2025年10月16日更新

『呪術廻戦』禪院真依は願いを託し死亡した?初恋の相手や真希との最後のキスの真相に迫る

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呪術廻戦 禪院真依

アニメや映画も大人気となり、社会的ブームを巻き起こしている漫画『呪術廻戦』。 この記事ではサブキャラでありながら根強い人気を誇る禪院真依について徹底解説!プロフィールや強さについてはもちろん、気になる初恋相手や死亡説についてもしっかり考察していきます。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『呪術廻戦』禪院真依(ぜんいん まい)のプロフィール

呪術廻戦 禪院真依
©︎芥見下々/集英社
所属 京都府立呪術高等専門学校2年
階級 3級呪術師
誕生日 1月20日
身長 約170cm
術式 構築術式
好きな食べ物 ジャンクフード
声優 井上麻里奈

呪術高専京都校に所属する禪院真依(ぜんいんまい)。東京校に所属する禪院真希の妹にあたりますが、普段から真希を見下す発言をするなど、姉妹仲はあまりうまくいっていないようです。また姉以外にもどんどん皮肉を飛ばす強気な性格をしており、敵をつくってしまうこともしばしば。 初登場時は黒髪のショートボブが印象的でしたが、東京校との交流会では髪型がショートシャギーに変化。また作者である芥見下々が「高専じゃなきゃモテてた」と評するほどの美人であり、作中でもトップクラスの美女と言われています。

禪院真依が死亡?真希に託した思いとは

父親・禅院扇に敗北

死亡話 17巻149話

死滅回游編で呪具を回収するため禪院家に向かった真希。禪院家当主となった伏黒恵から呪具のしまわれた「忌庫」の立ち入り許可を得た真希ですが、忌庫には自身の父である禪院扇の姿が。しかも扇の背後には傷付き倒れている真依がいました。 なんと禪院家は真希と真依を「渋谷事変の犯人である五条悟解放を企てた謀反者」として殺害しようとしていたのです。これにより血を分けた親子による戦闘が開始されますが、実力者の扇に真希は敗北を喫することに。この戦闘の模様は148話・149話に詳しく描かれています。

真希に願いを託し死亡

呪術廻戦 禪院真依
©︎芥見下々/集英社

扇に敗北し満身創痍となった真希と真依。2人は呪霊たちがひしめき合う懲罰房へ落とされ、いつ殺されてもおかしくない状態に……。真依はボロボロになった体を無理矢理動かし、真希の心臓が動いていることを確認。「いつかこうなるんじゃないかって思ってた」とつぶやき真希に顔を近付けます。 すると真依の意識は真希のなかに入り込み、真希に対して様々な思いを吐露。そして真依は最後に「一つだけ約束して。全部壊して」と告げて静かに息を引き取ってしまいます。 目覚めた真希の手には一振りの刀が握られていました。真依は自身の呪力を振り絞り、構築術式により真希のための武器を作り上げていたのです。これにより真希の戦闘力は大幅に上昇。苦戦したはずの扇を一蹴し、他の禪院家の人間たちも打ち倒して、「全て壊す」という真依との約束を果たしました。

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天与呪縛と真依が作った釈魂刀とは?

呪術廻戦 伏黒甚爾
©︎芥見下々/集英社

天与呪縛とは「強大な力を持つ代わりに生まれながらに架せられた縛り」を指しています。真希は「一般人レベルの呪力しか持たない」代わりに、「常人離れした身体能力」を有している天与呪縛の対象者です。 ただ、呪術の世界では「双子をひとりの人間」として扱います。つまり、真希は呪力を持つ真依がいる限り「呪力を持つ者」と見なされてしまい、天与呪縛の力を100%発揮することができないのです。 真依はこのことに気付いていたようで、死に際に「呪力もなにもかも私が持っていってあげる」と発言。真希のなかにあるわずかな呪力を奪い、そのまま死ぬことを選択します。これにより、真希は一切の呪力を持たない、最強の肉体を持つフィジカルギフテッドとして覚醒したのでした。 さらに、真依は自身の命と引き換えに、構築術式で伏黒甚爾の愛用武器・釈魂刀のレプリカを作成。これは使いこなせれば「あらゆる物の硬さを無視し、魂さえも斬れる」という恐ろしい武器です。真希は真依が遺したこの刀を手に、禪院家の術師を一蹴しました。

禪院真依はなぜ真希にキスをした?

