『呪術廻戦』オマージュ一覧まとめ!本編からアニメOPまで元ネタを徹底比較

『呪術廻戦』は他の漫画からのオマージュが多い作品としても有名です。正式に元ネタに許可を取って流用しているものから、どう描いても別作品に似てしまったものまで。 ここでは本編に登場するオマージュシーンを解説するとともに、同じくオマージュが多いアニメ3期のOPについてもオマージュシーンを一覧で紹介します! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
- 極ノ番うずまき:伊藤潤二「うずまき」
- 与幸吉の姿:『るろうに剣心』志々雄真実
- 究極メカ丸:エヴァ初号機
- 11巻の七海の表紙:クロロの表紙
- 渋谷事変での虎杖の顔アップ:クロロの顔アップ
- 虎杖の真人黒閃シーン:ゴンのボマー戦闘シーン
- 虎杖が羂索の攻撃を受けるシーン:『BLEACH』朽木白哉と一護のシーン
- 虎杖への「指導ォ行くぞぉ」:『AKIRA』1巻のシーン
- 高羽史彦の格好:原田泰造センターマン
- 宿儺戦で見せた五条の笑顔:スラムダンク桜木と宮城の笑顔
- 27巻の高羽の表紙:ボーボボ1巻の表紙
- 高羽と羂索戦:オマージュ多数
- アニメ3期『呪術廻戦 死滅回游 前編』OP
- 『呪術廻戦』はオマージュが多すぎる?読者の評価は
- 『呪術廻戦』は芥見先生の漫画愛あふれるオマージュも楽しみ方のひとつ!
極ノ番うずまき:伊藤潤二「うずまき」

夏油傑(げとうすぐる)の生得術式「呪霊操術」の奥義・極ノ番うずまき。呪霊を圧縮した際、夏油の背後には人がねじれたうずまきが登場します。これは伊藤潤二のホラー漫画『うずまき』に登場するうずまきそのもの。 本誌掲載の際は限りなく似たデザインでしたが、単行本化の際にそのまま伊藤のうずまきのデザインに。関係各所から許可を得て、伊藤作品のうずまきがそのまま使われています。
与幸吉の姿:『るろうに剣心』志々雄真実

| 初登場シーン | 5巻38話 |
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究極メカ丸(アルティメットメカ丸)を操る中の人・与幸吉(むたこうきち)。5巻で初めて描かれた本体の姿は全身ぐるぐる包帯巻きの姿でした。ジャンプ作品で全身包帯キャラといえば『るろうに剣心』の志々雄真実(ししおまこと)です。 これに関しては作者が巻末にて、「どう頑張っても彼に似てしまった」とコメントしています。
究極メカ丸:エヴァ初号機

| 該当シーン | 10巻80話 |
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与の生得術式「傀儡操術」にて操る巨大傀儡・究極メカ丸絶対形態(モード・アブソリュート)「装甲傀儡 究極メカ丸 試作0号」は、彼自身が頭部のコックピットに乗り込み戦う、いわば巨大ロボットです。 シルエットはかなりエヴァ初号機を彷彿とさせます。アニメでは「エヴァ」や「グレンラガン」といった有名ロボアニメを連想させるような構図も多く、オマージュがてんこ盛りでした。
11巻の七海の表紙:クロロの表紙

| 該当シーン | 11巻 |
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『呪術廻戦』11巻の表紙はナナミンこと七海建人(ななみけんと)が、眼鏡を押し上げているイラストです。そして『HUNTERXHUNTER』の同じく11巻の表紙は、幻影旅団のクロロ=ルシルフルが口を手で覆っているイラスト。 「ハンターハンター」は芥見先生が好きな作品のひとつ。同じ11巻ということで、オマージュしたのでしょう。
渋谷事変での虎杖の顔アップ:クロロの顔アップ

| 該当シーン | 14巻120話 |
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宿儺が自分の身体を使っておこなった蛮行を目の当たりにした虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が絶望の末、戦うことを決意した際の表情。目から光が消えたアップの顔が、「ハンターハンター」クロロの怒りの末の絶望顔の描写と似ています。 顔に落ちる影の感じや瞳の描写が似ていますが、一般的な絶望の描写でもあり、あくまで似ている止まりかな?といったシーンです。
虎杖の真人黒閃シーン:ゴンのボマー戦闘シーン

| 該当シーン | 15巻132話 |
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虎杖がvs真人戦で黒閃(こくせん)を放ちます。その際の構図が、「ハンターハンター」で主人公のゴンがボマーことゲンスルーに対してジャジャン拳を繰り出し倒したシーンのものにそっくり。打ち込んだ際の画角や、その後の敵の倒れる様、コマ割りがかなり酷似しています。 どこまで意図した構図かはわかりませんが、オマージュ度は高めです。
虎杖が羂索の攻撃を受けるシーン:『BLEACH』朽木白哉と一護のシーン

| 該当シーン | 15巻133話 |
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虎杖vs偽夏油=羂索(けんじゃく)戦は、芥見先生が多大な影響を受けている『BLEACH』の主人公・黒崎一護(くろさきいちご)と朽木白哉(くちきびゃくや)戦にそっくりです。 虎杖が羂索の術式によって高所から叩きつけられて、血みどろになりながら這いつくばるシーンは、一護にかなり重なります。
虎杖への「指導ォ行くぞぉ」:『AKIRA』1巻のシーン

