2025年12月12日更新

「ワンピース」ガーリング聖はクズで弱い?シャンクスの父親であり”ゴッドバレーの王者”の真実とは?

このページにはプロモーションが含まれています

AD

「ワンピース」フィガーランド・ガーリング聖のプロフィール

本名 フィガーランド・ガーリング
年齢 不明
身長 不明
所属 神の騎士団
出身地 聖地マリージョア
初登場 107巻1086話
声優 山路和弘 , 木下浩之(青年期)

天竜人のひとりとして登場した、フィガーランド・ガーリング聖。三日月のようなシルエットをした髪型とヒゲが特徴的な男性で、年齢は不詳ですが50代から60代ほどだと思われます。彼は聖地マリージョアの治安を守る、「神の騎士団」の最高司令官を務めているとのこと。 この組織は天竜人たちを守護するだけでなく、反乱分子への制裁も担っている様子。作中にはガーリング聖が「魚人族をかばった罪」を犯した罪人、ドンキホーテ・ミョスガルド聖の処刑を取り仕切っている様子が描かれていました。 このとき、彼はミョスガルド聖に対し、「ゴミをかばう奴」と厳しい言葉を投げかけています。その性格などは不透明な部分が多いものの、天竜人としての高いプライドと途轍もない冷徹さを持ち合わせていることは間違いなさそうです。

サターン聖の後任として五老星に昇格

ワンピースONE PIECE 五老星

1125話において、五老星の一角を担っていたサターン聖が死亡し、その後釜にガーリング聖が指名されたことが明らかになりました。 こちらのエピソードにおいて、ガーリング聖はパンゲア城にある「権力の間」に突如登場。怪訝そうな反応を見せる五老星のメンバーに対し、サターン聖が務めていた科学防衛武神の後任になったことを宣言します。

【血縁】ガーリング聖はシャンクスとシャムロックの父親

ONE PIECE FILM RED ルフィ シャンクス
ONE PIECE FILM RED (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

最新章「エルバフ編」を描く1137話に神の騎士団の現団長であり、ガーリング聖の息子でもあるフィガーランド・シャムロックが登場。続く1138話で、彼が「シャンクスの双子の兄」だと発覚しました。 これにより、ガーリング聖がシャンクスとシャムロックの父親であることも確定。シャンクスには以前から「双子説」や「ガーリング聖の息子説」が囁かれていたため、それらの考察が正しかったと証明されました。 ちなみに、シャムロックには「三つ葉のクローバー」という意味があるため、「他にもう1人、兄弟がいるのでは?」という気になる考察も存在。今後、新たなガーリング聖の子供が登場する可能性も0ではなさそうです。

AD

【悪行】ガーリング聖がクズと呼ばれる理由とは

ガーリング聖は一部読者のあいだで「クズ」「最低人間」など、何とも辛辣な評価を受けています。その理由はいったい何なのでしょうか。 実はこれまでの彼の行動には、常識では考えられない「クズっぷり」が詰まっているのです。ここからは、そんなガーリング聖の非道な行いを紹介していきます。

①魚人族を”ゴミ”扱い

107巻1086話で初登場を果たしたガーリング聖。彼は魚人族をかばったミョスガルド聖の裁判を担当しており、「ゴミをかばう奴はそれ以下だ」と発言。魚人族をゴミ扱いしたうえ、優しい心を持ったミョスガルド聖をゴミ以下と言い放ったのです。 この冷酷非道な言葉に、読者から「クズすぎる!」という意見が殺到しました。

②新入りとは思えない横柄さ

サターン聖の後任として五老星に昇格したガーリング聖。 彼は「共に世界を良くしよう同星達よ……!!」と対等の立場で語っていましたが、それを聞いたピーター聖は何とも言えない不穏な表情を浮かべていました。五老星はいきなり同列の存在となったガーリング聖に対し、不信感や嫌悪感を抱いているのかもしれません。

③シャクヤクを”発注”し妻を殺害

若かりし日のガーリング聖は、ゴッドバレーに住む赤髪の女性とのあいだに子供をもうけました。それにも関わらず、彼は自分にふさわしい妻を“発注”。これにより、「海賊島の宝」と言われる絶世の美女・シャクヤクがその候補者として拉致されてしまいました。 シャクヤクを妻にする目処が立ったガーリング聖は、なんと妻である赤髪の女性を躊躇なく殺害。人をモノのように扱う冷酷な行動に、読者からの非難が殺到しました。