呪術廻戦 禪院真依

真依は死亡する直前、真希に顔を近付けキスをしました。その理由は明確になっていませんが、ストレートに読めば別れの挨拶、もしくは敬愛する姉への愛情を表現した行為と推測できます。 ただこの場面の直後に、2人は精神世界での対話をスタートさせていました。このことから、「キス=真希の精神世界に入るための儀式」という可能性が浮上。このキスには「互いの精神を繋ぐ」という意味合いがあったのかもしれません。

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【強さ】禪院真依の術式は武器の構築?

呪術廻戦 禪院真依
©︎芥見下々/集英社

真依の等級は「3級呪術師」であり、東京校に所属する釘崎野薔薇らと同じ等級となっています。 しかしながら真依は呪術師に対し否定的な部分もあり、その実力は作中でも低いレベルのようです。ちなみに身体能力も非常に低いと言われており、戦闘では後方支援が主な役割。その一方戦闘に銃火器などの近代兵器を取り入れるなど、他の呪術師にはない柔軟な思考を持ち合わせています。

能力は構築術式

呪術廻戦 禪院真依
©︎芥見下々/集英社

彼女の持つ術式は「構築術式」は、自分の呪力で物体を作ることができる優秀な術式となっていますが、そのぶん呪力消費量は激しく多用できないようです。 ちなみにこれにより作られたものは、術式終了後も残り続けるという特徴が存在。真依はこの術式により1日1つ弾丸を作り、普段はリボルバー銃を用いて戦闘に参加しています。

領域展開は習得していない

呪術廻戦 禪院真依

前述したように真依の実力は呪術師としてはまだまだと言っていいレベル。そのため呪術師の切り札と呼ばれる領域展開については習得できていません。戦闘では自身の構築術式と、銃火器のみを用いて戦っています。

禪院真依の弱さは双子であることに由来?

呪術廻戦 禪院真依

前述したように、呪術の世界では双子をひとりの人間として扱います。真依はこのせいで「真希の天与呪縛が中途半端なものになった」と推測していましたが、それが正しいのであれば逆もあり得るはず。 もしかしたら、真依は呪力を持たない真希の影響で、呪術師としての成長を阻害されていたのではないでしょうか。彼女が弱かったのは「双子だった」こと、そして「片割れが呪力なしの真希だった」ことが要因と推測できます。

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【恋愛】禪院真依の初恋の相手は伏黒恵?

呪術廻戦 伏黒恵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真希との戦いで、「初恋も術式もアンタに教えたことはない」と考えていた真依。それでは真依の初恋の相手とは一体誰なのでしょうか。 実は真依の初恋の相手について、公式のファンブックにて作者である芥見下々が「おそらく伏黒恵、次点で知らない人、大穴で真希」と発言しているのです。 そのため明確な答えではないものの、真依の初恋は十中八九伏黒だと考えて問題ないでしょう。

【過去】禪院真依の名家ゆえの苦悩とは?

