる直哉ですが、その天罰とでも言わんばかりに彼は作中で2度殺されています。1度目の死亡は禪院家での激闘にて。直哉は覚醒し禪院家の主要メンバーを葬った真希と対峙。 彼は自らの術式を最大限に使いこなし善戦したものの、真希渾身の一撃で敗北を喫してしまいます。直哉はその窮地を何とか生き延び屋敷に戻りますが、そこに思わぬ敵が登場。なんと直哉は真希の母に刃を突き立てられトドメを刺されてしまうのです。 真希の母は自らも致命傷を負っていましたが、その死に際に「娘を産んでよかった」と回顧。男尊女卑の文化が根付く禪院家は母にとっても地獄であり、その権化のような直哉は恨むべき対象だったのかもしれません。
②呪霊として復活し真希と戦闘し死亡
真希たちの手で葬られた直哉ですが、死滅回游編にて再登場。なんと彼は呪霊として復活を遂げたのです。生前以上の力を得た直哉は復讐を果たすため真希の前に登場。 最初は芋虫のような奇妙な姿をしていましたが、戦闘中に覚醒しドクロの面が印象的な呪霊へと進化していきます。その力は驚異的で、自身の術式を活用すればマッハ3のスピードに乗ることも可能。さらに呪術師の切り札でもある、領域展開まで発動してしまいます。 これは流石の真希も万事休すか……と思われましたが。この戦いのなかで真希も大きく覚醒。最終的にはたった一撃で、直哉を真っ二つにしてしまうのでした。
【強さ】禪院直哉の術式や領域展開を解説
術式:「投射呪法(とうしゃじゅほう)」
直哉は父親と同じく禪院家相伝「投射呪法」の使い手。脹相(ちょうそう)との対戦では、彼が口だけの人物ではなく高い実力を持つことが判明しました。 この術式はパラパラ漫画の要領で「1秒間の動きを24に分割したイメージ」を作ると、半自動でその動きをトレースできるというもの。特級呪物である脹相を序盤は圧倒して追い詰めましたが、脹相がただの人間だと勘違いしたことが敗因となり瀕死の状態に追い込まれました。 真希との戦いでは、確実に勝つために直哉は術式を限界まで重ねて応戦。トレース中はそれ以外の動きが取れないという弱点がある術式ですが、直哉は先まで予想した立ち回りで発動しており、そのポテンシャルの高さが窺えます。
領域展開:「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」
直哉が呪霊になったあとに使用した領域展開「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」。こちらは発動すると大きな目玉のようなものが出現し、その目に見られたものに対し効果が発動。 その効果とは「直哉と同じ動き方をしないと止まってしまう」というもの。そのうえ術式対象は「全ての細胞」となっています。つまり対象は直哉と違う動きをした瞬間に細胞の動きがズレていき、全身に大ダメージを与えられることに。 この領域展開は発動した瞬間にほぼ勝利が確定する、チート級の領域なのです。しかし真希は呪力が0のため、領域内では建造物などと同じ扱いに。それによりこの領域を無効化し、直哉をあっさりと葬るのでした。
「炳(へい)」のリーダーだった?
「炳」は禪院家内のトップ組織で、準1級術師以上の実力を持つ者のみで構成される精鋭部隊。この下に「灯(あかし)」、「躯倶留隊(くくるたい)」が存在します。 直哉の肩書は少なくとも12名以上が属している「炳」の筆頭。筆頭はいわゆるリーダー格のことを指す言葉なので、彼が禪院家トップ組織のリーダーだったのでしょう。 「炳」には直哉が見下していた特別1級術師の扇や甚壱も属しています。次期当主候補だったとあり、直哉の人柄はさておき、その実力は確かだったようです。
【クズ】禪院直哉のドブカスなエピソード5選
「三歩後ろを歩かへん女は背中刺されて死んだらええ」
禪院直毘人が死の間際にいると聞き、屋敷に集まってきた直哉たち。 ここで直毘人と同じく渋谷事変で大ダメージを負った真希のことが話題にあがると、直哉は「三歩後ろを歩かへん女は背中刺されて死んだらええ」と発言。彼は初登場シーンでいきなり最低な人格をさらし、読者に強烈なインパクトを残すのでした。