AD

④完敗したロックスにトドメを刺しただけで王者面

シャクヤクを救おうとするロックス海賊団&ロジャー海賊団と、海軍&神の騎士団らが激突したゴッドバレー事件。ガーリング聖はこの騒動で活躍した「王者」と言われています。戦いのなかで大活躍した英雄と推測されていましたが、その真相が明らかになりました。 彼は事件のさなかにロックスに敗北。そののちロックスはイム様の術で暴走し、ロジャー&ガープの手で倒されることになります。ロックスは何とか生き延びましたが、そこにガーリング聖が登場。満身創痍になった彼にトドメを刺し、漁夫の利を得ることに成功したのです。 つまり、ガーリング聖はボロボロになったロックスを殺しただけで、活躍場面はほとんどなし。何の実績も伴わない「嘘っぱちの王者」と判明しました。

【強さ】ガーリング聖は弱い?能力や戦績について

ガーリング聖の実力や能力は明かされていません。ただ、若かりし頃から現在まで白い鞘に納められた剣を装備していることが判明済み。そのため、ガーリング聖は剣技を中心とした戦闘スタイルが得意だと推測できます。 さらに、彼はゴッドバレー事件における英雄として称えられているうえ、白ひげと交戦して傷を負わせた可能性まで浮上中。白ひげと互角以上の戦いをしたのであれば、四皇と同等かそれを上回るほどの実力を持っていてもおかしくないでしょう。 また、五老星の一角に任命されたことから、さらなるパワーアップを果たす展開もありそうな予感。実は、五老星にはイム様と呼ばれる人物から大きな力を与えられているという噂があります。ガーリング聖がこの力を手に入れたら、作中最強クラスの強さになってしまうかもしれません。

AD

弱いと言われる理由とは?

前述したようにかなりの強さと推測されるガーリング聖ですが、一部読者のあいだで「実はそれほど強くないのでは?」という意見があがっています。その理由となっているのが、ゴッドバレー事件の戦績です。 彼はロジャーたちにボロボロにされたロックスにトドメを刺しただけで、大した活躍をしていないと判明。強さの根拠となっていた「ゴッドバレー事件の英雄」という立場に、実力が伴っていないと発覚したのです。 それを考慮すると、ガーリング聖の実際の武力は低いという可能性も十分考えられます。もしかしたら彼は卑怯な手で名前を売ってきた、ただの卑劣漢なのかもしれません。

【元ネタ】ガーリング聖のモデルはガガーリン?

宇宙、星、銀河、ブラックホール、ワームホール、フリー画像

ガーリング聖のモデルは明かされていませんが、名前の類似性などからガガーリンが候補として挙げられています。ガガーリンは「地球は青かった」という名言で有名な、人類初の有人宇宙飛行達成者です。 ガーリング聖の見た目が三日月に似ている点、さらに星々の名を冠したメンバーが集まる五老星に加入した点を考慮すると、ガーリング聖とガガーリンは「宇宙」というキーワードで繋がってきます。ただ、「ガガーリン説はミスリード」と主張する声も多く、その他の説も多数囁かれているようです。 そのなかでも特に有力なのが「ガーリング聖のモデル=月」説です。彼の名前は月を表す「月輪(がちりん)」と似ており、前述したように顔のシルエットも三日月にそっくり。このことから、そもそも人間ではなく、月をモデルにしているのではと噂されているのです。 正解がなんにせよ、「月」や「宇宙」がガーリング聖に関する重大なキーワードなのは間違いなさそう。月は太陽の対であり、宇宙は太陽が属する場所。ガーリング聖は太陽の神ニカ(ルフィ)のライバルにも仲間にもなり得る、重要人物と推測できます。

AD

【声優】ガーリング聖を演じるのは山路和弘

山路和弘

アニメ版「ワンピース」でガーリング聖の声を担当するのは山路和弘です。1979年に劇団青年座に入団し、役者として活躍を開始。そののち声優としての活動もスタートし、『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二や『ワンパンマン』のシルバーファングなどを担当してきました。 また、海外作品の吹き替え声優としてヒュー・ジャックマンジェイソン・ステイサムに声をあて、数え切れないほどの有名作に出演しています。

過去の考察を紹介!数々の伏線が⋯⋯

本作にはガーリング聖にまつわる様々な伏線が散りばめられていました。ここからは特に重要度の高い伏線をピックアップし、それにまつわる過去の考察を紹介していきます。

【考察①】フィガーランド・ガーリング聖はシャンクスの父親

ONE PIECE FILM RED ワンピース フィルムレッド シャンクス
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