本当は呪術師にはなりたくなかった

呪術廻戦 禪院真希
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

そもそも真依は呪力や術式に恵まれず、真希とともに家で冷遇されていたため「呪術師」という存在そのものを嫌っていました。しかしながら姉である真希は家を飛び出し、呪術師になるため呪術高専東京校に入学。そしてそんな真希に対抗する形で、真依は京都校に入学させられることに。 彼女は自分の意に反して、嫌悪していた呪術師として生きることになってしまったのです。

禪院家に生まれた苦悩

呪術廻戦 禪院真希
©︎芥見下々/集英社

姉妹校交流会の団体戦、真希と戦う真依は過去を思い出していました。 呪術界の名家である禪院家に生まれるも、能力が低く片方は呪霊すら見えない真希、真依姉妹。いつも呪霊が見え怖がる真依の手を引き、真希は先へ進みます。成長し“自身が禪院家の当主になる”という野望を抱えながら、家を出る真希。真依はそんな真希を見ながら「嘘つき、大っ嫌い」と呟きました。 戦いの後、「アンタが頑張るから私も頑張らざるを得なかった」と真希に話す真依。そして真依が「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの」と姉に問うと、真希は「あのままじゃ私は私を嫌いになってた」と返します。 それを聞いた真依は、小さい頃「絶対おいてかないでよ」と言う呪霊に怯える自分に、「当たり前だ、姉妹だぞ」と返す真希の姿を思い出していました。真依は雑用係でもいいから、真希にただ一緒にいて欲しかったのです。

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【活躍】禪院真依の登場シーンをまるごと振り返る!

姉妹校交流会

初登場からバチバチ?!京都高メンバーとして釘崎を挑発

真依の初登場は原作第16話です。姉妹校交流会目前、東京校を訪れた京都校の学長。その付き添いとして現れたのが、東堂葵(とうどう あおい)と真依でした。 真依は登場後すぐに虎杖を貶し、伏黒と釘崎を挑発します。そして東堂が伏黒に狙いを定めたのをきっかけに釘崎と舌戦を繰り広げた真依は、釘崎に銃を向けました。 真希が訪れたときには、釘崎はすでにボロボロでした。しかし真依の隙をついて体を固める釘崎。その後真希の言葉と東堂の私情で決着は持ち越しとなりましたが、真依の初登場はインパクトのあるものでした。

渋谷事変

京都校の生徒と共に偽夏油戦に参加

渋谷事変では京都校の面々と渋谷へ向かった真依。序盤では戦闘などに参加していませんでしたが、虎杖が偽夏油に襲われた場面で他のメンバーと共に登場しました。 ここで真依は普段のリボルバー銃とは違うライフル銃を用意し偽夏油を狙撃。攻撃は防がれてしまうものの、偽夏油は狙撃銃の使用を褒めたあと「術師相手であれば通常兵器は積極的に取り入れるべき」と語り、真依の戦術を認めるような態度を見せています。

死滅回游編

直哉との関係とは?

死滅回游のなかで真希は呪霊になった禪院直哉と対峙。ここでの会話で真希は「オマエが大人だったことがあんのかよ」と直哉を挑発しますが、これに対し直哉は「どうやろ。真依ちゃんに聞いてみよか」と返答しています。 この会話から直哉が真依に手を出していたのではと憶測が広がることに。真希を怒らせるための嘘という可能性もありますが、直哉の性格を考えると何があってもおかしくはないと思えてしまいます。

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【声優】禪院真依をアニメで演じるのは井上麻里奈

井上麻里奈

アニメで真依を演じるのは人気声優の井上麻里奈です。 これまで『スマイルプリキュア!』のキュアマーチや『天元突破グレンラガン』のヨーコ・リットナーなど、様々な人気アニメの主要キャラを担当。また近年ではマーベルの人気ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』で主人公シー・ハルクの吹き替えも務めています。

隠れた可愛さが話題の禪院真依!今後のアニメでの活躍に期待

呪術廻戦  禪院真依
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

毒舌家でありながら、その実仲間や姉を大切に思っている禪院真依。 原作の方では真希に思いを託し死んでしまいましたが、アニメの方では彼女の活躍する場面がまだまだ残っています。これを機に漫画やアニメを見直し、真依の活躍をチェックしてみてはいかがでしょうか!