「弟よりデキの悪い兄なんか居る意味ないやろ」
禪院家の当主に任命された伏黒恵を殺すため、虎杖悠仁を利用しようと考えた直哉。彼は虎杖を捜索するなかで、虎杖の仲間である脹相と対決することに。 脹相はそこで弟への愛を語りますが、直哉は「弟よりデキの悪い兄なんか居る意味ないやろ」と自身の兄を侮辱。家族に対しても冷酷無比な態度を示し、脹相の怒りを買うことになるのでした。
「顔がアカンわ 甚爾君と逆やったらよかったのにな」
直毘人の安否を確認するために集まった禪院家の主要メンバーたち。直哉はそこにいた叔父の扇を「パッとせぇへん」と評し、その娘である真希たちは「論外」だと酷評します。さらに従兄弟にあたる甚壱に対しては「顔がアカンわ」と、とんでもない悪口を披露。 そのうえ甚壱の兄弟である故人・伏黒甚爾の名を出し、「甚爾君と逆やったらよかったのにな」と発言。扇と甚壱は直哉に攻撃を仕掛け、一触即発の場面になってしまいます。
「寂しいなぁ 昔みたいにまたイジメたろか?」
禪院家に呪具の回収をしに来た真希を見た直哉は、火傷を負った彼女の容姿を「酷い面やな」とけなしたうえに、「呪術も使えん」、「呪霊も見えん」と罵詈雑言を叩きつけます。そのうえで「寂しいなぁ昔みたいにまたイジメたろか?」と発言。 そのシーンでは小さい頃の真希を踏みつけにする直哉の姿が映され、彼が昔から歪んだ人間性の持ち主だったということを表していました。
「取柄のお顔もグズグズ もう誰も君のこと眼中にないで」
さらに上記のシーンでは真希の容姿に対し「取り柄のお顔もグズグズ」と発言したうえで、「もう誰も君のこと眼中にないで」とあまりにも冷たい態度を示しています。他人が聞いていてもイヤな気持ちになる最低な言葉をぶつけられたものの、真希はどこか冷めた雰囲気で直哉に対応。 彼は最後に「なんとか言えやカス」と言い残し、彼女との会話を締めるのでした。
【活躍】禪院直哉の本編での登場シーンを解説
初登場
直哉が本編に初登場を果たしたのは16巻収録の138話。渋谷事変で当主の直毘人が大ダメージを負ったと知り、直哉をはじめとした禪院家の主要メンバーたちが集結。 彼は初登場にも関わらず真希に対する男尊女卑剥き出しの発言をし、そのうえで周囲の家族に対しても辛辣なイヤミを次々にぶつけていきます。これを見た読者は「この新キャラ、クズすぎる」と困惑。いきなり最低な印象を残す直哉らしいスタートを切っていました。
予想外な禪院直毘人の遺言にブチギレて暴走
虎杖と伏黒は「2人まとめて殺したる」
26代目当主・禪院直毘人が死亡した後、彼の遺言状を読み上げる場が設けられました。遺言状の内容は直哉を次期当主とするという予想通りの結果でしたが、そこには注意書きが加えられていました。 「五条悟が死亡、または意思能力を喪失した場合」と前書きを置いて読み上げられたのは、伏黒恵を禪院家に迎えて彼を当主とするという衝撃の内容。これに激怒した直哉は「は?」と怒りを露わにしていました。 遺言状を聞き終えた直哉は、現在虎杖を追っているはずの伏黒恵を殺害することを決意。渋谷事変後、魔境となった渋谷の混乱に紛れて彼を殺し、自らが次期当主となることを宣言します。 宣言通り、その後直哉は渋谷にいた虎杖に接触。虎杖の生死は構わないものの、伏黒恵には死んでもらおうと思っていると発言を残しました。
脹相との戦闘で倒れ乙骨と取引
禪院家の当主になった伏黒を殺すため、虎杖の利用を考えた直哉。しかしその過程で虎杖の仲間である脹相に敗北を喫し、追い詰められてしまいます。そんななか、彼に救いの手を差し伸べたのが虎杖の「処刑人」に指名された乙骨憂太でした。 乙骨は死にかけている直哉に対し、「反転術式で治す代わりに虎杖の死を報告して欲しい」と提案。実は乙骨は五条に頼まれ、虎杖を助けるために暗躍。彼の死を偽装するために直哉に取引を持ち掛け、直哉はその条件を飲み死の危機から脱することができたのでした。
【ネットミーム】「人の心とかないんか?」の意味は?
