2021年11月1日更新

『呪術廻戦』内通者の正体は誰なのか……?2人目以降の候補者を徹底考察【ネタバレ注意】

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』の作中で度々示唆される、内通者の存在。2021年10月現在で判明している事実だけでも、その存在が今後の展開に大きな影響を与えるとわかります。 1人はすでに判明したものの、他にも存在する呪術師サイドにいながら呪詛師や呪霊に協力する人物は誰なのか。本記事では内通者候補として挙げられる人物を紹介しながら、考察していきます。

そもそも内通者とは?【呪術廻戦】

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』では物語序盤から、“呪術師サイドの行動が呪霊側に漏れているのでは?”と疑うような出来事が多くありました。 実際に、五条悟(ごじょうさとる)が未確認の特級呪霊である漏瑚(じょうご)からいきなり襲撃を受けたり、虎杖達1年生のみが任務にあたった少年院に特級呪霊が出現したりする場面も。 つまり呪術師サイドの情報を呪詛師サイドにリークしている人物が存在すると考えられ、その人物を作中では「内通者」と定義しているのです。

1人目の内通者は与幸吉/メカ丸

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

2021年10月現在、1人目の内通者の正体は判明していますそれは呪術高専京都校所属の究極メカ丸こと、与幸吉(むたこうきち)です。 彼は禪院真希(ぜんいんまき)や伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)と同じ、天与呪縛の犠牲者でした。幸吉は彼女らとは真逆で、凄まじい呪力と引き換えに体の自由を奪われた人物です。彼は感覚のない下半身や、針に刺されたように痛む全身を真人の「無為転変」で治してもらうため、情報をリークしていたのでした。 また幸吉は偽夏油や真人と取引をする際、京都校の人間には手を出さないよう条件を出しています。彼は呪術高専を心の底から裏切ってはいなかったのです。 幸吉は体を治されたあと約束を破った真人と戦闘、敗北し無念の最期を迎えました。

もう1人の内通者の正体は?4名の候補者を理由とともに解説

2人目の内通者候補の条件

与幸吉が内通者だと判明した原作79話で、五条から内通者の洗い出しを託されていた庵歌姫(いおりうたひめ)が新情報を告げています。 彼女は「内通者は2人以上であること」「学長以上の上層部であること」を突き止めていたのです。呪術高専の情報を多く仕入れられ、何らかの理由によって呪詛師に加担する内通者。ここからは内通者候補の条件やキャラクター性から、怪しいと考えられる人物を4人紹介していきます。

候補者①:家入硝子

内通者候補の筆頭と言えるのは、呪術高専東京校の医師を務める家入硝子(いえいりしょうこ)です。家入は医師である立場上、高専内の情報であればほとんどを知ることができます。また彼女が怪しいと思われる1番の理由は、虎杖の復活を知っている数少ない人物であるためです。 両面宿儺(りょうめんすくな)によって虎杖が殺され、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)や釘崎野薔薇(くぎさきのばら)は深く落ち込みます。そして宿儺の反転術式によって生き返る虎杖。五条は伏黒達にすら虎杖復活を知らせず、その場にいた家入と伊地知に口止めをします。しかし呪詛師である偽夏油は、虎杖の復活を知っていたのです。 彼女は五条はもちろん、夏油傑の元同級生でもあります。高専内の情報通で虎杖の復活を知っていた家入が、内通者である可能性は高いでしょう。

候補者②:狗巻棘

呪術廻戦 狗巻棘
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪術高専東京校の2年生である狗巻棘も、渋谷事変終了後から内通者候補に挙げられる存在となりました。理由は彼が渋谷事変以降、1度も姿を現していないためです。 渋谷事変で狗巻は、左腕を切断する大怪我を負いました。しかし話や描写から察するに命に別状はないようで、意識もあるように思えます。大火傷を負った真希パンダが登場しているのに、彼が現れないのは少々不自然ではないでしょうか。 また彼の場合、心理描写が少ない点も内通者の疑惑を深めます。もしかしたら皆と普通に会話をしたい彼が、術式を消滅させることを条件に、偽夏油に加担しているのかもしれません。

候補者③:伊地知潔高

伊地知潔高(いじちきよたか)は、呪術高専東京校に所属する補助監督です。常に五条と行動を共にしており、彼に振り回される苦労人でもあります。 五条が漏湖に襲撃されたのは、夜蛾正道(やがまさみち)学長との会食に向かう道中でした。その会食場に向かう車を運転していたのが、伊地知です。つまり彼であれば五条を襲撃できる場所のリークが可能でした。 また伊地知は家入と同じく、虎杖復活を知る数少ない人物でもあります。五条の出張中に等級の高い危険な任務を、1年生の3人に与えていたのも彼です。少し意外性や衝撃には欠けますが、伊地知には怪しい要素が揃っていると言えるでしょう。

候補者④:学巌寺学長

最後に内通者候補として紹介するのが、呪術高専京都校学長の楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)です。彼は五条とは異なり、呪術界の保守派です。そのため多大なリスクを抱える、虎杖の生存をよく思っていません。つまり楽巌寺学長は呪詛師の目的である虎杖と五条を、そもそも嫌っているのです。 今回紹介した4人の中では唯一「学長以上の上層部」であり、五条の動向も把握できます。虎杖達の任務先の調整も可能と思われるため、疑われる要素は十分あるでしょう。 しかし彼は虎杖の生存を知らない様子でした。また楽巌寺学長は登場当初から嫌な雰囲気を存分に醸し出していたため、彼が内通者では衝撃があまりありません。

結局1番怪しいのは?ciatr編集部の見解を解説

ここまで読者の間でも多く名前が挙がる内通者候補について、怪しいと思われる理由を徹底解説してきました。その中でciatr編集部としては、やはり家入硝子が最も怪しいのではないかと考えています。 渋谷事変での一幕で、家入が自分の身を案じる夜蛾学長に「1人で大丈夫」と語るシーンがありました。それに夜蛾学長は、「真っ先にお前を殺りに来るぞ」と返します。戦いでは回復要員を最初に狙うのは定石です。また彼女は貴重な反転術式を使用する術師。1人になれば狙われるのは必然でしょう。 この違和感しかない会話も、彼女が監視の目を引き離そうとしているのならうなずけけます。しかし家入は呪術界上層部の人間ではありません。そのためもし現時点で1番怪しい彼女が内通者であったとしたら、他にも内通者が存在することになります。

もう1人の内通者が誰なのか不安……今後も本編が見逃せない!【呪術廻戦】

未だ不明な2人目以降の内通者の正体ですが、もし明らかになれば物語が大きく動き出すのは間違いないでしょう。また作中では内通者は2人以上と語られているため、3人、4人と存在する可能性もあります。 呪術界に牙を剥く内通者は一体誰なのか、今後の『呪術廻戦』からも目が離せません。