| 該当シーン | 19巻163話 |
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「死滅回游」編序盤に描かれた中学時代の虎杖の回想シーン。高校生のいじめ現場に遭遇した虎杖が、それを止めに入ると、モブ高校生が「指導ォ行くぞ」と殴りかかります。これは『AKIRA』の1巻の有名なシーンのオマージュです。 ちなみにアニメで金田役を演じた岩田光央は、本作では伊地知役を演じています。
高羽史彦の格好:原田泰造センターマン

| 該当シーン | 17巻146話 |
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高羽史彦(たかばふみひこ)のコスチュームは、彼自身が敬愛していると明言している通り、原田泰造が『笑う犬の冒険』というコント番組で披露したキャラクター・センターマンです。 名乗りのセリフや格好をまるっとオマージュ。虎杖がうっかりセンターマンと口にしようとした際は、慌てて髙羽が止めていました。
宿儺戦で見せた五条の笑顔:スラムダンク桜木と宮城の笑顔

| 該当シーン | 26巻231話 |
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五条悟vs宿儺戦。五条が「薄ら笑いはお互い様」といって「イッ」と作り笑いをするシーンがあります。これは「スラムダンク」がオマージュ元で間違いないでしょう。 「スラムダンク」では桜木花道と宮城リョータがお互いの合図として「イッ」と変顔をするシーンがあります。五条の薄ら笑いも効果音が「イッ」となっています。
27巻の高羽の表紙:ボーボボ1巻の表紙
| 該当シーン | 27巻 |
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センターマンもそうですが、髙羽はわかりやすいオマージュが多いですね。27巻で表紙を飾った際は、『ボボボーボ・ボーボボ』1巻をオマージュしています。配色やポーズも「ボーボボ」を意識したデザインです。 髙羽の理不尽ギャグを繰り出す芸風は、「ボーボボ」にぴったり。かなり同作にインスピレーションを受けたキャラなのでしょう。
高羽と羂索戦:オマージュ多数

髙羽と羂索の一騎打ちという名のお笑い合戦が繰り広げられました。まず副題「バカサバイバー!!」は、「ボーボボ」アニメ主題歌「バカサバイバー」が元ネタ。歌詞にあわせてサブタイトルも変化していきました。 このエピソードはざっと30以上のオマージュが散りばめられています。実在するオードリーやサンドウィッチマンといったお笑い芸人のネタから、『遊☆戯☆王』や『幽☆遊☆白書』、「ハンターハンター」といった漫画ネタまで、無数に楽しめる回です。
アニメ3期『呪術廻戦 死滅回游 前編』OP
| 0:24~ 真希の浮世絵 | 歌川国芳「本朝水滸傳剛勇八百人一個 膳臣巴提使」 |
|---|---|
| 0:24~ 乙骨の浮世絵 | 歌川国芳「甲越勇将伝 二十三 武田家廿四将 三討死之内諸角豊後守昌清」 |
| 0:39~ キャラが横並びになりディスプレイが並ぶ | 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』のOP |
| 0:52~ 虎杖・羂索 | エゴン・シーレ「Dead Mother I」 |
| 0:52~ 禪院真希・真依 | ピーテル・パウル・ルーベンス「眠る二人の子供」 |
| 0:52~ 夜蛾・パンダ | クロード・モネ「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」 |
| 0:52~ 日下部の妹とタケル | ケーテ・コルヴィッツ「子供を抱く母」 |
| 0:55~ 真希と真依の母 | ムンク「叫び」 |
| 0:56~ Y字路 | 横尾忠則の「Y字路」シリーズ |
| 0:57~ 血まみれの裁判官 | オノレ・ドーミエ「3人の裁判官」 |
| 1:01~ 黒沐死・乙骨 | クリムト「接吻」 |
| 1:18~ 禪院家 | プリキュア |
| 1:24~ 真希 | ジョン・エヴァレット・ミレイ「オフィーリア」 |
オマージュの多い原作なので、オマージュの多いアニメOPとも親和性は抜群。とくに西洋絵画のオマージュが多く、絵画の制作背景や表現するものを調べていくと、オマージュ意図が見えてくるかも。制作者の思いを考察してみるのも、このOPの醍醐味でしょう。
『呪術廻戦』はオマージュが多すぎる?読者の評価は

この決めコマはオリジナルの構図で読みたかった!というシーンはたしかにありますが、漫画やアニメが好きだという人には気づくと「おっ」となるシーンが満載。芥見先生が「既視感も楽しんで」とコメントしていたように、広い心で楽しんでいる読者がほとんどではないでしょうか。 今度は『呪術廻戦』が大ヒット作としてオマージュされる側に。オマージュに気づけるよう、続編とあわせて読み込んでおきたいところですね。
『呪術廻戦』は芥見先生の漫画愛あふれるオマージュも楽しみ方のひとつ!

『呪術廻戦』のオマージュについて代表的なものをピックアップして紹介しました。オマージュが多いということはそれだけ少年漫画の王道が楽しめる作品だということ。完結した続編やアニメ、そして元ネタとあわせて多角的に本作を楽しんでみてはどうでしょうか。