妹の死により覚醒した真希の手で次々に殺されていく禪院家の人々。その凄惨な光景を目の当たりにした直哉は「人の心とかないんか?」と発言。確かに真希のしていることはひどいことですが、それまでに直哉がしてきたおこないを知っている読者は「お前が言うな」と総ツッコミ。 この強烈なインパクトを残した名言?はネット上で多く使用されるようになり、次第に人の心をへし折るような鬱展開などを評するネットミームに変化。原作を知らずにこの言葉を使っているひとがいたら、「これは禪院直哉のセリフなんだよ」と教えてあげましょう。
【心の一句】禪院直哉の辞世の句を考察
「ざけんなや 呪力が練れん ドブカスが」
真希による大ダメージと真希の母によるトドメで追い詰められた直哉。彼が死の間際に放った「ざっけんなや!!」「呪力が練れん!!」「ドブカス……がぁ!!」という一連のセリフ。これを読んだ読者が「これって5・7・5になってない?」と発言したことで大きな話題になりました。 確かにこれらの言葉を整理すると、「ざけんなや 呪力が練れん ドブカスが」と5・7・5に。これが辞世の句かはわかりませんが、ここには最後まで周囲を見下し罵詈雑言を吐き続ける、彼の人間性がよく表れています。
【憧れ】禪院直哉が伏黒甚爾に抱いていた感情とは
呪力を持たずに生まれ禪院家の「落ちこぼれ」として扱われていた伏黒甚爾。幼い頃の直哉は親から甚爾のことを聞かされ、「男のクセに呪力が1ミリもないんやって」とあざ笑い、「どんなショボくれた人なんやろ」と完全に見下していました。 しかし実際に対面したとき、直哉は大きなショックを受けることに。実物の甚爾はショボくれた顔ひとつせず、狂気を帯びたような眼でただ前だけを凝視。直哉はその様子を無言で見つめていましたが、そこから得も言われぬ迫力や恐怖を感じ取っているようでした。
「アッチ側に立つんは俺や」
直哉は覚醒した真希との戦闘で、「オマエやない!!アッチ側に立つんは俺や!!!」と心のなかで咆哮。そのシーンでは「アッチ側」に立つ人間として甚爾と五条の姿が描かれていました。 どうやら直哉にとって甚爾は五条と並ぶ「強さの象徴」であり、彼が追いつきたいと願う「憧れの存在」だったようです。
「僕も来たでこっち側」
禪院家の戦いで死亡したあと、呪霊として復活を遂げた直哉。覚醒した真希と対峙したとき、直哉は「僕も来たでこっち側」と発言。彼は呪霊になったことで今まで以上の力を手にし、「強い存在」になったとアピールしたのです。 しかしその後の戦いで直哉はあっさりと死亡。彼の得た強さはまがい物だったと証明されたのでした。
【Hey!筆頭】禪院直哉 DJ説について
そのクズっぷりや俳句発言などですっかり本作のイジラれポジションを確立してしまった直哉。 某掲示板では「ドブカスDJ NAOYA」とあだ名され、様々なネタを投稿されることに……。なかには妙にクオリティの高い直哉のラップやイラストまで投稿され、DJキャラも一部界隈にしっかりと定着。ここから派生して別キャラのネタにまで広がりを見せているようです。
【公式】禪院直哉の人気ランキングを紹介!実は愛されキャラ?
第1回 | 未登場 |
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第2回 | 10位 |
第3回 | 6位 |
これまでに3回実施されている本作の人気投票企画。第1回は未登場となっていた直哉でしたが、彼の初登場以降に行われた第2回ではなんと10位にランクイン!さらに第3回では6位にランクインし、その人気ぶりを見せつけています。 クズキャラをはじめ様々なレッテルを張られている直哉ですが、実は作中でも屈指の人気キャラ。人間性を疑いたくなる発言が多々あるものの、その負け犬っぷりで憎み切れないところがあるのも事実。さらにその「振り切ったクズっぷり」に魅力を感じているファンも多いのかもしれません。
【声優】禪院直哉を演じるのは誰?
アニメ版『呪術廻戦』には未登場となっている直哉。アニメ版に彼が登場したとき、その声を担当するのはいったい誰になるのでしょうか。直哉の特徴と言えば、やっぱりあの「京都弁」。 ファンのあいだでは『BLEACH』の関西弁キャラ・市丸ギンを演じた遊佐浩二や、同じく『BLEACH』に登場する関西弁キャラ・平子真子を演じた小野坂昌也がイメージに合うのではないかと囁かれています。またイケボで有名な大人気声優・宮野真守の名前をあげるファンも多いようです。
禪院直哉はイケメンだけど性格が最悪なキャラだった!
作中屈指のクズキャラ・負け犬キャラとしてその名を馳せる禪院直哉。 本編では死んでしまった彼ですが、アニメ版ではこれからの大活躍が予想されます。これを機に原作やアニメ版を再チェックし、直哉の今後の活躍に備えてみてはいかがでしょうか!