ガーリング聖にはかねてよりシャンクスの父親説」という噂が存在しました。まず、シャンクスが90巻907話において五老星と面会していたことから、「世界政府や天竜人と深い関わりがある」という説が浮上。 そののち、映画『ONE PIECE FILM RED』において、シャンクスがガーリング聖の血筋だと匂わされることに。さらに本作の特典において、シャンクスがゴッドバレー事件の中で、ロジャーに拾われていたことも明かされました。 作中にはガーリング聖が子供と一緒にゴッドバレーに来ていたような描写もあったため、「ガーリング聖=シャンクスの父親説」の信ぴょう性が大きく上昇。そしてエルバフ編において、ガーリング聖がシャンクスの父と確定したのです。

AD

【考察②】「子供たち」とは?シャンクスの他にも兄弟がいる?

ONE PIECE FILM RED ワンピース フィルムレッド シャンクス
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会 

ロジャーがゴッドバレー事件で強奪した宝の中に紛れてしまい、そのまま彼らの船で育てられることになったシャンクス。実はガーリング聖のとある発言から、「ゴッドバレーにはシャンクスと離れ離れになった兄弟がいる」という説が噂されていました。 108巻1096話に描かれたエピソードにおいて、ガーリング聖は「見ていろ子供達…」と発言。「子供達」と複数形で語り掛けていたことから、「シャンクスには兄弟がいる」という説が囁かれ始めたのです。 そして、1137話にシャムロックが登場し、続く1138話で彼がシャンクスの双子の兄と発覚することに。これにより、「シャンクスに兄弟がいる」という説が正しかったと証明され、しかもその兄弟が神の騎士団の団長だと判明したのです。

【考察③】白ひげの「あの野郎」とはフィガーランド・ガーリング聖?

白ひげ

本作でもトップクラスの実力を持つ猛者として、大活躍を見せていた白ひげ。彼は45巻434話においてシャンクスと対面し、「てめェの顔(ツラ)ァ見るとあの野郎から受けた傷が疼きやがる」という意味深な発言をしていました。 長らく「あの野郎」が誰を指しているのか不明のままでしたが、ここに来て「あの野郎=ガーリング聖」説が急浮上!白ひげがロックス海賊団の一員としてゴッドバレー事件に参戦していたと判明し、彼とガーリング聖が戦っていた可能性が出てきたのです。 もしガーリング聖に傷を付けられていたのであれば、息子と思われるシャンクスの顔を見て「傷が疼きやがる」と言ったのも納得がいきます。白ひげは過去にガーリング聖と対峙し、手痛いダメージを負わされたのかもしれません。

AD

今後はルフィの強敵に!?ガーリング聖の動向に注目

世界政府サイド最強候補のひとりとして、堂々たる姿を披露しているガーリング聖。 五老星の一角に任命されたため、今後は本格的にルフィと対峙していくと思われます。まだまだ明かされていない部分も多いですが、そのとんでもない強さを近いうちに披露してくれるはず。これからの展開に要注目です!

フィガーランド・ガーリング聖は過去にゴッドバレーで活躍した王者!

ガーリング聖は初登場時、ゴッドバレーという土地で活躍した王者」と紹介されていました。ここはかつて天竜人・海軍ロジャー海賊団ロックス海賊団が一堂に会し争った、通称「ゴッドバレー事件」が起きた伝説の島。どうやら彼は、この戦いで大きな戦果をあげていたようなのです。 この事件はそもそも天竜人による「先住民一掃大会」が発端となっており、ガーリング聖もハンター側として参加していました。詳細な内容は明かされていませんが、彼はそこで海賊たちとの戦いに巻き込まれ、激戦を繰り広げたものと思われます。 108巻には当時の一部始終が収録されており、そこには若々しく精悍な顔つきをしたガーリング聖の姿も描かれていました。ちなみに、所持している剣のデザインが現在と同じだったため、愛用の武器は長年変わっていないと推測できます。 また、エルバフ編のなかで描かれている「ロックスの過去編」において、ゴッドバレー事件勃発のきっかけがガーリング聖だったと発覚しました。当時の彼は自身にふさわしい妻を「発注」しており、その結果として絶世の美女として知られるシャクヤクが拉致され先住民一掃大会の景品にされてしまいます。 彼女はもともとロックス海賊団の拠点・海賊島で暮らしていたため、海賊団の面々がさらわれたシャクヤクを救おうと戦いを決意!さらにシャクヤクに惚れていたロジャーまで参戦し、多くの猛者が集う大騒動に発展していったのです。